2018.05.15
[ education ] の記事一覧
2018.05.13
就職活動が本格化しています
2018.05.12
スポ健から世界へ、未来を拓く修了生
入学式の日、
私の新生活を応援してくれるメールが
ウズベキスタンから届きました。
メールをくださったのは、
スポーツ健康科学研究科の一期生で、
私にとっては年下の一つ先輩、
山本忠昭くんです。
山本くんは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の
ボランティアとしてウズベキスタンで
ラグビーの指導に携わっています。
このプロジェクトは、
公益社団法人日本ラグビーフットボール協会の
「アジアンスクラムプロジェクト」と連携しています。
アジアンスクラムプロジェクトは、
アジア全体の国際競技力の向上や
ラグビーの普及・強化へんの貢献を目的に
2011年に発足されました。
発足前から、関係者より
ラグビーを通したアジアの発展貢献する
というプロジェクトの理念を聞いていた私にとって、
同じ時、同じ場所で学んだ山本君の挑戦は、
大変感慨深いものです。
修士時代もラグビーに対する強い思いをもっていた山本くん。
研究×教育×ラグビーが上手く掛けあわせず、苦悩していた山本くん。
黙々と大学内を走って山本くん。
山本くん自身が、選手としては
代表に選ばれるレベルではなかったと記していますが
今は、日本の代表として
アジアのラグビーの発展に寄与しています。
2019年、
日本で開催されるラグビーワールドカップは、
アジア初のラグビーワールドカップでもあります。
山本くんの研究×教育×ラグビー追求が、
2019年以降、より実りあるものになることを楽しみにしています。
ゆ
山本君の活動はこちら https://www.jrfu-asianscrum.jp/cont5/main.html#06
アジアンスクラムプロジェクトの詳細はこちら https://www.jrfu-asianscrum.jp/
写真 修士時代の合同写真
写真の無断転載はご遠慮ください
#JICA×スポ健 #Beyond 2019
#場所はユニオンスクエア2F #山本君がどこにいるのかわからない
2018.05.11
京ラフランと留学のオカネの話
またまた金曜日なってしまいました。毎週ブログのネタをどうしようかと悩んでおります。かつて New Order(イギリスのニューウェーブバンド、古い。。。)は、Blue Monday という曲を作りましたが、僕は最近 Blue Friday です。。。
まあ、とにかく今週もなんとかしなくては。
というわけで、今朝奥さんが買い物に行ってきて面白い野菜を買ってきました。
「京ラフラン」という野菜です。どうやら京大と京都市が共同で開発した新野菜らしく、ネットの情報によれば、生では大根の味がし、茹でると甘みが出て苦味やアクがないので様々な調理方法に合うそうです。まだ自分では食べてないのでわかりませんが、とりあえずそういうことだそうです。
さて、こんなことを書いても「だから何?」ということになるので、今日は少しだけ留学の話をしたいと思います。立命館大学には「いつか海外で学位を!」と考えている学生さんもいるかと思います。そこで切実な問題は、(もちろん頭も大事ですが)いわゆる「先立つ物」です。
僕はアメリカの大学院に行きました。アメリカ(を含め海外)の大学に行くのはとてもお金がかかります。交換留学程度ならまあなんとか日本の学費+渡航費+現地の生活費でなんとかなるのかも知れませんが、フルタイムの学生で数年間行くとなると、とんでもない金額になります。特にアメリカの学費はめちゃくちゃ高いです。例えば、僕はコネチカット州の州立大学(University of Connecticut)で言語学の博士課程に入りましたが、一年目の学費+寮費は 3.7 万ドルくらいでした(1ドル = 100 円でも 370 万円。。。)。ただ、アメリカの州立大学の学費は、その大学がある州の外から来た学生と州内の学生には大きな差があります。留学生である僕は前者になりますで、その分割高です。それでも州立大学というのは日本の国公立大学にあたると思うで、アメリカの学費が日本のそれに比べると高いことがわかります。また私立はもっと高いです。特に有名な MIT やハーバードに行こうと思ったらエラいことになります。
さて、お金がないと留学できないのかというとそういうことではなく、いろいろ方法があります。実は先日実家に帰ったらフルブライトジャパンからお手紙が来てました。今年のフルブライト奨学金の募集が始まったようです。僕自身もアメリカ留学の時はフルブライト奨学金をもらいました。非常に競争率の高い奨学金なのでラッキーだったと思います。
ちなみにフルブライトを含め他にもロータリー財団などいろいろ奨学金があります。しばしば日本では将来返さないといけないものまで奨学金と言っていますが、そういう返済義務のあるやつは学生ローンと呼ぶべきだと思います。時々その「学生ローン」で大学に来てるくせにサボって単位の取れていない連中がいますが、どういう心積もりなんだろうと思います。まあそれはさて置きフルブライトやロータリー財団がやっている奨学金は返す必要がありません。
しかしそれらの奨学金だけでは全てをカバーできないので、アメリカの大学院は学費免除(tuition waiver)の制度やティーチングアシスタント・リサーチアシスタント(TA/RA)をすることでお給料がもらえる制度があります。僕自身も学費免除で TA/RA をやったので、実際のところ全部タダでした。ただしこういう条件で入ろうと思えば結構頑張る必要があります。
ちなみにフルブライト奨学金はオンラインでの事前登録が必要です。 5/31 までやっているそうなので、アメリカの大学院を考えている学生・院生さんは応募してみてはどうでしょうか?
2018.05.07
大学院 合同ゼミ
2018.05.05
ルールを考える
GW、こどもの日ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
Apollo 先生、Shino先生も書かれていますが、
1回生全員を対象にした「基礎演習」で
スポーツ大会が開かれました。
「ドッジボール」と
「二人三脚、三人四脚、四人五脚のなぞなぞ付きリレー」と、
いずれもオリターさんとAAさんの
アイディアが組み込まれていました。
我がDクラスは、ドッジボールで連敗し、
下を向きかけていましたが
続くリレーで好成績を残し、2位となりました。
新学期が始まってまだ1か月で
1回生と過ごす時間も週一回とわずかです。
しかしながら、スポーツをすると、
いつもとは違った様子が見受けられます。
・普段ほんわかしているのに、
ゲームが始まるとアスリートモードのスイッチが入る学生たち
・思いがけず投げた強いボールが女子に当たってしまい、
慌てて謝りに行く男子(当てられた女子はケロッとしていたり)
・試合が続くのに、物足りないと休憩時間も動き続ける女子たち
・審判のジャッジに納得がいかず、
これは真剣勝負ではないのか、所詮遊びなのか悩む若者
冒頭には書きましたが、
今回プログラムでには
オリジナルのルールが追加されていました。
私は、ルールがあり、それをどのような状況でも守り抜くことは
スポーツのとても興味深い一面だと捉えています。
その一方で、すべてのルールは
人々の意志によって決定されてきたことを考えると、
既存のルールを疑い、
変えようとする発想や行動力も必要だと思っています。
ルールの変更はフィールド外でも同様です。
今回のスポーツ大会でうまくいかなかったこと、
これは真剣勝負なのか遊びなのかわからなかったこと、
一つのスポーツ大会でもいろいろと感じたことがあったと思います。
同じ課題を繰り返したり、不満を抱えたりするだけではなく、
今あること見直し、動かしてみる、
日々の学びの中で少しずつ挑戦してほしいと願っています。
ゆ
写真はスポーツ大会の様子 Dクラスを中心に
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#ドッヂボールは世界共通?
#なぞなぞは得意 #センスが悪い=「潜水艦」は難しかった
#今度は円陣に入りたい
2018.05.04
LaTeX のススメ
みなさん、こんにちは、金曜日担当の嶋村です。1回目のブログでも書きましたが、この前鴨川に行って論文を書いて来ました。暖かくなってきて外で作業するのは気持ちいのですが、二時間近くお日様の下でパチパチやっていたので首が焼けてしまいました。。。
さて1週間は早いもので先週ブログを書いたと思ったら、また書かなくてはいけない。もう既に1年も話題が続くのか懸念しております。
まあでもとりあえず今週も頑張ります。今日は少しお勉強に関することを。。。
大学生になればレポートや卒論を書くことになりますが、その場合役立つのが Microsoft Word などの文章作成ソフトです。僕は自分が大学生の時は Word を使っていましたが、Mac のコンピュータに Word というなんとも不釣り合いな組み合わせで、Steve Jobs に申し訳なく思っていました、冗談ですけど。(笑)
しかしながら、僕の専門(言語学)では複雑な樹形図や数学記号を使用するのことが多いので、Word ではなかなか大変なこともあります。それに Word に入っている数式があんまり好きではありませんでした。あと文書自体の出来栄えがあまり好みではない。。。と文句を言い出せばキリがありませんが、要は Word は苦手でした。
そこで数年前から Word から Apple の Word に相当する Pages を使い始めましたが、根本的な解決にはなりませんでした。見た目はカッコよかったのですが、論文を書くときの面倒なプロセスは同じでした。
というわけで一昨年くらい前から LaTeX というのを使っております。日本語では「ラテフ」と呼ばれることが多いですが、英語では「ラーテック」とか「レイテック」と呼びます。LaTeX は TeX 「テフ、テック」を機能強化したものです。TeX はクヌースという計算機科学の著名な学者によって開発されましたが、組版ソフトになっております。組版とはもともと印刷業界の言葉で字を組んで印刷用の版を作ることです。(奥村と黒木 2015による)
まあ大雑把にいうと TeX Shop というソフトを使ってテキストファイルに文章と様々なアプリケーション(package と言います)の命令を書いて、タイプセット(組版)というボタンを押すと自分が書いた命令や文章がコンパイルされ pdf ファイルなどで出力されるという感じです。命令はバックスラッシュ( \ )を使って書きます。もしある文字列 abc を斜字にしたければ \textit{abc} と書きます。さらに:
という数式を書きたければ、
と入力します。
言語学の樹形図を書くなら、例えば(僕の論文から。。。):
は、以下のようなコードになります。
まあ、ご覧の通り非常に複雑なのですが、LaTeX は以下の点で優れています。
1. タダ!(フリーソフト)
2. 参考文献が自動的にできる!(別にリストを作らないといけませんが。。。)
3. Windows でも Mac でも使え、同じ入力をすれば同じ文章が得られる。(Windows で作ったやつを Mac で開くとズレてた!ってことがありません。特にPPT)
4. 数式図表を含めて出来上がりの文章が非常に綺麗。
などなどたくさんあります。ただ最初の敷居が高いので慣れるまでには練習が必要です。ゴールデンウィークで何もすることがない人はちょっと腰を据えて LaTeX を始めてみてはどうでしょうか?
2018.04.30
大学院進学説明会(5月10日昼休み)
「大学院」
というものを知りたい、どんなところ!?という興味を少しでも持っている方は是非お越し下さい。人生100年時代
2018.04.29
ゼミでの学び
さて、充実の3回生に比べ、、、4回生は就職活動の真っ最中ということで選考もあり、メンバー全員が揃わない冬の時代を迎えております・・・こちらも何とかしないと・・早く春が来ますように。。。
2018.04.28
文理融合の学び
新年度が始まり、早くも1ヵ月経とうとしています。
スポーツ健康科学部の研究室が並ぶインテグレーションコアにいると、
設備や実験装置、会話などから、理系の研究に触れることが増え、
立命館大学スポーツ健康科学部に帰ってきたなと実感します。
先日、2回生全員を対象とした授業「研究入門」で、
自然科学系と社会科学系の研究の進め方
という授業が実施されました。
K先生が、ボルト選手が「世界で最も速く走る」という現象を事例として
自然科学系の視点から様々な研究のアプローチを紹介されました。
私の専門は、スポーツマネジメントやスポーツマーティングです。
私も授業に立ち会いながら、
ボルト選手が「世界で最も速く走る」という現象において
社会科学系の研究の進め方を色々と想像していました。
おそらく、受講していた全員が
一度は「世界で最も速く走る」ボルト選手を
映像で目にしたことがあるかと思います。
同じものをみていても、興味を持つポイントは人それぞれです。
立命館大学スポーツ健康科学部は、
一つの現象を様々な角度から紐解く科学的アプローチがあふれています。
多面的に、かつ総合的な視野で学べることを
学生さんたちには是非「オモシロイ!」と感じてほしいです。
どの研究手法で紐解くとしても、
一人一人の学びが、スポーツを通じて未来を創るための
必要な研究、そして力になるのだろうと思います。
私も改めて自分の役割を考える機会になりました。
ゆ
写真は研究入門で講義されるK先生とJin先生
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください
#文理融合 #スポーツで未来を拓こう #みんなの力が必要 #共に学ぼう!