[ activity ] の記事一覧

2018.04.04

初々しい桜

いよいよ新年度がスタートです。
1年ぶりに、1回生の小クラス(基礎演習)を担当することになりました。どんなクラスに成長していくか、楽しみです。

小集団クラスに入ってくれる、オリターやAAと呼ばれる先輩(学生生活や勉学の支援メンバー)たちの力添えが、かなりのものです。
(初日のIクラス、26名全員が揃いました!オリター・AAの余念のない準備のもと、
いい感じでオリエンテーションが進んでいきました)

(ここから関係づくりがスタート。初々しくドキドキの感じです)

翌日は、みやこめっせで入学式。

1回生には、オリターやAAから宿題が出されていました。それは、入学式に、みんなで連絡を取り合って記念写真を撮ること。私が担当しているIクラスも、しっかりと撮影できたようです。

いろんな特徴を、その人の好さとして認めあえるようなIクラスになってくれることを、今年もまた願いたいと思います。
The Important thing is not to stop questioning,
  Curiosity has its own reason for existing ”
    ── Albert Einstein ──

ippo

2018.04.03

希望の春

 新年度がスタートしました。自分の夢の実現に向けて、決意を新たに大学生活を迎えた新入生の皆さんが多いと思います。また、在校生の皆さんも学年が一つ上がり、上回生のとしての自覚が持てている事と思います。
 昨日は入学式でしたね・・。昨年と比べて桜の開花が早く、平安神宮の桜も「花吹雪」状態ではなかったかと思います。
 「思います」・・・ということで、4月からスポーツ健康科学部を離れて、朱雀キャンパスにある一貫教育部に勤務していますので大学の入学式には参加しておりません。
 スポーツ健康科学部の皆様方とは、高大連携等で良好な関係を築けて行ければと思っております。
 皆さん、附属学校教育の活性化にご支援・ご協力下さい。よろしくお願い致します。

 新入生オリエンテーションや入学式の状況は分かりませんのでお任せするとして、先週の大津の桜を紹介しようと思います。

 大津にあります「琵琶湖疎水」の桜を観に出かけました。三井寺周辺の桜と合わせて、満開の状態で「見事」でした。
 昨年も同時期に訪れましたが、全体的に蕾状態でした。今年の桜は開花が早く、強い風にあおられて花びらが舞い、とても綺麗で幻想的でした。疎水の入口の方向を見渡すと、滋賀県の母なる「琵琶湖」がその雄大な姿を見せておりました。


 大津市内の商店街、電気店の看板証明の上に、ツバメが巣を造り、子育て真っ最中。新しい命が元気に育っています。
 希望の春、スタートです・・・。

【司】

2018.04.02

学部新入生歓迎式典

新年度がはじまりました!

 昨日、満開の桜のもと、希望に満ちた新入生が集まってきました。
 

新入生歓迎式典の冒頭に学部長として挨拶させてもらいました。
我々、教職員のメッセージは、

  それぞれが望むキャリアに進むため
  自らの可能性をこの学部で磨き上げて欲しい
    ということです。
 
 
そのために、4年間で学んで欲しいこと、成長して欲しいこと、そしてこれからの世の中の動向の中で、『プロフェッショナル』として活躍し、成長し続けることなどを話しました。

 身につけて欲しい力は、
 『未来を拓く力(創造する力)』

 そのためには、
 ①問題を見つける力(考える力)
 ②解く力(論理的な思考力)
 ③諦めない人間力(知・徳・体)

 を磨くことを伝えました。

 入学初日に、このような話しを聞き、

『スポーツ健康科学プロフェッショナル』宣言
立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科の一員として
ヒト・ひと・人を科学し
人々の健康と幸福 世界の平和に貢献するとともに
未来を拓くプロフェッショナルになることを
ここに宣言いたします

   

 に署名し、その裏面に、今の時点での夢・目標を記入してもらいました。

   

 真剣な眼差しで、記入していました。そこで記載されたものが見事に達成されるように、
スポ健ファミリーである、教職員、院生、学部生、卒業生、保護者の全がサポートしていきます!
新入生のみなさん、遠慮なく、話しかけ、相談してください。

 プロフェッショナル宣言のあとは、スポーツ健康科学部の先生方による、教員紹介がありました。
コースごとに分かれて、楽しいパフォーマンスをしながらでしたので、新入生の緊張もほぐれたようです。

 実りある4年間になることを心から願っています!

 *歓迎式典の様子は、下記のYouTubeでみることが出来ます。是非、ご覧下さい。
    https://youtu.be/IBzNIpACrnQ

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 先週、学部1期生、2期生と、東京・新橋で同窓会をさせてもらいました。
 
 
 それぞれに、思い描いたキャリアを進んでいます。彼ら、彼女らの新入生の時のことも思い出しながら、成長、発展とさらなる飛躍に心が弾みました。卒業生の元気、そして活躍は本当に嬉しいです。今年は、各地を訪問して、同窓会をします。是非、お声かけ下さい。
【忠】

2018.03.30

スタンド・バイ・ミー



Hitomiです。
家も研究室も、引越し準備が整いました。
当初は3月中旬に研究室を空ける予定だったので研究室用のダンボールどうしよう…と悩んでいたのですが、延期もあってなんとか無事に先週配送できました。
「置く場所なかったら、うちの研究室に置いてもいいよ!」と言ってくださった、敦先生、nao先生、本当にどうもありがとうございました!『いざとなったら置く場所がある…』というだけでかなり心が楽になりました。

引越し準備中にぽろっと出てきた着任直後のプロフェッショナル宣言…、みなさん2016年度のもの、覚えていますか?(ちなみに私の証人欄にはウッチー先生のサインが…!ウッチー先生、覚えてます?笑)

着任時、私の密かなテーマは“立”でした。正確に言うと“独り立ち”です。
特任助教の経験があるとはいえ、やはり母校では元指導教官や旧知の先生方に頼りっぱなしで、院生の延長のような気持ちがどうしても抜けませんでした。
それじゃダメだと思ってくださったのか、元指導教官の勧め(尻叩き?)もあって就職活動に本腰を入れたのが約2年半前。

拾ってくださったのが“立”命館。ということで、テーマは“立”です。
英語で言うと“stand”…はっ! (これはほんとに偶然)

そんなわけで、頑張ろうと意気込んだ最初の半年は立って転んで、立って転んで…の連続でした。今考えたら、いきなり立ち上がれるわけないのに無理しすぎです。すっかり心が折れてしまって「大学に行きたくないな…」と思う日もありました。

そんな心境に変化が現れたのは、後期の終わり~1年が過ぎた頃でした。他の先生方と打ち解けて、人間関係がうまくいっていると自覚しはじめた頃です。
「困ったら、この人たちに話を聞いてもらえばいいんだ」
そう思えるようになった頃、あれだけいっぱいいっぱいの状態でやっていた授業も不思議と楽しんでできるようになっていました。「つまらなそうにしているんじゃないか」と恐れて目を逸らしていた学生の表情も、面と向かって見られるようになりました。ちゃんと真っすぐ、真剣に聞いてくれていました。

今、振り返って、改めて「人というのは、支えがあって初めて一人で立ち上がれるんだな」ということを実感します。子どもが初めて補助輪なしで自転車に乗ろうとする時のように、「倒れても大丈夫。助けてくれる人がそばにいる」と思うことがいかに勇気と行動につながるか思い出しました。

ここに来た当初は、「独り立ち」という言葉に対して荒野で仁王立ちするようなイメージを持っていましたが、実際は全然違っていたようです。おそらく本当の「独り立ち」というのは、倒れても大丈夫と思える居場所を自力で見つけること、そして、そこに受け入れてもらうことなんじゃないかなと思います。

それが分かっただけでも、この2年間の経験は私の大きな財産になりました。
“プロフェッショナル”にはまだほど遠いですが、今度は支える側の人間になることを目指して、大きな一歩が踏み出せたはずです。

短い間でしたが、本当にありがとうございました。
自分の専門の枠だけにこだわっていたら、たぶん見つけられなかった職場です。偶然の重なりで…いや、実は何かの運命に引き寄せられたのかも?…とも思いますが、いずれにせよ、スポ健に来ることが出来て本当に良かったです。


…という話を送別会の折に挨拶でしようかなと思っていたのですが、「1,2分で」と言われて確実にオーバーするので止めました。良い判断だったと思います(笑)
文字にしてみたら思ったより恥ずかしかったので今すぐ消したいところですが、せっかくなので宣言通りブログに書き残して出ていきたいと思います。

これで今年度最後の金曜日の記事ですね。
来年度も良き年度となりますよう、祈っています。

Hitomi

No I won't be afraid, no I won't be afraid
Just as long as you stand,
stand by me.

2018.03.28

日西のはる

3月も末になりました。荷物とともに無事に日本に辿りついて、一瞬ほっとしましたが、周りの空気に流されて動きつつあります。帰国した日は数時間の睡眠で大学に出かけ、その日の夜は10時間以上も寝てしまって慌てて大学や日常生活の手続きを進めるなど、生活リズムが掴めずにいます。なんとなく(今まで以上に)もたもたしています。

[スペイン]も、春(初夏)らしく気温も安定してきた頃です。出発前の最後2日間は、大学やマチの知り合いの人たちに挨拶をしてきましたが、本当に、いろいろな方にお世話になったなぁと思います。「また戻って来る?いつ?」という声かけはとても嬉しく、バレンシアで過ごせたことにとても感謝しました。


(上:大学近くの街路樹/下:レジデンス近くで。もうすぐイースター)


(いつも一緒だった携帯とカメラ:どちらも擦り切れましたが、機嫌よく過ごしてくれました:感謝!)

でもやはり[日本]人だと思ったのも、この出発のときでした。名残惜しい気持ちもいっぱいでしたが、日本に戻って来ることもまた楽しみでした。そんな日本も、厳しかった(と聞いている)今年の冬の寒さを越えて、すでに春らしい風景です。スペインとは違う太陽の日差しで、この感じもいいもんだなぁと思いながら、引き続きマチのなかを歩いて移動しています。


(椿と桜は同じときに咲くんでしたっけ!?/下:大学・クイーンスを背景に桜)

この気持ちが続くような過ごし方をしたいという望みとともに、新学期、新しい学生たち、新しい気持ちでまた大学にやって来る在学生たちを迎えたいと思います。みなさんは、新しい季節、何を思って過ごされますか?よき時間でありますように…☆

【表紙の写真】バレンシア3月のビーチ。火祭り期間中、化学の先生ご夫婦が連れて行ってくださいました。

ippo


2018.03.27

春本番・近江八幡散策

 全国各地から桜開花・満開の情報が届く季節となりました。
 スポーツ健康科学部教員として書かせて頂く、最後のブログとなりました。
   (次のブログ担当の先生方との引継ぎの関係で、異動しても4/3,4/10の二回は書かせて頂きます。)
 他のブログ担当の先生と違って、専門的でも学際的でもなく、かつ国際的でもない内容に終始しましたことをお詫び致します。

 BKCクインズスタジアム周囲の桜も三分咲きという所でしょうか。新入生を迎える頃には満開になりそうですね。


 今日、バスで南草津からBKCまで移動しましたが、入学説明会に参加される親子連れの方々を多く見かけました。親元を離れて一人暮らしをする学生さんは心細い事だとは思いますが、安心して下さい、すぐに仲間(友達)が出来ますので一時の我慢ですよ。数年前(まだ高知市に住んでいました)に一人娘を京都の大学に送った時の寂しさは今でも覚えています。寂しいのは親御さんの方かもしれません。電話一本で良いので、「元気だよ…」とか「頑張ってるよ…」とか、「金送って…」とか何でも良いので親元に連絡をしてあげて下さいね。親は、子どもの声を聴くだけで安心するし元気が出ます。

 滋賀県に勤務しておきながら2年間、自宅(京都市)とBKCの往復だけで、滋賀県らしい所へは行ったことがありませんでした。
 (8年ほど前に一人でフラフラと彦根城と安土城跡へ行った事があります。城マニアの私は、現在は建物が一つも残っていない「安土城」跡を2時間かけて隈なく見ました。石垣・石段や天主閣(一般的には「天守閣」ですが)を眺め、当時の建物を想像して楽しみました。天主閣跡から琵琶湖を30分程眺めていました。)

 先日、少し時間に余裕があったので「近江八幡」を散策してみました。
 まず、近江八幡駅前の観光案内書で観光マップを頂き、時代劇の撮影でも有名な「八幡堀」を見に行くことにしました。「バスが6番から出ますので・・・」という言葉を頂きベンチに座ってましたが、来る気配がないので時刻表で確認すると、さっき出たばかりだったので20分程は来ない事が判明しました。(最初から時刻表を確認しろ・・・と自分で突っ込み)観光マップを頼りに歩いて移動することに。

 30分ほどで八幡堀に到着。時代劇で写されるカットを探して、カメラを片手にウロウロ。
 「あ~、この景色。あの時代劇のあのシーンの場所や」と一人納得しながら八幡堀を行ったり来たり。
 
 その後、「日牟禮八幡宮」に行きました。
 年配の方や外国の方など比較的多くの観光客が訪れていました。
 また機会があれば、滋賀県の各所を散策したいと思います。

【司】

2018.03.26

卒業式・学位授与式

先週の木(shino)、金(Hitomi)、土(はるちゃん)のブログにもありましたように、
卒業式・学位授与式が、3/22(木)にありました。
いつも思いますが、卒業生の達成感、充実感でこちらも嬉しくなります。

当方もいくつか写真で紹介します。
最初の写真は、卒業証書を受け取る前の卒業生たちの表情です
  

2枚目は、伊坂ゼミ生たち。社会に出ても元気で、前進してください。
 

3枚目は、BKCジムで行われた卒業式後に、アカデミックガウンを着てひな壇に上がった
執行部の先生と参列いただいた先生とパチリ。
   

4枚目は、伊坂研修士修了生の贈り物をもらって喜んでいるところ。
   

 本当に嬉しい1日でした。
 下記に、卒業式・学位授与式の様子をビデオクリップしてあります。
 ご覧下さい。
  https://youtu.be/iqlh39-wdhE

 学士・修士に続いて、3月24日の土曜日に、朱雀キャンパスにて、博士学位授与式が行われました。
 今回、甲号43名(課程博士)が誕生しました!
 

 そのうち、スポーツ健康科学研究科からは、何と9名の博士号取得者が誕生しました。
 それぞれに進路が決まっており、これからの益々の発展が楽しみです!
 

 卒業生、修了生の皆さん、スポ健ファミリーとしてさらなる発展を期待しています!
 おめでとうございます
 身体には気をつけてください

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
いよいよ、リニューアルするMRIが稼働する直前です。
  

3Tに磁場があげられるようになっています。
もう少し調整して、いよいよ、日本のスポーツ健康系の学部・研究科として
初の3TのMRIが始動します!
【忠】

2018.03.23

おめでとう&いつもありがとう

Hitomiです。
昨日のshino先生の記事にもありましたが、3月22日、本年度の卒業式・修了式が開催されました。
卒業生の皆さん、おめでとうございます!



昨日はキャンパス内のどこに行っても、晴れやかな表情で写真を撮る学生たちであふれていました。



「ここからがスタート」と何回も言われると思いますが、今だけは自ら選んだ学問に真摯に向き合った数年間の自分自身を褒めてあげてください。ここまで立派に育ててくださった保護者の方々への感謝も、この機に伝えてみてはいかがでしょうか。

気分よく歩いていたら、会場でD野さん&廊下でO塚先生を発見しました。
D野さんは今年度から学振へ出向に(詳細)、O塚先生は後期からサバティカルで海外に行かれていたのでお会いするのは久々です。完全に異動する前にお話しできてよかったです。
両者ともに、二言目には「ブログ見てます!」でした。私の動向だけは一方的に伝わっていたようで恐縮です(笑)D野さん、アメリカでも頑張ってください!そしてO塚先生、お帰りなさい!

今日はさらにもう一つ。
以前からずっと「やりたい!」と言っていた、事務室の皆様とのランチ会がようやく実現しました。「感謝を伝えるために…」なんて言ってお誘いしたくせに、ずっと私の雑談ばかりですみません。でもすごく楽しかったです!

「最後に写真を…」「誰が撮るー?」というところで、たまたま事務室に来ていたJoe先生が登場!前回のあいコア会の時もそうでしたが、私のカメラあるところにJoe先生あり…(笑)
#気を使って囲んでもらったのに、周りが華やかすぎて見事に埋もれている!/(^o^)\
#でもいい写真



#自分用に美肌加工したら背景真っ白になってしまったことをお許しください
#でもいい写真

事務室の皆さん、いつもご迷惑かけてばかりでしたが、本当にありがとうございました。
優秀な方々に囲まれて、大変勉強になりました。
今後ともよろしくお願いします。

Hitomi

2018.03.21

春呼ぶ火

Las Fallas(火祭り)が春を越えて初夏を招いてくれそう!と思った日もありましたが、最終日19日は冬のような寒さに戻ったバレンシアです。

(左側に黄色のクレーン車がいるの、見えますか?数日かけての大がかりな設置です)

さて、この祭り、かなり昔から続く行事です(なぜ伝統行事で、しかも火を使うのか…少し補足を)。それは、キリストの父親サン・ホセ(日本では、聖ヨセフの呼び名の方が馴染みがあるでしょうか)が大工だったことに由来しているそうです。大工職人たちは、サン・ホセを守護聖人として崇め、古い材木/張りぼての人形を集めて燃やしたのが、この祭りの原型だとか。

(今年の火祭り人形たち。右下:なぜか気になる存在。上の真ん中:1位に選ばれました!私もこれに投票しました)。

連日続くマスクレタ(爆竹ショー)はどんどん勢いを増し、夜中のマスクレタは、形容できないほどの凄さ・凄まじさでした。朝方まで賑やかで?うるさくて?二重窓のレジデンスの部屋でさえも眠れるか不安になる日が数週間続きました。

各団体が制作したそれぞれの火祭り人形たち(その数、500とも700とも言います)は、最終日に一晩で灰になり…。その様子は、いわゆる大火事です。これを毎年繰り返しているというのですから、驚きます。本当にここは、地理的な規模は小さいながらも、非常にダイナミックな地域です。

そんなバレンシアのマチを感じながら、(でもまだ、帰国2日前の勉強会・セミナーを残していますが)あと数日で帰国の途につきます。ですので、スペインからの便りは今回で最後です。

ここまでバレンシアの内容をお読みいただいた方々、本当にありがとうございました。研究メンバーや地元の人に恵まれ、バレンシアのことをとても好きになれたことは大きな財産です。今回のサバティカル期間に関わって、学部の教職員のみなさんはもちろん、ゼミの学生他、いろんな方々の協力がありとても感謝しています。こちらでは、日常生活・研究活動のどれをとってみても、どうひっくり返ってみても右往左往して迷子になったことしか思い出せないのですが、この日をこの地で無事に迎えられそうなことに、まずはほっとしつつあります。

次回のブログは、日本からです!
明日は、卒業・修了式ですね。おめでとうございます。お祝いの気持ちだけでも届きますように…。

【表紙の写真】街の中に登場した巨大オブジェ(のほんの一部)。

ippo

2018.03.20

恩師の退職と春の高知

 先週の木曜日、高知県で桜の開花宣言がありました。(今年は全国で一番だったようです)
 桜の標準木は高知城にありますが、開花宣言があって二日後・・・三分咲きという所でしょうか。高知城内では、場所によっては既に満開の桜もあり、多くの観光客・お花見の皆さんで賑わっていました。月曜日のニュースでは満開との報道もあり、一気に春本番ですね。
 
 ・・・というように、先週末に高知へ行く機会がありました。今回の目的は、大学生また教員時代に大変お世話になった高知大学 神家名誉教授が大学を退官される事となり、先生の最終講義と祝賀会に出席させて頂く事でした。

 先生は、器械体操がご専門であり、体育科教育に関しては、「体つくり運動」「器械運動」の指導法に関する著書を多数出版され、全国の体育実技指導者講習会の講師としても長年ご活躍をされていました。先生が高知大学附属小学校長の時代に附属中学校副校長として学校経営をご一緒させて頂きましたので、公私とも先生の生き方を手本とさせて頂いておりました。退官されることは寂しい事ですが、先生から学んだ多くの事を少しでも実践出来るように頑張らなければと改めて思う貴重な時間でした。
 
 という事で、先週のブログで高知の観光ルートを紹介しましたが、今回その通りに歩いてきましたので、写真を入れて紹介します。
 高知駅の南口には、土佐の幕末の志士である「坂本龍馬・中岡慎太郎・武市半平太(瑞山)」の銅像(レプリカで発砲スチロール製だと聞いています)があります。実際の銅像は、坂本龍馬が桂浜、中岡慎太郎が室戸岬、武市半平太が横浪スカイライン展望台にあります。

 高知駅から南へ歩き「はりまや橋」のオブジェを訪ねました。江戸時代の橋は、朱塗りの橋だったようで、その当時の橋を再現しています。橋の下には運河を再現した池があり、夜はライトアップされていて綺麗です。

 追手筋(先週のブログでは「大手筋」と書きました。訂正します。)を西に向かうと、高知城があります。高知城の追手門から城を見上げる最も美しい姿がこれです。城の主要門である「追手門(一般的には大手門です)」と天守閣を一緒に写真におさめる事のできる珍しい城です。城は国の重要文化財(一時は国宝だったのですが、法改正に伴い重文に)となっています。


 石段を上がり天守にきました。下から見上げると屋根や破風が複雑な角度で作られているために大きく見えるのですが、本丸まで上がると意外に小ぶりな天守なので驚く方が多いです。天守手前から横に屋根が奥に続いているのが本丸御殿です。


 高知城を後にして、西に10分程度歩くと坂本龍馬の生誕地があります。生誕地と言っても石碑がポツンと立つばかりで、現在は病院が龍馬生誕地「才谷屋」の屋敷跡に立っているので当時の事を偲ぶ事は出来ません。


【司】表紙は、酒飲みの国・土佐の「べろべろの神様」です。暖かくなると多くの県民がこの神様のようにべろべろになって街で楽しく酒を飲んでいます。