今週は、健康運動指導士の養成大学が全国から集まる
連絡協議会に行ってきました。
今回は、新潟医療福祉大学が主幹となり
新潟市のコープシティ花園にて開催されました。
健康運動指導士養成大学全国連絡協議会は、
養成大学での担当教員と資格を出す健康体力づくり事業財団と合同で
資格取得者の状況や大学側からの要望を財団側に伝え
学生の資格取得の利便性を高めるための有意義な情報交換がなされます。
冒頭ではスポ健前学部長のTabat先生が会長の挨拶をされ
研修1では「スポーツを通した地域活性」として新潟医療福祉大学の
西原先生がご講演されました。
健康日本21(第二次)では、健康づくりのための街づくりが
新たに追加された大きな目標の1つとなっています。
社会学と健康科学の融合が今後は重要であり
健康運動指導士にも地域コミュニティ形成のためのノウハウが
今後必要となります。
我々教員もそれぞれの分野の融合研究を進めなければならないと感じました。
研修2では「メディカルフィットネス その現状と現場が求める人材像」
として、猫山宮尾病院の内科医である太田先生にご講演いただきました。
メディカルフィットネスは一般的なフィットネスに加えて
健康診断や栄養指導、保健指導等の医療的サービスも提供できる施設となります。
対象は主に生活習慣病発症者で、医師の管理のもと運動を行うことができます。
太田先生の所属されている施設「CUORE」では、健康運動指導士が7名所属しています。
全ての会員が担当運動指導員とのマンツーマン指導を受けることができます。
運動指導員は取得した会員データをまとめ、国内の学術会議にて発表も行っています。
11名の指導員が在籍されていてそのうち3名が大学院に所属されているそうです。
メディカルフィットネスは、全国に160施設ほどあり、関西地域にも多数あるそうです。
指導員の皆さん、是非立命館大学のスポーツ健康科学研究科へお越しください!
2日目は、「新潟医療福祉大学の取り組みについて」佐藤先生が講演され、
健康体力づくり事業財団からは資格の現状や課題、試験傾向、カリキュラム、
手続きなどが報告されました。
新潟医療福祉大学は、健康スポーツ学科だけではなく看護や介護等の医療系の総合大学で
2期生から学科を超えた小集団ゼミが展開されており、
幅広い医療分野の学生とのコミュニケーションが行えます。
健康体力づくり事業財団からは以前、この会でも議論された要望がいくつか実現しており、
卒業生でも科目等履修生として取りこぼした単位が取得できるなど
資格取得の利便性が高めっていることが確認されました。
Good day!
sana