[ education ] の記事一覧

2017.12.23

卒論を終えて

 例年なら非常に慌ただしい日がこの卒論提出日であるのに、今年は院生の協力もあり、大部分の学生が2,3日の余裕を持って提出することができました。卒論の取り組み方には、学生の性格がよく現れますが、行っているスポーツ種目特有の性格と似通った面があるようにも思えます。スポーツ心理学では、競技特性と心理的適性といった側面から、陸上競技、体操競技などの個人種目は、克己心に富み、責任感が強くマイペースの努力家で、結構思い込みの強い選手が多いと言われておりますし、バレーボール、バスケットボールのような集団種目は協調的で、他者への配慮や思いやりがある反面、やや無責任で意思が弱く(少し言い過ぎのようですが)周囲に流される傾向のあることが定説?となっています。戻って、卒論では、ゼミで1番早かったのが陸上競技部に所属している学生でした。取りかかると全力で仕上げていく様子は正に競技そのもの。一方1番遅く締めきり当日の午後に完成させた学生は、集団競技種目の学生でした。締め切りまでにあと何日あるから、「今日はまだ他のことをやっても大丈夫!」と変なゆとり感で最後は大慌て?違ったタイプの取り組み方に、教員は振り回されていました。でも、全員作成することができたことには、さすが立命館大学生!必要に迫られると実力を発揮してくれました。評価は別!と前置きして、提出祝いにピザを食べました。


 

「普段から本を読むように、文献を読むようにと言われていた意味が論文を作成してやっと理解できました」「この数ヶ月程密度の濃い時間はなかったです。もう一度ゼミに入った頃に戻りたい」等々、後悔の弁を多く耳にしましたが。後悔する者にのみ許しが与えられるといわれているように、これら後悔、反省の弁はきっとこれからの人生に大きな教訓として役立つと思っています。(老ブロガー・ハル)


・・以下、学生の現在の思いです・・・・・・

私は陸上競技とリーダーシップについて卒業研究を行いました。研究を論理的に進めることは難しかったのですが、自分の立てた仮説を立証することができ、今は達成感でいっぱいです。この成果を、リーダーのポジションについた時に現場で活かしたいと思っています。

学生生活を振り返ると、学業と部活の両方でかけがえのない経験をたくさんさせて頂くことができました。その経験の中で支えてもらった、たくさんの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。2018年からもその経験を糧に陸上選手として1人の人間として成長していきたいと思っています。


2017.12.22

ゼミ大ファイナル&サービスラーニング報告会

Hitomiです。
年末のせいか、ブログネタ大放出です。

まず、ゼミナール大会。
先週、のんきに「うちのAクラスはどうなったのかしら?」なんて言っていたら、ファイナルに行ってびっくり。
英語班が英語部門の最優秀賞&学生賞を獲得していました!
特に何をしたわけでもないんですが、ちゃっかり私も誇らしい気分のお零れにあずかっています。



最初、「カラオケの研究をする」と小耳にはさんでいたので一体どんなことになるのやら…とハラハラしていたのですが、蓋を開けてみれば、音楽を聴くことと同等に、歌う事によってもストレス解消の効果があることを検討するという、とても面白い内容になっていました。頑張って実験をしていたので、賞をもらえてきっと喜んでいると思います。

スポーツ科学部門の最優秀賞には、BクラスのBK4が選ばれました。



選手と指導者の間でコミュニケーションに関する認識のギャップがあるという内容で、リーダーシップ論にも通じるものがあり、とても興味深く聞かせていただきました。

分科会含めてどの班も初めての研究にしてはレベルが高く、今後の学習につながるよい経験ができたのではないかと思います。2回生以降になっても、ゼミナール大会でやったことを忘れずに頑張っていってほしいです。
サポートをしてくれたAAさん、運営してくださった教職員の方々、学生委員さんも、本当にどうもありがとうございました。

…個人的見どころは、プレゼンターのS村先生がいつものゆるい私服で来るかどうかだったのですが(去年、表彰式の姿を見て「“今日スーツで来い”って言われたのに間違って私服で来ちゃった学生感がすごい!」と散々いじっ笑ったので)…、今年はあんまり目立たなかったな(笑)


そして、ゼミナール大会の前、月曜日には、サービスラーニングのメンバーと一緒に草津市教育委員会へ実習の報告に行っていました。

サービスラーニングって何?報告って何するの?といった疑問は、昨年の【Ken】先生の記事を読むと解決するのでご一読ください。
https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2016-12-20
手抜きじゃないです、【Ken】先生の記事がものすごく分かりやすいだけです。



今年も、やはり緊張の面持ちでのスタートとなりましたが、事前にしっかり準備をしてきてくれたおかげで、最後はとても落ち着いて自分の意見が述べられていました。分かりやすく、また、改めていろんなことを考えさせられるような深い内容になっていたと思います。

今年は、教育委員会以外の研修先へもたくさんの学生が参加してくれました。
ひとりずつ実習の成果を授業の中で発表をしてもらったのですが、本当にハッとさせられるような内容ばかりで、やはり机の上で学ぶことだけでは足りないなと実感させられました。

大学生のうちに、現場を経験する機会というのは、なかなかないのではないかと思います。学生のスライドの最後の部分でも言っていましたが、今後のキャリアにこの経験を生かしてもらえれば幸いです。


さて、25日はクリスマスですね。
あと3日………。いや、まだ諦めません。諦めたらそこで試合終了です。
まだ一人と決まったわけじゃない。
録画しまくった金曜ロードショーのSTAR WARSが大活躍しないことを祈っています。

それでは、皆様も、よいクリスマスをお過ごしください。
May the force be with you!

Hitomi

2017.12.21

授業ももうすぐ終わりです。

こんにちは、shinoです。

今週は良い天気が続いていますね。寒いですけど。

2017年の授業も残すところ、数日となりました。
年末年始の休みを挟んで、後期も残すところわずかです。

先日、私が担当している基礎スポーツ医学では、
2週にわたって、テーピングの実技を行いました。

この講義は、救急や応急処置が授業の中に組み込まれています。

以前のこのブログでも、心肺蘇生の実技を行ったことを書きましたが、
今回はスポーツ傷害に対する(応急)処置の一つとして、
テーピングをみんなで勉強しました。

毎年、このテーピングの実技を行っているのですが、
学生達は、クラブ活動中などの現場で観たことや、巻いてもらった経験をしているせいなのか、
テーピングにかなり興味を持ってくれているようです。

お互いに被験者になり、手や足にテーピングを巻いていきます。


すでに、他の授業で経験していたり、
学生トレーナーとして活躍している人は、
さすが、かなり上手いです。



ほとんど初めての人も、回数を重ねるごとに、
徐々に上手くなっていってました。

授業の最後には、代表で数名がスピードと、正確さ、見栄えも含めた
テーピング速巻き大会を行いました。





みんな、かなり速く、きれいに巻くことができていました。
甲乙つけ難かったです。


これを機に、
テーピングだけでなく、傷害予防に目を向けてもらえたら嬉しいです。

2017.12.19

教員採用対策2

 BKCのバス停から北の方向に目を向けると、山頂に多くの雪が積もっているのが見られる季節になりました。琵琶湖周辺と言っても、湖南と湖北では随分と気候が異なり、湖北では先週木曜日の降雪でかなりの積雪があるようです。滋賀県内のスキー場でも全面滑走が可能なところもあり、昨年と比べても冬の訪れが早いように思えます。

 
 今年も残すところ後2週間。世間では、クリスマスや年末・年始の準備で賑わっています。
京都駅の階段広場には、大きなクリスマスツリーがディスプレイされ、自宅近くの大型量販店は多くの買い物客で賑わい、駐車場も長蛇の列です。慌ただしい時期ですが、事故などには注意したいものです。


 教員採用を希望する3回生の「自主ゼミ」は、今日が今年最後の活動となりました。来年度の面接試験に備え、冬季休業中に「教育課題」について自分の意見をまとめてくるように宿題を出しました。ゼミの代表が教育課題を皆に振り分け、一人が三問ずつ解答を作成して、年明けにみんなで模範解答をつくる作業を行います。
 面接で何を聞かれてもすぐに対応できるように、多くの「引き出し」をづくり適切に答える事ができるように練習をしましょう。


【司】

2017.12.16

スポーツの関わり方

 天気予報通り、スタート時はやや寒かったものの、爽やかに晴れ上がり絶好のマラソン日和となった10日、地元の“奈良マラソン2017”が開催されました。出場選手は19,342人(2/3以上は県外選手で、台湾、中国、イギリスなどの海外からも700人以上とか、本学の院生も出場しました)。毎年、参加申し込み受付十数分で締め切られる(先着順)ほど人気のある大会となっており、今年で8回目となりました。地方都市の特色を活かしたスポーツツーリズムの成功例ともなっています。奈良から天理までの往復コース、世界遺産となっている多くの社寺や平城宮跡の朱雀門などを巡るコースは、何と贅沢な!とも言われています。さらに、沿道での声援や補給所での“奈良流のおもてなし”が最高(以前に参加された岡本先生談)とのこと。


 

 奈良県のスポーツ推進審議会に関わって十年近くになりますが、“だれもが、いつでも、どこでも気軽にスポーツに親しめる環境づくり”(標語)の中の一つに、あこがれと感動を生むスポーツがあげられており、トップアスリートの発掘、育成も重要なテーマとなっています。しかし、チャンピオンへの道については議論されるものの、いずれ、それも人生の比較的早期に迎えざるをえない引退、離脱に関することについては、特別の事件でもない限りなかなか関心がもたれにくい面があるようです。夢と感動と勇気をもたらす華々しいスポーツと喧伝され、その主人公になってもすぐに忘れ去られ、それまでの努力が報われないといった思いからの喪失感を、あるいは競技における最終目標が達成されたからといった充実感、人生設計の中で新しいキャリアを積む時期であるといった明確な目標感等々、選手の語りにはひかれるものが多々あります。

 スポーツカウンセリングの授業を担当しているせいか、毎年卒論でバーンアウトや引退のテーマが選ばれ、今年も自身の学生選手引退に伴って生じた種々の喪失感から、新たな自分への挑戦に踏み出せない心理的背景についての研究が進められています。(老ブロガーハル)

2017.12.15

おつかれ様でした

4回生、そして卒論担当の先生方、卒論提出お疲れさまでした。
今年はフリーの傭兵のごとく色んな学生の分析をお手伝いさせていただいていたので、私のもとにも「提出できました」の報告が届き、うれしい限りです。

自分のことを振り返ってみても、卒論の完成までには、社会で必要な様々なエッセンスが詰まっていたと思います。文章力や分析力、専門知識はもちろんのこと、スケジュール管理も自分でしなければなりませんし、調査や実験をやる人はコミュニケーション力が必要になります。
つらい時、きつい時に様々な人からの支援があったでしょうし、人によっては自分の能力の限界と向き合って誰かに助けを請わなければならない時もあったはずです。

今は実感できなくとも、後々に「知らない間にこれが出来るようになっていたのは、あの経験があったからなんだな」と感じる時がきっとあると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

まぁ、でもまだ口頭試問が残ってますからね。これを舐めてかかると痛い目を見ることになります。しばらくゆっくり休んで、また頑張ってください! 

そして、昨日の記事でshino先生も紹介していましたが、1回生のゼミナール大会の分科会が行われました。

マネジメントのプレゼンもなかなかのものでしたよ。初めてなのによくできてるなぁと感心しきりでした。
うちのクラス(A)の子たちの発表はどうだったろうか…。うまくいっていることを祈ります。

発表中に写真を撮るのをすっかり忘れてしまったので、最後に集合写真を撮らせてもらいました。



こちらも、きっと今後の学習の中でこの経験が生かされることになると思います。
反省したところは忘れず、良かったところは誇りをもって、次のステップへと進んでいってください。

とりあえず、お疲れさまです!
ファイナルステージの進出グループは、最後まで頑張ってください。

Hitomi

2017.12.14

ゼミナール分科会

shinoです。

今週も寒かったですね。
今朝は前日の夜からの雪がうっすら残っていました。
ここ、くさつキャンパスも、今年初めての雪でした。

さて、本日は、スポ健学部生の卒業論文最終提出日でした。

私のゼミでは、ちゃんと全員が提出できました。
最後は結構ドタバタでしたが・・・・
まぁ、とにかく無事に完成して良かったです。

大学も後期も終盤に近づき、
4回生だけでなく、
各学年でも今年1年の締めくくりに入っていきます。

スポ腱の1回生も数人のチームででテーマを決めて研究を行い、
その成果発表会であるゼミナール大会が毎年開催されます。

今週はそのゼミナール大会の分科会が行われました。
この分科会で評価が高かった数チームが、ゼミナール大会の本選に出場します。

私はその分科会の審査を担当させてもらい、
4チームの発表を聴講させてもらいました。




昨年も担当させてもらったのですが、このゼミナール大会、
かなり力が入っていまして、
ユニークな研究テーマであったり・・・・
研究内容が凝っていたり・・・・





論文やプレゼンもかなりしっかり下調べをしていることが分かり、
毎回、聴いていて非常に興味深いです。

今年も、チームのみんなが努力して作り上げたことが
よく分かる発表でした。

4回生の卒論にも負けていないと思います。
この努力、達成感を4回生の卒論までつなげていってくれたらうれしいです。
もちろん、4回生の卒論もなかなかの内容です。

学生は「興味を持つこと」が特に大事だと思います。
常に興味を持ち、様々なことにチャレンジして、
大学生活を有意義に過ごして欲しいです。

最後に、今週土曜日に我がラグビー部が選手権大会の試合(対慶応)を
キンチョウスタジアムで行います。
みさなんの応援が力になりますので、時間のある方は足を運んであげてください。

2017.12.12

年末に思うこと&スポーツ指導実習

 先週あたりから寒い日が続いています。
 BKCでは、広葉樹の葉が落ち、風に吹かれてインテグレーションコアの入口付近に落ち葉の吹き溜まりが出来ています。

 今年も残すところ20日程度。
 幼少期を振り返ってみると、年末に家族が協力して新年を迎える準備をしていたことを思い出します。破れた障子に新しい紙を貼ったり、母親がかまどでもち米を蒸し、父親と兄が臼と杵を使って餅をつき、母と私が鏡餅やお供え餅、お雑煮に入れる四角の大きな餅を作りました。また、ストーブの上で小豆を煮てぜんざいを作り、お節料理は自家製が当たり前でした。正月はほとんどの店舗が休みだったので、家族で正月用の食材を買い出しに行き、初もうでが終わったら家族みんなで食べる事が楽しみでした。最大の関心事は、「お年玉」でしたが・・・。現在は年末年始、大型量販店は平常営業、お節料理はインターネット通販・・・便利ですが正月の風情が失われていくような感覚を持つのは私だけでしょうか。
 高知では、大きな長方形の餅(縦30cm、横50cm、厚さ3,4cm)を縦横に切った長方形の餅を味噌汁に入れて「お雑煮」として食べていました。全国的には餅が丸かったり、すまし汁だったりするようですが、地域でお雑煮文化も違うのですね。

 スポーツ指導実習(機械体操)では講義も終盤を迎え、受講生の模擬指導が始まりました。昨日は「鉄棒」の指導を行い、各自が教具を工夫したり、補助の仕方を考えたりして実践に取り組んでいます。体育館が寒いので、金属製の鉄棒は冷た~くなっていますが、指導者が真剣に頑張っているので受講している学生も寒い中ですが真剣に取り組んでいます。来週は「マット」、再来週は「跳び箱」の指導を行う予定です。



【司】

2017.12.09

大雪の今日

  毎朝目覚めるとまず最初にするのがラジオのスイッチを入れること。「ラジオ深夜便」の終わり間近から起き始め、「マイあさラジオ」で身支度。アナウンサーが「今日は二十四節季の大雪(タイセツ)にあたり、閉塞(そらさむく)冬となる頃と言われています」と説明しておりました。昨日から今季1番の寒さで気温を計ったらマイナス0.8度(奈良市)でした。家々の屋根は霜で真っ白となり、本格的な冬に入ってきたことを告げています。駅までの歩道の植え込みも一面に白い中で赤い花(寒椿?)を咲かせています、街路樹の銀杏の葉も散り寒々とした殺風景の中で赤い花が咲いている様子は寒さに負けぬようにと元気づけてくれているように思えます。

 車内で本を読んだり、作業(予習等)がしやすいようにボックス席のある近郊型電車に乗る為、早めに家を出るようにしていますが、実際、奈良線での京都までの一時間あまりの間は“ぼうー”としている時の方が多く、観ようによっては時間の浪費?1ヶ月間、1年間では膨大な時間となり、如何に貴重な時間を失っているかとも思われる毎日ですが、ぼんやりと“には、表現を変えると,何も考えなていないのではなく、沈思黙考、様々な思いに浸っている様子にも通じたおり、何となくポジティブな局面を表しているようにも感じられます。言い訳でしょうか。ある本には、ボーとしていると心の波が静まって形や色、音、匂い、味、感触を受信するアンテナの感度があがると、積極的に効用を説いていますが・・・・。

 今まさに、1秒たりとも惜しい思いで集中して取り組んでいる卒論執筆中の4回生。口では1回生の時からとは言わないけれど、少なくとも夏休み前から本格的に取り組んでいれば良かった等々、後悔の言葉を述べながらも、お互いに牽制?し合っていた一月前とは打ってかわって、今は励まし合いながら14日の提出締めきりに向けて、<得意なラストスパート>をかけています。フレー!フレー!4回生!(老ブロガー・ハル)


2017.12.08

リーダーシップ(⤵)?リーダーシップ(→)?

Hitomiです。
すっかり寒くなりましたね。外に出て「寒い」ではなく「冷たい」と感じるようになると12月だなぁと実感します。

後期の授業も残り3分の1を切りました。10月以降は常に何かしらの準備に追われて過ごしていましたが、ゴールが見えてきてちょっとほっとしています。

何気にかなり楽しんでやっているのは、リーダーシップ論の授業です。私はリーダーシップそのものを直接研究対象としているわけではないのですが、出身の研究室がリーダーシップをメインに扱っていたこともあり、「知識はあると自覚しているけど、まったく整理されていない」という状態でした。

今年、ippo先生の代打で急遽リーダーシップ論を受け持つにあたって、全体の流れや各研究の位置づけをまとめたり、一つひとつの理論をもっと深く勉強したりしてみたんですが、そうすると次々と今まで見えてこなかったものがたくさん見えてきます。改めて面白く感じるとともに、「あ~、自分の知識は上っ面だったんだなぁ」と認識しました。本当に、学生と一緒に学んでいる感じです。

一昔前なら、「こんな勉強不足では、自分は教員(リーダー)にふさわしくない…」と落ち込むところですが、リーダーシップというのは「上から指示したり、管理する」だけでなく「ともに寄り添い、支える」ことも重要だとさんざん教えられてきましたので、学生に助けられる自分をちゃっかり受け入れつつ、楽しんでやっているというわけです。

しかし、その授業の中で気になるのが一点。
やたら多い「先生の“リーダーシップ”の発音が気になります」のコメント。

………え?おかしい?

私は出身が愛知の三河、その後広島で十数年を過ごして関西へ…という、方言ちゃんぽんの状態なので、もはやどの発音が正しいのか自分でも分からない状態にあります。
11回授業をしてきていまさら直す気はさらさら無いですが、リーダーシップの発音が“どう”おかしいか教えてもらえると嬉しいです。

ちなみに、以下、ちゃんぽんの例です。よければみなさんもご一緒に。
学生に分析を教えている時「…せやな(関西)。よし、この結果でいこう。ところで君はなんしよん?(広島)あ~、ちがうちがう、このチェックはね、分散分析の時には必要ないんだわ(三河弁)ほらこの画面見て、こっちおいでん(三河)」

敬語だと出ないんですけどね。

Hitomi
(写真は今年最後の衣笠勤務にて。お疲れさまでした!)