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2016.07.25

夏期体験セミナー2016 ひらめきときめきサイエンス&学部オープンキャンパス

昨日は、夏期体験セミナー2016 ひらめきときめきサイエンス&学部オープンキャンパス
を開催し、高校生ならびに保護者の方に集まってもらいました。

ひらめきときめきサイエンスは、「科研費」を扱っている日本学術振興会による企画で、大学・研究機関からの提案を審査の上、OKをもらって行います。有り難いことに、学部開設の2010年度から連続して採択してもらっています。

今回は、午前に生化学コース、スポーツ動作解析コース、午後に代謝測定・筋力測定コース、MRIによる体組成測定コースに分かれて行いました。

下の写真は、【AKNR】先生によるスポーツ動作解析コースの実習風景です。


この下の写真は【Hassy】先生による生化学コースです。


熱心に午前、午後の両方受講してくれた生徒さんもおられました。
受講修了後に、修了証「未来博士号(スポーツ健康科学)」を授与しました。


そのあと一人一人感想を述べてもらいました。
楽しかった  来年も来ます  説明が丁寧でわかりやすかったです  受験します 
などの感想をもらいました。企画・実施者として嬉しい限りです。

ひらめきときめきサイエンスと並行して、学部のオープンキャンパスも行いました。【仁】先生による、「オリンピックによる光と影」のミニ講義もあり、まさに総合・学際のスポーツ健康科学を、受講生ならびに保護者にも体験いただきました。


夏期体験セミナー2016のダイジェストビデオは、下記にあります。2分ほどですので、是非ごください。
https://youtu.be/QIFbXQwE0XY

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
本日は、下記の博士論文公聴会があります。どなたでも参加できます。興味・関心のある方は是非ともお越しください。
日 時:2016年7月25日(月)9:30~11:00
場 所:インテグレーションコア2F大会議室
講演者:笹塲 育子(立命館大学スポーツ健康科学研究科D4)
論 題:メンタルトレーニングに関する実証的研究-エリートアスリートの事例をもとに-

【忠】

2016.07.24

クアキニヘルスシステムのイベントスケジュール

ハワイ大学の医学部老年学科は、いくつかの病院と連携して研究室を構えていて
私の所属している部署はオアフ島のダウンタウンの近くにあるクワキニ病院です。
ここは、1900年に誕生して115年以上が経つ歴史ある病院の1つです。
設立当初は日本チャリティ病院として、日本人高齢者や戦争被災者のケアに当たってきました。
今は日本人だけでなく、アジア諸国を中心に誰でも受け入れられています。
ハワイでも屈指の高度医療施設で、
CT、MRIなどの医療機器もハワイで最初に導入されています。



クワキニヘルスシステムでは、高齢者ボランティアが中心となって
様々なイベントを開催しています。
スケジュールはここをクリック
file:///C:/Users/Sanada%20K/Documents/KGC+July+2016+calendar.pdf

イベントは午前と午後に分かれていて
ダンス、音楽教室、カラオケ、レクリエーション等様々ですが
音楽イベントが比較的多いようです。
なかには東本願寺サービスというお寺が開催するイベントもあります。
病院の中に仏壇がある部屋もあります。
とてもユニークですね。

ただ、健康運動指導士のような運動指導者の姿がないのは残念です。
ハワイの高度医療施設といっても、
それほど世界的に進んでいるわけではありません。
アメリカスポーツ医学会では、ヘルスフィットネススペシャリスト
という資格があり、これが健康運動指導士と同等の資格となります。
さらにアメリカには、登録運動生理学者(RCEP)という資格があり
これは非常に取得が難しいようです。
多岐にわたる疾患者の運動処方の管理者となり
平均年収も5万ドルを超えています。
日本にはこのような資格はなく、現場経験を積んだ健康運動指導士が目指す
さらに上位の資格があるとよいと思います。



ハワイでは虹を見るとまたハワイに来ることができる
という言い伝えがあります。
雨は意外に多く、霧雨のようなシャワーが明けるころには
そこかしこで虹を見ることができます。
今日もクワキニ病院の9階からきれいな虹を見ることができました。
このプログラムが終わっても、またハワイに来たいですね。

Good day!

sana

2016.07.23

大学院生の発表!


前期の最終週がやってきました。この時期に、いくつかの催しがありますが、その一つに、大学院生の研究構想発表があります。博士課程前期課程の院生さんの発表です。

最初にShrimp先生の開会のご挨拶から始まります。その後、院生さんが自分の研究の構想を発表します。

写真




次に、フリーディスカッションです。関心のあるポスターの前に行きます。そこで、発表者とフリーにディスカッションをします。
この時に、領域の異なる先生や他の院生さんから、研究へのアドバイス、研究方法に関する助言、そして、鋭い質問、思いもよらなかった質問を発表者は受けます。
発表者にとっては、どきどき・わくわくの時間です。

写真



外から見ると、こんな感じです。

写真




教員同士でも、いろいろな話に花が咲きます。

写真



充実感溢れる発表者のMoat井君とと指導教員のHouse光先生です。指導教員と院生さんは、姿などが似てくるのでしょうか?年の離れた兄弟のように感じるのは、私だけですかね?

(写真の右端にいる、いつもきちんとした身なりのBack藤先生の姿にもご注目を!)

写真




そして、最後に、Specialist坂研究科長のお話で、無事終了しました。

写真



なかなか、充実した90分間でした!

それでは、良い週末を!

【 智 】

追伸。最後の写真の一番後ろから写真撮影しておられるのは、スポ健木曜ブロガー naru 先生です。実は、 naru 先生も、この様子をブログに掲載しようと考えておられました。が、私に譲ってくださいました~。
 naru 先生、ありがとうございました~。

2016.07.22

ジュニアスポ-ツNO3(バドミントンの試合で学んだこと)


naoです

久々に、ジュニアスポ-ツの観戦に行っていきました(小学生の女子対象)。
これまで野球ばかり観ていましたが、今回はバドミントンの大会の様子を観てきました。
京都府南部の大会(女子の部)でコ-ト12面を使っており、試合を進行させる係員の場内放送がとても聞きやすく大変丁寧に運営されていました。

試合前、ご両親に甘えている子どもがいれば、緊張して固まっている子どもや、空きスペ-スで素振りを何度も繰り返し行っている子どもがいました。
その一人一人の雰囲気を見ていると、初めて試合に参加するのだろうな~という子どもさんがすぐ分かりました。
このような初めて参加する子どもに「勝ってこい!いいな~頑張れ!」というかけ声をかけてしまうと、子どもの緊張を和らぐどころか、さらに緊張させてしまうなと思いました。
野球などの球技と違い、一人でコ-トに出て行く勇気を必要とする競技だなと思いました。
また初めての試合で、会場での動き方が全く分からない低回生の子どもには、上級生が丁寧に対応しているところが素晴らしかったです。

今回特に勉強したことは、大人と子どもの審判の融合でした。
テニスでは、セルフジャッジ(選手自身が自陣側を判定する)法を用いていますが、バドミントンの場合は複数の審判によって判定を行うそうです。
大会によって、審判の数が異なりますが、この大会においては、上級生の子どもが主審を担当し、センタ-ライン後ろの線審に大人が2名、サイドラインの線審に2名の子どもの合計5名の審判で試合が運営されていました。
地区大会なのに審判が多いな~と感じたのですが、特にセンタ-ライン後ろの大人の線審が、場合によっては試合を止めて、子どもらにルールを丁寧に指導している場面がありました。



試合では勝ち負けも大切ですが、それ以上に子どもたちに試合を通してルールを理解させ、こどもらと共同で試合運営を行っている家庭的な雰囲気を感じました。
さらに野球などに見られる、監督やコ-チの叱咤する声など全くなく、拍手と激励の声だけが体育館内を響かせていました。

いくつかの競技では、審判の誤審や態度など(行動規範)が話題になっていますが、今回観て感じたことは、バドミントン協会の方々は教育的役割を担っておられることでした。
試合の主審を無事終えた子どもに尋ねてみると、「試合中に審判として記録すべきスコア-シ-トの書き方が難しかったです」と教えてくれました。



バドミントン経験者の方は、ぜひ各地域で開催されるジュニア大会の審判ボランティを担ってあげてほしいと思いました。


2016.07.20

4回生ゼミの夏

そろそろ試験期間に突入です。4回生は、就職活動に東奔西走し、教員採用試験も始まり、卒業論文も本格化する時期です。

研究室では、調査準備をするため、4回生のゼミ学生たちが作業してくれました。700を超える調査票の発送作業でした。
今は、ネット調査が普及したので、このような手作業は減りました。このような作業をチームで行うと、お互いの得意・不得意もみえてきますし、作業を効果的に進めるために工夫が必要で、正確に作業することの大切さも体感できます。
その機会がもてたことは、私にとってはもちろん、学生たちにとってもよかったかなと思っています。

  (作業し始めの様子)

 (出来上がり!雨にも負けない梱包です)

そして、その後日、前期お疲れさま会と今後のガッツのために、学内の施設でBBQをしました。体育会系はふだん、部活動の練習があるので、なかなか夕方以降に参加するのはむずかしいことが多いのですが、この日は全員そろっての会になりました。
梅雨の中休みといった感じで、夜も涼しい風が吹いてくれる絶好の日でした。

 (日も暮れてきて、BBQも最高潮のとき)

久しぶりに解放された気分で集まり、わいわい楽しむことができたひとときでした。食べ終わった後は、みんな揃ってエポック(宿泊施設)でお泊り。かなり夜遅くまで起きていたようです。

「あのとき、みんなでやったよなぁ~」「あのとき、夜な夜な話したよなぁ~」と、時が経ったときにお互いが語り合ってくれるといいなと思っています。

ippo

2016.07.18

スポーツ健康科学サマースクール2016

 週末の土日にかけて、恒例の『スポーツ健康科学サマースクール2016』を開催しました。
 受講生からの満足の声を頂戴し、運営する側として、ホッとしております。
 https://www.facebook.com/rits.spoken/?fref=nf

 開講式で、「満足度120%です」とお話しをさせてもらいましたが、受講生の方より、
    「本当にその通りで大満足です!」と喜んでいただきました。
 その他にも
 ・気さくな先生ばかりで良かったです。人良し、顔良し、業績よしは事実ですね。
 ・院生スタッフが明るく、気配りが良くて、しっかり教育されているのを感じました。
 ・和気藹々とした雰囲気の中でしっかり学べました。
 ・最先端の機器をふんだんに使った実習が良かったです。
 などなど、お褒めの言葉、喜びの言葉を頂きました。


 運営に関わった先生方、院生スタッフ、そしてスーパー秘書の奥Villageさんのおかげです。みなさん、来年もお願いします。というのも、ある企業の方から、「当方ではこのサマースクールのプログラムの人気が非常に高いです。かといって希望者全員を一度に派遣できないので、数名に分けて送っています。」とのこと。既に社内で、順番待ちまでしているようです。さらに、内容、運営方法をブラッシュアップして、次年度に向けて進みたいと考えています。惜しくも今年参加できなかった皆さんは、是非、来年お越しください。もちろん、もう一回参加されたい方も。


 毎回感心するのは、2日間のプログラムならびに準備に、院生スタッフの頑張りと気配りです。そして年々その明るい気配りが洗練されていっているように感じます。本学部・研究科は、これまでに学会の受け入れも多数あり、この学会サポートの経験と、彼ら、彼女らのホスピタリティマインドと合わさった結果と考えています。このような運営スタッフの経験は、組織、チームのマネジメントを考える上で大きな財産になるでしょう。

 下記は、プログラム修了直後に、院生とポスドクがつくった動画クリップです。プログラムの様子がよく分かりますので、是非ご覧ください。
https://youtu.be/MfSR4LnXcJM

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
昨年、押しかけインターンシップに来てくれたテキサスから来てくれた高校生のTAZ君
https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2015-08-17
が、今年も来てくれました。昨年のデータ解析の続きをするためです。凄いですね。データの解析が上手くいけば、来年、ACSMで発表してもらおうと考えています。TAZ君は、今年の夏から、アメリカのテキサス大学への入学が決まり、将来は医学部を目指しているので、良い機会になるでしょう。


写真で見ると、一年間ですっかり大学生の雰囲気になっています。積極的で、明るく、チャレンジ旺盛のTAZ君が益々発展して、将来の医学研究に貢献してくれるのを楽しみにしています。

【忠】

2016.07.17

ワイキキアクティビティ~Part4.ココヘッド・トレイル

カリフォルニア沖にハリケーンが2個発生して
今週末と来週にかけてハワイ諸島に接近するそうです。
ハリケーンシーズンは日本と変わらないですが
日本のように頻繁ではなく、ハワイまで来ることは稀のようです。

先週末はオアフ島の人気トレイルコースの1つ、
ココヘッドに登ってきました。
結構甘く見ていたのですが、ダイヤモンドヘッドよりは
はるかに厳しいコースでした。



ココヘッドは、オアフ島の東側に位置し、
ワイキキからは22番バスで1時間ほどになります。
シュノーケリングで人気NO.1のハナウマ湾の向かい側になります。
周辺には射撃場があり、ピストルやライフルの音が聞こえてきます。
アメリカらしいといえばそうですが、音が大きくちょっと怖かったですね。
トレイルのスタート地点からすでに頂上がまっすぐ先に見えます。
ココヘッドは昔、通信塔だったようで、頂上からトロッコ用の線路が
ふもとまでまっすぐに続いています。
山頂ほど急になり、まるでジェットコースターのようです。
トレイルは、この線路の上を歩き続けます。



足元が非常に悪くて歩きにくいですが
登れば登るほど見晴らしがよくなり、とても気持ちがいいです。
ふもとでノースカロライナから来たエドさんと友達になり
話しながら山頂まで登りました。
ミリタリーの方で1か月前に単身赴任してきたそうです。
軍隊の方はどこにでも行かなければならないらしく大変そうでした。
途中、線路の枕木だけを伝って登るところがあり
真下は崖となっていて、すこし恐怖を感じました。



頂上からの景色は絶景で、正面のハナウマ湾と
遠くにダイヤモンドヘッドとワイキキのホテル群が見えます。
風がとても気持ちがよく、
しばらく頂上でおにぎりを食べながら休憩しました。
しかし、試練はこれからでした。
帰りは行きより楽なのですが、次の日からが大変でした。
これまでに味わったこのないくらいの筋肉痛です。
しかも2日目の痛みが非常に大きく歩けないくらいで
ほぼ1週間ダメージが続きました。
ひたすら下り階段を歩き続けるようなもので、それが原因ですね。
これにはとてもショックで、足の筋トレを
強めにしないといけないと改めて思いました。

Good day!

sana

2016.07.16

スポ健な…人々(4) 多彩な教員



2010年度にスポーツ健康科学部が開設した年から、教員の学びを深めるために、「ラン智タイムセミナー」が年間10回程度、多い年は20回程度、開催されています。

写真




先生方が、今、何に興味を持って、何に携わっているのかを、火曜日のお昼休みの12:20~12:55まで、インテグレーションコア1階のアカデミックラウンジで、話しています。
話すばかりでなく、「笑い」を2回取ること、という厳しい課題も課されています!

さて、この写真の方は誰でしょう?

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1回生で教職に関心のある人、あるいは、2回生以上であれば、教職課程を履修する人は必ずお世話になりますFriend草先生です。

学校現場について、極めてよくご存じのFriend草先生は、中学校教員(保健体育)、県教育委員会指導主事、県教育委員会管理主事、国立大学附属中学校副校長、中学校校長、全国中学校校長会副会長、文部科学省派遣、中学校体育研究会研究等、学校現場の教員としては、輝かしい業績をお持ちの先生です。

今年の4月に本学部に着任されました。
すでに、スポーツ健康科学部の自主ゼミで、教員を目指す人のために、特別の時間を取って、指導されています。学生からの評判は、極めて高いもので、学生諸君は、とても熱心な指導を受けています。

先週のブログで教員採用試験のことを書きましたが、彼らの中から、一人でも教職に就いて欲しい、と願っておられます。


下の写真は、Friend草先生が、全国中学校校長会副会長を務めていた時に、天皇陛下・皇后陛下の謁見ができたそうです。その時の写真です。
4枚の写真がありますが、これらの写真は、皇居、皇居宮殿調和殿、春秋の間、宮内庁の写真です。さて、どれがどれでしょうか。

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私たちの学部では、学生諸君に、他者から学ぶといいよ、と語っています。

ラン智タイムセミナーで、教員自身も、他の教員から学んでいます。

そんな「スポ健の残したい文化」を大切にしたいものです。

それでは、良い週末を!

【 智 】


2016.07.15

野外教育について考える


naoです

「スポ-ツ教育特殊講義」で野外教育について学生たちと議論しました。
教師になった場合、必ず野外教育の企画立案を担当することになりますので、学生らは真剣に取り組んでくれました。
1)どのような活動を想像するのか
2)野外教育で学ぶことは
3)指導者の役割
4)指導者として学んでおくべき知識
などのテーマで議論しました。
例えば、キャンプで学ぶ目的について語ったり、ディレクタ-になった場合どのような①役割を作り分担するのか、②必ず発生すると考えておくべき事故(安全管理)、③環境整備などについて意見を出し合いました。

特に対象によって、安全配慮の内容が異なってくることについて意見が出されました。
幼児や小学生低学年の場合、ホ-ムシックで泣きだす子どもの世話をどうするのか?などといった意見に対し、「俺には無理や~ 子どもが俺の日焼けした顔見たら怖がるわ~ 子どもの心理の勉強も必要や!」と課題を出し合っていました。

自然の中で行うキャンプ、スキ-(スノボ)、水泳を行う場合のリスクの想定は、資料で示されても無理だわ!教科書や講義よりも実践です!と学生たちは考えているようでした。


2週目の講義で、学生たちは「あなたが中学校1年生(草津市内)の担任になり、キャンプ実習(希望ヶ丘キャンプ場実施)の担当になりました。生徒・教員に配布する冊子(概要)を作成しなさい」という課題でグル-プワ-クを行いました。
パワ-ポイントでまとめられた発表を聞き、学生らがあまり考えなかった項目、自信持って示した項目などが6つの班とも共通しているなと思いました。



自信を持って発表していた項目は、夕食のところでした。
全ての班が、キャンプ定番のカレ-の作り方を丁寧に説明してくれました。
ところが、朝食は?昼食は?とメニュ-が出されていない班がありました。
ご飯とみそ汁だけは寂しいよなと。
ある班は、前日の夕食後の片付け時にご飯を炊いておき、朝食はリゾットです。
と時間的効率を考えている班もありました。



そして、生徒間交流プログラムでは、オリタ-経験者らが様々な遊びや軽スポ-ツを紹介してくれました。
希望ヶ丘は広大な敷地であることからオリエンテ-リングが活発に行われています。
それを生徒に経験させたいと提案する班もありました。
オリエンテ-リングは、キャンプ場や大きな公園だけで行うものではなく、街中(ビル街)でも行われています。
BKCキャンパス内で実施してもいいかもと思います。
何回か経験することで、キャンプ実習でのコ-スプランナ-を担うことは可能だと思います。

各班、もう少し考えてほしかったことは、キャンプファイヤ-のプログラムです。
中学1年生にとって、食事を作ること、仲間とテントで寝ることを経験することは大切ですが、仲間と交流するキャンプファイア-も重要なプログラムなのです。
このことをあまり重視していないようででした。
単に薪に火をつけて見ているだけのシナリオでは、せっかくの時間がもったいない。
火を使った感動の演出が必要なのです(火の神の出現)。
私を含め、受講者は、生徒らが笑ったり、涙したり、隣の仲間と手を繋いだりする演出法を勉強しなけれならないですね。

スポ-ツ教育のあるゼミでは、この夏休みにキャンプを経験するそうです。
私のゼミは、大学(BKC)からバイクで5分程度のロクハ公園のデーキャンプ場(かがやき通りス-パ-スタ-の裏手)で、流しうどん会を開催し、少しですが野外教育を経験しています。



2016.07.11

やってみなはれ

 先週の水曜日で、基礎演習クラスの朝食実習が終わりました。基礎演習は9クラスありますので、9週にわたり、【ab】先生と【ab】研究室の研究員、院生のみなさんに大変お世話になりました。

 毎週、和食のしっかりした朝食を、1回生のみなさんと楽しく頂戴しました。生協さんの協力で100円朝食をベースに組み立てられており、スポ健の観点で栄養の追加もあります。このあたりは、毎回、【ab】先生から丁寧な解説があり、楽しく食べながらも栄養学の基本を学ぶことになります。

 
   「学部長と一緒に円卓を囲んで食べる」、ということもあり、毎回、『いただきます』の前に、一言だけ話をさせてもらいました。今朝の一言、としていろいろな話をさせてもらいました。最終回のクラスには、タイトルにありますように、「やってみなはれ」ということを話しました。関西弁で、何事にも前向きにチャレンジしましょう!という意味です。大学生という時期は、失敗して構わないから、思い切ってチャレンジできる時期です。そこで積み上げた実践経験、体験は貴重な財産になります。そして、友達に、どうしても尻込みしたり、踏み出せないでいる場合には、「だったらこうしてみたら」と励ませる関係もつくって欲しいということも申しました。学生時代に得た友は、一生の友であり、かけがえのないもので、そのような出会いと関係をこの基礎演習クラスで培って欲しいと願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>


   大学院博士後期課程の先端スポーツ健康科学特論Ⅰを【智】先生と共同で担当しています。後半5回分を行っています。博士後期課程1回生(我々はD1とよんでます)に、今後、5年間の研究構想をまとめてもらいながら、博士課程の3年間でどこまで研究を進めるのか、を研究申請書に落とし込みながらまとめてもらいます。まとめるだけでなく、申請書の審査員の立場になってもらい相互評価し、コメントをフィードバックします。このような審査員の視点を持つことでさらに研究内容、申請書を見直してもらっています。目標は将来、大型研究プロジェクトに採択してもらうことです。その日も近いことを願っています。
【忠】