2017.05.16
[ education ] の記事一覧
2017.05.15
Integrity (高志)
2017.05.13
心こそ 心迷わす 心なれ 心に心 心ゆるすな(沢庵禅師)
この連休中、多くのスポーツで大会があったと思います。近くの鴻ノ池陸上競技場(ならでんフィールド)で奈良県陸上競技選手権大会が開催(4、5日)され、本学の西田さん(400m)5位、下村さん(800m)3位、四方君(800m)1位、仲地君(800m)4位、牟田君(800m)5位、辻君(三段跳び)4位等々の活躍がありました。
試合前の適度な緊張感は必要でありますが、時には過緊張となり十分な力を発揮できず“あがり”といった言葉で、さもその原因になっているものへの省察を尽くしたかのように、便利な表現として用いられてきました。しかし、選手のパフォーマンスに及ぼす心理的な問題について研究が進むにつれ、これまでは“あがり”と言われていたものが、集中力、忍耐力、闘志、自信、決断力、執着心、予測能力などの心理的要因に分析され、“メンタル”の問題として、選手の精神状態を推し量るための手がかりとして用いられています。さらに、メンタルトレーニングとして対処法も体系化されてきております。また、ゴルフや野球で用いられているYipsといった言葉もあがりと同様、課題の遂行にあたって、過度の精神的・身体的緊張を生じ、精神的に不安定となり、そのために遂行行動が混乱したり、不能となるなど、行動の統合が失われた状態としても用いられたりしています。
いずれも自意識過剰、主観的な思考傾向等が強い場合などが背景にありますが、写真のように、スタート時の研ぎ澄まされた感覚・集中時とは無縁かも知れません。(老ブロガー・ハル)
2017.05.12
どうして『(1人)20分』だけなのよォオオオ~!
Hitomiです。
今週の基礎演習はHassy先生&Moto先生のクラスと合同授業で、教員の研究紹介をしてきました。教員個人の研究を知りつつ、コースの雰囲気も掴んでね、という趣旨の企画です。
(笑い要素ありの、さすがのプレゼン!)
他の先生の話をしっかり聞く機会は意外とないのでワクワクします。
特にスポ健は様々な領域の先生が集まっているので、普段とは全く違う観点で研究を見ることができるのも楽しいです。研究室に戻ってからHassy先生のおっしゃっていたオキシトシンの研究を速攻で探しました。
あぁ、別の合同授業も潜り込みたい!
そういえば、ここでは私の自己(研究)紹介をしていませんでしたね。
私は「集団間関係」と「地位」の研究をしています。集団内での地位や集団自体の地位(たとえば大学の偏差値など)が高いか低いかによって、他者に対する否定的な評価や攻撃行動が変わってくるよ、という研究です。
この研究を始めた理由は複数ありますが、そのうちの一つは、もともと自分自身が人と比較して落ち込みやすいタイプだったからです。しかも、それを素直に認められず、(表には出さないものの)見下しや攻撃性につながって結局自己嫌悪でさらに落ち込む…という負の循環に苦しんでいたので、この心理を客観的に見て、社会や集団の構造的な側面から何とかできたらいいなという思いがありました。言ってしまえば、究極は自己理解のために始めた研究です。
ただ、こういった研究は、差別の原因の解明や紛争・戦争の防止にも貢献することができのかもしれないと分かって、ようやく自分の研究の面白さ(のようなもの)が理解できました。ここに至るまでに数年かかっています(笑)自分の研究の良さを、ちゃんと人にプレゼンできるようになったのは大学院生のころかな?
スポ健に赴任してからは、これまでの研究で培った技術や知識を生かして、集団内の上下関係の在り方やスポーツが倫理観や平和に及ぼす影響なんかを研究してみたいなぁと思っています。
なんだか最後は採用書類みたいになってしまいましたが(笑)、社会心理(私の専門)は身近な問題をテーマにした学問だと思いますし、社会に出てから改めて役立つと実感する知識も多いです。私も教員になってから何度もリーダーシップやチームワークの論文を読み直しました。やっぱり実践は難しい!興味のある方いらっしゃいましたら、気軽にお声がけください。
スポ健の先生方は本当にすごい方々ばかりなので、学生の皆さん、ぜひ先生方のことを知って、積極的に「利用」してください(もちろんいい意味で)!
………しかし、Hassy先生、Moto先生、一体、いつ、そんなにたくさんの研究をして、論文を書いておられるのですか!?ホントにスーパーマンの多い学部です。見習わないと…
「誰のための授業?」というほど、私が楽しんだ1時間半でした。
Hitomi
2017.05.09
頑張れ教師のタマゴ達
2017.05.08
千段トレーニング
2017.05.06
ゴールデンウィーク―学生集いて学び有り―
ゴールデンウィークの中日の講義、今日はどれほどの学生が出席するか、講義場所であるコラーニングの大教室が閑散と・・・・その場合は何から始めるか・・・・等々が気になっておりましたが、杞憂に過ぎず、さすが本学のスポーツ健康科学部の学生(主に2回生)諸君!いつもと変わりなく出席しておりました。
今は死語になっているのでしょうか。あまり耳にしなくなりましたが、新入生だけでなく、上回生にも見られる5月病あるいはスチューデント・アパシーと言った無力感、無気力状態の兆候の見られるのがちょうど今頃からと言われております。しかしこうした無気力状態は大学生だけの特徴ではなく、高校生、中学生さらには小学生にも見られ、不登校のかなりの割合が無気力タイプとか・・・・。
「何もしたくない」「何をやってもおもしろくない」「自分は何をやっても駄目だ」といった過度に一般化した自己認知の仕方(偏り)にその特徴があり、抑うつ気分、自尊心の低下を伴って、時々教育・社会問題として取り上げられることがあります。しかし、物事の受け止め方しだいで(心理学的には再学習)、その後の行動に違いが見られるのも事実です。また、人には困難な状況にも適応していける能力=レジリエンスがありますので、このような場合、深刻になることもなく、自分のリソース(良いとこ)探しをしてみる事も必要かと思います。(老ブロガー・ハル)
2017.05.04
GWの1日
2017.05.02
スポーツ健康コモンズでの授業
2017.05.01