2018.07.02
[ education ] の記事一覧
2018.07.01
昨日は補講日でした
2018.06.29
スポーツ健康科学セミナー I
こんにちは、嶋村です。今日のブログを更新することを完全に忘れておりました。。。危なかった、ぎりぎり。最近いろいろ忙しくていろいろ切羽詰まっております(笑)
まあ、そういういろいろ切羽詰まった状態なんですが、昨日はスポ健の1年生の授業に少しだけ参加してきました。各先生がどのような研究をしているのかを紹介するために1年生に向けて自分の研究を話すのですが、とりあえずゼミも持ってない P 担当の僕の研究の話を聞いて誰が喜ぶのだろうという疑念とともに話してきました。伝わったどうかはわかりませんが、割と多くの人が熱心に聞いてくれたようでとてもありがたかったです。なんか変な関数が出てきたり素粒子が出てきたりで大変でしたが、写真を撮ってくれた hitomi 先生曰く、「ガチで突っ走ってましたね」らしいです。。。まあ大雑把に言うと、「言語学は科学だよ」、「人間が言葉を話せるって不思議だよね」、「人間の脳には遺伝的に言語を話すための仕組みがあるんじゃないかな」って話です。スポ健に全く関係のない話なのに、一生懸命聞いてくれた学生さんに感謝です。まあ、最初に「NHKの科学特番を見る感じで聞いて下さい」と言ったのがよかったのだろうか。。。
ちなみに一緒に発表したのはは ゆ 先生と ab 先生で、しっかりスポ健の専門に関する話だったので、僕の浮いてる感がさらに強調された感じでした。。。ゆ 先生はスポーツの振興に関してスポーツをする人、スポーツを見る人など様々な視点から議論されていたと思います。ab 先生は、滋賀県の食材に関して地産地消の話やスポーツ選手の食事の話などをされていたと思います(insofar as I understood ですが)。
一つ心残りなのは、学生さんの質問で「新しい言語を習得する時の秘訣はなんですか」と聞かれたのですが、「センスと努力です」と答えてしまったところです。もう少しマイルドなことを言えばよかったのかなと。。。ただし、答えを変える気はありません(笑)。ここでの「センス」とは、これまできっちり勉強してきて例えば品詞などメタ言語的な概念が使える能力を持っているかどうか、物事を論理的に考えることが出来て、暗記ばかりを強要する一見無秩序な学校文法に何かしらの規則・秩序を発見することができるか、などなど。個人的な意見ですが英語ができる人は他の科目もそこそこ出来ます。。。「僕は理系だから英語はね~」って言っている大学の先生も英語で論文を書いていたりします。。。まあそんなもんです。
ではまた来週。
2018.06.28
食欲旺盛でした。
2018.06.27
読んでみてください!!
横断的に、自然科学から人文社会科学まで、広い領域を
学ぶことができます。
私たちの学部で学ぶ学生は、一人の例外もなく、
いろんな意味で、「スポーツの好きな学生たち」であると
言っても過言ではないと思います。
それは、私たちの学部の大きな魅力であり、強みです。
では、スポーツとは何でしょう。
広瀬一郎著『「スポーツビジネス論」講義─スポーツは
いかにして市場の商品となったか』創文企画 2012年
今、テキストとして使用している本です。
この本の著者、広瀬一郎さんは、大変残念なことに、昨年、
急逝されましたが、広瀬さんは、本学スポーツ健康科学部の
創設から5年間、客員教授を務められ、この本はその時の
大学院での講義録をもとにまとめられたものです。
この本では、スポーツの成り立ちからその意義を紐解き、
今日の社会において、スポーツに期待される使命、課題までが
述べられています。
スポーツマンシップ─高校野球の選手宣誓の際に必ず使われる
言葉ですが、高校球児はスポーツマンシップの意味を理解
しているでしょうか。
高校球児だけではなく、私たちはみな、スポーツマンシップの
意味を理解しているでしょうか。
それは甚だ疑問だと言わざるを得ません。
スポーツはそもそも、19世紀におけるイングランドのパブリック
スクールでのエリート教育の教材として完成されました。
オックスフォード大辞典によれば、スポーツマンとは、
「Good Fellow」であると定義されています。
すなわち、スポーツとは、人を「良き仲間」、「良き社会人」
として育てるものなのです。
そして、スポーツマンシップの基本にあるものは、「尊重」の
精神です。
お互いを尊重しあう。
対戦相手を尊重し、ルールを尊重し、審判の判断を尊重する。
それは、お互いが相互に認め合い、理解し合い、高め合うことを
意味します。
ですから、スポーツマンとは、こういうことを理解し、体現している
人たちであると言えるでしょう。
したがって、より良い社会の実現の中心的存在であってしかるべきです。
何という誇らしいことでしょう。
スポーツは深い。
その意味を知った時、その素晴らしさに目の前が大きく拓けるに
違いありません。
健康問題など肉体的な意味だけではなく、そういう社会的な意味でも、
スポーツは今日の社会で必要とされているのです。
みなさんもぜひ、この本、読んでみてください。
少し難解ですが、挑戦のし甲斐がありますよ。
素晴らしい本です。
お薦めします。
2018.06.26
バタフライ大人気
2018.06.25
Spalding University
2018.06.24
若手研究者海外挑戦プログラム
これまで何度か紹介した通り、スポーツ健康科学研究科では、多くの大学院生が国際学会での研究発表に積極的に取り組んでいます。また、英語での論文投稿にも比較的早い時期からチャレンジをします。研究の世界に国境はありませんので、グローバルな視点から研究活動を推進して欲しいと教職員も様々な面からその活動を支援しています。
これに関連して、若手研究者の海外での研究活動(留学)を支援する制度も増えています。例えば、優れた若手研究者が採用される「日本学術振興会・特別研究員制度」においては、採用期間中の海外留学が可能です。さらに最近では、「若手研究者海外挑戦プログラム」という制度が新たに開始されました。この制度は、「大学院博士課程後期課程に在籍する大学院生が3ヶ月〜1年程度海外の研究者と共同して研究に従事する機会を提供する」ことを目的としています。留学に際しては、往復航空費、滞在費および研究活動費が支給されます。今回、この制度を活用して、私の研究室のSahiroさんがイギリスに3ヶ月間留学することになりました。
彼女はスポーツ健康科学部の1期生(2010年4月入学)で、学部在籍時は体育会ボート部に所属し活躍してきました。また、3回生からは私のゼミに所属し、その後、大学院に進学をしました。誰もが認める努力家で、日本学術振興会・特別研究員(DC2)への採用に加えて、国際誌にも多数の論文を発表しています。その他、今年度は民間の助成団体から2つの研究が研究助成を受けています(大学院生としては珍しいケースです)。博士課程後期課程での海外留学はかなり以前から計画し、そのための準備を続けてきました。今回状況が整い、留学が実現することになりました。
海外での研究活動には大きなチャレンジを伴います。研究活動だけでなく、日々の生活も勝手が日本とは異なります。ただしその中で逞しく研究活動に取り組むことで、国内での研究活動だけでは得られない貴重な経験をすることが可能です。また、「国際的に優れた研究成果がどのようにして創出されるのか?」このことを直接自分の目で確認することができる、これも大きなポイントです。
写真は、研究室でのミーティングにおいてSahiroさんが留学に向けた意気込みを語っている風景です(写真が暗くて申し訳ありません。。。)。隣でその姿をじっと見つめる博士課程前期課程1回生の後輩二人も印象的です。身近な先輩が海外で挑戦する姿を見ることで、数年後この二人が海外での研究活動に挑戦する瞬間が来るかもしれません。
Sahiroさん、海外での研究活動を存分に楽しんで来て下さいね。行ってらっしゃい!
2018.06.23
本物を見る重要性
先週、国際平和ミュージアムに訪れた際、
ボランティアの方から、
インターネットでなんでも検索できる時代に、
過去にあったものを自分の目で見て確かめてほしいというお話があったことを記しました。
私は、博士論文の原稿に、トップに、
「学問をしてゆくに、実物を能く観察して、実物を離れずに、物の理法を観てゆくと云うことは、何よりも大切なことだ。
どれ程理論が立派に出来上がって居ても何所かに、実物を根底にする真実性が含まれて居なければ、
即ちそれは空論だ、空学だ。取るに足るものではない 會津八一」という言葉を貼り付けていました。
會津弥一博士(文学)は新潟県生まれの歌人、書家など様々な顔を持つ早稲田大学の教員でした。
正直私もその程度しか知りません。
なぜ、會津弥一博士に興味を持ち始めたのかというと、
會津弥一博士が、大学機関に図書館の設置をするのと同じぐらい博物館を置くことの重要性を主張していたと知ったからです。
すなわち、学ぶ上で本物を見ることの重要性を説き、
自費で実物の資料を購入し、また日本出始めて学生を率いて実習旅行を行ったとされています(早稲田大学 會津八一記念博物館HPよりhttps://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/)。
私が、スポーツを対象に研究の道を志した理由の一つとして、「今この時代を生きているから」と感じたからです。
すなわち、研究の対象としているスポーツは、時にリアルタイムで、実物をみることができます。
私の場合、博士論文書くことだけが目的になってしまって、恵まれた実践の場をおろそかにしないように、
また、恵まれた環境を活かす研究をするという使命感に似た気持ちによって、冒頭の言葉を博士論文の原稿に貼り付けていました。
現代、ありとあらゆる情報が簡単に手に入る中、あるいはたくさんのスポーツに関わる現場がある中、
適切な情報と環境を選択していく力も必要です。
時に間違うこともありますが、本物に触れ、本物を見続けることで
本物を見る目と力は養われていくのではないでしょうか。
會津弥一記念博物館は、
横山大観と下村観山の合作「明暗」という直径4mもある日本画を所有しています。
「早稲田ウィークリー(2011年5月19日掲載)」によれば、
「明暗」は「大学で学ぶことによって暗闇から明るい世界へと進む」という意味が込められているそうです。
先週の平和ミュージアムを訪問し、博士課程にいるときに
時間を見つけては會津弥一記念博物館に通っていたことを思いだしました。
ゆ
写真は會津弥一が学生に向けた自筆の「学規」
引用:新潟市 會津八一記念館HPより http://aizuyaichi.or.jp/
#スポーツは現在進行形
#だからこそ理論も大切
#理論と実践+本物を見抜く力を
#記念博物館そのものが美しい
#「明暗」は常設ではありません
2018.06.20
インターンたち、頑張る!!─ルートインBCリーグインターンシップ
先日、大阪北部を中心とした大きな地震がありました。
被害に遭われたみなさま、お見舞い申し上げます。
引き続き、余震等にはご注意ください。
インターンたちの激励に今回の実習地である新潟に行ってきました。
先週末の新潟は天候にも恵まれ、絶好の実習の舞台でした。
彼らは土曜日、日曜日、ハードオフエコスタジアムで行われた、
新潟アルビレックスBC 対 巨人軍三軍の試合を実習のフィールドに、
スタジアムコンコースで、運営の全てを任せていただいて、
GIANTSグッズ販売の店舗運営にあたりました。
彼らは先月、福井での試合で最初の実習を経験しており、今回は
その経験を踏まえ、観客の導線を考え、長机の配置や商品の陳列方法を考え、
どのように顧客を呼び込むのか、その他、あらゆる点を考えて努力し、
日曜日の売上は土曜日の2倍以上になりました。
金額的にも相当な額の売上です。
観客動員数は、土曜日が2,412人、日曜日が3.110人ですから、土曜日の
反省を生かして日曜日に臨み、かなり改善されたことがわかります。
そして、彼らは店舗運営にあたりながら、ジャイアンツのファンイベントの
進行を手伝ったり、入場ゲートでの業務に就いたり、グラウンドでの
イニング間のイベントを手伝ったり。
インターンたちはいろいろな業務に就くことで、プロスポーツのゲーム運営を
さまざまな側面から学んでいます。
もちろん、インターンたちの実習は、全面的にルートインBCリーグにサポート
されています。
BCリーグのみなさん、貴重な学びの機会をありがとうございます!!
また、独立リーグであるBCリーグの展開は、NPBとは異なったあり様として
大変勉強になりますし、地元の人々のレジャーの選択肢としての役割も
果たしています。
スタジアムを訪れているみなさんの顔には笑顔が溢れていました。
BCリーグ、頑張っています!!
インターンの4名の学生たちは、今回の経験の積み上げを踏まえて、来月、
今回のインターンシップでの実践の集大成として、石川県での巨人三軍との
三連戦でのイベント運営にあたります!!
彼らの成長が本当に楽しみです。
私は、新潟間の往復、空路でした。
復路、空から見る夕焼けと夜景がとても綺麗でした…