[ activity ] の記事一覧

2017.03.08

2017春の足音

キャンパス内の桜のつぼみ、ずいぶんと膨らんできました(まだ昼間に吹雪く日があって、目を疑いましたが)。
そろそろ、今回のブログが始まってから1年が経とうとしています。

 (桜のつぼみと改修中のクイーンス:もうすぐ春です!)

卒業生からのうれしい知らせを見聞きすると、気持ちの上ではすっかり桜満開のような状態です。
ippoゼミでも、すでに、そしてこれから結婚のお式を控えている卒業生がいます。
先日は、その前撮りとかで、ここスポ健に戻ってきてくれました。たくさんの思い出の地がある二人が、その一つにこの学び舎を選んでくれたことは、本当にうれしいことでした。卒業論文を手にして、二人そろって来てくれました。
日曜日にも関わらず、【It's me】先生がちょうど研究室にいてくださったので、一緒に写真撮影したり・・・ 私にとってすごくうれしいひと時でした。



幸せ顔ってこんな顔、こんな雰囲気なのですね。本当にきれいな表情の卒業生でした。こんな表情・雰囲気になれるように、それぞれの道を選びたいですね。

ippo

2017.03.06

「健康維持は死ぬまで自転車操業-タンパク質は壊されないと生きられない-」

この講演タイトルは、非常にインパクトがあります。オートファジーと健康に関する内容でした。

R-GIRO研究拠点成果報告シンポジウム の基調講演者として、木南先生(順天堂大学)が招かれ、そのときの講演タイトルです。


大学院生(特に博士)の研究指導で、研究タイトル(申請書タイトル)などを長年指導してき手いる観点からもインパクトを与えてもらったタイトルです。

講演の中身も非常に興味深く、人間の生体維持システムの精妙さに感激もしました。

人間の身体を構成しているタンパク質は常に入れ代わっています。1ヶ月で全身が入れ代わるともいわれています。ときに不良品のタンパク質ができたりします。不良品がでると壊すシステムが働く。ただし、エネルギーを使うことになりますが、そのままにしておくと病気に成ることにつながるので、選択的にいらないタンパクをみつけて壊し、細胞の正常状態を維持する。

このあたりのシステムが、『オートファジー』といわれているところです。

ただし、単に壊すだけでなく、部品として再利用もされています。ですので、講演のタイトルにあるように、造っては、壊しの自転車操業で、人間の身体は維持されています。

人間と自動車の違い も説明されていました。
人も車も、食物(ガソリン)を食べ、活動(仕事)をし、排泄物(排気ガス)をだし、やがて老化する。車は、部品の交換を必要なときに行っている。けれども、人間では部品の交換を常時行いながら、身体を維持している。まさに、自転車操業です。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
基調講演の後、拠点の分科会に分かれて、この4年間の研究成果を各グループリーダー、若手研究者から行ってもらいました。その分科会後の記念写真です。


 【忠】

 

2017.03.03

第29回京都府立高等学校体育系研究発表大会に参加してきました。

naoです

京都府立6校の体育系学科やコ-スで学ぶ生徒らが参加して開催されました。
個人やチ-ムで研究した研究発表の中から各高校の代表研究が発表されました。
本学も1回生時の基礎演習で研究成果をまとめますが、ほとんどの発表が大学生と同等以上であったと感心しました。





私のコ-チングという分野で興味を持ったのが、「洛北高校男子ハンドボ-ル部がインタ-ハイで第3位になれた要因」というテ-マの発表でした。
洛北高等学校のハンドボ-ル部は、京都府内では常にトップの座にあります。

球技では、急に優勝するチ-ムを作ることはできません。
都道府県内で2回戦程度で負けるチ-ムが、「全国大会出場」という目標を部室に掲げていますが、具体的な練習目標を立てられず、結果として1~2回戦で負けるという実態があります。
全国大会に出場するためには、まずは優勝争いをするレベル(ベスト4)に到達するための具体的な練習プランを作成し、試行錯誤しながらチ-ムマネジメントをしていきます。
そして、少なくとも3~4年間は2位、3位をし続けることで、結果として優勝をつかむことが出来ます。
この3~4年が、コ-チングの難しさで、教科書に記載されていないのです。
このチ-ムは、たとえ優勝できなくても次年度もまた同じチ-ムレベルで活動することが出来るのです。

洛北高校ハンドボ-ル部は、そういった過程(多くの先生方の指導の積み重ね)を得て現在では京都府内では不動の地位を得ています。
選手らは、さらに高い目標を掲げ「全国で勝つ」ためにどうするのかという視点で研究を進めていました。
まずは、上記に示しましたが、『全国で優勝争いをするレベルにチ-ム力を高める』という視点で分析したようです。

ゲ-ム分析という視点で、自分たちのチ-ムと敵チ-ムを丁寧に分析していました。
「攻撃成功率」「守備成功率」「シュ-ト成功率」「ミス率」「ノ-マ-ク決定率」から洛北高校の力を全校大会出場チ-ムと比較検討していました。
このデ-タを算出するためには、①誰が、②どこで、③なにを、④どうした といったデータをPCを用いて入力分析したものと思います。

分析の結果、チーム目標としていた守備成功率が高まったことから全国で3位になったが、敵の体格や戦略に対応したシュ-ト成功率を如何に高めていくのかが来年の課題であると優勝へのシナリオ(後輩たちへの宿題)を報告してくれました。

よく高等学校の強豪チ-ムは、先生(監督)がキャプテンを兼ねていると言われますが、この報告を聞いて、『まずは3位をめざし、常に優勝争いをするという生徒たちの熱意が先生(監督)を動かしている』洛北高校の伝統を感じました。
全国優勝することを楽しみに応援したいと思います。


他にも興味ある研究報告が沢山ありました(発表者名の記載は控えます)。

「負荷設定における錯覚がタイムに及ぼす影響」(西城陽高校)
「剣道競技おける高身長の選手と低身長の選手の技の比較」(久御山高校)
「2020年東京オリンピック・パラリンピックに対する意識調査」(綾部高校)
「打撃フォ-ムと飛距離の関係性」(乙訓高校)
「ソフトテニスがオリンピック競技になるためには」(鳥羽高校)



これ以外にも、各高等学校の年間行事やボランティア活動の様子などの資料が展示されており、京都府立高等学校体育系の先生方の日々の汗やご苦労、そして熱意が伝わってきました。



今回の発表者のある生徒さんが、本学部入試に合格されていることを聞き、私たちも高校の先生方以上に熱く学生と向き合っていかなければと思いました。


2017.03.02

メディカルジャパン2018

少し前になりますが、2月15-17日にインテックス大阪で「メディカルジャパン」という日本最大の「医療・介護の総合展」が開催されました。



メディカルジャパンは複数の展示会で構成されており、今年はすべての展示会を含むと1067社の出展がありました。大きな展示会ですので来場者も多く、3日間の合計で約3万人が参加しました。全体の様子はこちらからご覧になれます。
この展示会に我々が開発研究を行っているスマートウェアも出展しました。

私の研究室の研究員のSさん、大学職員のHさん、そして私の研究室の学部3回生のNさんが出展者として参加しました。



Nさんは卒業研究のテーマとしてスマートウェアの開発にも関わっています。なかなかこういった大きな展示会で学部生が参加することはないのですが、しっかりと対応してくれました。



ロコモティブシンドロームやサルコペニアとの関連に関しても聞かれたようですが、そこはさすがスポ健生です。私見も交えかなり詳しく説明していました。

その他、Nさんは空き時間にまわった関連展示についても報告してくれました。普段からスマートウェア開発に貢献してくれているNさんですが、たくさんの最新研究や来場者からのコメントに触れ、スマートウェアの開発研究をより発展させてくれると期待しています。

naru

2017.03.01

滋賀県のプロジェクトにゼミ参加

いよいよ3月です。

その初日の今日は、滋賀県の少子化対策学生プロジェクト事業の報告会です。
前期に、【nao】先生のご紹介があって、3回生ゼミ全員で滋賀県のプロジェクトに取り組んできました。

企業等へのアポイントをとり、日程調整をし、訪問をさせて頂きインタビューや研修の見学。それをまとめて、滋賀県在住の方を中心にアンケート調査。
春休みにかかって、その分析… 部活や就職活動も本格化しそうな時期に、ちょっと喝を入れられつつ、ゼミ3回生が予定をやりくりして仕上げてきたものです。

(春休みも、ゼミ室のテーブルは資料でいっぱいになりつつ…)

ただ、この楽しみな日。私は、この前後、他の場所にいることが前々から決まっていたので、またゆっくりゼミっ子たちに話を聴きたいと思います。

このプロジェクトのおかげで、一人一人の性格や行動パターンも見えてきましたし、何よりも学生たちが少しずつですが社会や会社の「仕組み」、地域や企業で興味をひくおもしろい取り組みがあることに気づき始めてくれているようです。

滋賀県・子ども青少年局の方々には大変お世話になりましたが、学生たちにとってはとても実りあるものであり、それが滋賀県の将来を創る手掛かりになっていくと思います。ありがとうございました。

ippo

2017.02.27

総長報告 2件

 毎週水曜日の午後は、常任理事会があり、朱雀キャンパスで、この会議に参加しています。
学園の重要案件を扱う会議のため気が抜けませんが、学生の活躍を紹介する総長報告は、リラックスし、かつ嬉しい時間です。

先日の総長報告で、2件がスポーツ健康科学部に関するものでした。

一つは、
立命館大学体育会トライアスロン部 細矢 祐香さん(スポーツ健康科学部2回生)
2016 日本学生スプリントトライアスロン選手権 女子オープンの部優勝
スプリントは、通常の半分の距離で行われる競技です。スイム(水泳)0.75km、バイク(自転車
ロードレース)20.0km、ラン(長距離走)5.0km の総合距離 25.75km で競います。


 細矢さんから、今後のトライアスロンでの目標とともに、トライアスロンの魅力を伝える人になりたい、という願いを伺うことができました。
 
もう一つは
立命館大学体育会女子陸上競技部
2016 全日本大学女子選抜駅伝(富士山駅伝)競走4 連覇


 クラブを代表して、記念写真の左から和田さん(スポ3)、中央・松本さん(スポ3)、右・佐藤さん(経済1)が来られました。
 学生代表で挨拶をされたのは、和田さんから、大学ならびに関係各所への感謝が述べられ、今後さらに課外と正課を通じた成長を続ける、という決意が語られました。

自らの目標達成に向けて努力し、成就した学生たちの活躍に、元気をもらいました。毎回の常任理事会で、このような学生の活躍を紹介する総長報告があることを願っています。同時に、学生が正課、課外などで活躍できるようにするために、会議でしっかり議論することを改めて考えさせてもらいました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
明日の火曜日は、朝9時半から16時まで、スポーツ健康科学部教授会FD研修会です。
教授会メンバーだけでなく、教職員全員が一堂に会して、朝から夕方まで、学部・研究科の入り口(入試)、教学内容、研究内容、キャリア、社会連携、将来構想について、議論します。テーマごとにグループワークをしながら知恵を出し合い、アイデアを生み、実行できる計画にまで仕上げていきます。学部創設から、年2回このようなFD研修会をしています。情報共有・アイデアメイクを通じて、学部・研究科の発展のプラットフォームの一つになっています。
 【忠】

2017.02.26

ヘルスポ+R沖縄合宿に行ってきました

ヘルスポ+Rは、立命館大学の+R学びのコミュニティー奨学金
を獲得した、運動で地域の健康増進を進める学生団体です。
今回は、昨年に引き続き沖縄県名護市にある名桜大学の学生と共同で
健康運動指導士研修会を行いました。
あいにくの天気で3日間とも雨かくもりで太陽は1日も見られませんでしたが
期間中は地域住民の方も含めて有意義な交流をさせていただきました。

今回の参加者は、学生が4名でしたがすべてスポ健3回生で
sanaゼミ、motoゼミ、satoshiゼミ、gotoゼミから
それぞれ1名ずつ参加していただきました。
非常に優秀な学生ばかりで、どの研修でも積極的に参加していました。



初日はsanaゼミの卒業生が健康運動指導士として勤務している
沖縄県健康づくり財団の施設を訪問し、
施設見学と運動負荷テストの体験をさせていただきました。
大城様ご案内ありがとうございました。
卒業生の神山さんは1年目ではありましたが
すでにスタッフと溶け込んでおり、患者さんの運動指導だけではなく
運動負荷テストもうまくこなしていました。

初日の夕方からは沖縄県在住の私の同級生の大学教員や教職関係者、
健康運動指導士を含めて懇親会を行いました。
神山さんも沖縄県での新しい人脈を広げ、学部生の皆さんも
自己アピールの良い機会となったようです。



2日目は午前中に名桜大学の学生と合同勉強会をさせていただきました。
山本先生ありがとうございました。名桜大学からは卒業研究の紹介や情報提供を
こちらからはヘルスポ+Rの活動報告などを行いました。
その後、ハートライフクリニック、南部病院生活習慣病センター
の2か所を訪問し、それぞれの施設の見学と体験をさせていただきました。
ハートクリニックの長嶺様、南部病院の小畑様、ご案内ありがとうございます。
沖縄県は、人口に対する相対的な健康運動指導士の数が非常に多いのですが
これは、全国で最も肥満者が多い県であることが理由の1つです。
数多くの病院で、当たり前のように健康運動指導士が配属されています。



3日目は昼過ぎに那覇空港を出発するため、国際通りを少し観光して帰りました。
ヘルスポ+Rは設立から4年を迎えており、活動範囲も学内から学外へ広がってきました。
今回の研修の成果を踏まえて、BKC周辺地域にますます貢献できるよう
さらに精力的に活動していただければと思います。
学生の皆さん、お疲れ様でした!

Good day!

sana

2017.02.25

高知訪問!

高知に行ってきました。

今年に入って3回、これから3月末まで2回、高知にお邪魔します。
また、4月以降、結構高知に行くことになっています。
Friend草先生の関係で、教育委員会や学校に行っています。

表玄関の高知駅前は、大変綺麗に整備されました。
その高知駅前に3人の像があります。

写真01 006 高知駅前の像


中央は、坂本龍馬、ですね。
では、問題です。残りの二人は誰でしょうか?

一人は、中岡慎太郎、ここまでは、分かる方も多いかと思います。
さて、もう一人、誰だと思いますか? 答えは、武市半平太です。
3人の関係を一度、調べてみてください。結構、面白いですよ。

で、今日の本題へ。

まあ、この写真を見てください。

写真02 久礼のお刺身



はい。お刺身です。本当に、美味しくて、美味しすぎて、感激しました~!
皆さん、チャンスがあったら、是非とも、訪問してください。

場所は、久礼大正町市場です。
高知から、車で、30分程度でしょうか。

写真03 久礼大正市場




鮮魚店でお魚を買い、その買った魚を食事店で捌いて、食べる、こんな感じです。


そして、下の写真を見てください。

写真04 看板


写真05 看板2



この看板を見て、なかなか、懐かしい感じがしました。
味がありますね~。

幾つかの学校を訪問している最中の束の間の素晴らしい昼食タイムでした。

仕事は、きちんとしていますので、ご心配の無いように…!?


それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.02.24

京都マラソン2017に参加して

naoです

2月19日に「京都マラソン2017」に参加してきました。
参加したと言うよりも、「抽選に当たった」とランナ-たちは言います。
私は、今年で2回目です。
ゼミのメンバ-も数名参加させて頂きました。
大会前日に、みやこめっせでゼッケンをもらいました。
様々なイベントが始まっていました。



この大会の魅力は、観光名所を巡りながら、京都市内を走るというところです。
また、他の都市型マラソンと比較できないほど、住民の応援が素晴らしいところです。
スタ-トから、応援が全く途切れません。
応援が途切れるのは、嵐山高架道路の100mぐらいでしょうか~





西京極競技場をスタ-トし、平安神宮までの42.195㎞の完走をめざします。
荷物をトラックに預けると、平安神宮隣の「みやこめっせ」まで運んでくれます。



スタ-トして、競技場を出た葛野大路通りで高校生はじめ近隣の方々の大声援を受けてハイペ-ス気味。
気が付いたら、1㎞5分10秒程度の走り。
今回の大会は、4時間~4時間10分を目標にしていましたので、1㎞6分ペ-スの計画です(膝が治っていないので)。


桂川に沿って渡月橋に向かって走ります。
そこから閑静な清滝通りを抜け、広沢池を通り抜けます(登り坂が続きます)。
今回は、ウォ-クマンに入れた曲を並べ変えていました。
この広沢池から仁和寺にかけては、山口百恵さんの「いい日旅立ち」が流れるようにしていました。
これが、また曲と景色が合うのです。


沿道では「鳴滝こども太鼓」の応援で元気をもらいました。
仁和寺では、多くの僧侶が応援してくれていました(何名かのランナ-らは、昨年はほら貝を吹いていたのに~今年はないな~と)。
そこから龍安寺前の厳しい坂道を登り衣笠(立命館大学前)へ。

私は、立命館大学のチア-の大応援を楽しみに頑張ったのですが、「いない! チア-はどこ?」、2~3名のチア-がハイタッチしてくれていました。
せっかく、立命館大学衣笠キャンパスの前を走っているのに、全く大学PRがありませんでした。とても残念でした。


さあ、衣笠を越えて西大路通りを登ります(金閣寺方面)。
この勾配が私には厳しかった~。
谷村新司さんの三都物語が私を後押ししてくれました。
そこから、北大路通りから今宮門前通、御園橋に向かいます。


JRの「そうだ京都に行こう 1996年の高桐院(大徳寺内)のポスタ-」を思い出し、20㎞までずっと続く登り坂の苦しさを忘れようと頑張りました。


そこから加茂川沿いを下りて北山通りを東に走りました。
高校生の方々が、送り火の「妙」「法」の位置をプラカ-ドで教えてくれていました。
4時間以降ランナ-は、ここで「はい写真! 」なんです。
年配のランナ-にとっては、観光マラソンなんですね。


そして京都府立植物園の中を抜けて、また加茂川の川沿い(映画で出てくる土の場所)を走ります。
この場所が30㎞点で、ランナ-にとっては、筋疲労という爆弾が落ちる場所でもあります。
私も、膝をかばって走っていたことから、大腿部に震度6以上の震えがやってきました。
そして、土のコースと、アスファルトとの走り方が異なるので、「ドン」と音が鳴るようような痛みが襲ってきました。
久々に経験した全く動かない筋痛です。


ここに救世主が~ 「エアサロ(エア-サロンパス)あるよ~」という沿道からの声が。
そこで、スプレ-をかけて頂き、マッサ-ジを繰り返していると、脚が動き出したのです。
京都マラソンには、ランナ-の状態に合わせた応援が待っているのです。


給水所で頂いた京都八つ橋、ミカン、トマトが私のエネルギ-切れを補ってくれました。
そこから、京都大学に向かって、登り坂が待っています。
京都大学の今出川(農学部前)の登り坂では、「走るより、歩いた方が足が動く」~というランナ-が多く、沿道の方々の応援でなんとか押して頂きました。


最後は、東大路通りを下って、平安神宮の大鳥居をめざし、ひたすら痛みと戦いました。
この地点で対応するために、準備していた渚ゆう子さんの京都慕情を聞きながら、一歩一歩とゴ-ル目指して走りました。



本当に大勢の応援の方、そしてボランティの方々の支援があって走り終えました。
高校生の方に、「おめでとうございます」と完走のメダルをかけて頂き、「有難う」とお礼を述べると、起伏の多い京都マラソンの厳しさが、なぜか忘れてしまうのです。



記録証を頂き、イベント会場へ行くと、知り合いの先生の研究室(龍谷大学スポ-ツマネジメント研究室)が東日本復興ブ-スを出しておられ、皆さんと写真を撮らせて頂きました。
その隣では、足湯とかマッサ-ジブースが設営されており、大勢の方が癒しておられました。



私は、夕方から仕事があったので、とにかく京都駅近くのお風呂さん(参加者に風呂屋マップを配布してくれていました)に行きました。
そこでは、多くの人が「20㎞までの登りと、京都大学周りの登りが本当にきつかった~」と楽しそうに感想を言い合っていました。
そして「来年は、もう少し頑張りたいな~」といつの間にか来年の話に~。
抽選に当たるかな~。


多くの主要幹線道路を止めての大マラソン。
反対側の沿道に移動するために、ランナ-の障害にならないようにロ-プで作った中州に人を入れて少しずつ動かしていく京都方式に関わっておられた補助員の方々のご苦労に感謝いたします。

おそらく、一年かけてランニングコ-スの沿道住民の理解を得て実施されたものと思います。
京都マラソン2017に参加させて頂いたことに感謝いたします。

2017.02.22

春休みのなかでの雪景色

まだまだ春には遠いのでしょうか?
表紙のような姿をみせてくれている草津(BKC)です。
寒いのは苦手ですが、これ(今日のブログ表紙の雪景色)はippoのお気に入りです。この景色が見られるのは、このBKCの、この時期(しかも雪が降る日)だけのものです。

先日は、島根県・松江市でご縁ある企業さんとの会議があり、出かけてきました。

(松江市上空???真っ白です)

その2日くらい前までは、鳥取などの日本海側が大雪に見舞われた時期でしたので、出かけられるか不安でもありました。実際に、家の屋根には1メートルくらい雪が積もっていて、(その重みのせいで)障子が開けづらかった…など、聞けば確かに!と思うような状態だったようです。
ただ幸いなことに、出張日は、地元の方々も「久しぶりの明るさだ!」と喜んでおられて、夕日も眺められるほどのお天気に恵まれました。


(地元の方曰く、出雲の町や大社の様子など、すっかり変わったとのこと。ゆっくり出かけてみたいものです)

慌ただしい春休みですが、もうすぐ3月。卒業生からの嬉しい知らせも舞い込む季節になってきています。
雪も解けて、春らしい気分を用意していきたいと思います。

追伸: いま開催中のイベント(「京都と空襲」:写真左:@平和ミュージアム)です。平和の意味、考えたいものですね・・・。右側のものは、来年度予定の写真展。とても貴重なものだそうです。



ippo