[ education ] の記事一覧

2019.04.29

1期生同窓会

4月27日 大阪グランビアホテルで、学部1期生の同窓会がありました。

   

スポーツ健康科学部1期生の同窓会。10年前に、真っさらな学部に入学して来てくれた学生が、卒業して6年目。今や社会の各所で活躍しています。

10年ひと昔ですが、懐かしくかつ楽しい時間を過ごすことができました。来年の9月19日(予定)が、学部・研究科の10周年です。その時には、全ての卒業生と会えるのを楽しみにしています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
上記の同窓会に、校友・父母課の曽谷さんが来てくれ、校友会HPにアップしてくれました。こちらもご覧下さい。
【忠】 

2019.04.28

GAT プログラムガイダンス

世間では10連休、10連休と叫ばれていますが、
みなさま、休日をいかがお過ごしですか?

立命館大学は、もちろん10連休などはなく、
明日も通常授業です・・・
まあ10連休だと混んでいるでしょうし、
逆に勉強や研究がはかどるかもしれません (涙目)

今回は、先日行われた GAT プログラムのガイダンスについて
紹介したいと思います。

GAT プログラムとは、アメリカでの公認トレーナー資格である
ATC 取得をサポートするプログラムです。

プログラムの詳細については、以下のアドレスを参考にしてください。https://www.ritsumei.ac.jp/shs/education/strength/global.html/

今回のガイダンスでは、新入生を対象にしたもので、
GAT プログラムに関心のある新入生が70名以上
参加してくれました。

 (atsushi)20190428

今回参加してくれた学生の中から、近い将来に 
ATC が数多く生まれてくれることを願っています。

それでは、また。失礼致します。
良い残りの9連休を
Atsushi

2019.04.24

亥年

Hassyです。
亥年選挙ですね。
亥年生まれの方に「猪突猛進」タイプが多いかはわかりませんが、ネガティブな意味で使われることも多いこの言葉、私は好きです。
 (th)20190423-hana-spo
恐らく、学生時代にある先生から「君は考えるより行動が先走るタイプだけど、そういうところがいいよ」と言われたことに起因するのかもしれません。
小学生の低学年時までは顕著な「石橋を叩いて渡る」タイプの私でして(今でも片鱗はあると思いますが?)・・・学生時代もそう思っていたところに言われたものですから、そうなのかな?(確かにちょっと気持ちが高まったら告白して撃沈したなあ・・・)と印象に残っています。。。
かつて森鴎外も「灰燼」の中で「暴虎河」(虎を素手でぶち、大河を準備無く徒歩で渡ろうとするような・・・)と言って血気にはやる様を戒めたというわけですが、
昔あるバイオイメージング研修会で、著名な永井先生が見事に「意・違・偉」訳されていまして、、
「(泳ぐのが本分でない)虎が「暴」(がむしゃらに)泳ぐと、気づいたら大河を渡っている(大きな成果をあげている)」「だからとにかく邁進してください」とおっしゃられ、、突き刺さりました。

みな得手・不得手があり、、本分でないこともありますが、とにかく勇往邁進することで、気づいたらとても大きな足跡を残せるのではないか、、と思います。
恐らく失敗が多い(e.g., 上記告白撃沈?)ことになると思いますが、「失敗は成功の母」、忠先生も入学式で新入生に「どんどん失敗してください」と言っておられました。
もちろん敢えて失敗するわけではないですが、邁進した結果のことであれば肥やしにできるのではと思っています。

みなさんも私も、今年どのような河を渡っているのでしょうか。
楽しみですね。

2019.04.22

ブラックホール

4月10日の報道で、ブラックホールが撮影された!という記事を多くのメディアで見た方も多いでしょう。

  [aikoa]20190422

  https://mainichi.jp/graphs/20190410/hpj/00m/040/007000g/1


記事などによると、100年前にアインシュタインの一般相対性理論によって予測していたが、観測そのものは非常に難しいため、いままで撮影することができなかった。

そこで、日米欧などの研究者200名からなる国際的な大型共同プロジェクトが組まれ、南米、ハワイ、南極、ヨーロッパなど世界6カ所にある8台の電波望遠鏡を使って、ブラックホールのごく近傍のガスが発する電波を捉え、得られた電波を精密に解析することで、写真にあるような、周辺のガスから影絵ようにブラックホールを浮かび上がらせた。

このブラックホールは、おとめ座の方向にあり、地球から約5500万光年離れた銀河「M87」の中心にあたり、ブラックホールの質量は太陽の約65億倍だといわれて、極めて高密度、大質量で重力が非常に強く、日常の例えでも使われるように「何でも吸い込んでしまう」。

今回のプロジェクトの大成功は、
国家間を超えた共同(共創)
各観測拠点がそれぞれの役割を俯瞰的な立場で協力(協創)
さらには、観測データは2年間かけて各国で競争(競創)
の3つのキョウソウがあって、大きな宇宙の謎をとくという超創が生まれたのでしょう。

加えていうと、電波望遠鏡の同時観測の時に、すべての拠点は快晴だった、という僥倖をも味方につけられた成果ともいえます。

われわれ、スポ健ファミリーも、スポーツ健康科学に関わる新しい知を生み出す、あるいは吸い上げる巨大ブラックホールに例えられるような、研究成果、人財、システム、もの、コトを引き続き送り出して参ります。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
先週の金曜日は、みなさんが良くお使いのSNSの一つである、LINE本社(新宿)に行ってきました。共同研究者と先日打ち合わせしていたら、「今度、LINE本社に行きます」とのこと。なんで?と聞くと在外研究中に知り合った研究者が、LINEに移ったので、とのことで。是非、紹介してとついていきました。その前日に、FBをみていたら高校陸上部の後輩が、「LINEに転職しました!」とのこと。その後輩にも会えました。LINEだけに、色々つながりますね!?
【忠】 

2019.04.20

研究入門Jクラススタート

春休みが明けて、キャンパスは賑やかです。
当たり前なのですが、昨年は基礎演習を受けていた皆さんは2回生になりました。
嬉しいことに、2回生のいろんな学生さんから、キャンパスのあちらこちらで声をかけていただきました。


2回生もまた、小集団のクラスが受ける授業があり、「研究入門」と呼ばれています。
「研究」について学ぶとともに、3回生から始まる専門領域を選択するための授業です。
クラスのメンバーは事務室の方が振り分けてくださるので、教室でそれぞれ新メンバーに出会いながら、
同じクラスになったことを喜んだり、仲良しさんがどこのクラスにいる等情報交換をしたり、
一人で静かにチャイムが鳴るのをまったり、と授業の開始を待つ姿はそれぞれ異なりますが
大学にはもうすっかり慣れたご様子です。

また、私のことも知ってくれていて、昨年の研究入門を担当していた時とは異なり、双方の緊張感が和らいでおりました。
春休み中、研究入門に向けて、研究の楽しさが伝わりますように、と思いながら準備をしてきました。
今年度、月、火、木曜日と週3回、2回生のほぼ全員に顔を合わす授業を担当しています。
内容の理解や課題など、とてもハードな授業ばかりです。
こちらも体力戦ですが、春学期終了まで走り抜けたいと思います。

(ゆ)2019042001

写真は研究入門Jクラス
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#写真を撮られるのも慣れたもの
#今年度も、ともにワクワクし、
#ともに学ぼう
#私もBeyond Borders

2019.04.19

ミニプレゼンの様子

こんにちは、嶋村です。今週からブログ担当が新しくなりましたが、今年度も僕は引き続きブログを担当します。。。


授業も2週目ということで、今週の P の授業では学生さんにちょっとしたプレゼンをやってもらいました。今日の写真はその様子です。僕が前期に担当している P3 の授業では、ディベートとパネルディスカッションの二つの討論の仕方を学びます。論文を引用したり、データを提示したり客観的に自分の主張をサポートできるかが大事になってきます。学生の皆さんには頑張って欲しいと思います。


僕はと言えば、最近心身共に体調があまりよろしくなく、持病の病院もサボっていたりするのでそろそろ真剣に自分の健康というものに向き合わなければならないなあと感じております。スポーツ健康科学部にいるのに不健康な私です(笑)。最近ちょっとイライラしちゃって周りにきつく当たってしまったんじゃないかなと思って反省中です。あと、ジョギングの花粉症のせいでサボり気味。。。まあ季節の変わり目は色々不安定になりますが、皆さんも体調には気をつけてお過ごし下さい。


こんな話で終わるのもなんなのですが、これと言って特に書くことがないので、今週はこの辺で。。。来週から頑張ります。

2019.04.15

授業本格化

4月2日に行われた2019年度 立命館大学・大学院 入学式 新入生歓迎セレモニーで、
流されたビデオがあります。3分ほどのビデオです。

    

是非ご覧いただけると嬉しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=AUIV4ShoGfE

「立命館新風」

と題されたビデオメッセージです。
 冒頭に、つぎのメッセージが添えられています。

異なる人が、
志を持って門に集い、
問いを立てる。
解決する。
創造する。
世界と交わり
世界と共に連携し動く。
限界を超える。
そして、
未来を生み出す人になる。
それが、
立命館の新しい風。


『立命館で、未来を生み出す人になる』 
そのことで、世の中の課題を解決し、平和で幸福な世の中を実現する、という学園憲章の想いが込められています。

未来を生み出す人、になるには、「立命」にこめられた、「学びを追求することで自らを鍛えること」が求められます。新しい学期が本格的に始まる中、学生、院生はもちろん、教職員もこの意味をかみしめて、前進していきましょう。

   

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
昨日の昼に、昨年10月まで助教として活躍して、産業総合技術研究所に異動した藤本先生と東京駅で、ランチミーティングを行いました。これからのイノベーションを生み出すには何が必要かの議論で盛り上がりました。藤本先生から、大きな社会イノベーションは、「そのことによって社会が後戻りできない便益をあたえるもの」との話を聞きました。私からは、多様性の中で、コミュニケーションとモチベーションが高まる中で生まれるもの、と議論しました。いずれにしても、イノベーションを生み出すための人材の重要性、多様性を認め尊重する風土、そして決断したうえでの持続的行動力については意見が一致しました。
【忠】 

2019.04.14

挑戦をもっと自由に

4/8(月)から前期授業が始まりました。

1回目の授業は概要を説明し、2回目以降の学びを受講生がイメージできるように努めます。また、成績の評価方法や授業を受けるにあたっての約束事などをスライドを用いて確認しました。ただし、受講生だけに約束を強いるのは不公平(?)ですので、私も受講生に約束をします。それは「手を抜かずに本気で授業をすること」「わかりやすい、面白い授業をすること(前年度の授業内容を超えること)」の2点です。授業を担当する立場としていずれも当たり前のことですが、初回の授業冒頭に200名弱の受講生を前にあえて宣言する教員は珍しいようです(笑)。今年度も自らハードルを高く設定し、2回目からの授業に臨みます。

学部生とともに大学院生も新生活が始まりました。大学院でも授業はありますが、学部生に比べると授業数は少なく、その分、多くの時間は研究活動に取り組みます。先行研究の調査、資料の読み込み、また、私のような自然科学系(実験系)の領域の大学院生は実験を行いデータを収集します。

大学院生は共通の大部屋に机があり、この机が日常の作業(研究活動)の拠点となります。本研究科の特徴の一つとしては、異なる研究室の大学院生の机を同じ部屋に配置していることです。他の大学では、各研究室(実験室)内に机を置くことも珍しくありません。この場合、普段から接する相手は同じ研究室の人間に偏る傾向にありますが、異なる専門性をもった大学院生が机を並べることで、自らの専門領域以外の視点からの議論や意見交換を日常的に行うことが可能となります(写真は暗いですが、明るい雰囲気だと聞いています)。

 (goto)20190414-01

本学の2030年に向けた学園ビジョンとして「挑戦をもっと自由に」という言葉が掲げられています。スポ健で学ぶ学生に目を向けると、学部生、大学院生ともに多くの学生が新しいことに挑戦し、失敗をしながらも着実に成長を続けています。学生のチャレンジ精神を大切にしたい・・・そのため教職員は、学生が失敗を恐れずに挑戦をできる土壌を整え、挑戦の後押しをしています。一方で、スポンジのように知識を吸収し数年間で急速に成長する学生と共に時間を過ごす中で、私も挑戦をしないといけないな・・・と学生から刺激を受けることも増えています。

さて、1年間にわたり日曜日のブログを担当してきましたが、私は今回が最終回となります。1年間おつきあい下さりありがとうございました。明日からは2019年度バージョンでの担当者となります(数名の先生方は2年目に突入します)。

ますますパワーアップする「あいコアの星」を引き続きお楽しみ下さい!

GOTO








2019.04.13

基礎演習Dクラススタート

4月もあっという間に2週間が過ぎようとしております。
今週から授業も始まりました。
昨年、着任したばかりで何もかもわからなかった4月とは異なり、
何を準備したらよいかが把握できているので、少しだけ心配よりもワクワク感が増しています。
とはいえ、今年度は担当授業も増え、特に前期は月、火、水、木と1限もあり
何かと気ぜわしく過ごしています。
そのような中で、今年度は1回生から3回までの小集団クラスを担当となりました。
各学年で、担任のクラスを持っているとご理解いただければと思います。
今週からは、それぞれの学年の小集団クラスをご紹介します。

まずは、新入生の小集団、1回生の基礎演習です。
担当するDクラスは、27人の新入生がいます。
昨年も、始めて1回生のクラスのメンバーにお会いしたとき、
世界中に「スポーツ」に興味を持つ人は数えきれないほどいますが、
このように未だ互いに名前も知らない27人が「スポーツ」という多々一つのキーワードで
出会い、仲間になっていくのは奇跡のようなことだと思います。

クラスのオリエンテーションは、自己紹介から始まりました。
それぞれの自己紹介では、「人見知りで・・・」という言葉が何人からも出ましたが
そうではなさそうな気もしています。そのあとには「是非話しかけてください」なんて続いていました。

「人見知り」の1回生たちの背中を押してくれるのが
2回生となったAAさんとオリターさんです。
春休みからの準備と、待ちに待った新入生を迎え、
緊張しながらも、懸命に一つ一つのクラスを乗り切ろうとしている姿に
心の中でずっと拍手を送っていました。
どんなクラスになっていくのでしょうか。毎週楽しみです。

さて、他の先生方が記されているように、今週で今年度のブログ担当は終わりです。
皆様お読みいただいたお礼を申し上げるとともに、
私は来週からも担当させていただきますことをご報告させていただきます。。
学内だけではなく、トップスポーツチームのことや
国内外の研究活動、ゴールデンスポーツイヤーズに関わることもお伝えできるよう
自身が学内外でしっかりと活動し1年後、Dクラスのメンバーとともに、自分自身も成長を感じられたらと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

(ゆ)20190401301

写真は基礎演習Dクラスの1回生と、1回生をサポートする2回生のAAさんとオリターさん

撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#新入生の皆さん、
#ともにワクワクし、
#ともに学びましょう

2019.04.09

フィールドに立ち続ける

半年以上前から関わらせていただいている活動があります。
障がいのある子どもたちの身体活動に特化した放課後支援活動の立ち上げのお手伝い。
さまざまな放課後支援活動がありますすが、身体活動に特化したプログラムは珍しい。
それは、子どもたちの特性が多岐にわたるため、用意する活動内容も一様には定められないことにあります。また、全員が安全に体を動かすためには、それぞれの特性に応じた空間づくりも必要になります。そのため、必然的に静的なプログラムに比べ、限られたスタッフで運営することが難しくなります。

これらの課題に対する、空間の工夫、運動の内容、モチベーションの維持などについて何度もミーティングを持ち、使用するアイテム、評価表、保護者もともに感じられる楽しさや上達の資格かなどを含み、プログラム内容を検討してきました。
先日は、プログラムに使用する新しい施設を見せていただきました。ボルタリングの壁、天井から吊るされたロープ、鏡張りの壁、取っ手付きバランスボールなどなど、さまざまな工夫が凝らされており、その場にいるだけで、子どもたちの笑顔が目に浮かびました。

このような活動に参画させていただき、私にも変化がありました。
ミーティングを繰り返すうちに、長く指導現場から離れていた私の中で、なにかがウズウズ、あるいは、モヤモヤする感覚が徐々に強くなり始めました。それが、「現場に立ちたい」という思いだと気づくのにそう時間はかかりませんでした。
そんな折、本学部の事務の方のお子さんとプールに行く機会を得ることができました。
1回目は、3月の上旬で、3人の子どもたちと楽しい時間を堪能しました。特に、泳法指導をしたわけではありませんが、遊びを通した関わりの中で得るものが多くあります。

どんな動きが楽しいんだろう?
それぞれの子の「うれしい」「楽しい」「いやだ」という表現はどういう形だろう?
次に何をしたいんだろう?
泳げるようになりたいのかな?遊びたいのかな?
どこを触られると嫌なんだろう?

次々と疑問がわき、それに対する私の感覚も鋭くなっていきます。
大学の授業とは異なる、私にとっての現場・フィールドの大切さを実感しました。
担当するスポーツ指導実習では、基本的な指導方法を教授することはできているつもりですが、このリアルタイムの生の感触、あるいは、実感は、現場に立ち続けなければ伝えることができないと改めて思いました。いつまで水の中での指導ができるのかはわかりませんが、できる限り実践を続けながら教壇に立ちたいと思います。

プログラムに関与させていただき、またそのタイミングでお子さんたちとの時間をくださったKさんに感謝です。今日もまた夕方からプールです。