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2020.02.13

遺跡と萩の育むまち野路

 

学内に写真の「ようこそ南草津『遺跡と萩の育むまち野路』の玉川へ」という大きな看板がCキューブ前にあることを知っていますか?

昨年末に設置されたようです。

われわれがお世話になっている野路町内会が、作成してくれたようです。

 

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滋賀県は歴史の宝庫と言われていますが、我々が学ぶBKC周りにも数多くの史跡等があります。

そいった場所を写真入りで紹介しています。

ぜひ訪ねてほしいと思います。

 

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BKCにもその史跡があります。

本学のクインススタジアムの地下に、7世紀から8世紀に栄えた木瓜原遺跡(古代製鉄炉)が保存されています(見学可能)。

6世紀後半から大陸や朝鮮半島から渡ってきた渡来人の子孫が湖西に住み多くの技術を広めたと言われています。

その代表例が製鉄技術で、湖西(高島)で採掘された鉄鉱石を船で草津・瀬田まで運びBKCの地で鉄が製造されたのですね。

 

667年に中大兄皇子は都を飛鳥から近江へ遷都し、大津京を築いたことは有名です。

その時代から、我々が学ぶ野路町が栄え、様々な文化の発展に寄与した地域のようです。

もし壬申の乱によって都が飛鳥に戻らなかったら、東大寺の大仏様(奈良の大仏)ではなく、近江の大仏様が建立されていたかも・・・(笑)

nao


2020.02.11

2019年度M2公聴会


こんにちは かわいです。

28名の修士論文の研究発表でした。M1も30名近くおり、Dの先輩方も参集、教員も全員参加で教室には100名近くの人が入っています。

口頭試問を経た上で「わかりやすく」発信することが求められるいい機会だと思います。

大変ですが、全員で院生さんを励まし、これまでの全力投球を讃える意味合いもあります。

堂々と発表していて素晴らしい限りです。


先生方の投げかける質問がすごく刺激的です。

このまま教員同士のディスカッションに突入すれば面白いかもしれませんね。

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最後に家光先生からも「堂々と発表していて素晴らしい、これからもスポ健魂で挑戦していってほしい」と激励の言葉がありました。


今日はスポーツ健康科学部の日ですので、このまま懇親会まであります!



かわい

2020.02.10

2月の入学試験が終わりました

昨日までの入試で、2月の入学試験は終わりました。
残りは、3月7日(土)の3月入試のみとなります。

 

大学受験を含めて、人生の中では大きな節目となる機会が多くあります。
その節目、節目でどのように考え、過ごしていくのかによって人生も大きく変わります。

最近、知った情報の中で、キャリア(仕事だけでなく人生そのものの過ごし方も含めて)の8割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される、といわれているようです。学校に限らず、色んな場面で多くの出会いがあります。旅先での出会いもあります。何気ない一言を聞いて、大きな影響を受けることもあります。書物の一節を読んだ瞬間に、大きな啓示を受けることもあるでしょう。

そのような予期しないことを、ただ漫然と待つのではなく、積極的に生かすという発想で、「計画的偶発性理論」というのがあるようです。偶然の機会を、自ら創り出せるように積極的に行動して、意図的・計画的にステップアップの機会につなげていくという理論のようです。それを実践するためには、次の5つの心構えで行動すると良いとされています。
①好奇心 ②持続性 ③楽観性 ④柔軟性 ⑤冒険心

 平たくいえば、「チャレンジ精神をもって、明るく、しなやかに前向きに考えて継続的に行動する」
 ということになるでしょうか。

いずれにしても、そのような心構えと行動があれば、偶然の出会いの中で、大きな発見をしたり、大きなチャンスを手にすることができるでしょう。これまでの科学の大きな発見もそのようなことがあることを証明してきています。
ただし、行動しない限りは何も動かないのも事実です。

素敵で、素晴らしい偶然に出会えるように、日頃の準備が大事ということになります。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先日、鹿屋体育大学に伺ったときに撮影した、桜島です。冬の時期は、鹿屋の方向に火山灰が流れるようです。桜島の眺めも雄大です。

 

【忠】

2020.02.08

ラグビー観戦者調査と「#にわか」ファン、そしてそれぞれのこれから

ラグビーワールドカップ(2019RWC)が終わり、今年度もトップリーグのラグビー観戦者調査が始まっています。
新しいゼミ生2人とと頼りになる3回生とともに、ノエビアスタジアム神戸で開催されたトップリーグの観戦者調査に参加してきました。
このところトップリーグのチケットの売れ行きが良く、チケットが取れない状態です。
ノエビアスタジアム神戸で開催された試合も超満員になりました。

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さて、219RWCの影響を受けて、スタジアムにはどの程度の「にわかファン」が来場しているのでしょうか。
予測を立てながら、早稲田大学の松岡宏高教授の記事をご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuokahirotaka/20200115-00159094/


2019RWCでの好成績、そして各地で満員のスタジアムを実現できてしまった今、
「にわかファン」が今後どれぐらいスタジアムに足を運び続けてくれるのか、
みるスポーツとしてのラグビーをどのようにしてスポーツビジネスとして健全に維持していくかは、大きな課題です。

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日本ラグビーフットボール協会主催試合の観戦者調査は今シーズンで4シーズン目になります。
その間、前述の松岡先生が統括をして下さり、昨シーズンより立命館大学の学生も調査員として参加をしています。
今回の調査は、京都先端大学の足立研究室とご一緒に調査を実施しました。
両大学とも観戦者調査への参画が初めての学生も多く、今回立命館から参加した学生のうち新ゼミ生の2回生2二人も初めての観戦者調査でした。
彼ら2人はそれぞれラグビー部と準硬式野球部に所属しているため、昨年から調査に参加したいと思いながらも部活動と重なってしまっていたようです。
難しいデータ収集でしたが、初めての調査とは思えないぐらい状況を読みながらうまく調査をコントロールしてくれたように思います。

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これまで日本各地で観戦者調査に各地の大学生たちが調査員として参加してくれています。
その大半が、調査によって初めてスタジアムでラグビーを観戦しています。
2019RWCまでの調査では、調査に参加してくれた学生には、自分たちが関わったラグビーだと感じながら2019RWCを迎えて欲しいと思い続けてきました。
調査をコーディネートするとき、私は学生調査員に、観戦者調査は「未来を創る仕事」と伝えています。
学生がデータを収集し、研究者たちが分析し、実務者たちが戦略に役立てる、----現在を知り、分析し、未来を創る仕事です。
調査後に2人と満員のスタジアムで立って観戦をしながら、「する・みるだけではない」スポーツと関わる素晴らしさを感じてくれたように思います。
これからも、自分たちが未来を創るんだという誇をもってスポーツに携わって欲しいと思っています。

最後に、経年的に続いているラグビー調査の日本ラグビーフットボール協会側の統括は、立命館大学ラグビー部のOBの方であることもここに記しておきます。

写真は超満員のノエビアスタジアム神戸 
撮影:ゆ&ラグビー部のT君
写真の無断転載はご遠慮ください。

#にわかファン
#前座試合は神戸製鋼OB対新日鉄釜石OB
#京都先端科学大学の皆さん、ありがとうございました

2020.02.07

特になりもありません

こんばんは、嶋村です。更新が遅くなりました、てか忘れてました。僕の人生においてこのブログの優先順位はかなり低めなのでこのまま忘れてやろうかとも思いましたが、まあこれも仕事かなと思い書くことにしました。ちょっとイライラしているのでもし不快なことを書いたらごめんなさい。


まあしかし特に何も書くことがない。最近嬉しいことといえば僕の好きな yppah が新しいアルバムを出したことくらいです。聞いた話によればこのブログはスポ健ができた時から続いているそうで、続けることに意義があるそうですが、途中から入っていずれいなくなる僕からしたらもらい事故みたいなもんです(笑)。それでこういう時にいろいろ思うのですが、結局ブログを含めて SNS 関係は自分をどう発信するのかが大事なんですよね。僕は以前 facebook をやっていましたが(アメリカの大学院では流行っていたので)、数年前にやめました。インスタも絶対にしないと思います。別に他人と自分に起こったことをネットを介して共有する気はないし、「いいね」も欲しくありません。世の中には褒めてもらいたい人が多そうですが、そんなに自分がやっていることに自信がないんですかね?あるいは寂しいんですかね?何だかバカみたい。。。


ブログって何なんでしょうね?ちなみに僕のパソコンに入っている辞書によれば「個人が身辺の出来事や自分の主張などを日記形式で書き込むインターネットのサイトやホーム-ページ」だそうです。そうすると多分僕はブログのライターとしては一番合っていない人物です。それでこれを続けている理由はいわゆる「仕事だから」なんですが、これを仕事と呼ぶかは微妙なところです。結局は僕はスポ健の流れに合わせているんですが、まあなんだろ、いろいろ疑問を持つ、って大事ですよね。思考が停止して当たり前に思う癖がつくとダメですね。あと興味がないと言って何も言わないのも良くないと思います。あ、そういえば先日京都市長選がありましね(笑)。


まあ取り止めもなく書いてしまいましたが、自分で考えて判断するって大事だなって話で、最近シラバスを書いたのですが、学生さんにシラバスを読んでいない人が多いんですよね。割と重要なことが書いてあるのでしっかり情報収集して欲しいもんですね。政治も大学の授業も単位の取得も自分でしっかり情報を集め吟味して判断していくことが大事です。承認欲求でインスタ映えやブログ(や SNS)の更新ばかりに気を取られてないで、頑張って勉強・研究していきましょう(笑)。


ではでは。

2020.02.06

甲賀市信楽(しがらき)を訪ねてみませんか

本日の冷え込みが非常に厳しいです。

天気予報を見ると、滋賀県大津市、草津は1度と示されていました。

驚いたのは、甲賀市信楽エリアがマイナス4度。

この甲賀市信楽エリアは、BKCキャンパスから約30分程度(車)で訪れることができます。

甲賀市は広く、三重県、京都府と隣接しています。


放送中のNHK連ドラ「スカーレット」の舞台となっている信楽は、観光地として有名です。

信楽と言えば、陶器、朝宮茶。

一度、訪れたいと思っていました。

陶器を焼く窯ってどんなものかを観てみたかったのです。


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信楽駅(信楽高原鉄道終点)を降りると、大きな狸がお迎えをしてくれました。

そして、街中にある窯元さんを見学させて頂けるのが魅力です。

信楽焼の有名な「登り窯」を至る所で見学できます。



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スカーレットの撮影が行われた丸熊陶業(撮影用看板)に行ってきました。

陶器は価格の高いものかと思っていたのですが、格安の物から販売されていました。

ある窯元さんでコーヒーカップを購入しました。

 

スポーツ健康科学部の立場から甲賀市を見るならば、やはり忍者でしょうか。

私は、甲賀流少年忍者サスケ(漫画)を読んでいました。

「仮面の忍者 赤影」のまんじ党は甲賀忍者でしたよね。

 

誰か、忍法甲賀流コーディネーション運動を考えてくれないかな?


nao




2020.02.04

第三回教学実践フォーラム参加


こんにちは、かわいです。


高大接続の観点から、高校の探究学習と大学の探究学習の報告と討議がありました。

 (kawai)20200204

1つのテーマを立て、問いを継続的に考え続けること

・考えたことをさらに検証したり、さらに調査したり

 学びを累積的に積み立てていくこと

探究学習の肝になります。


その土台として、教員間で教科横断で課題意識を統一(=カリキュラムマネジメント)

すること、そのために目標を適した単位で配置していることが重要になりそうです。

探究活動では、SDGsをテーマにしていたり、iPadを用いたりと大学の教育改革で

取り組もうとするアイデアが実施されています。

(金沢工業大学が開発した「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」

 というカードゲームは面白そうでした。)


高校教育の変化が進む中、高大接続はどういうあり方になるか。


高校生が「自分のテーマ」で探究し、発表し、評価を受けることで、

テーマが育まれるだけでなく、自分が育まれます。自己形成です。


高校段階では大学での学びに向けて目的意識を形成しますが、

大学での学びでは、社会や学びにある価値に向けて目的意識を

再形成、組み替えていくことが必要なのかもしれません。

自然とつながってくると素晴らしいですが、そこには意識的な

学習者への関与が必要になることでしょう。


学ぶという営みを駆動する自己を高校や中学でつくりあげることができれば、

入試のため、成績のため、単位のためといった手段主義的で消費主義的な学び

を超えて自己形成につながる学びをできることでしょう。


かわい

2020.02.03

入学試験が始まりました

2月1日土曜日から、立命館大学の入学試験が始まりました。

  

受験生のみなさん、体調を整えて試験に臨んでください。

先日、理事・監事・評議員の新年懇親会がありました。
会の中で、文化・芸術・スポーツで活躍している学生が紹介されました。
また、紹介された学生の挨拶がありました。
2019年 世界の女性100人に選ばれた今さん(女子相撲)が、挨拶で語ってくれたことに感激いたしました。

 

「立命館大学は、私の可能性を広げてもらえた大学です」
 嬉しくなりました。また、エネルギーをもらいました。

 立命館大学は、学生の未来を拓く大学です。
受験という扉を開けて入学された皆さんには、そのことを実感してもらえると確信しています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
現在進めている文科省の大型研究プロジェクトCOIの拠点面談が市ヶ谷のJSTでありました。その行きの新幹線から撮影した富士山です。
 

素晴らしい富士山を眺められたおかげで、拠点面談もうまくいきました!
研究期間の残り2年間で社会実装して、貢献したいとメンバー一同心で確認できました。
【忠】

2020.02.02

スポ健な人 (38) Risa さん & Hikari さん

あっという間に2月ですね
皆様いかがお過ごしですか。

今回紹介させていただくスポ健な人は
国際協力活動を行っている
Risa さんと Hikari さんです。

二人が火曜日のラン智タイムセミナーで
活動について話をしてくれたので
紹介させていただきます。

Risa さんは、体育やスポーツによる
国際貢献というテーマで、
ケニアに行かれました。
https://ritsumeikan-ava.com/blog/detail/id/15803

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また、Hikari さんは、三年連続で
カンボジアに行き、体育やスポーツの
授業をすることで、現地の子供たちの
運動能力や自己認識が変化するのか
調査を行っています。
https://www.ritsumei.ac.jp/scholarship/activity/activities/report.html/?id=24
 (atsushi)20200126-02

二人とも話が大変興味深く、
素晴らしい発表を聞かせてもらいました。

彼らが二人とも「スポーツ健康科学部の授業でも、
スポーツと国際貢献について学べたら良いのに」と、
言っていたので、何とか次期カリキュラムで
実現したら良いのになぁ〜と思いました。

スポーツ健康科学部の卒業生からは、
これまでもJICA の派遣で
コスタリカに行った Tomoko さん (一期生) などがいて、
積極的に海外に出ていき、活動しています。
後輩たちも是非先輩たちに続いて、
国際的に活躍してもらいたいものです。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2020.01.30

滋賀県ジュニアスポーツの取り組み


滋賀県のボート、カヌー、ホッケー、レスリング、ウエイトリフティング等の競技団体は、小学校からそれぞれの競技に親しむ機会を作っています。

参加する子供らは、将来の滋賀県代表選手を夢見てそれぞれの競技団体が主催する練習会に参加し楽しんでいます。

中には、将来オリンピックを目指したいという子どももいます。

早い時期から、一つの種目ばかりでなく、様々な種目を経験し総合的な体力向上を目指した練習プログラムが取り入れられています。

 

滋賀県競技力向上委員会は、このターゲットエイジ(小学校5年生、6年生)に焦点をあてた体格・体力・運動能力測定を毎年行うことになりました。

大学院や学部の学生らの協力を得て、上記に示した競技種目の教室に参加する子どもたちを対象に測定を行いました。

一般的な、直線走、立ち幅跳び、反復横跳び等をはじめ、Power Maxを用いて脚パワーを測定する試み等もいくつか行われました。

Power Maxを用いた測定は、小学校5年生、6年生では難しいのではないかと心配されましたが、子どもたちの方がお互い励まし合いながら10秒間の全力ペダリングを行いました。

もう1回させてほしいという子どもが多く、彼らの意欲に圧倒されました。


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測定結果をみると、2024年に行われる第79回国民スポーツ大会(滋賀開催)で、少年の部での滋賀県代表選手で活躍しそうな子どもらが沢山おられました。

 

測定が終わって、怪我することなくそれぞれの競技に親しんでほしいと思いました。

指導者の方々も楽しく練習することを基本とされており、少子化による競技者数減少を止めたいと日々苦労されているようです。

これからのジュニアスポーツの大きな課題です。

 

nao