[ activity ] の記事一覧

2019.05.30

美味しいSDGs

<RecO便り163> 

今週、忠先生からもご紹介のあった、エキスポーツにて「 スポーツ×健康×SDGsを<食>から考える」と題したセミナーを3人のゲストを迎えて開催しました。

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まず、行政の立場から、滋賀県庁農政水産部の食のブランド推進課 M様から「おいしがうれしが 健康しが、滋賀めしの取り組みとSDGs」について。

続いて「米を科学する! SDGsとお米の役割」とについて、お米のスペシャリストである、東洋ライス株式会社 K様。
最後に、大豆のスペシャリスト、京都の穀物問屋株式会社松尾商店のM様から「<ソイリーツ>の取り組みとSDGsの関連」についてお話。

ご参加の皆様には、ロウカット玄米、金芽米、ソイリーツの試食と試供品の提供もいただきました。

その後のパネルディスカッションではサスティナブルウィーク実行委員会委員長でもある、スポ健3回生K君と滋賀県SDGsハブ担当のK様もご参加。

それぞれのスペシャリストからの話は深く、そしてSDGsに対する考え方、取り組みは、とても具体的で、きっとご参加の皆様にとって、SDGsが美味しく身近に感じられたセミナーになったと思います。

 ご参加頂いた皆様、ご登壇頂いた皆様、そして運営スタッフの皆様、暑い中でしたがとても有意義な時間を作っていただき、ありがとうございました。

ab


2019.05.29

10th記念ロゴ始動

Hassy@アメリカスポーツ医学会(ACSM)です。

フロリダに来ています。
この学会の様子は次週にでもお伝えできると思います。

さて、先週もお伝えしましたが、来年は学部・研究科開設10周年ということで、
それに向けて盛り上がっていこうということで、記念イベントを教職員を中心に企画しています。
そのなかで、ロゴを作ることになり(ここまでは一般的ですが)、絵心のない私がとりまとめることとなり(大丈夫?)。。。
ともかく、センスある皆さん(教職員・学生)にアイデア募集し、グーグル投票なるものを職員さんにお願いして、そして、、ついに決まりました!
 (th)20190529-logo
考案者のSummerShine先生とそれをブラッシュアップしてくださった職員のMさんに心より御礼申し上げます。また、関わってくださったすべての方にも感謝!

実際、ポスターに貼り付けましたが、いい感じです!
今後、学会やセミナー等ではご注目ください。

2019.05.28

立命館宇治中高との協働

こんにちは。かわいです。


立命館宇治中高は、全国で10校の「WWL」基幹校に本校が選ばれました。

https://www.ujc.ritsumei.ac.jp/ujc/news/detail.php?eid=03034



 (kawai)20190522

(写真は、学校案内の一部です。)



WWLは、イノベーティブなグローバル人材の育成に向けた学際的・国際的カリキュラム開発の

推進事業です。


文部科学省:2019年度「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」の採択機関について(2019年4月3日)

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/1415094.htm


私は2014年頃から立命館宇治高校の酒井先生の進める取り組みをご一緒してきた

関係で、今回のWWLの取り組みもご一緒することとなりそうです。

22日水曜日に教頭先生の上杉先生と打ち合わせを持ち、今後の方向性や可能性

についてアイデア出しをいたしました。


スポーツ健康科学部・研究科にも立宇治出身の学生さんは多く、こういった連携が
いい相乗効果を産めればいいなあと思っています。

この先、実際の授業を見学しての検討会も予定されています。
そちらの様子も報告したいと思います。

かわい



2019.05.27

エキスポーツ2019

先週末は、非常に暑い日でした。35度の猛暑日を観測したところもありました。

    

そんな中、昨日の日曜日に、BKCのスポーツ健康コモンズを中心に、
エキスポーツ2019
が開催されました。

    
    
    

この間、SDGsの達成に向けて取り組んでいる、学生団体
立命館大学 Sustainable Week実行委員会

と、新しい技術開発と社会実装からSDGsへ貢献している
  立命館大学COI(アクティブフォーオール拠点)
がコラボした企画です。

    
    
    

暑い一日でしたが、
スポーツ、食、大学の研究成果 を体験的に学びながら、SDGsへの理解を深めてもらい、その達成に向けた具体的な行動に繋げるものになったと実感しています。

    [aikoa]20190527-8
 
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
 おそらく、本日の新聞には、立命館大学野球部、リーグ戦優勝の文字がでていると確信しています。昨日の試合に勝って(試合結果前にブログをかいていましたので、結果はみていません)。
 神宮での全国大会を楽しみにしています!

2019.05.25

KANSAI CLASSIC 2019

先週の土曜日は、久しぶりに京セラドームに足を運びました。
毎年この季節になると、大阪唯一のプロ野球団、「オリックス・バファローズ」はKANSAI CLASSICというイベントを開催します。
かつてパ・リーグには、大阪の難波に南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)、
藤井寺市に近鉄バファローズ、西宮市に阪急ブレーブス(オリックス・ブルーウェーブ)というチームがありました。
ここにセ・リーグの阪神タイガースを加えると、大阪府と兵庫県に鉄道会社を親会社にするプロ野球チームが4チームもあったわけです。

1989年に阪急ブレーブスは、オリックス・ブレーブスとなり、南海ホークスは福岡ダイエーホークスとして福岡移転しました。
オリックス・ブレーブスは、オリックス・ブルーウェーブを経て、2004年に大阪近鉄バファローズと合併し、現在のオリックス・バファローズと移りかわってきました。

KANSAI CLASSICは、オリックス・バファローズが歩んできた歴史における特定の年代に焦点を当て、
当時活躍した監督やコーチ、選手をゲストに招き、現役選手が当日のユニフォームを着用して試合に臨むイベントです。
今年のKANSAI CLASSICは1999年に一年間だけ使用されていた大阪近鉄バファローズのビジターのユニフォームと
1970年から1971年に使用されていた阪急ブレーブスのホームユニフォームが採用されてます。

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福岡ソフトバンクホークス戦では、ソフトバンクホークスも1970年から1971年に用いられたていた南海ホークスのビジターユニフォームを着用して試合が開催されます。
「オリックス 対 ソフトバンク」なのですが、「阪急 対 南海」でもあるわけです。

KANSAI CLASSICの開催時は、色々なイベントや限定グッズが販売され、独特のにぎやかな雰囲気があります。
その独特感をもたらしているのは、往年のファンの方々の存在かもしれません。
KANSAI CLASSICでは、年齢層は高いものの、阪急、南海、近鉄のユニフォームを着たそれぞれのチームの往年のファンの方がぐっと増えるように見受けられます。

2004年に近鉄バファローズと、オリックス・ブルーウェーブが合併したことにより、
かつての「阪急ファン」と「近鉄ファン」はライバルであった同じチームを応援することになりました。
球団のオーナーや本拠地がかわると、チームに焦点が当たりますが、そのたびにファンの方々は、応援するチームを失います。
そのような中、オリックス・バファローズでは新しいファンの獲得とこれまでの様々なチームの往年のファンの維持をし、
「オリックス・バファローズ」のファンを育てるという他のプロスポーツチームにはみられないファンマネジメントが必要です。
久しぶりに京セラドームに足を運び、KANSAI CLASSICは球団の再編成で翻弄された往年のファンの方々と2004年以降ファンになられた方々の両方に寄り添う
イベントのようにみえました。

写真はKANSAI CLASSIC 2019の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#「バッファローズ」ではなく「バファローズ」です。
#「オリックス」と「バファローズ」の間に「・」が入ります。
#ですので、「オリックス・バファローズ」です。

2019.05.23

反省。

<RecOだより162>

511日、今年で3回目となる「比叡山一日回峰行」に参加しました。

平安の昔より伝わる比叡山の「千日回峰行」についてはご存知の方も多いのではないでしょうか。

詳しくは、比叡山のHPを見ていただければと思いますが、回峰行は文字どおり比叡山の峰々を縫うように巡って礼拝する修行です。法華経中の精神を具現化したものといわれ、山川草木ことごとくに礼拝します。千日回峰行は7年間かけて行われますが、最初の3年間は、1日に30キロの行程を毎年100日間行じます。

一日回峰行は、この実際に行者が巡る修行の道を、延暦寺僧侶先達のもと、比叡山の自然や霊気を感じながら、巡拝します。午前2時から出発し、峰を下り、朝、律院で大阿闍梨のご加護を受けた後、根本中堂まで登ります。途中、こんな景色も目にします。


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一昨年参加した日は台風の影響で「今までにない大雨」の日。そして昨年は「今までにない暑さ」と言われた日でした。

いずれも遅れることなく、山を降り登ることに精一杯で「登山が目的ではありません。競争でもありません。祈ることです」という目的には程遠く、今年はそれを旨に臨みましたが、ちょっとした気の緩みがあったのか、下りで転倒。


その際、右ひざを捻った事は感じていたのですが、「折角ここまで来たのだから」という煩悩に勝てず、最後まで登りました。が、帰宅してから立てなくなるほど腫れ、次の日医師より「右膝関節内側側副靱帯の炎症。3週間はジョギング禁止!」を言い渡される結果に。


自業自得。何とか登り切れたからよかったものの、途中で皆さんに迷惑をかけていたかもしれない、と猛省しました。「止める勇気も大切です」という先達のお言葉が身にしみました。


さてその後、517日の新聞に「東大関貴景勝(22)=千賀ノ浦部屋=が夏場所5日目の16日、「右膝関節内側側副靱帯損傷にて、今後約3週間の加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した」との記事を発見。

全く同じだ(!)と驚きましたが、

はい。一緒にするのは、あまりに失礼な話です。


ab


2019.05.22

新ラン智タイムはじまりました!

Hassyです。
タイトルの「ラン智タイムセミナー」は、スポーツ健康科学部開設以来続けている昼休み(主に火曜日)を利用した、教員の研究、教育、社会連携など、自由なテーマで近況報告を行い、相互に教員間で理解し、学部・研究科の総合・学際性を高めるためのものです。忠先生のブログより抜粋(https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2018-12-24
補足すると、ランチを持ち寄っていましたので、私などは焼きそばを3分クッキングして持参し、匂いを撒き散らしてやや?周囲に迷惑をかけながら参加したりしていました。。。

それがこの春学期はippo先生の発案で、実際にランチを食しながらセミナーしよう!企画が始まりました!
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4人1組でチームが組まれ、お題は以下のとおりです。

本学部が、2020年に10周年を迎えることを踏まえて、『立命スポ健の過去・現在・未来

コンセプトに式典等を進めていくことになっています。

そこで、

「式典」および「シンポジウム(学部主催のイベント1つ)」の内容を中心にチームで考えてアイデア共有の場とする、です。


そうです。来年は学部・研究科開設10周年になります。

昨日は企画第一回目で、Moto先生らのグループ、Goto先生らのグループからアイデア紹介がありました。

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どちらのグループからも、皆が楽しめる、そして上記コンセプトを踏まえた素晴らしいアイデアが出てまいりました。

(火曜ブログ担当のかわい先生も、うまくスライドが枠内にハマらなかったトラブルを、「既存の枠にとらわれず・・・プレゼンする!」ということで・・と非常に素晴らしい「逆手にとった」さすがの秀逸なプレゼンテーションでした)

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私たちの担当グループは最終日ですので、かなりハードルが上がっていると予想され、プレッシャーですが、頑張りたいと思います。

ともかく楽しい企画で、イベント開催が本当に楽しみです。



2019.05.20

春の嵐

昨日は、非常に風の強い1日でした。

昨日、クインスで行われていた、アメリカンフットボール部の早稲田大学との定期戦では、キックしたボールがキックした地点に押し戻されるほどの強風でした。屋外の試合ならではのシーンです。

 

各地で春の大会が真っ盛りであったと思います。風の影響が、プラスになったのかマイナスになったのかが気になります。試合だけでなく、物事、時代の流れを読むことを、「風をよむ」というように表現されます。

これからの風をよみながら、試合、時代に対しても上手く上昇気流に乗っていけると良いですね。

いずれにしても、気象が落ち着かない状況もありますので、みなさんくれぐれも体調にはお気をつけください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
5月19日は、創立記念日です。今年で119回目です。来年は、学園創立120周年を迎えます!

【忠】 

2019.05.19

スポ健な人 (32) Ke ntaro さん

今回、紹介する「スポ健な人」は、 Ke ntaro さんです。

Ke ntaro さんは、2014年にスポ健事務室に異動となり、
スポ健の広報活動を担ってくれた職員さんです。

今回、附属校に異動となりましたので、
感謝の意を込めて、紹介したいと思います

Ke ntaro さんは、入試情報に詳しく、
予備校の入試イベントなどでよく一緒に参加しました。

たとえば、関東にある予備校で、大雨の中説明会に行ったら、
大雨過ぎて学生が来なかったり (苦笑)、
東京の予備校で30人くらいかなと思って
二人で準備していざふたを開けたら、
50人以上学生が来てくれて
慌てて二人で準備したりと思い出は尽きません。

また、スポーツ健康科学部の HP のバナーで紹介されている、
3T MRI にリプレースする際に、
その模様をタイムラプス動画で作成する際にも、
彼が中心的な役割を果たしてくれました。

1ヶ月以上の長期間の撮影でしたので、
Ke ntaro さんがいなければ、この動画は完成しなかったと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=QcIhIcQE12c&feature=youtu.be
(この動画は、公開から1年たたずに、先日1,500回!再生に達成しました。)

これまで本当にいろいろとありがとうございました。
これからも附属校でいろいろなアイデアを出してもらって、
また、一緒に仕事が出来ることを願っています。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.05.17

「ゴマをする」ことに関して

遅めの更新、すみません。嶋村です。ちょっと色々忙しくてこの時間になりました。


まあしかし書くこともないので、最近思ったことを1つ。


「ゴマをする」って表現ありますよね。人に気に入られるようにおべっかを使うということです。現在僕が担当している P3 は中間発表中ですが、まあお勉強が得意でなくそれほど努力もしない連中で、割と僕にゴマをする人はいます。そういう人はこちらとしても分かっているので、ドラえもんのジャイアン風に言うと「ギタギタのメロメロのボコボコにしてやる」ということで、質疑応答で僕に詰められることになります(笑)。


まあ、それで思ったんですが、僕って人生においてあんまりゴマをすることがなかった気がします。先輩や上司に気に入られようとかいう機会は一回もなかったような気がします。先輩の言うことは絶対である(と勝手に思っているんですが)体育会系のクラブに一回も所属したことはないし、完全な文系人間です(言語学の研究では数学的な概念も使いますが)。なのでたぶん僕はゴマをすりられ慣れていないのではないのかと思いました。割と正直に生きてきて、目上の人であろうが研究に関しては「バーカ」というニュアンスで「それは違うんじゃないすか?」って言ってきたので、自分も変に褒められることに慣れていないんですね。うちの親も僕をほとんど褒めなかったし(笑)、そういうわけで僕に変にゴマをすらないでください。。。


なんでこんな話をしたかと言うと、僕の研究している言語学でもなんというか「大御所が言っているから」とか「最近これが流行りの理論・研究だから」とかがあるんですよね。みなさん言語学者と思うといろんな言語に精通している人を思い浮かべると思います。実際はそうではないことも多くて、例えば日本語のデータだけで理論的に大きなことを言う人もいます。当然私たちの言語学は言語の普遍性を捉えたいわけですから日本語をもとに提出した理論は他の言語でも適用可能であるべきですが、とりあえず日本語ではうまくいくし、あの大御所も言っているしだからこれはいい分析だ!ってことを言う連中が結構いるような、いないような。。。


で何が言いたいかと言うと、研究者はどこまで自分の研究に誠実にいられるのでしょうかってことです。よく言語学の論文はその見せ方だと言われますが、自分の理論をサポートするデータばかり出して、あるいは大御所や先行研究が出している都合のいいデータばかり出して、その妥当性を多角的に検証せずに無責任に自分の分析が正しいと言うことがあります。これは言語学というか僕がやっている生成文法理論の癌みたいなもんで、こんなことをしていたらたぶんいつか生成文法がなくなってしまうのではないかと思います。僕はこんな状況を selective fact と言うようにしたいと思います。まあ確かに個々のデータは本当なんだけど、反例は脚注にちょっとあって I will leave this for my futre research みたいな(笑)。これはある意味先行研究や大御所の論文への「ゴマすり」ですね。研究とは批判的な精神から発展すると思うのですが、どうなんでしょうね。


ちなみに今週からオフィス鴨川がオープンしました(写真参照)。とりあえず今日はこの辺で。また来週。