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2017.01.28

子供達が喜ぶスポーツ指導・体育指導!


先日、高槻市の授業研究会に参加してきました。
写真は、その時の研究会の様子です。

写真1 授業研究会の様子




参観させて頂いたのは、T市立O小学校の5年生の授業でした。
ボール運動の授業で、子供達は、やる気十分!
授業開始のチャイムが鳴る前から体育館に全員集合。
準備運動の一貫として実施されている体育館内のランニングも、全力疾走です。
しかも、授業開始前には、既に終了しています。

さて、授業開始。
3年目の若い先生が、
「じゃあ、ランニング体育館一周!」と言うと、
「え~。」と子供達。
「早くやりたいから、ランニング、もう一回しようよ~。」
と子供達から言葉が出ます。そして、ランニング、もう一周です。

授業は、アルティメットを使ったボール運動領域ゴール型の内容です。
投げる練習、取る練習、チーム練習をして、いよいよ待ちに待ったゲームです。

写真2 アルティメットの試合の様子




試合では、あまり運動が得意でない女子が、パス→リターンパス→キャッチ→ゴール!!
参観者から、「お~!」と歓声が上がりました。

現在、中学校の女子の運動時間が極めて少ないことが問題視されています。
この状況は、小学校3年生くらいから始まっていると考えられます。

そこから見ると、この授業では、女子児童が大変積極的に運動に取り組んで、授業に熱心に参加していました。
写真3の様子を見てください。とても、熱心に取り組んでいる様子が手に取るように分かりますね。

写真3 試合の後の振り返り



そして、先生による授業のまとめ、です。

写真4 授業のまとめ





荒削りでしたが、とてもよい授業を見させて頂きました。
当日の授業に、体育指導の大変な可能性を感じました。

実は、昨年の11月に立命館大学スポーツ教育学研究室に勉強に来られて、
いろいろと討論し、今回の授業が実現されました。


スポーツ健康科学部の学生が、こんな体育授業・スポーツ指導を、
できるようになるといいなあと思って帰ってきました。

それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.01.23

Mの力 「スポーツ健康科学キャリア形成プロジェクト」

立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科には、いわゆる修士号取得を目指す博士課程前期課程とその上の博士号取得を目指す博士課程後期課程があります。

日常的に、前者をM、後者をD と呼んでいます。

表題のMの力は、まさに博士課程前期課程(修士)でつけられる力 ということです。
今年度は、この「Mの力」という言葉で、本研究科のMの魅力をアピールしてきました。その内容は、下記のブログをご覧ください。

パンフレット
https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2016-08-08
【智】先生のブログ記事
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/blog/archive/detail/?date=2016-09-03
https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2016-09-10




Mの中では、修士論文に取り組むとともに、コースワーク(授業)にも取り組みます。

私が担当している科目は、 「スポーツ健康科学キャリア形成プロジェクト」です。まさに、キャリアを考える授業です。

シラバスには次のように概要を書いています。
 スポーツ健康科学キャリアプロジェクトでは、身体運動科学領域及びスポーツ人文社会科学領域、並びに、キャリア形成の観点から実践的にスポーツ健康科学を学ぶ。 特に、セミナー等によって、身体運動科学領域に関する内容、スポーツ人文社会科学領域に関する内容、及び、キャリア形成に関する内容を理解する。それを受けて、受講生主体の討論、グループワーク、プレゼンテーション等を通して、実践的にスポーツ健康科学を社会等に適用する。

 各分野のゲスト講師のキャリアを紹介してもらい、そのキャリアを題材にして自らが進んでいくキャリアとの共通点、相違点を出して、自らのキャリアを深めたり、自らの研究内容と隣接分野の研究内容(同級生)と結びつけて新しいテーマを考えたりもしました。さらには、GROWモデルをつくりながらキャリアを考え、そして10年後までのキャリアプランも授業の中で披露してもらいました。

 最終課題は、次のような内容のビデオ作成です。
 ・時間設定は10年後
 ・配役は、10年後に未来予想した自分を演じる
 ・シナリオ、場面設定自由
 ・芝居(ビデオ)時間は6分
 ・衣装自由(ただし各自で)
 ・1グループ4-5名

 先週の最終講義日にて、4つの班から秀逸のビデオを披露してもらいました。院生(M1)は、中間発表の前日にもかかわらず、かなりのレベルのビデオを作成してくれました。何よりも、院生がみずからの10年後をイメージし、視覚化、言語化できているところが素晴らしいといえます。まとめの挨拶でも話しをしましたが、そこまでのレベルまでイメージできればほとんどのことができると確信しています。
 10年後の同窓会での再会が今から楽しみです。思い描いたキャリアへ進めるよう、これからも「Mの力」を充実させていきます。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週は卒業論文の口頭試問、M1の中間発表、今日は、修士論文の締め切り日。来週が修士論文の口頭試問です。以降も次のようなイベントが続きます。
2/03 9:00-16:30 D1,D2中間発表会 アカデミックラウンジ
2/01 JISS との合同シンポジウム  アカデミックラウンジ
2/06 14:00-18:00 スポーツ健康科学研究センターシンポジウム
2/11 8:00-17:30 修士論文公聴会 アカデミックラウンジ

【忠】

2017.01.21

2017年度のゼミ 始動!


早いもので、2016年度の卒業論文の提出が終わり、
今週は、卒業論文の口頭試問です。

口頭試問が始まる前の今週の月曜日、1月16日(月)に、
新3回生とゼミの活動が開催されました。

新しいメンバーと出会うことは、大変嬉しいことです。
なかなか、フレッシュなメンバー揃いです。

月曜日に、
「このブログに載せるよ~。」
 と言ったところ、
「ブログ見てます~。」
 と言った返事が帰ってきたり、
 なんだか、嬉しそうです。

写真1 2017年度新3回生! 【 智 】ゼミ



 面白かったことは、奥に座っている一人の学生さんが、
 大きく手を挙げ、それに呼応して、みんなが対応していく、
 そんな感じの広がりでした。

それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.01.15

BKCにくまモンがやってきました

急に寒さが厳しくなってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。



先日、BKCキャンパスにくまモンがやってきました。
くまモンは「地域参加学習入門」という授業の一環で
熊本から来られたようです。
この授業を担当されているのは山口洋典先生で
スポ健の学生もサービスラーニング等で以前から
お世話になっています。
シラバスでは、「大学生の学びの場はキャンパス内にとどまるものではない。
ボランティア活動などの、地域へ参加する活動を通じても、
かけがえのない学びを得ることができる。
本講義では多くのゲストスピーカーが登場する。
いずれも日常の学生生活では出会えない人ばかりなので、
臆せずに質問等を行ってほしい」
そのゲストスピーカーとしてくまモンが招聘されたようです。
でもはしゃぎすぎて熊本の役所のSPの女性に怒られていました。



sanaゼミの原田君もこの活動に関わっています。
熊本(K)をスポーツ(S)の力でひとつ(1)に
という意味のKS1という団体で
熊本の西原村に訪れ、現地の方と触れ合うきっかけを作るため、
運動によるコミュニティ作りの支援をしているそうです。
資金調達のために、クラウドファンディングにも挑戦中です。

⇒URLはこちらです。
https://camp-fire.jp/projects/view/14807%E2%80%AC

もしご賛同いただけるようでしたら
是非ご協力ください!


Good day!

sana

2017.01.14

大学生の学び 【頑張れ! 受験生!!】


今日は、1月14日(土)。

今日と明日は、センター試験です。

大学では、様々な学びがあります。
大学によっても、学部によっても、異なります。
ですが、学ぶ、ということは、同じです。

写真は、立命館大学スポーツ健康科学部【 智 】ゼミの3回生の学びの一部です。

写真に写っている幾人かの人達は、将来、教員になりたいと考えています。
それで、スポーツ健康科学部で学んでいることを、高校生をイメージして、模擬的に指導しています。

写真1は、ポジティブシンキングについてです。

写真1 ポジティブシンキングの模擬授業




写真2は、トレーニングについてです。

写真2 トレーニングの模擬授業




そして、写真3は、それらを、アクティブ・ラーニングという手法によって、生徒役の学生と学んでいる所です。



写真3 アクティブ・ラーニングによる模擬授業




いかがでしょうか。

なんだか、楽しそうでしょ?!
将来に向けた学びを進めている、そんな感じがしませんか!?
大学では、この写真で紹介したような学びや異なる学びが待っています。

全国の会場で、センター試験を受けている皆さん、
どうか、持てる力を全て出し切って、

ポジティブシンキングで、

大学受験を勝ち取ってください!


それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.01.09

成人の日

本日は成人の日 です。
新成人のみなさん おめでとうございます。

成人は、法律で 「年齢二十歳をもって、成年とする」と規定されており、20歳以上がいわゆる大人となります。

大人になると、お酒が飲めるようになったり、ローンの賃貸契約ができるようになったりします。一方で、国民年金の加入義務が発生し、裁判員に選ばれることもあります。当然のことながら、大人としての責任を負うことが生じてきます。

年始に、「海賊とよばれた男」(百田尚樹著)を読みました。ある日本の石油会社の創業者をモデルに書かれた歴史・経済小説です。ただ、主人公の生き方、考え方は、社員は家族である。信頼に基づいて仕事をするので、タイムカードなし、定年なし、首切りなし、という極めてまれなスタイルである。また、会社のためだけでなく、「日本(社会)」のためになるような働き方を社員に教育しているところに感じ入りました。会社は、社会のための公器である、という思想です。新成人を含め、これから成人に向かわれる方、成人式を過ぎた方にもお勧めしたい本です。

話は変わりますが、先週の土曜日に東京であった大学スポーツに関する研究会で、ある大学のスポーツ強化に携わる方より、「何よりも指導者が第一である」 という言葉を拝聴しました。先の本ではありませんが、リーダー、指導者によって人財は磨かれる機会を多く持てるのでしょう。こちらの言葉も肝に銘じておくものと深く勉強させてもらいました。成人の日からかなり年数が経ちますが、まだまだ修行を重ねる必要性と重要性を感じます。

今年も皆様からのご指導をお願いいたします。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
「一投に賭ける」上原善広著も年始に読んだ本です。ヤリ投げで世界と渡り合った溝口選手の取材を通じた回顧録です。同世代で、大学時代に試合で一緒したこと(記録は雲泥の差です)がありますが、この本を読んで溝口選手の凄まじいトレーニング、そして脳科学を意識した神経系制御への工夫はさすがと感心しました。また、ハンマー投げ・室伏選手のコーチをしていたことも初めて知り、室伏選手のトレーニング、考え方との共通点にも納得がいきました。
【忠】


2017.01.08

健康運動指導士養成講習会

温かいお正月が過ぎて、新年の仕事が始まりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

本年の初仕事は先日大阪YMCAで行われました健康運動指導士講習会でした。
今回の講演は「包括的運動プログラム」と
「ロコモティブシンドロームと運動器退行性疾患」の2コマを担当しました。
参加者は120名程度で、老若男女を問わず学生から医療関係者まで
様々な職種の皆さまが参加されていました。
今回は120単位習得の健康運動指導士養成講習会の一部で
全ての方々が、これから3月の資格認定試験に向けて勉強されています。
3月試験はスポ健の学生も数名ですが受験する予定となっています。



2コマともに90分間で、包括的プログラムは健康関連体力と運動処方の実際、
ロコモと運動器退行性疾患は、サルコペニア、ロコモ、介護予防の話をしました。
受講生は120単位の取得が必要で、およそ3か月間をかけて講習を受けていきます。
1週間連続の授業が合計3回と、かなりハードな講習となります。
今回受講された方は、主にスポーツ施設のスタッフ、保健師、管理栄養士、
介護福祉施設、高校教諭、一般企業とかなり多岐にわたっていました。
どの分野でも健康づくり事業や健康経営が注目されているためと思われます。

サルコペニアは今回の大きなテーマでしたが
ウィキペディアでなんと私の論文が紹介されていました。

⇒リンク先はこちらから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9A%E3%83%8B%E3%82%A2

この論文は、握力や腹囲でサルコペニアを簡易に評価するものです。
2010年に体力科学に掲載された論文で、その年の学会論文賞を受賞しました。
まだ今後検証が必要と書かれていましたが、
前回にもご紹介したハワイでの研究データベースを使用し
日本人を対象とした疾患発症や総死亡との関連を縦断的に検討する予定です。
興味のある学生の皆さん、大学院を受験して是非ハワイで研究しましょう!

Good day!

sana

2017.01.07

頑張れ、受験生!


私の自宅から見える一本の「木」です。

写真1 木




葉っぱは、一枚もありません。
何の木かすら、分かりません。

ですが、4月になると。。。


写真2 木




この木の名前は、「桜」です。
自分の人生を生ききって、咲き誇っています。

今、受験生として、スポーツ健康科学部を受験しようと
思っている人の中には、大変厳しい状況の人もいるかと思います。

写真1の木の状況に、自分の姿を重ねて見ているかも知れません。

ですが、これから、皆さんは、どのように活躍しいくのか、
まだ、誰にも分かりません。


写真2の木のように、
「このような人生を歩むのか」
ということが
後になって、分かるのかも知れません。

ですが、どうか、最後まで、青年らしく、
挑戦を続けてください。

皆さんが、青年らしく、生ききることを祈っています。

それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.12.31

今年、2016年を振り返り、来年、2017年の一層の飛躍を期す


今日は、2016年最終回のブログです。

今年最終日のブログテーマは、
「今年、2016年を振り返り、来年、2017年の一層の飛躍を期す」
です。

皆さん、今年一年は如何でしたでしょうか。
とんな年でしたでしょうか。

今年4月2日に土曜日ブログの1回目を担当してから、
今日で、40回目に当たります。

今年の私のブログを、少しだけ、振り返ってみたいと思います。

4月から、
新入生歓迎、人社系大学院、事務の方の話題、歓送迎会、
そして、5月には、爆破予告もありました。

特に、ゼミの学び、大学院生の学び、大学外の学校の話題、
日本体育学会でのスポーツ健康科学研究科の話題、
卒業論文の話題等を取り上げました。

本当に、あっという間の一年でした。


写真1 入学式の様子(その1) 学部1回生の様子




写真2 入学式の様子(その2) 先生方の様子




写真3 入学式の様子(その3) 大学院生と先生方の様子




写真4 事務室のみなさんと執行部との昼食会




写真5 西園寺育英奨学金給付証書授与式




写真6 大学院生・博士課程前期課程 ポスター発表




写真7 大学院生・博士課程後期課程 発表会




写真8 日本体育学会ランチョンセミナー
    立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科の挑戦
   「Mの力」の創造




写真9 あいコア会の様子




写真10 スポーツ健康科学部・研究科の外部評価



さて、私の今年一年の振り返りです。

私は、歴史が好きなのですが、久々にNHKの大河ドラマ
「真田丸」
を1年間通して観ることが出来ました。

最終回では、
どうして千成びょうたんを大阪城に戻したのか。。。
大藏卿は。。。
秀頼の決断は。。。
勝ち戦であったのに。。。
どうして。。。
等々、多々思いました。

翻って、どんな組織においても、
有象無象、志のない人の群れ、烏合の衆では、
大事は成し遂げられない、
と強く思います。
そして、その上で、いつ事を起こすのか、
「時」の見極めを誤らないこと、
が大切と思います。

志を高く掲げているか...
時を見誤るような曇った心、曇った眼になっていないか...
そして、私たちは烏合の衆になっていないか...

皆さんとともに、
益々飛躍できるように、

私自身、気を引き締めて、
新年に臨みたいと思います。


それでは、良いお年を!

【 智 】

2016.12.26

卒業生に会ってきました!

早いもので今週で今年も締めとなります。

先日、東京で用事があり、その後、品川で卒業生と会って、食事をしてきました。
学部2期生、3期生のメンバーです。


このような機会を得たのは、12/9に東京・紀尾井町にてシンポジウムを開催した
『超”スマート”になるための健康イノベーション』
http://www.activeforall.jp/topics/167/
がきっかけです。

本学のCOI拠点をサポートしてくれている【Bear本】さんが、インスタグラムで、「今日、シンポを開催します!」という記事をアップしたのを、紀尾井町の会場ビルの上で働いている卒業生の【Wing君】が見つけて、さらに同じビルで働いている同窓生を誘って会いに来てくれました。
そこで、「飲み会でもしましょう!」ということで、品川で懇親会を行いました。

ちょうど忘年会シーズンで、店が開いておらず、たまたま入った店スタートして、LINEを使って【Wing君】がメンバーに場所を通知したところ、同じ場所で別のグループで食事していた【Rumiさん】ともつながり、2次会から合流となりました。

SNSはまさに時間と空間をつなげてくれますね。使い方が大事ですが、便利になったと感じました。

卒業生たちは、それぞれの職場で、目一杯働き、頑張っていることを感じました。同時に、働きながら今後のキャリア像もしっかり思いめぐらせているのを頼もしく感じることができました。

おかげでまた元気になりました。
卒業生のみなさん、是非お声かけくださいね。また、大学にも立ち寄ってください。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
ブログをご愛読の皆さん、今年も残り少なくなりました。良い年の瀬をお過ごしいただき、良い年をお迎えくださいますように。来年もご愛読のほどお願い申し上げます。
【忠】