[ activity ] の記事一覧

2019.08.27

2019年後期に向けて

こんにちは、かわいです。


2019年後期の準備をしながら、前期も一区切りしつつあることを感じます。

一息つきながら、後期に向けてのことをつらつらと。


 (kawai)20190807_3

課題も少なくなく、次々とやってくる新たな状況に負けそうな時もあります。
スポーツ健康科学部・研究科の学生の皆さん、教職員の皆さんと手を取って
進んでいければと思います。

後期からは、学習科学論など新しい科目も始まります。
後期のブログではそれらの科目の学びも紹介できればと思います。

なんといっても、4回生が卒業論文を書きます。彼らの人生の糧になる
よう挑戦と支援を送りたいと思います。

8月末には、全国の大学で学生支援に取り組む職員さんの研究会で
講演をする予定です。

引き続き、よろしくお願いします。

かわい

2019.08.26

佐川美術館

 みなさん夏休みは如何お過ごしでしたでしょうか?
 災害級の猛暑があり、台風がありました。
 元気に、充実された休暇であったと願っております。

 私の方もおかげさまで、しっかりと充電することができた夏休みでした。
 諸々ありましたが、ひとつ紹介しますと、

 守山市にある佐川美術館に行って参りました。落ち着いた美術館です。今回は、特別企画展示として、
『名刀は語る 美しき鑑賞の歴史』 がありました。
   
   [aikoa]20190826

日本刀は武器でもありますが、それを持つ武士にとっての精神のよりどころにもなっており、ひいては日本の精神文化にも影響を与えているものと考えられています。さらには、その見事な美しさは、美術品としても高く評価されています。
「鎬(しのぎ)を削る」 「鐔(つば)ぜり合い」「付け焼き刃(やきば)」 など刀にまつわる言葉も多くあります。

各国に、刀はありますが、その形状、製造過程、仕上げなどにはそれぞれの特徴があります。そのあたりは、各国の歴史的背景の影響があるのかもしれません。比べてみても面白いところです。

 いずれにしても、刀は武器としてこれから使われることはなく、美術品、文化を伝えるものとして受け継がれることを願っています。

 常設展示として、平山郁夫さんの絵、佐藤忠良さんの彫刻、樂吉左衛門の陶器があります。平山郁夫さんのシルクロード、平和への祈りの風景を描いた作品もとても素晴らしく、いつも情感を刺激してもらえます。
 芸術はありがたいものです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
いよいよ本年度の後半となります。多方面の課題もありますが、引き続きしっかりと進めて参ります。
【忠】

2019.08.25

国立国語研究所

お盆休みも終わりましたが、
みなさまいかがお過ごしですか?

先日、国立国語研究所 (National Institute for Japanese Language and Linguistics) 
を訪問してきました。

国語研は、その名が示す通り、日本語や日本語学を研究する
国立の (そして唯一の) 研究所です。

国語研の建物は、著名な建築家である 
槇 文彦氏がデザインしたもので、
全面ガラス張りの非常におしゃれな外観をしています。

 (atsushi)20190818-01

現在進めている研究でたいへんお世話になっている先生が
国語研におられて、今回、研究結果の解析について
打ち合わせを行うため、訪問してきました。

今回は日帰りの訪問だったので、慌ただしい訪問となり、
かつ予想通りの研究結果とはいかず、
残念な結果に終わりましたが、
また秋学期の研究で頑張りたいと思います。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.08.24

ゼビオアリーナ仙台ご訪問と市場調査 in 仙台

お盆の真っただ中、ゼミ合宿で仙台を訪れてきました。
まずは、ゼビオアリーナ仙台にご訪問してきました。
Apollo先生がご紹介してくださったこともあり、大変丁寧にアリーナについてご説明をしていただきました。
Bリーグ(プロバスケットボールリーグ)は、エンタテインメント性の追求を一つの使命として掲げています。
スポーツ観戦市場では、試合の提供だけではなく、アリーナでの演出による楽しみの提供が一つのキーコンテンツです。
2012年に竣工したゼビオアリーナ仙台は、先駆的にデジタル演出を用い、エンタテインメントの提供を可能にしてきた施設です。

(ゆ)20190824-1


ここは多目的アリーナですので、スポーツだけではなく、様々なイベントが開催されます。
訪問日の翌日も人気アイドルグループのライブが予定されていました。
学生たちがそのお話を聞いて何故かソワソワしていました。


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ご訪問後は、仙台でのメインイベントの一つである、卒業論文に向けた調査を2つ実施してきました。
2つとも質問紙を使ったいわゆるアンケート調査です。
一つは、街中にいらっしゃる東北の方々にお声がけをして、アンケートをお渡しし、回答していただくものです。
回答してくださる方にとっては、歩いているところに知らない者に呼び止められ、アンケートを依頼されるわけです。
そのため、調査を実施する方にとっては非常に難易度の高い調査になります。
もう一つは、スポーツツーリストに対する調査です。
スポーツ観戦を目的に仙台を訪れたツーリストであり、かつ既に宿泊施設に滞在した人が調査対象になります。
まずは条件にあう方々を探すのがとても難しく、その上で、アンケートにお答えいただけるかをお伺いしなくてはなりません。
そのため、こちらもまた非常に難易度が高い調査です。
調査責任者である2人の学生は、仙台での調査実施に向けて、夏休みが始まってからも頻繁に研究室に通っていました。

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合宿に参加したその他7人もまた、仙台では自分ごとのように調査員として活躍してくれました。
状況によっては10人に声をかけて1人協力していただけるかどうかです。
2日目も朝から夕方まで空いている時間でを見つけ、それぞれ難易度の高い調査に、互いに知恵と知識を提供しあって取り組んでいました。
私も調査員として参加しましたが、学生たちの協力体制と取り組みの力強さに驚きました。
調査責任者の2人は、ゼミの仲間が協力してくれて収集できたデータをとても大事に扱っています。
非常に暑い中、朝から晩まで歩き続けて疲れているはずなのに、それぞれから笑顔があふれていました。


写真はゼビオアリーナ仙台と調査の様子
撮影:ゆ+ゼミ生
写真の無断転載はご遠慮ください

#調査にご協力くださった東北の皆様、御礼申し上げます。
#来週もゼミ合宿の様子を報告します。
#8月の一日平均歩数が10,000歩近いです。
#楽しく学びまじめに遊ぶ

2019.08.23

猫の話

みなさん、こんにちは、嶋村です。暑い日が続いたと思ったら、今度は雨の日が多い。。。なんか早くも秋雨の時期らしいですが、僕個人としては早く秋・冬になって欲しいです。


今週もこれと言って書くことがないのですが、実家の猫の話を少ししたいと思います。先週末実家に帰ってきました。何度か話したことはあるかも知れませんが、僕の実家は奈良でして、昔平城京があったところに住んでいます。ちなみに今は平安京があったところです(笑)。


まあどうでもいい話ですが、僕は猫派です。今のマンションではペットを飼うことができないのですが、実家には猫(オス)が1匹います。スコティッシュフォールドという種類の猫で、結構ぽっちゃりしています。もう今年で 10 歳で、人間で言うと 60 歳近いのでだいぶおっさんです。それで彼がうちにやってくる前にアメリカンショートヘアーがいて(たしか)16 年生きて天国に旅立って行きました。亡くなった日のことをよく覚えていて、僕がまだ日本の大学院にいた時でした。修士2年目でその日は、動物の葬儀屋さんが亡くなった猫を引き取りに来たのを見届けてから大学に行きました。とても悲しかったのですが、なんの縁かわかりませんが、その日に今の奥さんになる人と出会いました。なんか不思議なもんですね。それで、修士論文の謝辞に「亡くなった猫に捧ぐ」的なことを書いたのですが、修論の口頭試験の最初の質問が「君は猫が好きなの?」だったことも覚えています。


実家の母も猫好きでして、結局アメリカンショートヘアーが死んでしまってあまり間をおかずに、今の猫が実家にやって来ました。そのタイミングでうちの奥さんと付き合い始めたので、今年で奥さんと 10 年一緒にいることになります。長いようで短い感じですね。


まあ今日はそんな感じで。またまた。

2019.08.22

日本語の勉強を頑張っています!


「日本語は、難しいよ~」「敬語の使い方が、めっちゃ難しいよ~」と話す馮吉爾(ヒョウ 大学院博士前期課程)さん。

日本に来て、まだ5ヶ月目の中国からの留学生です。

中国にいる時、独学で日本語を勉強しました。

「読んで書くことは、かなりできるようになったけど、話すことが難しいよ~」と言います。

女子大生のように、可愛い日本語で話すようになりたいと。


(AAoka)2019.08.22-2

 

中国で、どのように日本語を学んだの?と聞くと、日本のアニメ(ワンピ-ス)で勉強したそうです。

彼女にとって、アニメは日本語学習の最高の教材だと言います。

漫画で、場所、雰囲気を見ながら使われている言葉を学ぶそうです。

女の子のキャラクターが話す日本語を頑張って覚えているのだけど、先輩方や先生と話している時、仲のいい仲間と話すような話し方(タメ口)になってしまい、「そこは、〇〇のように話す方がいいですね」と指導されています。

 

馮さんとの共同研究で、データ分析をサポートしている亀井誠生さん(BKC社系研究機構研究員)は、「馮さんは、たった5ヶ月でこんなに聞き取れて話ができることは凄い!」と褒めています。

私は亀井さんといつも話すのですが、「正直に言って、俺たちの日本語は変だよね! 関西弁、京都弁、草津弁?」「俺たちが、女子大生が使う可愛い日本語指導ができるのかな?」と不安を持ちながら、「馮さん、この言葉の最後の“よ”を使わない方が、可愛い感じかな~」と伝えています(笑)。

 

今週末は、研究室仲間らと四川料理のランチに行き、中国の文化・スポーツ事情を教えてもらってきます。

馮さんは、「京都は、ヒトが少なくて良い町だよ!」と言いいます。

「エッ マジ?」 さすが2630万人が住む上海出身者ですね。

 

nao

 


2019.08.20

教学実践フォーラム

こんにちは、かわいです。


「論理的思考力・探究心」を育てるアカデミック・ライティング

― 言語の枠を超えた「書く」指導のあり方 ―

 (kawai)20190807_2

というフォーラムが催されました。ライティングは、大学教育に携わる

人の共通の関心事で、会場は非常に盛況でした。


議論は盛り上がるのですが、どうすれば、学生たちが

「論理的思考力・探究心」を育てるアカデミック・ライティング

ができるようになるのか、という点については、難しい課題だという

点より先に進めませんでした。


報告があった社会科学系の学部では、基礎演習25クラスで

学部の教員が共通の素材を用いてアカデミック・ライティングを

教えておられます。1つの科目だけでなく、複数の科目で、

さらには正課内だけでなく、正課外でもライティングをサポート

していくことが大事だという方向で議論がまとまっていきました。


大事なことは、

第一に、学部として学生にライティングの型を提示し、

それがマスターできるような機会を構造的に用意していくことだと

思いました。

その前提の上で、第二に、学生にフィードバックを行なっていくこと

が重要だと思います。今年度、2回生向け科目で、担当されている先生と

連携して、学生のレポートにフィードバックをしたところ、学生たちの

反応は上々で、いい機会になったようです。


効果的にフィードバックを設けることで、彼らのアカデミック・ライティング

の力を向上させることができるかもしれません。それはさらに、探究・研究

の基礎ともなることでしょう。


いい循環が回るにはどうすればいいのか、悩ましい課題です。



かわい



2019.08.19

スポ健同窓会in東京

立命館大学スポーツ健康科学部ならびに大学院同研究科は、来年2020年に10周年を迎えます。
10年ひと昔といわれるように、月日の経つのは本当に早いですね。

物事、事業の節目は大事で、これまで積み上げてきたことを確認して、現在の到達点、課題を見据えた上で、これからの未来を見定める必要があります。その節目の10年を、関係してもらった皆さんと共にお祝いすると共に、今後に向けた色んな意見、期待の声をいただく機会としたいと願っています。

そのためには、スポーツ健康科学部、大学院スポーツ健康科学研究科が社会に送り出した卒業生、修了生から忌憚のない意見をもらうことが極めて重要です。同時に、卒業生、修了生同士で、交流してもらう中で、スポ健を振り返ってもらい、未来志向のエールをもらえればと考えて、
 
下記のように、10周年のプレイベントとして、東京での同窓会を企画しました。
ちょうど、体力医学会の最終日、スポーツ教育学会の前日である

日時:2019年9月21日(土)16時~18時
場所:TKP東京駅前カンファレンスセンター(予定)
参加費:2000-3000円(予定)
今後の10周年の案内も登録してくれたメールアドレスに送りますので、
今回の参加、不参加に限らず、下記に入力をしてもらえるとありがたいです。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf87KY8LyEek_saxamG7cpyUosd14GZLee9A5FZ4LzZlyIzow/viewform?usp=sf_link

今回の同窓会の詳細は、参加人数が確定しましたらお知らせします。

また、今回の運営幹事として、写真の卒業生に手伝ってもらっています。

 

もし、
「運営スタッフとしても手伝うよ!」という卒業生、修了生は、是非お知らせ下さい。

また、同窓生のみなさん、上記の情報を多くの同級生、先輩、後輩にシェアしてください!

10周年の企画も順次始まっております。記念式典、シンポジウムのメインの企画は、
2020年9月19日(土)@BKC

となっていますので、卒業生、修了生のみなさんは、今からカレンダーに予定を入れておいてください。その他、10周年企画については、順次、学部のHP、FBなどでも紹介します。引き続き注目ください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
8月16日に、京都五山送り火がありました。お盆で帰ってきた先祖の霊をお送りする行事です。
帰り道が分かりやすいように、山に火を焚いて、その道筋をしらせる、という言い伝えもあるようです。
 これまでの先祖、先達への感謝と共に、これからを考える時間となりました。
 

【忠】

2019.08.18

大学図書館について

お盆休みの終わりに台風10号がやってきましたが、
みなさまのご家庭は大丈夫でしょうか?

先日、久しぶりに映画館に行ってきました。
今回観た映画は、「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」
というタイトルの映画で、ニューヨークにある官民協働の
巨大図書館を扱ったドキュメンタリーです。
http://moviola.jp/nypl/

 (atsushi)20190825-01
(https://www.iwanami-hall.com/movie/ より引用)

その映画を見ながら、図書館がただ単に本を蔵書するだけでなく、
ニューヨーク市民の結節点として重要な働きをしていることに
非常に感銘を受けました。

私は昔から本が好きだったので、
今でもよく大学の図書館に行くのですが、
今では、グループ学習できる部屋が出来たり、
データベースがオンライン化されていたりと
自分が学生の頃とはずいぶん違っているところもあります。
ただ書籍や雑誌を読み、学習するという点では、
昔と変わらず、図書館に行くとでほっとします。

現在、夏休み期間ですが、中学生や高校生の方も
申請をすれば、立命館大学の図書館を利用することが出来ます。
https://www.ritsumei.ac.jp/library/news/article.html/?news_id=696

オープンキャンパスとはまた違う、大学の魅力を知って頂くために、
ぜひ立命館の図書館を利用してみてください。
きっと「知」とは何かを感じられる機会になると思います。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.08.17

ラグビー観戦者調査 in 花園

先週は、アジアスポーツマネジメント学会への参加報告をさせていただきましたが、
その前後、2つの観戦者調査を花園ラグビー場で実施してきました。

一つは、8月3日に開催された日本代表対サモア戦です。
サモアは、ワールドカップ期間中に花園で2試合を戦います
3日の調査は、大阪体育大学の藤本先生に取り仕切っていただき、大阪国際大学の舩越先生も参加されました。
立命館大学のスポーツ健康科学部からは、5人の学生が調査員としてデビューしました。
ちょうどオープンキャンパスと重なり、また部活動で参加したくてもできない、という声も聞かれました。
私もApollo先生に担当を代わっていただくなどご迷惑をかけてしまいましたが
たくさんの活動の選択肢があることはとても大切だと思います。
(それにしてもApollo先生、申し訳ありませんでした)

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そして、もう一試合は8月10日に開催されたトップリーグカップ戦の決勝です。
10日の調査は、博士課程で同じ研究室であった京都先端科学大学の足立先生とともに取り組みました。
足立先生は立命館大学の産業社会学部の卒業生でもあります。
博士課程で私たちをご指導をくださった松岡先生も駆けつけてくださいました。
スポーツ健康科学部の1回生から4回生まで、13人と、足立先生のゼミの学生さん2人が参加してくれました。
3日の日本代表戦と同様、10日の観戦者調査には、学年や領域を問わず参加し、参加者からは他大学との交流も有意義であるという声が上がっています。

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トップリーグカップ戦の決勝に話を戻すと、トップリーグそのものはプロリーグではなく、いわゆる企業スポーツの色が濃いリーグです。
今回は関西圏に本社を置く2チームが決勝に進出してきました。
今年はワールドカップの影響もあり、これまで以上に国際試合が開催され、またトップリーグのスケジュールが変更になっています。
今ラグビーのドラマが放送されていることもあり、ラグビー熱も高まってきています。
3か月後には、ワールドカップも終わります。重要なのはそこからでしょう。
2015年のワールドカップにおける歴史的勝利をきっかけにラグビーの観戦者調査が始まって4年余になります。
これまで調査をお手伝いしてくれた学生たちの多くが、調査員デビューが初のラグビー場、ラグビー観戦でした。
ルールも知らなかった大学生たちが、調査をきっかけに「自分がかかわったラグビー」というように捉えてくれています。
ワールドカップをはじめ調査に関わった学生たちが試合結果などを気にしてくれれば、それはそれで一つのレガシーなのだと思います。


写真は花園ラグビー場での様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#国民的アイドルも来場
#学生が震えて喜んでました
#ワールドカップ開催まであと1か月
#「一生に一回」じゃなく「一生に何回でも」
#酷暑の中、お疲れさまでした!