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2016.07.10

ハワイの初夏の風物詩といえば...

京都ではそれそろ祇園祭のシーズンですね。
本格的な夏がやってくる季節です。
アメリカでは7月4日は独立記念日です。
1776年にイギリスから独立を宣言した日となります。
こちらでは4th of Julyと呼ばれています。
ハワイでもこの日はイベントが盛りだくさんで、
街のあちこちでダンサー踊り、
ミュージシャンの演奏が聞こえてきます。
なかでもローカルの人も観光客も楽しみなのが
ショッピングと花火大会ではないでしょうか。
ハワイのあちこちでこの日は激安セールが行われており
夜8時30分からはアラモアナビーチパークで花火大会があります。



あともう1つの楽しみは夜の盆ダンスです。
7月になると本格的なシーズンとなり、
土曜日になると、いたるところで開催されています。
もともとハワイ在住の日本人が広めたイベントですが
すっかりと地域の住民に根付いていて
ハワイの夏の風物詩となっています。



日本の盆踊りと違うところは、寺院で行われる場合は
僧侶らによる厳かな儀式が始まりと終わりに行われることや
各地域の盆ダンスクラブのパフォーマンスがあることなどです。
今回は太鼓のパフォーマンスを見ることができました。
9月までがシーズンとなります。
気候が年中あまり変化のないハワイでは
季節を感じさせる大切なイベントとなっています。

Good day!

sana

2016.07.09

スポ健な…人々(3) 多彩な学生



昨日、7月8日(金)に、大変楽しいことがありました。多彩な学生と懇談できたことです。
夕方の18:00から、西園寺育英奨学金授与式が、インテグレーションコア1階のアカデミックラウンジでありました。

2回生5名、3回生5名、4回生5名、計15名の学生、スポーツ健康科学部から3名の教員、そして、事務室からTen河さんの19名の参加の元、実施されました。

Shrimp先生の司会の元、Specialist坂先生による開式の辞から始まりました。

写真




その後、校歌斉唱、給付証書授与と続きました。

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そして、グループ懇談として、学生と教員で懇談会があり、それを受けて個人の想いを発表しました。

写真



グループ懇談と個人の想いの発表は、本当に素晴らしいものでした。
【 智 】のグループは、卒業したら栄養士・管理栄養士の道に進みたいというAlcohol匂さん、公正公平な公務員になりたいというSpring名君、カナダに留学したいという齋wisteria君、地元に戻り地域のために尽くすとして公務員を目指す柳Swamp君、外国に行き見聞を広めたいUp野君でした。
学生さんの発表では、

 スポ健らしい銀行員になりたい    本質を見極めたい
 客観的な視野を持ちたい        いつも笑顔でいたい
 今しかできないことを全力でしたい   栄養と競技を楽しみたい
 超える力を持ちたい             何事にも挑戦したい
 コクのある人間になりたい        陸上競技の研究を極めたい
 チェッカーフラッグをみつめたい    想いを形にしたい
 カヌーを極めたい              困難も楽しみたい
 
 そして、スポ健に恩返ししたい。。。


きっとこのブログを読んでくださっている方は、彼ら・彼女らの発表の言葉を聞くだけで、楽しそうに感じられることと思います。

私たちは、人生を、全力で突き進みたい、そんな感じを受けました。

1時間45分でした。本当にあっという間に過ぎ去りました。

そして、記念撮影、彼らと私たちの人生のほんの一時の時間でしたが、極めて豊かに時間が過ぎていきました。

写真




最後は【 智 】の閉式の辞で終了です。

スポ健の教員として、報われた時間をプレゼントされました。

本当にみんな、ありがとう!

【 智 】

2016.07.08

熱中症警報発令中


naoです。

6月下旬からの猛暑で、体調を崩している人がおられるのではないかと思います。
京滋地区は祇園祭の時が一年で最も蒸し暑いと言われていますが、今年はこの時期がかなり早くなっているように感じます。
総務省消防庁は、6月27日から7月3日までの1週間に、全国で2847人が熱中症で搬送され、6人が亡くなった報告しています。
搬送者数は昨年の5倍だったそうです。
滋賀でも35度を超える猛暑日が続き、25度を下回らない熱帯夜が続くことがつらいです。

私は、ジョギング時に意識的に水分摂取をこまめにしていますが、日曜日(3日)はジョギング中に頭痛が酷くなり、めまいと息切れを感じました。
いわゆる熱中症を引き起こしてしまいました。
最後まで走るか?それとも歩くか?と悩みましたが、「根性だ!」と言い聞かせ走ってしまいました。
自宅に戻り、スポ-ツ飲料水を大量に飲んだのですが、翌朝まで尿が出ない状態でした。
毎朝体重を測定しているのですが、3日の体重は前日よりも1.5㎏も減っており、さらに熱帯夜による寝不足の状態でした。
走っているとき、調子悪いな~と感じていたものの、まだまだ行けると無理をしました。
勇気ある撤退を早くするべきだったです。
運動中に水分をこまめに摂取していても、寝不足の状態では熱中症になる割合が増加するということです。
また急激な体重の減少は、体水分量が減った状態なので注意が必要です~。 
理解していても、対処法を飛ばしてしまったことが本当に恥ずかしいです。


ところで、各地で熱中症予防のための取り組みが行われています。
例えば、岐阜県多治見は夏の気温が高いことで有名ですが、市としては「熱中症予防声かけ」を推進しています。
また草津市では、科学的な評価法(日本体育協会推奨)を用いて熱中症警報を発令し、各学校や公共機関で注意喚起を行うよう指示しています。
立命館大学も草津市から指示を受け、学内には写真で示すような看板を立て、熱中症予防の推進を行っています。
以前は運動部の活動を中止して下さいという連絡も入ったと聞きます。
熱中症警報が出されるたびに練習を中止するというル-ルを作ってしまうと、本学体育会にとっては全く練習ができなくなり競技成績が低下してしまいます。
また同様の厳しい環境下での試合もあるので、選手たちは暑さに対応しなくてなりません。





そこで、各チ-ム独自で熱中症の予防対策をしています。例えば写真に見らえるよう体育館種目のバスケットボ-ル部は、体育館内で空気が通らないため、立っているだけで汗をかきます。
運動中1.5ℓ以上の水分を摂取しても、運動後には2㎏以上の体重の減少が見られる選手もいます。
そんなこともあり、選手らには自由に水分摂取を行わせています。
トレ-ナ-らは、体育館の隅々に置かれたペットボトルの水を補給することも仕事の一つです。





OICで活動する体育館種目のある選手は、急な頭痛と吐き気で前が見えなくなった~初めて熱中症を経験したそうです。
今年のように暑い時は、普段以上に水分摂取が重要ですと話してくれました。

立命館大学は、全国の大学の中で熱中症予防に取り組んだのは早かったと思います。
1984年から多くの運動部に水分摂取を積極的に行うことを指導していました。
まだ科学論文も少なく、どのような飲み方がいいのか皆で各体育会チ-ムの主務などと議論していました(トレ-ナ-というポジションが少なかった時代)。
ほとんどの体育会は30分間隔といった水分摂取の方法を用いていました。
体育会本部の勉強会で、好きな時に自由に飲んだ方が「がぶ飲み」は減り、パフォ-マンスは低下しないといった意見が出されていました。しかし、自由に飲む行為を認めるとチームの士気が低下するという意見も出されていました。
1995年には、NHKクロ-ズアップ現代で、アメリカンフットボ-ル部(パンサ-ズ)を事例に水分摂取の取り組みが紹介されました。

1984年~1990年ぐらいまで、「運動中に水を飲めと指導していることは遺憾だ!根性があれば喉は乾かない!」と多くの体育会チ-ムのOBや監督が怒鳴っていました。
私は、その都度、怒っているOB会へ水分摂取の重要性を説明しに行ったことを懐かしく思います。
「軟弱な指導を推奨しているのは、お前か!」と何度も怒鳴られました(選手の方々は、もっと厳しいことを言われていましたから、彼らのためにもと頑張っていました)。
近年のスポ-ツ場面の死亡事故例を見ていますと、あれから30年も経過しているのに、まだ「根性があれば喉は乾かない」と信じている指導者もおられるのが残念ですね(立命館大学には、そのような方はいません)。

2016.07.07

+Rな人

知っている方も多いかもしれませんが,
立命館大学HPで「+Rな人」が公開されています.
+Rな人 URL: https://www.ritsumei.ac.jp/features/r_na_hito/

この「+Rな人」では,『立命館大学でキラリ☆と輝く学生や教職員をはじめ,アジア太平洋大学(APU)の学生や教職員,立命館中学校・高校,立命館宇治中学校・高校,立命館守山中学校・高校,立命館慶祥中学校・高校,立命館小学校の生徒・児童など,現役で立命館に関わっている人はもちろん卒業生も含め「立命館らしく」がんばっている人たち』が紹介されています。

先週と今週は,スポ健の学生が紹介されました.毎年,スポ健の学生が取り上げられることは多いですが,特に今年度は,17回の記事の中で5回がスポ健の学生や卒業生が取り上げられています.それだけスポ健は活発で目立っている学部・研究科だという証拠だと思います.

↓ちなみに先週は,私の研究室の院生の鶴見君が紹介されました.


内容の詳細は「+Rな人」に譲りますが,鶴見君は,このブログでも何度か紹介したスマート ウェアの開発に携わってくれています.その研究内容や研究に対する想いなどが紹介されています.ぜひご覧ください.


↓また今週は2回生の原田君が紹介されています.

原田君は,今夏開催されるU20-世界陸上競技選手権大会の男子三段跳日本代表に選出されています.競技を始めたきっかけや競技の対する想いなどが紹介されています.こちらも是非ご覧ください.原田君の記事は現在,大学HPのトップページでも紹介されています.

今後も学生の皆さんが正課,課外とも活発に活動できる学部・研究科でありたいと思います.

naru

2016.07.04

校友会未来人財育成基金

いつも上着のバッチホールには、徽章(きしょう)をつけています。もちろん、立命館のコミュニケーションマークのエンジに「R」(写真右)。本学部の先生方の徽章(きしょう)着用率は1番ではないかと自負しています。このえんじに「R」は、大学生協で購入できます。院生、学部生も、学会の時につけて、プライドを持って発表してくれています。嬉しい限りです。


写真の左の徽章は、先日、頂戴したものです。これには少し経緯があります。いつも、東奔西走で超多忙のスポーツ振興担当の部長【haru】 先生と朱雀キャンパスの会議で同席し、そのままランチへ行った折、校友課の職員とお話しされていて、「校友会未来人財育成基金に寄付します」と寄付金を手渡しされました。その後、校友課担当職員から、写真左の徽章を記念品としてもらわれていました。「Beyond Borders」の文字が刻まれていて、『かっこいいなー』と単純に感じ、私も校友課へ少しですが基金へ寄付させていただきました。

そのときにパンフレットなどでどのように使われているのかの説明も頂きました。パンフレットには、今年3月に卒業した林君(モータースポーツのATCを目指して渡米)もこの基金からサポートしてもらっているのが分かりました。まさに、未来へ贈り物をする『Gift』の精神です。この精神に共感される方、バッチを欲しい方、などなど色んなモチベーションがあってもよく、是非ご協力ください。詳しくは次のサイトに上がっています。

未来人財育成基金情報サイト
http://gift2r.info/

*私の斜め前の声の大きい【jin】先生に、徽章をみせたら、「欲しい!」となって、すぐに基金へ寄付を申し込んでいただきました。ありがとうございます。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

2年前に修了した伊藤君(写真中央)が訪問しに来てくれました。『大学院修士の2年間の学びは、いまのキャリアを進める上でコアとなっています』と語ってくれました。在学中、本当に熱心に研究し、英語論文も掲載されました。
http://link.springer.com/article/10.1186/s40064-016-2291-5
【忠】

2016.07.03

普段過ごしているクワキニ病院周辺の紹介

はやいものでもう7月となりました。
天候としては季節感をそれほど感じないので
あっという間に時間が過ぎていくようです。
さて今回のブログでは、ハワイでの平日を過ごしている
クワキニ病院周辺をご紹介いたします。

クワキニ病院は、ノースクワキニストリートにあって
ワイキキからバスで1時間ほどかかります。
つまり、往復に2時間かけて通勤しています。
バスは、The busの2番か13番で、ワイキキからダウンタウン、
チャイナタウンを経てクワキニストリートまで乗ります。
1か月パスを購入していて、60ドルでどの路線にでも乗ることができます。

朝は7時30分に家を出て8時30分に研究室に到着します。
午前中は、主にデータ分析、論文やたまった原稿の作成、
国内外の学術誌の査読等の研究活動に費やします。
午後は、日本時間の午前中ですので、
スカイプやメールでのゼミ生・院生とのやり取り、
主に研究関係の事務書類の作成等、大学の仕事をすることが多いです。



お昼は、主に病院にあるカフェテラスで食事をします。
平均して10ドルくらいかかりますので
それほど安くはないですが、みそ汁やカレー、肉じゃが、
ビーフシチューや肉団子、から揚げ、パスタ、生春巻きなど
なじみの食材がたくさんあります。
サラダバーになっていますので野菜もたくさんとれます。
要するに何でもあります。
ハワイならではでアメリカ本土ではそうはいかないと思います。



ランチが終わるとすぐに周辺の散歩に出かけます。
いつもコースが決まっていて、1周25分ほどかかります。
いつも北側から吹く風がとても気持ちがいいです。
病院からリリハストリートを南下してスクールストリートへ、
植物公園を北上してノースクワキニストリートに戻ってきます。



以前にブログでも紹介しましたが、植物公園のとなりは日本領事館で
このあたりは緑が多く、川や滝もあって、
ウォーキングには最適のコースです。
いろんな種類の鳥の声もたくさん聞くことができます。
たまに、霧のような雨が山側からこぼれてきますが
雨宿りをしているとすぐに止んでしまいます。
ハワイでは穏やかな時間がいつも流れています。


Good day!

sana

2016.07.02

教員への道:頑張れ! 教員採用試験受験生


立命館大学スポーツ健康科学部の学部生は、中学校教諭一種普通免許状(保健体育)(以下、中学校保健体育教諭)、高等学校教諭一種普通免許状(保健体育)(高等学校保健体育教諭)、そして、小学校教諭一種普通免許状(以下、小学校教諭)の取得の道が開かれています。

中学校保健体育教諭及び高等学校保健体育教諭の免許状は、立命館大学スポーツ健康科学部の在学で取得できますが、小学校教諭の免許状は、1回生の11月~12月に申請して、佛教大学との連携の元に、取得できます。

本学部でも、多くの学部生が中学校保健体育教諭、もしくは、高等学校保健体育教諭の免許状を取得します。最終的に取得するのは、60名程度です。

卒業要件ではない科目を多数取得することが求められるため、教員希望の学生は、本当によく勉強します。また、スポーツ健康科学部には、厳しい試験が課される科目や、模擬授業を徹底的に行う科目があり、それらの科目を全て履修しなくてはなりません。

小学校教諭の免許状を取得するためには、その上に、さらに佛教大学との連携における単位を履修する必要があります。

本当に、厳しい道と思います。

写真は、そのような道を経て、この夏に、といいますか、7月2日(土)の今日から、各地で開かれる教員採用試験を受験する人達です。
やっと、受験資格を得て、晴れて、試験を受けることができる人達です。


写真


教員採用の合格は、なかなか、簡単ではありません。特に、中学校保健体育教諭及び高等学校保健体育教諭の試験は、多々ある科目の中でも、一層厳しい合格率です。

ですが、どうか、立命館大学、そして、立命館大学スポーツ健康科学部の学びを通して獲得した力を存分に生かして、よりよい社会を創る子供達の教育を行うために、一人でも多くの学部生が合格することを祈ってやみません。

写真は、そんな学部生達を応援するために駆けつけてくれたBig久保さんです。今年の4月から、晴れて、滋賀県の中学校の体育の先生として、頑張っています。nao先生のゼミ生で、学部生の時もとっても温かな学生であり、私は、大変微笑ましく思っていました。
卒業生の来学、いつでも嬉しいですね~。


写真




それでは、良い週末を!


【 智 】

2016.07.01

高校野球の指導


naoです

高校野球の監督になることを夢見て、スポ-ツ健康科学部で勉強している学生は少なくはないと思います。
私のゼミでも1期生、2期生、3期生と必ず1~2名はいます。
すぐに監督になるのではなく、アシスタンスコ-チとして様々なことを学び監督になるための準備をしていきます。
そこで、今回はこの厳しい夢の切符をつかもうと頑張っている大学院生に話を聞いてみました。



金城岳野君は、立命館大学文学部からスポ-ツ健康科学部大学院博士前期課程<現在M2>に進学してきました。
土日になると、母校の立命館大学附属宇治高校の野球部の学生コ-チとして高校生を指導しています。
特にピッチャ-の体力トレ-ニング、スロ-イング技術、バッティリ-の戦略などを中心に指導を行っています。
選手を見ていると、小学校から野球を経験していても、下肢を使っていない投球動作であったりするため、戦略面の指導よりも体力や技術指導に多くの時間をかけているそうです。
短い距離のダッシュの繰り返しやレジスタンストレ-ニングによって、下半身の強化を図っているそうです。
ところが、地面を強く蹴るランニング動作が出来ていない生徒らが多く野球の走法を学ばせる課題があると言います。



また手や肘の投射時の位置が低いことから球威が低下するので、写真に示すような膝立ての姿勢をとらせたり腕と下肢の動きのタイミングを合わせるネットスロ-という練習方法を取り入れて投球フォ-ムの修正を行っているそうです。
これらピッチィング練習で大事なことは、軸足でしっかり地面を蹴るために、軸足の膝が速いタイミングで進行方向を向かないよう留意しているそうです。
その点を意識させることによって、投球時のステップ幅が広くなり、下肢のエネルギ-を上肢に上手く伝えることが出来て結果的にボール速度が高まってくるそうです。

金城君は、毎試合後バッテリ-に良かった点を褒めているそうです。
特に負けた試合では、良かった点を丁寧に評価した後、〇〇場面で投げた球は、何か意図があったのかと質問をするそうです。
すると、多くの選手は、「調子が悪かった」「球がいかなかった」といった言い訳が返ってくると言います。
言い訳が多いと、次の課題設定がし難いと言います。
また高校生の場合、インコ-スに思い切ってボ-ルを投げれないピッチャ-が多いそうです。
ボ-ルをバッタ-に当ててしまうといった怖さが先行してしまうそうです。
そのため、日頃の投球練習から、思い切って直球でインコ-スを投げたのちスライダ-を投げるといった配球を意識させておくことが非常に大切だと言います。

強豪校と勝負するには、バッティリ-間でピンチを乗り切る配球を意識した練習が重要だと言います。
練習試合後に撮影したピンチ場面の映像を抽出し見せながら意見交換させることで、バッテリ-間の配球の幅が広がってくるのではないかと考えているそうです。
バッテリ-が如何にピンチを乗り越えるのかといった戦略の指導法は監督の経験や勘に頼るところが大きいです。

しっかり投げれたと思ってもヒットになったり、得点されることも頻繁にあるため、ミ-ティングの成果をどのように示すのかが難しいと思います。
スポ-ツ健康科学部で学び、研究していることを現場の指導に積極的に取り入れている金城君から、「こんな練習しているのに成果が出ない。なぜなのかな?」という提案を積極的に示してもらうことが野球を科学するうえで重要だと思いました。

2016.06.30

世界報道写真展

現在、びわこ・くさつキャンパス内のエポック立命21エポックホールでは「世界報道写真展2016」が行われています。



この「世界報道写真展」は1955年にオランダのアムステルダムで世界報道写真財団が発足したことにより、翌年から始まったドキュメンタリー、報道写真の展覧会です。毎年、1月から2月にかけて主に前年に撮影された写真を対象にした「世界報道写真コンテスト」が開かれ、国際審査員団によって入賞作品が選ばれます。今年の「第59回 世界報道写真コンテスト」には、128の国と地域、5,775人のプロの写真家から、合計8万2,951点の作品が応募されました。その中から入賞した8部門41人の受賞作品が展示されています。1年を通じて、世界の45か国約100会場で開かれる本展は、約350万人以上が会場に足を運ぶ世界最大規模の写真展です。
(世界報道写真展HPより http://www.asahi.com/event/wpph/



今年の大賞は、ポスターや立て看板の写真などでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、警備員にみつからないよう月明かりの下、セルビアとハンガリーの国境を越えようとする難民の男性と子供を撮影したもので、写真からは、緊迫した様子が伝わってきます。

ここに展示されている写真は、世界を駆け巡ったニュースや現代社会が抱える問題、スポーツの決定的瞬間など、世界中で実際に起こった昨年の出来事であり、遠い過去などではなく、場所が違うだけで同じ時を過ごしていた事実であるということに衝撃を受けます。写真一つ一つに日本語と英語で説明が書いてあります。普段あまり目にすることが少ない現実を見ることができる貴重な機会だと思います。少し見るのが怖い写真もありますが、きれいだったり、おもしろかったりするような自然現象や動物の写真などの写真も展示されています。
日本では、6月3日に立命館大学衣笠キャンパスにある国際平和ミュージアムで開幕し、現在はこちら、びわこ・くさつキャンパスにて開催されています。このあと、大分、福岡、大阪、東京、埼玉を巡回する予定です。びわこ・くさつキャンパスでは7月8日(金)まで見ることができます。まだご覧になられたことがない方や興味をお持ちになった方は、ぜひ足を運んでみてください。

naru

2016.06.27

褒める

 以前にも紹介しましたが、スポーツ健康科学部では、1回生基礎演習で、0時限目の運動と学部長との朝食会を1回経験します。ab先生と私は、この間、毎週楽しく参加させてもらっています。その朝食会の冒頭で、今朝のひと言の挨拶をさせてもらっています。既に、朝食が用意されているので、1分程度の短い挨拶を、今朝のひと言に連動させて話しをさせてもらいます。


「褒める(ほめる)」が先週のひと言でした。

みなさん、褒めてますか、と冒頭で質問しました。
一十百千万で考える健康法というのがあります。それは、
一:1日1回自分を褒める
十:1日十回腹の底から笑う
百:1日百回深呼吸する
千:1日千文字書く
万:一日一万歩あるく

ですので、まず何でも良いので、朝起きたら自分を褒めてください。その上で、周りの人も是非、褒めてあげてください。


例えば、このクラスは、S浦先生のクラスなので、「S浦先生を褒めてみてください」というと
“かわいい” “きれい” “かしこい” “おもしろい” などなど一杯でてきました。

でも、いつもいつも同じ言葉ばかりだと褒められた方も褒められた感じがしなくなってきますね。しっかり褒めようとすると相手のことをしっかり理解して、観てあげることが必要になります。つまり相手に関心をもって、良いところは何かとしっかり観ることになります。そのように、周りの人に適切な関心を寄せて、良いところを褒める(フィードバックを与える)ことは、褒められた当人だけでなく、褒めた側も気分が良くなります。そのような素敵な気持ちで、朝食を食べるとより美味しくなりますので、しっかり食べましょう!
 
 と、話しをさせていただき、私も美味しく朝食を頂戴しました。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
この日の0時限目のエクササイズは、若手職員3名の参加がありました。かなり頑張っておられましたが、少しきつそうな表情もありました。それを横目に、「結構動けている」とほくそ笑んでいましたが、それがたたったのか、膝を痛めてしまいました。スポーツ整形外科医のYasu司先生に診てもらいましたが、大したことがなさそうで安心しています。身体は正直です。無理は禁物ですね。
【忠】