[ activity ] の記事一覧

2015.06.08

二十歳の頃

「二十歳の頃、どんな若者でしたか?」と、写真の1回生4人に尋ねられました。これは、本学部のキャリア形成科目である、スポーツ健康科学セミナーⅠ(ippo先生担当)の授業課題です。授業内で、各コースで学べる特徴、教員の研究内容、ゼミでの研究内容などを、教員が紹介し、その後に、学生がグループをつくって、先生方を訪問して、先生方のキャリアをインタビューから聞き取ります。

そのときの共通質問が、冒頭の二十歳の頃、どんな活動をしていたのか、どんなことに興味があるのかなどです。どんな二十歳の頃を過ごしていたのか、パッと思いつくことを振り返ってしゃべりましたが、出てきたのは、ゼミ、卒論、喫茶店での議論、クラブ活動、大学院進学あたりでした。

4回生の頃は、キャリアについても明確な目標設定もできてなく、混沌としながらも、スポーツ科学の研究をしたい、世の中に貢献したい、という想いがあったように記憶しています。具体的に、どんな風に、までは明確でなく、ますはスポーツ科学の研究を始められるように、大学院入試の勉強に必死に取り組んでいました。そのときに思ったことは、「もっと勉強しておけば良かった!」ということであったのは間違いありません。でも、時間を戻すことは出来ないので、『今から』やるしかないという心境で、一生懸命やったと記憶しています。

学部生、院生のみんさんは、そんな心配の無いように今から全力で勉強、研究を進めてください。

いずれにしても、目の前のこと(課題、テーマ)を常に最大努力するという精神で今まで来たような気がします。不思議なもので、そのように取り組んでくると、多くの目標もたち、やりたいこともどんどん増えてきます。もちろん、やらないといけないことも増えます。こちらも楽しんでやれるようにするとどんどん進みます。という感じになってきた今日この頃です。学生さんのインタビューで良い振り返りができました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
やりたいことを進めるには、何よりも体調管理が大切です。先日、トレーニングと血圧についての講演を聴き、【moto】先生と院生のFえ君に、動脈血管のコンプライアンス(血管の柔らかさ)を超音波画像診断装置で計ってもらいました。また、血圧脈波測定(全身の血圧コントロールが上手くいっているかを計測します)も行ってもらいました。一般に有酸素トレーニングは血管を柔らかくし、血圧を下げます。高強度の激しい筋トレはその逆のようです(詳しくは【moto】先生に聞いてください)。組み合わせた場合、また順番の効果は? 最近研究が始まっているようです。少し試してみたいと思い、トレーニング前の値を調べてもらいました。専門家に、高度な機械で計測してもらえる環境はありがたいですね。研究アイデアでお返しできればと考えています。
【忠】

2015.06.06

歴史の大切さ

さて、本筋とは関係ない写真が、私自身としてはすっかり定着しました。
今日の写真は、たまには自分の載っているものでも、と思って出した・・・というわけではなく、
インテグレーションコアの施設紹介

・・・・・・・・・・・・階段です。

上から撮ると、けっこう絵になります(被写体を除けば、だと思いますが(笑))
しかも最近撮った写真ではなく、2010年の写真・・・本筋のネタも写真ネタも尽きるのが早いなぁ。



で、今日は最近特に思っている事について書こうかと思います。
それは、タイトルにした「歴史の大切さ」です。

ちょうど今、『帳簿の世界史』という本を読んでいて、それを読みつつ思いました。
簿記には、単式簿記と複式簿記、そしてどんぶり勘定がありますが(最後は簿記ではないですね)、
この本は、複式簿記がいかに重要か、という事について述べています。
特にB/S(貸借対照表)の大切さ、ですね。

普通、ある期間などの収支は、お金の出入りで感覚的にでも把握できますが、
借入金等も含めた現状の財産と支払い余力についての意識をはっきりと持つのは困難です。
例えばクレジットカードを使ってモノを買えば、単純に言えば借金が増えて財産が増えます。

収支状況(お金の出入り)は、最終的にP/L(収支計算書)で、計算できます。
そのため、家計簿をつける時は、通常は収支計算書で出していきます。

この『帳簿の世界史』では、国などの組織で、資金を把握し、財産を把握する事がどれぐらい重要だったか、
について、歴史をおって書かれています。


こういったものを読みながら今の日本国家の借金状況を見ていると、収支のバランスも崩れていますし、
未来から借り入れている危険な状況だなぁ、としみじみ思います。


まぁ、それはおいておいて・・・


最近の学生を見ていると、歴史を軽視しているような気がしています。
歴史自体は過去の事なのですが、過去の教訓から学ぶ、
特に失敗した教訓から学ぶ、と言う事が少ないのかなぁ、と思います。
それと併せて、未来の社会の夢を語る力もあまり見えず、
今、を生きているんだなぁ、と感じます。
たぶん、自分も若かった頃は、今を生きていたので、年寄りの繰り言かもしれませんが、
もっと夢を持ち、夢を実現するために歴史から学んでくれたらなぁ、と思います。


このあたりで終わりますが、
ちょっと今日は、話がバラバラですね・・・次の教訓にしようっと。

ではでは。

みち
見えない独り言コーナー・・・最近年を取ったなぁ、と感じること第1弾。(1)飲んだら翌日に残りやすい(2)外が明るくなると目が覚めてしまう(3)疲れてくると目がかすむ(4)人の名前を覚えず「やあ!」で誰とでも済ませてしまう・・・などです。第2弾を来週しようっと。

2015.06.04

川西市生涯学習短期大学レフネックの講義

 川西市生涯学習短期大学レフネックの講義に行ってきました。Jin先生より聞いていたのですが、平均年齢72歳という年齢にもかかわらず、非常に熱心で、真剣にノートをとっていらっしゃいました(写真)。

 今年度と来年度、20回ずつ、計40回 スポーツ健康科学科の講義・実技を立命館大学スポーツ健康科学部の教員が担当させていただきます。このレフネックの学長である木津川計先生は立命館大学産業社会学部教授をされていた方で、この大学の設立に深く関われたということです。

 It's meも、これまでいくつか、このような自治体の生涯学習プログラムの講師をさせていただきましたが、こんなに大かがりで内容の豊富なものは経験がありません。すばらしい生涯学習システムです。多くの高齢者の方々が、この講座受講を契機に、ご自分の健康さらに周りの人々の健康について関心を持ち、それをスポーツ等の身体活動を活発に行い健康増進されることを期待しています。講演の最後にお孫さまの立命館大学スポーツ健康科学部へのご受験・ご入学を願っております。と、ちゃっかり、立命館大学スポーツ健康科学部の宣伝もやってきました。

 

 

 

その他の話題

 新しくBKCに建設された生命科学部、薬学部の施設であるバイオリンクの竣工式がありました。このような立命館大学のお祝い事では、立命館の文字入りの紅白まんじゅうが、配られます。滋賀県の有名なお菓子の老舗である 叶 寿製です(スポーツ健康科学部から和○真○奈さんが、今年、この会社に就職させていただきました)。甘すぎることなく、上品な逸品です。

2015.05.30

今週も悩ましい

さて、今週の写真は、先日堂島で見つけた国産ビール発祥の地の石碑です。
携帯で撮り溜めた?写真を見ながら、飲み会続きだし、これでいいか、
という気分もして、セレクトしてみました。

と言う事で、ちょっとビールについてググってみると・・・
発祥の地も二つの説があるとか。

一つは品川で行われたもので、キリンビールの元となったもの、
大阪の堂島は、渋谷さんが作って、渋谷ビールとして売られていたとの事です。
このあたりは、日本人が作り始めたのが大阪だから、堂島が発祥だ、
という事も言われており、何が発祥なのか、
本家と元祖の争いのように、よくわかりませんでした・・・

しかし、ビールってけっこう人気があるんですね。
ググるとけっこう色々出てきます。
興味ある人は、レファレンスのデータベースの
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000127052
を参考にしてみてください。


それはさておき、タイトルの悩ましさ、は当然今週のブログの内容。
いつも書きながら考えて、しかも考えている流れがそのまま導入になるという冒険をしています。
で、書きながら考えても、今週はなかなか思いつかない・・・


そういえば、先週のブログ担当であった5月23日に、立命館生活協同組合の総代会がありました。
(Googleカレンダーを見て思い出しました)
今年はプリズムホールで行われ、私は副理事長兼理事候補として参加しました。

ちょっと説明をすると、
生協における総代会と言うのは、一般の会社の株主総会に当たります。
協同組合は、特有の運営方針を持っていまして、出資者にならなければ組合員になれません。
そして、出資者である組合員のための活動をしていきます。
株式会社では、株主とその会社の製品やサービスの利用者が分かれていますが、
協同組合では同じになります。

生活協同組合は、元々は、1800年代にイギリスで発祥した仕組みとなります。
不誠実な企業が多かった中で、公正な商売をするための組織として、
所有と利用を統一した組織が生まれました。
そうすれば、株主のためだけに儲けるような組織にはなりませんので。

現在も、農業協同組合(農協)、漁業協同組合(漁協)など、協同組合は日本でも数多くあります。
農協などは、けっこう社会で色々な事が言われますが、組合員の中心がどんな人か、
と言う事によっても左右されていたりします。
農協に関する詳細な説明は、長くなりそうなので、割愛します・・・


で、あまり知られていませんが、生協の食堂の原材料比率は、他に比べて高くなっています。
しかし、当然、人件費や水道光熱費、生産に使う機材等の費用がかかりますので、
原材料の価格で販売することはできません。
また、何かが壊れたりした時に購入する事も必要ですので、年度ごとにお金を使い切るのではなく、
一定の余裕を持っておかないと、継続した運営ができません。

なんか話がずれてきましたが、こんな形で生協は運営されています。
で、今年度も副理事長として(何年目だろう・・・)活動する事になりましたので、
立命生協に関して、何かあれば教えてください。

ではでは。

みち
さて、見えない字コーナー、あまり反応がないから、削ってもいいのだろうか・・・確かにマニアックなネタがなく、盛り上がりに欠けますが、どうしよう・・・そうそうビールネタを使ったのは、飲み会が増えたから・・・先週・今週で4回(1回辞退した上で)でした。来週も1回あるなぁ・・・全て草津駅近辺。飲み会貧乏になっていきます・・・

2015.05.29

滋賀県立陶芸の森

先週末の事ですが、滋賀県立陶芸の森で開催中の「リサ・ラーソン展」に行ってきました。食器や家具など身近な品物のデザインもされている方なので皆さんどこかで見た記憶があるのではないかと思います。今回は日用品というよりは芸術品として仕上げた作品の展示が中心でした。1点だけですが触っても良い作品もあり、一緒に行った子供達も楽しんでいました。
陶芸の森のリンクはこちら
リサ・ラーソンのリンクはこちら

滋賀県立陶芸の森ですが、甲賀市信楽町にあります。車やバイク等の交通手段があればBKCキャンパスから30分位の距離でしょうか。非常に広い敷地の中に美術館、産業展示館、広場、カフェなどがあります。美術館のある場所は中でも高台になっているため非常に良い眺めでした。

着任するまでは滋賀県に殆ど来た事がありませんでしたが(BKCキャンパスに学会で来ただけ、という気がします)、1年強生活してみて見所の沢山ある土地だな、と思っています。まだまだ行った事のないエリアがありますのでこれからも楽しみです。

2015.05.25

【最優秀賞】チームあいコアの星

1月前のブログで紹介しました、Edge+Rのスタートアップ ワークショップの1ヶ月後の各チームプレゼンテーションが、先週の土曜日に行われました。

前回紹介したように、学内の各学部・研究科から集まった3チーム+スポ健チーム1つが、1ヶ月間提案された課題(GEヘルスケアジャパンが開発した、AYUMIEYE「加速度センサを利用した歩行解析ツール」をつかって、高齢者の運動促進、ならびに新しい使い方の提案)について、ディスカッション、プレゼン資料づくり、練習を経て、本番を迎えました。

プレゼン時間は20分間。スポ健以外のチームは、1)ペット、2)地域連携、3)あかちゃんを対象にテーマ設定して、それぞれ魅力あるプランをプレゼンしました。スポ健チーム(あいコアの星)は、高齢者を迎える前の会社員をターゲットにして、日常の会社の中で計測しながら、さりげなくフィードバックして、エクササイズを取り入れ、会社員に多くみられる愁訴である、肩こり、腰痛を改善させる内容でプレゼンしました。プレゼンも、パワーポイントを使うだけでなく、芝居仕立てもあり、実装したときのイメージを彷彿とさせる内容で良く練り上げられたプレゼンで、理解・納得させるもので、みている私も感心しました。

表彰では、見事に「最優秀賞」を獲得! ただ、単一研究科のスペシャルチームで、設定内容も研究に近い部分が有利に働いた分はあります。それにしても、1ヶ月間、遅い時間に集まって議論し、内容を吟味しているのを側でみていましたので、「良かった!」と大きな拍手をおくりました。

学内ならびに学外には、このように実力を高めるチャンスが多くあります。勝利の女神をつかまえるには、その前にチャンスの女神に遭遇しなければなりません。できるだけ多くの女神に、スポ健のみなさんが出会うことを願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
久しぶりにNS研究会αを再開しました。栗先生の尽力のおかげです。1年半ぶりの再開でした。今回は、若手研究者でバリバリ論文発表している福谷先生に、『反動動作によるスポーツパフォーマンス向上の仕組み』のテーマで分かりやすく講演してもらいました。詳しくはHPをご覧ください。
【忠】

2015.05.23

ネタに困ってきました・・・

さて、今日の写真は、昨年の夏に千畳敷カール+駒ケ岳に行った時のものです。
雲があがって来る感じが、けっこうきれいに撮れていました。
ちなみに、千畳敷カールの周辺は、携帯の電波が通じて、3000mぐらいの山頂で仕事の電話を受けて、
その後宿で2時間ぐらいデータをいじるという得難い経験をしました(笑

普段写真をほとんど取らないので、ネタに困る・・・

そしてブログの話題も、書こうと思った時に思いつかないと、ネタに困る・・・


さて、気を取り直して、何の話にしましょう・・・


そうか、専門のネタで話をすればいいんだ!と改めて気付きました。
それで何回か語れる・・・

マーケティングを専門の一つとしているので、その話で。


今まで過去のブログでも、何回かマーケティングの話をしてきました。
マーケティング思考の重要性も話をしてきたかと思います。
(たぶん・・・思い出せませんが・・・)
結局、単純に言えば、マーケティング思考とは、
他者を理解し、他者に働きかけること、に他なりません。

利用してもらえるのだろうか、買ってもらえるのだろうか、
こんな事を考える時には、結局のところ、
利用してくれる人、買ってくれる人の気持ちを理解するしかありません。
どんな事が響いたんだろう、どんな事がきっかけとなって行動に移したんだろう、
こんな事を自分の視点ではなく、相手の視点で理解していく、
こういう事が必要になります。

逆に言えば、受け入れる事ができない人は、マーケティングができないのかもしれません。
自分と全く違う人の考えや行動を理解することは、けっこう大変です。
ただ、色んな人と接して、相手を一生懸命理解しようとして・・・
こんな経験を積むことで、受け入れる事の可能なキャパが拡がり、
理解できる事が拡がるかもしれません。

以前、けっこう良い旅館の経営者の方と話をした時に、
「「おもてなし」とは、結局のところ、相手の心を察する事だ」
とおっしゃっておられました。

ただ、相手の事を察するとは言っても、相手の言う事を100%受け入れるわけではありません。
通すべきことは通して、英語で言うDialogueを通じて、
受けれないことは、相手に納得して頂いて理解して頂く、
こういうのにも、相手の心を察する必要があります。

結局、表に出てくる感情や言葉は、その裏にある本質部分で何かあるだけかもしれませんから。

ただ、最近の街中も含めた様子を見ていると、相手の事を察する力の弱い人が多いような気もします。
単純な自分がされて嫌なことは、相手もされたら嫌なはずだ、
というのがわからなかったり、
Dialogueまでいかず、入り口で引き下がってしまったり、
と言った事でしょうか。

そろそろ長さ的には、いや、正しい日本語しては、ブログの長さは充分になってきました。
ネタに困っていましたが、書きだしさえ決まれば、けっこう書けるものだ・・・

と言う事で、また次回に。
新しい写真も撮らなきゃ・・・でもどこで・・・どんな写真・・・

ではでは。

みち
さて、見えないコーナーですので、飲み会時のメモネタを携帯で確認すると、そうそう4回生が語っていて、ちょっとびっくりしたのですが、最初につきあった時は、だいたい1カ月しか続かないとの事です。10人ぐらいいましたが、そのうちの3人ばかりが、初付き合いは1カ月だったとか。見切りが早いのか、慣れないと長続きしないのか、どっちなんでしょう??

2015.05.21

父母教育後援会委員総会

父母教育後援会委員総会が、大阪茨木キャンパス(OIC)で開かれました。写真は、各都道府県から2名選出されている委員(京都府と滋賀県は5名と3名)のなかでスポーツ健康科学部の学生を持つ委員の方々です。これらの委員の皆様には、遠方からお越しいただき、父母教育後援会の運営に、大変お世話になっています。これらの委員の方々は、毎年2回、オープンキャンパス開催日に開催される総会において、父母教育後援会の予算や事業の審議、さらに毎年全都道府県で開催されている父母教育懇談会の進行をしていただいています。今回の総会では、100円朝食の提供数が10万食を超えたことから、さらに、この取り組みを充実していこうという今年度の予算を承認しました。議事を取り仕切ったのは、今年から会長をしていただくことになった垣書店社長の大氏でした。

 

その他の話題

 父母教育後援会委員総会と同じ日に、OIC 開設式典がありました。吉田総長の挨拶の後、立命館大学における今後のグローバル教育の発展を期待するという下村博文 文部科学大臣の祝辞を文部科学省高等教育局長の吉田大輔様が代読されました。さらに、研究分野から、理化学研究所の松本紘理事長、経済界からは三井住友フィナンシャルグループ取締役会長(日本経済団体連合会副会長)の奥正之様から、お祝いと期待の言葉をいただきました。さらに、オーストラリア国立大学のJennifer Corbett副学長から、両校による共同学士課程設立へ向けての共同作業着手について紹介がありました。

 

 

 

2015.05.14

おじさんたちのラグビー

おじさんたちのラグビー

 先週の週末土日に高校のラグビー部の同窓会参加を目的に、仙台に行ってきました。60歳を超えたオールドラガ-メンと19歳の大学1回生が、恩師の供養に全国から集まりました。なつかしい、でも昔と相当変化した顔がたくさんありました。

  仙台は、ラグビー部の顧問で2年前にお亡くなりになった恩師swift坂先生の出生地で、お墓があります。そこにIt’s meを含め100名弱が集まり、土曜日は仙台市内の恩師の菩提寺で法要、偲ぶ会、日曜日は宮城蔵王で試合、同窓会総会というハードスケジュールでした。地元の後輩が、すべて取り仕切り大変スムーズな計画でした。試合では、60歳台もしっかり“ラグビーしてました”(写真)。お一人、怪我がありましたが、すぐに近くにいた整形外科医が対処しました。It's me2年ほど前、若手との試合にでて、その後、うつぶせで眠れないほど胸が痛かったのですが、そのままにしていました。しかし、その数ヶ月後の健康診査のレントゲン検査で、“It's meさん、肋骨骨折してましたね”という所見をいただいたこともあります。若手はもっとソフトにタックルしてね!と思います。

 昔のイメージとは異なり、やはり今走っている人が今、楽しくラグビーをしているという感じです。昔、ひ弱なプレーヤーが今はどんどん走るプレーヤーになっています。従来は、健康増進や疾病治療のための運動は、低い強度の運動が良いと言われていましたがBangsboらの研究によると、サッカーのような競技を続けている中高年者は健康であることが示されています。結果を基にラグビーと同様な競技であるサッカーへの参加が中年者の血圧や糖代謝能を向上させることが報告されています。(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23059865  http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23059865

日々のジョギング等のトレーニングを行い、さらに試合当日は入念な準備体操を行えば、少し高い強度サッカーやラグビーなどの運動も楽しくやれて健康増進効果が認められます。

 

 

 

もう一つ

It’s meが国立HN研究所時代に卒業論文と修士論文を指導した湯eyeさん家族と一緒に仙台空港近くの閖上市場(“ゆりあげ”と読みます。東日本大震災で甚大な被害を受けた名取市にある復興仮設店舗)に行き、おいしい貝丼でランチしました。市場のまわりの状況を見ると、大震災から4年が過ぎましたが、まだまだ復興には、ほど遠いことが感じられました。

 

2015.05.10

スポ健な人 (17)

今日は、母の日ですね。
皆さん、プレゼントは決まりましたか?

今回は、アメリカ便りではなく、スポ健で頑張っている人を紹介する
『スポ健な人』をお送りしたいと思います。

今回、紹介させて頂くのは、今年度から、
スポーツ健康科学部でプロジェクト英語を担当して頂いている
生駒先生です。



以下、生駒先生からお聞きした内容です。
Q: 「自己紹介をお願いします」
A: 「はじめまして。この4月よりスポーツ健康科学部で
  プロジェクト英語の授業を担当させて頂くことになりました。
  私は大学院ではアメリカ研究を専攻し、
  主に同志社大学とスミス大学(アメリカ)の院で、
  映画学・ジェンダー学の分野で研究を行ってきました。
  大学院修了後、今年立命館に来るまでは、
  大学受験指導やTOEFL対策など、
  主に関西圏の高校・大学で英語教育に携わっていました。
  今回、プロジェクト発信型英語という学生主体型の英語の授業を担当できることを、
  とても嬉しく思っています。」

  ※ スミス大学 (Smith College) は、マサチューセッツ州にある
  1875年に創立された全米屈指の最難関名門女子大学です。
  http://www.smith.edu/

Q: 「スポ健の学生の印象を聞かせてください」
A: 「スポ健の学生はどの人もとても元気がよく、
  活発で、行動力のある人が多いという印象を受けています。
  皆さんのプロジェクトテーマはどれも大変興味深く、
  今から中間・最終発表が楽しみです。」

Q: 「最後に、今後の抱負をお願いします」
A: 「皆さんが、今まで学んできた英語の知識を活かして、
  人に伝わるプレゼンテーションができるように、
  私も精一杯サポートしていきたいと思います。
  難しいと感じることもあるかもしれませんが、
  ぜひ自分自身の日々の成長を楽しみながら、
  そしてクラスの仲間とお互いを高めあいながら、
  一緒にがんばっていきましょう。」

学生の皆さんも、ぜひ持ち前の積極性を発揮して、
生駒先生から、授業だけでなく、アメリカでの留学生活や
そのための英語学習方法なども含め、最大限に学んでくださいね。

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を