[ education ] の記事一覧

2019.06.01

調査方法論と院生TAさんたちの活躍


授業も8週目を迎えております。
今年度は、月、火、木と2回生の授業を担当しています。
何れの授業もレポート等提出物が多く、課題を出すたびに心の中で「がんばれ」と心の中でささやきながら
こちらも授業準備と課題の評価がとどめなくやってきますので、
「私もがんばるから・・・」とも思っています。

2回生全員とともに乗り越える授業の一つに「調査方法論」があります。
これは、社会調査に必要な知識を基礎から学び、実際に調査を実施し、統計分析、そしてレポートをまとめる
濃い内容の授業です。
また、調査、分析、報告という一連の流れを実施するため、1回完結型ではなく、知識の積み重ねが必要です。
パソコンを使いながら学ぶ授業ですので、1限から3限まで3つのクラスに分けて開講されており、
それぞれに大学院生の方がアシスタント(TA)としてサポートをしてくださっています。

今年度はかわい先生からのご提案で、調査方法論に新たな取り組みを導入しました。
TAさんにもお手伝いをしていただきながら、図表を用いた報告書を書くためのスキルアップを目指すものです。
まず、5週目の授業の終わりに、図表を用いて報告する課題を2回生に出し、
次に、翌週提出された課題にTAが目を通します。
最後に、8週目の授業で、TAさんたちが、課題のフィードバックと評価、さらに報告書の作成がもっと良くなるためのアドバイスとしての授業を実施するという試みです。

2回生達はTAさんの講義に熱心に授業に耳を傾け、
「自分の弱点がわかりやすかった」「・・・について知ることができて良かった」という喜びのコメントがたくさん寄せられました。
TAさんたちも手ごたえがあったようです。
講義の様子を写真に収めようと思ったのですが、私がTAさんたちのアシスタント役に徹していたので、その時間は取れませんでした。
代わりに、元気に授業を受講してくれている2回生の写真を掲載しておきます。

(ゆ)2019060101


かわい先生、TAさんたちとのミーティング、授業構成の見直しなどなどと限られた時間での準備は気忙しかったですが、学部生、院生、教員などそれぞれの立場でできる力を発揮し、学びを活性化させるモデルとなれば、嬉しく思います。


写真は調査方法論の受講生たち
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#TAの皆さん、本当にお疲れ様でした。
#春学期も後半戦に突入です。
#私は課外活動が増えてきそうです。

2019.05.26

英語 P1 ポスター発表

5月も終わりに近づいていますね
みなさま、いかがお過ごしですか?

大学の講義も春学期の折り返し地点に近づいて来ました。
私が担当している1回生の英語 P でも、
明日から中間発表です。

そこで今週は、中間発表の練習をするために
ポスター発表を行いました。

このポスター発表では、本番で使用するパワーポイントの
スライドを印刷しポスター形式にして、
グループのメンバーを変更しながら
複数回発表する形式です。

 (atsushi)20190526-03

発表後の学生のコメントシートを読んでいると、
「時間配分や訂正すべき点が分かった」や
「なかなか上手く話せず悔しかった」とか、
「1回目より2回目、2回目より3回目とだんだん良くなった」というような
色々な手応えを学生それぞれが得ていることが感じられました。

日本語で発表するのも大変ですが、
英語で発表するのは、さらに大変です。
それでも明日からの発表で、学生が
興味深い発表をしてくれることを期待しています。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.05.21

教養科目の学び


こんにちは。かわいです。

5月に入ってすっかり春らしく、梅雨に入るまでの気持ちのいい季節です。

 (kawai)20190514


教養科目で教育を広く学ぶ科目を担当しています。

授業では毎回学生さんの書いてくれる感想を手がかりに考える時間を設けています。

最初の数回では、「教養とはなんだろうか」という問いを投げかけて考えてもらいました。

私が示したのは、

・教養は「単なる物知り」ではなく、 自分で問いを立てて知識を活用しながら答えを探究していくことで磨かれる。

・教養は、自分と知識と人生とを編み合わせていくことで鍛えられる。 「自分」抜きの学びは浅く薄い学びとなる。

・頭と手とマインドを動かして、立命館らしくお互いに学び合って形成していってください

というメッセージでした。


そのあと学生から寄せられた声に、


「私は、教養は「自分とは異なる考えを受け入れる練習」だと思っている」


というものがありました。まず、私が示したことを超えて自分の考えを寄せてくれたことが素晴らしく、また内容も素晴らしかったので次の回で紹介することにしました。そうすると、他の学生からも、「とてもいい考えだ」「自分も教養で異なる考えを知って視野を広げていきたい」という反応がありました。


引き続き、お互いに学び合うことで成長が生まれる場になるよう挑戦していきたいと思います。


かわい




2019.05.18

朝ご飯を食べよう

春学期も6週目になりました。
1回生も随分大学に慣れてきたようです。
1回生を対象にした基礎演習では、恒例の朝食実習が実施されました。
今年は昨年と異なり、基礎演習の9クラスのうち3クラスが合同で、食堂の2階が会場となりました。

(ゆ)2019051801

1回生は、前の日から大学に宿泊しやや眠そうですが、仲間意識は高まってきたようです。
一緒に宿泊していたAAさん、オリターさんもまた睡眠不足だと思いますが、
朝食実習がスムーズに進むよう今回もしっかりとサポートしてくれていました。

今年度の朝食実習では、昨年と異なり自分で今から口にする朝食の主菜と副菜を自分で選ぶことをしました。
そして写真を撮り、その振り返りもかねて、朝食後に栄養を専門とするab先生の研究室の学生さんからレクチャーが設けられています。
基礎演習は、1回生のみならず、2回生また院生に至るまでが交流し、互いに学びと成長の機会にもなっています。

(ゆ)2019051802

私も今年度の基礎演習を担当する中で思いもよらない経験に恵まれました。
基礎演習の4回目、5回目の授業で、スポーツマネジメント領域の担当者として
2回生全体に講義を担当させていただきました。
授業後、講義に立ち会ってくださった、同じく基礎演習を担当されている大先輩のS先生が
「きっともっと広げてもらえると思うので、自由に使ってください」と、
社会における「する」「みる」「ささえる」視点からのスポーツの役割と関係性、
そしてその価値を図式化した一枚の資料を研究室にお持ちくださいました。
ご自身で各所から情報を集められ、とても時間をかけられて、少しずつ図式化されたようです。
大先輩であり、そしてマネジメント領域以外の先生から貴重な資料をいただくことは大変嬉しくまた励みにもなります。

大学はいろんな人にとって学びと成長の場なのだと改めて感じています。

写真は基礎演習の朝食実習の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#ごちそうさまでした。
#ab先生の研究室の皆さんもありがとうございました。

2019.05.16

感謝。

<RecOだより161>

5月14日(火)17時過ぎ、スポーツ健康科学部事務室において、異動される事務職員のTさんを送る会がありました。
きっと他の先生方からもコメントがあると思いますが、Tさんには、RecOに関する様々な事でもたくさんお世話になりました。

いつも冷静、迅速に対応していただき、私たちにとって、とても頼もしい存在でした(近々では、久しぶりのブログの編集作業がわからなくなり、お手数おかけしました。最後まですみません!)

異動先でも、きっと頼られる存在になられる事と思います。
これからの益々のご活躍、お祈りしています。
本当に、ありがとうございました。


ab

2019.05.12

スポ健な人 (31) Motoki さん

GW も終わりましたが、今年は休みが長すぎて
通常モードに戻りにくいですね・・・

今回、ご紹介するのは Motoki さんです。
Motoki さんは、この春スポーツ健康科学部を卒業した
スポ健 OB です。今年の9月から米国の大学院に
留学するというので、私の授業で「留学のすすめ」について
話をしてもらいました。
 (atsushi)20190512
彼は、学部時代に、カナダの UBC 大学に一年留学していて、
その時の話を中心に話をしてくれました。

高校時代にイギリスに短期研修した経験から、大学での留学を決断し、
どのように準備を行ったか、カナダでのどんな生活だったかの、
留学を通して学んだことについて、幅広く
話してもらいました。また、自分の経験を踏まえて、
「スポ健生は留学に向いている」という説明もなされました。

聞いている1回生とも年齢が近いので、教員が説明するよりも
彼らの目線により近い立場での話だったので、
学生からのコメントシートからも、
「自分も留学したいという気持ちが強くなった」と
刺激を受けたことが伝わってきました。
 (atsushi)20190512b
Motoki さん、本当にありがとうございました。
米国の大学院でも頑張ってく下さい。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.05.06

キラキラする春になりました!

キラキラする春になりました!

今日まで連休の方も多いのでは?

立命館大学では、世間の連休中も授業がありました。先週の金曜日から本日までは連休となっています。この4連休中は非常に天気も良かったですね。

  

キャンパスの風景ですが、陽光に照らされ輝いています。

課外での活動、実験室での実験、帰省、仲間とBBQなど思い思いの活動で、学生、院生のみなさんは過ごしていることでしょう。

  

私の方は、BKC裏手の「牟礼山」に上ってきました。キャンパス、琵琶湖が一望でき、清々しい気分でした。いよいよこれから春学期本番ですね。楽しみです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
私のFBから転載
【嬉しい知らせ】令和元年初日に嬉しい知らせです。立命館大学スポーツ健康科学部では、2010年の学部開設前から、『グローバルなトレーナー育成』を構想し、アメリカNATA認定のATCの資格取得を目指すプログラム(GATプログラム)を、下記のように開設しました(アメリカ以外では唯一のシステム)。本学部で所定の科目(英語専修科目も含む)を履修し、一定の語学力をなどの条件をクリアすると、提携しているアメリカの大学院へ進学ができます(通常、アスレティックトレーニング関係の大学院進学にあたっては事前受講の科目履修を入学要件とされますが、本学部出身者は免除されます)。大学院修士課程を修了して、BOC(Board of Certification, 資格認定委員会)の試験に合格すると、公認アスレティックトレーナー(ATC)に認定されます。
 今回、GATプログラム一期生として、ESUの大学院でアスレティックトレーニングを学んでいた鈴木拓也くんが、見事BOCをパスして、ATCとなりました。この間、大学ならびに本学部関係者、日本のATCの団体(JATO)の関係者には、GATプログラムに多大な協力をいただきました。心より感謝申し上げます。
 また、GATプログラム以外で、独自でアメリカにわたり、今回のBOCに、林くん、平岡くんも合格したと連絡を受けましたのでご報告しておきます。いずれにしても、これからATCとして、キャリアパスを進めていく卒業生たちに、JATOの皆さんには引き続きご支援のほどお願いします。
 日頃のお礼を兼ねて、今年のNATAのコンベンションに参加して、JATOの集まりにも参加させていただこうと考えております。その節には卒業生共々よろしくお願い申し上げます。
GATプログラム
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/education/strength/global.html/

【忠】 

2019.05.05

こどもの日:タバタトレーニング

10連休も、そろそろ終わりですね。

今日は、こどもの日ですので、
こどもにちなんだ話題を紹介したいと思います。

先日、Izumi 先生から、大阪府の小学校で、
全校朝礼1回やその他体育の授業で、
タバタトレーニングを行っているとの情報をお聞きしました。

この小学校は、都心部にあり校庭も体育館も狭くて
体力の低下が危惧されていると言うことで
Izumi 先生のところにご相談があったとのことです。

写真などは、以下のリンク (4/26) を見て頂くとして、
タバタトレーニングは、けっこうキツいトレーニングなのに、
やっぱり子供のポテンシャルは凄いですね。
ぜひ子どもたちの体力が向上してくれることを願っています。
http://www.sakai.ed.jp/otori-e/

それでは、また。失礼致します。
長い休日でしたので、お疲れが出ませんように
Atsushi

2019.05.04

専門演習I

令和になって初のブログは、小集団の専門演習についてです。
卒業までずっとお付き合いをしていく3回生のいわゆる「ゼミ」と呼ばれるクラスです。
ゼミが決定した時から、ポツポツと活動を始めておりましたが、メンバーのうち2人が留学中だったため、
第一回目のゼミが13人が全員集まる初めての時間となりました。

(ゆ)2019050401

初回はいくつか課題を含めた自己紹介を中心に進めました。
まだ学生同士の横のつながりも十分ではなく、やや緊張感が走っていました。
あえて抽象的なテーマを課題として出していたのでそれぞれの解釈に基づき、内容はレベルの高いものでした。
春休みの活動報告を実施した際にも、点と点は線となってつながっていないものの、
スポーツマネジメントに必要な「本質」や活動のコアとなる部分をしっかりと掴んでいるという印象です。

(ゆ)2019050402


第一期生である故、一つのことを決めるのに「これはどうする?」「これはどうやっていく?」と
手探りの部分も多く時間がかかります。
幸い、一期生であることを楽しんでくれているようです。
3週目、4週目と回を重ねるうちに、それぞれの個性も出てきています。
春休み中から学外の活動はスタートしていましたがこれから演習の時間外での活動も増えてくるでしょう。
まだまだ私に言いたいことが言えていないようにも見えます。
それも含め、どのような物語が始まるのかとても楽しみです。

専門演習の集合写真と3回目のテーマに関する発表の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください

#「楽しく学びまじめに遊ぶ」
#心強い仲間ができた気分
#さぁ、みんなでルールをつくろう

2019.05.02

abゼミと100円朝食

<RecOだより159>
 
 海老ゼミ3回生は今、1回生基礎演習の「朝食実習」に向け、「なぜ朝食を食べた方がいいの?」をテーマとした、卓上POP(三角柱型)を考案中です。
 
 その詳細は、完成後、ご報告しますが、写真はその中で「手軽に作れる朝ごはんレシピ」担当Gの試作後の様子。
 「試作成功!」の笑顔? それとも「笑っちゃう出来」だったのか?
 それも今後のお楽しみ。

 (ab)20190408-01

 完成品のクオリティによっては、そのままユニオンの食卓に配置していただく予定です。

 ご期待ください!

 と、いう原稿を入稿して、一週間。また、本日2回目の試作実施。
 (ab)20190504-02

今度は、試食班(?)も一緒にこの笑顔。

「マグカップに入れて電子レンジ加熱で一食分」。
フードロスも少なくサスティナブルな
「abゼミSDGs朝レシピ」。
どうやら、良い感じにまとまってきたようです。

この後、味の調整、栄養価計算、レシピの作成、写真の編集、と、作業は進みます。
最後まで、しっかり仕上げましょう!

 ab