[ activity ] の記事一覧

2017.06.19

イノベーション

先週の朝食実習は、基礎演習のBクラス(【Moto】先生担当)でした。

毎回、元気なクラス写真を撮らせてもらっています。
いつも、朝食実習のお世話をしていただいているab研の院生のお二人の写真です。いつもありがとうございます。


今回のテーブルは、女性2人、男性二人、そしてオリター1人の卓袱台におじゃまさせてもらいました。他愛もない会話でしたが、明るく、楽しく食事をさせていただき、元気もいただきました。


6週目に入り、「あいコア」(ICORE)精神の、キーワードの5つを説明し終えたので(聞いていない方クラスは、ブログを読み返して下さい)、

『今日のひと言』は、頭をひねりながら考えました。

そしてでてきたのが、
イノベーション
 です。

辞書をしらべると、革新 改革 刷新 工夫などの訳。また、教科書なのでは、産業、工業の分野での技術革新として知られています。

 イノベーションも色んなレベルで語られる言葉ですが、今回のひと言では、次のように説明しました。

単なる新しい技術導入を指すのではなく
こんなものが欲しかった
社会の課題(問題)を解決するもの
生活・社会を変えてしまうもの
      を含んで社会貢献すること

 まさに、世の中が変わるような製品、サービス、システムを指します。そのような『イノベーション』を起こせる人財に、皆さんはなれます、と激励しました。そのためにも、朝はしっかり食べましょう、ということで、美味しい朝食を頂きました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 父母教育懇談会で、秋田にいってきました。立命館大学には、47都道府県からの学生があつまっています。近畿圏以外は、毎年、大学関係者、都道県を訪問して、保護者のみなさんと懇談しながら、大学の様子、学生生活、キャリアのことなどをお話しします。秋田からの本学在校生は、47都道府県の中で最も少ない(現在26名)と聞きました。今回訪問してみて、地理的距離、ならびに移動時間を含めて、「遠くまで」決意を固めた在校生は、少数でも大きな魅力と影響力を持っています!とお話しさせてもらいました。今年は、7/9に静岡も行かせてもらいます。

今週の金曜日に、BKCにて、次のシンポジウムが開催されます。
「人口減少の2060年問題解決へ- 少子高齢化を新しい視点でデザインする -」
 第3期R-GIRO研究プログラム キックオフシンポジウムで、【naru】先生がリーダーをつとめる拠点の紹介もあります。是非どうぞ!
https://www.ritsumei.ac.jp/rgiro/db/event_symposium20170623.pdf 
【忠】

2017.06.18

Zoological Museum

コペンハーゲン大学にあるZoological Museum(動物学博物館?)は大学内にある自然史博物館の一つで、脊椎動物、無脊椎動物(昆虫やクモ形類を除く)、および昆虫学の3つの異なる分野の生物に関わる展示が公開されています(有料ですが。。)

博物館はキャンパス内にあり、現在大学間での共同研究を協議しているコペンハーゲン大のDepartment of Nutrition, Exercise and Sportsの研究棟が隣にあります。


 

Zoological Museumには大学の所有する博物館とは思えない規模の展示品が並んでいました。博物館といっても実は生物学の調査・研究に向けた研究施設として機能しており、所属する研究員はコペンハーゲン大学の大学院における研究・教育にも関わっているそうです。


 


個人的には恐竜の骨格の展示が迫力あり印象深かったですが(骨の発掘に関する映像も展示の横で流していました)、施設内に様々な工夫があります。例えばマンモスの模型が展示されているところでは、寒々しい洞窟の上から垂れてくる滴でできた氷柱が本物で、子どもたちが触れるようにできていたり(水と冷凍装置を使って作っているんでしょうか)、ちょっとした休憩スペースにも写真のようなガイコツ()のシュールな展示品がおいてあったりして、各所に様々な工夫が感じられました。

 


Zoological Museumにはコペンハーゲン大学の生物学に対する情熱や研究力の高さを感じるエッセンスが沢山あるように思いました。

 

satoshi



2017.06.16

研究室のプチ慰労会

Hitomiです。
今週は火曜日にはじめて5コマフルで授業しました。
と言っても、調査方法論×3回、サービスラーニング×2回なので準備は実質2授業分、コストパフォーマンスは非常によかったんですけどね。
無事に終わってホッとしました。
すべての先生方が通った道なので別に自慢できることじゃありませんが、ちょっとだけ教員としてステップアップした気分。

ちょうど英語のプレゼンテーションの授業も中間発表が終わったとのことだったので、同室の先生と一緒にお昼にピザを食べました。



前期の残りはあと3分の1くらいでしょうか。
あとちょっと頑張ります。

お疲れモードなので今日はこの辺で。

Hitomi

2017.06.14

学生の近況:研究室でのひととき

1回生がスポ健で学ぶことになって2か月が過ぎました。ずいぶんと馴染んでいる様子で、スポ健に通うのが楽しい!という声を聴くことも増えたように思います。
まだ全員が同じほどではないかもしれませんが、大学環境に適応してくれているかなぁと思うと安心します。

先日は、私の研究室を訪ねてくれた1回生と一緒に、昼休みにパン祭りをしました。
1回生のキャリア形成科目で、「お楽しみ先生」企画として、スポ健の先生が登壇しています。私もその一人でしたが、「パンが大好き(パン食い虫)」と自己紹介をしたことがきっかけで企画してくれた会でした。
ちょうど【忠】先生も来室してくださっていたので、より一層楽しい茶話会・ランチになりました。

(いい笑顔が詰まった空間になりました!)

それぞれの特技や最近のできごとなど、話は尽きることがありませんでした。私にとって、このように学生と過ごすことはとても楽しく、うれしい時間です。
他の教員とも接する機会、興味の広がりに繋がっていくような、そんな機会の一つになればいいなと思っています。

ippo

2017.06.12

Effort(全力)

先週の朝食実習は、基礎演習のHクラス(【Masao】先生担当)でした。


今回は、高校時代にサッカー部で活躍していた、男子学生3人衆と海老研M1の元野球部マネージャー経験者のみなさんと卓袱台を囲んで、楽しく食事させてもらいました。

『今日のひと言』は、「あいコア」(ICORE)精神の、
  5番目 Effort(全力)です

あいコア精神については、次のキーワードです。
        I  Integrity   高志
C Challenge 挑戦
O Original 創意
R Research 研究
E Effort 全力


今日のひと言での説明は、次のように行いました。

Effort (全力)
目標(ミッション)達成に向けて
自ら(チーム)の力量を高め
最大努力で取り組むこと

何事に対しても、一生懸命に取り組むことは大切です。特に、自らの夢・目標、チーム・組織の目標・ミッションを達成するためには、各自ならびにチームの力量を高める必要があります。そのためには、それぞれの才能を、時間をかけて磨き上げて必要なスキルに仕上げ、さらにそのスキルをたかめるための日々の積み上げによって、パフォーマンス(成果)が現れます。『全力』、という意味はこのように日々の取り組みを最大努力で積み重ねる、ということでしょう。言い換えると、本気での取り組みとなります。
 
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週、金曜日は我々のCOI拠点が、ビジョナリーリーダーをはじめ、COIをマネジメントしているJST、文科省、審査委員会の訪問審査(サイトビジット)でした。12時半から18時半まで、これまでの研究成果、社会実装の成果を報告し、コメント、改善点のご指摘を頂きました。このような進捗状況の確認、課題の洗い出しの機会を得ることは、研究を進める上で非常に大事です。そのためにも、十分な準備が必要であるのはいうまでもありません。
 当COI拠点に関わっていただいている企業、大学関係者の皆さんの貢献で、充実したサイトビジットとなりました。詳細は、下記のHPなどでお知らせするようにします。
  http://www.activeforall.jp/
 【忠】

2017.06.11

The Danish Railway Museum(オーデンセ: その2)

デンマークのオーデンセ駅の目の前に鉄道博物館(The Danish Railway Museum)があります。博物館はデンマークの国有鉄道であるDanish State Railways (DSR)によって運営されています。

 

https://www.jernbanemuseet.dk/en/

 

2回ほど行きましたが、2回目の訪問時は機関車トーマスのイベント中で大混雑でした。


博物館の中には歴史的な機関車や電車が展示されており、デンマークの鉄道の歴史を展示品をつうじて知ることができます。また屋外では実際に蒸気機関車に乗り(往復15分程度)近辺を移動することもできます。塗り絵や簡単な工作にトライできるスペースも準備されており、様々な年代の来訪者が楽しめる工夫がされていました。

 

施設内には休憩所や子どもが遊べるスペースもしっかり準備されており、家族連れが多く目につきます。

日本でいうプラレールのような遊び道具を自由に使って遊んでいますが(木製のものが多く、口に入れたりしても安全であ、監視員がいるわけでも無く、ただただ自由に子どもたちが想像力を働かせて遊んでいる雰囲気でした。

 

トーマス機関車の最後尾車両からの眺めも、子どもたちにとってはまんざらでもない様子でした。

 

 

satoshi

 

 

 

2017.06.05

Research(研究)

先週の朝食実習は、基礎演習のDクラス(【道】先生担当)でした。
【道】先生が、準備のところから、マメマメしく動かれていました。何せ、料理は非常にお得意の先生です。



朝食実習のときの、『今日のひと言』は、「あいコア」(ICORE)精神の、
4番目 Research (研究)です

あいコア精神については、次のキーワードです。
I   Integrity 高志
C Challenge 挑戦
O Original 創意
R Research 研究
E Effort 全力

 Research を英和辞書で引くと、
〔熱心な〕探求、追求
〔学問的な徹底した〕研究、調査
〔研究者の〕研究

 とでてきます。研究論文は、主に上の3つめにあげられた内容によるものとなります。一方で、何か物を購入するときに、Aの商品とBの商品を徹底的に比較することも、ある意味、研究(上記の1つめ)にあたります。
学部生が学部での学びの集大成として卒業論文に取り組むのは、まさに2つめの学問的に徹底した研究となります。

今日のひと言での説明は、次のように行いました。

Research (研究)

明らかにすべき課題を探求、追求するため
Why What を重ね
科学的事実と理解を得ること


課題に対して深く追求するためには、何度も何度ども、なぜ、なんで、を繰り返しながら、課題を掘り下げながら、明らかにできた客観的事実に基づく科学的説明ができることでしょう。1回生のみなさんが、4年後に、スポーツ健康科学の研究を通じて、新しい科学的事実を発見し、発表できることを楽しみにしています。
 
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>


先週、打ち合わせがあり、東京大学・本郷キャンパスに行ってきました。都心とは思えないほど緑豊かなキャンパスでした。安田講堂で打ち合わせでしたが、少し早めについたので、キャンパス内の三四郎池(夏目漱石の小説から命名)を一回りしました。「心」の字の形をしていると言われておりますが、全体像までは把握できませんでした。ただ、緑に囲まれた池を巡りながら一息つけ、心落ち着けて打ち合わせにのぞめました。
 【忠】

2017.06.04

オーデンセ(その1)

先日、デンマークの中央部にあるフェン島に行ってきました。フェン島にはオーデンセという街があります。オーデンセはデンマークから約100km離れた街ですが、特急列車に乗って1時間ちょっとで移動できます。

オーデンセにはUniversity of Southern Denmarkのキャンパスもあります。この大学はコペンハーゲン大との連携も強いことから、運動生理学の分野における研究も盛んです。


 

オーデンセはアンデルセン童話ので有名な童話作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンの出身地としても知られています。



当日は曇り空が多くあいにくの天気でしたが、アンデルセンが育った街を見学してきました。落ち着いた街並みで、天候が悪かったせいもあるかもしれませんが、比較的静かでした。

 

オーデンセには公園も所々にあるのですが、自体重での筋トレする器機やクロストレーナーのようなエアロビの運動ができる機器などが自然の風景を損なうことの無いようにごく自然に設置されていました。日本でも最近は公園にシンプルな懸垂ができるような器機を見かけますが、特に日頃運動をしていない人にはハードルが高いように思います。

シンプルに使い方を図示して、簡単に見よう見まねで運動できる、設備が公園に設置されると運動への抵抗感も軽減するのかもしれません。

僕が写真を撮っている際にも何人かの方が実際に器機を使って運動していました。

 

satoshi

 


2017.05.31

今年度初の学会はアイルランド (2) :「文化」編

現地滞在中、街中でも学会でも日本人に会うことはほとんどなく過ごしました。そんな中で観てきたアイルランドの様子を、今回は、旅日記のような内容で。

今回、ダウンタウン真っ只中からは少し外れたところにある宿をとりました。そこは、18世紀の建物を今も使っているところでした。タイミングよいことに、ある日の夜、宿の中にあるホールでアイリッシュ・ダンスや音楽を楽しめるショーがあるよ、と勧めてもらいました。せっかくなので参加したところ、各国から観光などで訪れた人たち(思いのほか多く、80名ほど)と一緒に過ごす夜になりました。近くに座った老夫婦が親切だった上に、ブラウニー・ケーキを分けてくれて、一緒に頬張りながらの時間でした。

さて、この土地での独り言/印象的だったことをいくつか。

 ・家のドアの色が一つ一つ違っていて、これを眺めながらの散歩はかなり楽しめました。歩数計はあっという間に万歩でした【表紙の写真】。
 ・地元の人はお喋り好きで、早口! 最初は圧倒されつつ、陽気さいっぱいの雰囲気と勢いで何とか過ごしました。

 ・バスを降りるとき、運転士さんに Thank you と「必ず、みんな」一声かけること。なんとも礼儀正しい!
 ・歩行者用の信号機、赤、青、そして”黄色”の3色なのですが、ほぼほぼ機能していないこと(どうして黄色があるのかなぁ ???)。

 ・ホテルで朝食をとっていた時のこと。そこで流れていた音楽はすべて日本の古典的な曲(荒城の月、ふるさと…等々)だったこと。スタッフさんはそれが日本の曲だとは知りませんでしたが、聴き慣れていたようでしっかり鼻歌できていました。
 ・私が一人で座っていると、他にも場所はあるのに、すぐ近く、なんなら隣にグループで座ってくること(私さえよければ、そのままそこにいて彼/彼女たちの話を聴いていても平気な様子。パーソナル・スペースの感覚が日本人とは違いそう…)。
 ・コンビニSPARの開店時に出てくる焼きたてクロワッサンが美味!!! だったこと(夕方は売り切れ)。

 (アイリッシュ・ブレックファーストの一部: 大量 & 塩味きつめ… ^^;)

数日だけの滞在でしたが、顔なじみになって仲良くなった地元の人も何人かできるほど、快適で親しみやすいところでした。特に金曜日は、盛り上がろう! とあちらこちらでダンスパーティーや音楽が行われていたようですし、アイルランドのラグビーチームの試合もあっていっそう賑やかな首都ダブリンでした。

 ( 欧州No.1クラブを決めるハイネケンカップ:アイルランドチームLEINSTER、夜はこのチームを地元の人と応援。でもこの日は敗けちゃいました…)

ippo

2017.05.30

高知へ・・・

 5月中旬の猛暑もひと段落という感じになりました。昨年、高知県から関西に引っ越して感じた事は、「春が長い」という事です。日中は高知より暑く感じる事もありますが、朝晩は涼しく、吹く風も心地よいので、ずいぶんと過ごしやすい日々が長く続きます。ただ、夏物の服をいつ出せば良いのか悩みます。(ちなみに高知ではゴールデンウイークに衣替えを完了していました)

 先週の木曜日・金曜日と故郷の高知県に行ってきました。岡山からJR瀬戸大橋線、土讃線を特急「南風(アンパンマン号)」に乗り、高知に向かいましたが、瀬戸内海の美しい海と島、吉野川の創る大歩危小歩危渓谷、高知平野の田園風景を楽しみながらの移動でした。四国山地を抜ける時は、川に沿って走ったり、トンネルを抜けたりと列車が結構な勢いで揺れます。土讃線を走る車両は「振り子列車」と言われ、カーブが多く続く線路を車体を傾けながら高速で走り抜けるため、車両の重心を振り子で移動させながらの走行をします。高知駅に着いた時は、すっかり乗り物酔いをしてしまいました。

目的は、高知県内の小中学校において体育授業改善に関する研究を行っており、その実施に関する打ち合わせと、既に授業に取り組んで頂いている学校の授業を視察する事でした。
I町とS町の学校教育の現状を調査するために、両町の教育長さんとお話をさせて頂きましたが、学校教育を向上させるために様々な取り組みをされており、教育成果をあげている様子を伺いました。
 その後、いくつかの学校を訪問させて頂き、体育授業を見せて頂きました。先生と生徒が学習課題に熱心に取り組んでいる様子を観て、元体育教師である私の「授業したい・・・」という思いが沸々と沸いてくるのを感じました。

 高知と言えば、太平洋と「カツオ」に代表される新鮮な魚ですよね。
 K中学校の校長先生と学校近くの漁港にある食堂に昼食を食べに行きました。新鮮なカツオ・カンパチ・イカの刺身を頂き、改めて高知の魚の美味しさを認識しました。