[ education ] の記事一覧

2015.11.21

平和ってなんだろう

今日の写真は、先日赤目四十八滝に行った時の写真。
何番目の滝か、何という名前の滝か、一切覚えていませんが・・・

小雨の混じる曇り模様でしたが、ちょっとしたハイキングになりました。
何も準備せず行きましたが、思ったより歩くのね・・・

そうそう、しばらく滝シリーズ?が続くかもしれません。


さて、今日のテーマは平和。
今日は、最初から決めていました。
なんと珍しい・・・
↑自分で言う事でもない気がしますが(笑

こんなに簡単に決まったのは、パリでのテロがあったからです。
そして、大学の教学理念が「平和と民主主義」だからです。

そもそも、平和ってなんでしょうか。
辞書によれば、「争いのない穏やかな状態」だそうですが、
どんな状態でしょうか。
平和でない事を、想像できるでしょうか。

テロが起きると、テロ・・・そして、テロをひき起こした集団を非難する、
と言う事が一般的に行われます。
その上で、報復攻撃が行われます。
今回のテロの後、即座にフランスがISの拠点を空爆しました。
目には目を、歯には歯を、という精神ですね。
そして、憎悪は憎悪を生みます。

これは国家レベルでの話。


一方で、個人レベルではどうなのでしょうか。
集団としてのISとISの中で暮らしている人との意識の違い、
想いの違い、はどうなのでしょうか。
この個人レベルでの話が、テロなどの時には抜き去られ、
そもそも、なぜそんな個人がテロを行うような事になっていったのか、
という部分は、置き去りにされていきます。

昔、ボスニア・ヘルツェゴビナで、内戦が激しかった頃、
民族間での対立・・・憎悪が激しくなっていきました。
単純に言えば、知り合いが殺されて、その報復に殺した民族を誰でも良いから殺し、
さらにその殺された民族の知り合いが・・・という報復のループです。
しかも、住んでいるところが近かったため、わずか100メートルほどの距離で、対峙しました。

ただ、その中でも個人としては、民族を越えた恋愛も当然あって、
ボスニア・ヘルツェゴビナから脱出しようとした民族も宗教も違うカップルが、
橋の上で撃たれて死んでしまう、という事がありました。
この事は、悲劇の象徴として、しばしば取り上げられました。
例えば、47Newsでは、だいぶたってから、
http://www.47news.jp/47topics/ningenmoyou/141.html
のように取り上げています。


ここまで、平和でない状態を取り上げてきましたが、
平和に向かって、何ができるのでしょう?
何が憎悪のループを断ち切れるのでしょう?
国家レベル、個人レベルで、たぶん、色々と違いはありますが、
一つあるのは、国家を作るのは個人でしかなく、
個人個人が変えるための行動をしていけば、
きっと何かが変わる、と言う事です。

なんとなく、まとまったのか、まとまっていないのか、
自分でもわからなくなってきましたが、長くなったので、このあたりで。

ではでは。
みち
ちょっと湿っぽい記事でした。そういえば、最近、呼んでいると言う反応がちょっと返ってきて嬉しい・・・ただ、BKCのトレヴィの泉、という洒落はそのまま・・・そういえば、学生が、そういう名前なんですか?と真顔で聞いてきました。そんなわけないって・・・

2015.11.16

研究室の整理

 先週の土曜日は、決心をして作業机の周辺を片付けて、スッキリと週明けから仕事ができるようにしようと整理しました。日常から、書類、論文、図書、カタログなど、大量の紙類ならびに、PC、ノートPC、タブレット、カメラ、録音器、USBなどにも囲まれています。出張に少し出かけると、多量の書類がどっかりと机を占領します。処理する前に、目の前のことに追い立てられ、なかなかスッキリと行きません。
 そこで、思い切って片付けはじめました。おかげで机の上の散乱は落ち着きました。その勢いで、書棚の図書に手をつけはじめました。スポ健の先生方の半数以上は、スッキリとした書棚です。たまに研究室をのぞくと、こちらもやらなければ、という気持ちになります。ただ、書棚の整理は、鬼門があります。本を手に取ると、ついつい読んでしまうからです。やはり、読みながらの整理となってしまい、進み具合としては、ホンの少しだけで終わってしまいました。


 写真の本は、これまでお世話になりましたが、研究室から送り出すことにしました。もし、興味があるのが見つかれば持って帰ってもらえると嬉しいです。1週間ほどは、研究室においておきます。遠慮なくみて、持っていってください。これからも、整理を続けますので、そのときにも声をかけます。
 研究室の整理ができて、今日からまたスッキリと仕事できそうです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
スポーツ健康科学部開設以来の快挙が先週ありました。非常に嬉しいニュースです。詳しくは、HPのトップページで紹介されますので、今週は特に注目してHPをご覧ください。
【忠】

2015.11.13

Word Smart

久しぶりに留学関連の話題を。
私がアメリカの大学院に留学した際にはTOEFLの他にGREという試験を受ける必要がありました。どちらの試験も当時とは少し形態が変わっていますが、現在でも受験する必要があるのは一緒だと思います。TOEFLの正式名称はTest of English as a Foreign Language。つまり「外国語としての英語」です。要するにアメリカへ留学する学生が、大学での講義を理解し問題無く生活する英語力を備えているか?が問われます。それに対してGREの正式名称はGraduate Record Examinationで、ナカナカ適切な日本語訳を思いつきませんが、日本でいうところのセンター試験の大学院版、という感じでしょうか。英語のネイティブスピーカーでない事は全く勘案されず、アメリカの大学生と同じ土俵で受験しなくてはいけません。そしてその中にある「Verbal」の科目、つまりアメリカの大学生にとっての「国語」が、一般的な日本人にとっては最も苦労するところだと思います。

理由は、TOEFLでほぼ満点を取る実力を持っている人ですら一度も見たことの無いような単語が立て続けに出てくるためです。しかも文脈の中から意味を推定する事が難しい問題構成が多く、シンプルに膨大なボキャブラリーが要求されます。

私はこのセクションの攻略のため写真の「Word Smart I, II」を利用しました。GREに頻出する英単語をまとめた単語帳です。高校・大学受験等で使う単語帳のボリュームアップ版と思って頂いて結構です。
最初の2ページに掲載されている単語を列挙してみます。
abase
abet
abeyance
abjure
abomination
aboriginal
abound
abrogate
accede
accentuate
いくつ解るでしょうか(いくつ見たことがあるでしょうか)?
Word Smart I, IIを両方丸暗記すれば、大概の文章は辞書無しで読める様になることを保証します。英語の好きな方、留学を志す方は試してみてください。



2015.11.11

キャリアセミナー。

<RecOだより 136>
11月10日(火)16時半より、大阪ガスさんとメグミルクさんのご協力により
第4回RecOキャリアセミナーが開催されました。
大友副学部長ご挨拶の後、第一部の開催です。

大阪ガスY様より、会社説明、RecOスタジオ誕生並びにスポ健との関わりについての説明の後、ご自身の社会人としての実績をお話いただきました。



その後「社会人として必要な力」についてグループワーク。5つに分かれたそれぞれの班には、大阪ガス、メグミルク各社の社員の方々と、既に進路が決まった4回生がファシリテーターとなって参加(なんて贅沢!)



たくさんのキーワードをグループに分けて、その意味について話し合い、各班の発表会。



これからの就職活動に向けて、色々な発見があったようです。

そして第2部「大人のたしなみ〜チーズとワイン」。
メグミルクGさんより、ご持参いただいたチーズと資料を前に、チーズについての深いお話。


さらに、大阪ガスFさん、ワインエキスパートの資格を持つYさんより、ワインについて深いお話。
そして、それぞれのを合わせてのテイスティング。

ワインとチーズに負けない、大阪ガスさんとメグミルクさんの深い深いお心遣いを、今年もじっくりと味合わせていただきました。

今年は、メグミルクから、スポ健の前身とも言える、サービスマネジメントインス(経済/経営学部)の唯一の海老ゼミ、ゼミ長のH君がOBとして参加してくれました!
後輩となるスポ健3回生の熱心な質問に、丁寧に答えている姿、H君、大人になったね(感涙)。

参加者からも「あまり考えずに参加したけど、こんなに内容の濃いセミナーとは!」等々、想像以上の感想が寄せられました。
みなさま、本当にありがとうございました。
ab



2015.11.09

朝日健康ゼミナール

 昨日、第35回朝日健康ゼミナールで、お話しをさせていただく機会を得ました。今回は、「健康な生活を送るためのアクティブ・フォー・オール」のテーマで、日常生活に「運動」をどのように取り込み、とけ込ませるかについて、現在のCOIの取り組みも含めてお話しさせてもらいました。

運動は、どうしても三日坊主になりがちです。続かない。では、発想を変えて、三日坊主を3日間おきに続ければ、ずっと続けられるともいえます。つまり、固定的な運動(エクササイズ)ではなく、豊富なメニュー・プランを用意して、三日坊主になっても、次々に新しいもの、飛びつきたくなるものを用意するのもアイデアと考えています。

そのような発想も含んで、運動を積極的に取り入れ、自然な形で継続できるようにするには、「なくてはならないもの、便利なもの、格好良いもの」という意識にまで啓蒙することも大事です。「運動の生活カルチャー化」とネーミングしていますが、このような意識で、さりげなく、格好良く、そしてなくてはならない存在になるように、と考えていますが、さらに一段知恵を絞って大きな広がりになるようにと願っています。


パネルトークでは、健康に非常に気をつけて、アクティブな毎日を送っておられる女優の「丘 みつ子」さんとお話しする機会をもらいました。非常に明るく元気で、側にいるだけで、「元気の充電」をしていただける方です。トライアスロン、ロッククライミングなども経験され、今はヨガを日常に取り入れられています。陶芸、書道なども実践され、食材も自ら育てた健康な食事スタイルなどもご披露いただきました。「好きなものは続けられる」というお話しも聴き、好きなものをするために身体を動かすこと、お芝居、旅行にいくと自然と身体も使うように、日常の中での工夫も教えていただきました。

当日、会場には約800名の来場者があったように聞いています。希望者が多く抽選もあったようです。健康についての意識が年々高まっていますと主催者からも聞きました。本学部の研究成果、人材育成がより強まっていることを実感しました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
大学院のキャリア形成の授業で、この間、ゲスト講師を呼びました。稲葉先生宮尾先生に、この間のキャリアとこれからの目標をお話し頂きました。「人のキャリアを聴く」ということが、自身のキャリア形成に大きく影響することが、院生のまとめた感想からも伺えます。人は人によって刺激され、鍛えられる。まさに教育の原点も再認識させてもらっています。
【忠】

2015.11.06

お勧め書籍

「新しい文章力の教室」(著:唐木元)を読みました。車通勤の際に聴いたラジオ番組の中で絶賛されており、興味を惹かれたのがきっかけです。内容は大きく分けると二つで、(1)文章の構成方法について、(2)文章を読みやすくする工夫について、解説がなされています。

(1)については、解りやすい文章内容を構成するためにどの様なステップを踏んで行けば良いかが述べられています。面白い例えだな、と思ったのが、「丸太とノミでガンダムを作る事ができるか?」という話です。ガンダムのイメージが頭の中にある人でも丸太から削り出すのは至難の業でしょう。しかしガンダムのプラモデルを渡されれば、それを容易に組み立てる事ができます。それは既にパーツができていて、説明書があって、完成した際の図(プラモデルの箱の絵)があるからだ、と話が進みます。そしてプラモデルを作るときのように文章を構成するためにはどうすれば良いか?が提示されます。

(2)については文法的な側面からのアドバイスが展開されています。例えば下記の文章はどこがどの様に間違っているか、明文化して説明できるでしょうか?

誤1:4月15日から発売される。
誤2:最新情報を掲載し、グッズ販売のために公式サイトが開設されている。
誤3:この作品の大きな特徴は、ゾンビをモンスターとしてではなく、日常に存在する厄介事として扱っている。

上記の文、どれも違和感は感じると思いますが、何が間違っているか明確な言葉で言えるでしょうか?そして正しい表現に直せるでしょうか?卒論、研究計画書、ゼミナール大会等で文章の執筆に取り組んでいる学生さんが多いこの時期、改めて文章の書き方を見直してみてください。



2015.11.03

スポーツの基礎と実践を学ぶ!

 スポーツの秋!とよく聞きますが、先週、Motoはスポーツを指導されている方々や地域の健康増進を目指す住民の方々にスポーツや運動の基礎や実践についての授業を行いました!

 ACSM(アメリカスポーツ医学会)が認定しているエクササイズフィジオロジスト(運動生理学士:ACSM EP-C)という資格がありますが、その資格を取得している指導者や資格取得を目指している指導者の方々が受講する、「世界基準の運動処方技能習得講習会」で運動によってカラダがどのように応答するのかといった生理学的な話をしました。皆さん、仕事をしながらですが、このように勉強して実践するのは素晴らしいことだと思います!


 また、大学の近くにある草津市の地区で地域の健康づくりのために運動を実践する人材を育てる「ウォーキングリーダー研修会」にて、運動の必要性やウォーキングの実践方法などを地域の人たちに話をしてきました。地域をあげてこのような取り組みをすることはすごいことで、このような取り組みにスポ健が少しでもお役に立てればと思いっています。

 指導する人や地域の方々の取り組みはどれも熱心で、運動によっていろんな広がりを見せていることに、少しでも貢献できたことはよかったと感じる1週間でした!

Moto

2015.10.26

大学院ウィーク

今週から、大学院ウィークが始まります。今回紹介する「大学院ウィーク」の取り組みには、学部生のみならず、現役院生、教職員、卒業生、社会人の皆さんにも関心を持ってもらいたいと考えています。

学問を深める、極めるに、限界はありません。大学院では、自らの研究テーマに基づいて、常に謙虚でかつ科学的な視点・論理を持ち続けて追求していく必要があります。そのプロセスを通じて得た知識、スキル、論理的思考、学問の進め方は、これからの変化が多く、予想が難しい未来社会においても、自らのキャリアを磨き、仕事の中でイノベーションを起こせる土台となると確信しています。

大学院ウィークの取り組みは、HPで詳しく掲載しています。スポーツ健康科学研究科では、学部生のみならず、保護者への説明会も企画しています。是非、この機会にキャンパスにもお越し下さい。同時に、BKCで開催している学会(スポーツ工学)では、10月30日、31日に市民公開講座もあります。こちらも足を運んで下さい。

スポーツ健康科学研究科・大学院ウィークの取り組み

大学院ウィーク特設HP



<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週、今年の3月に学部を卒業したゼミ生(2期生)のSHIP木君が研究室に来てくれました。卒業後、本学公務研究科へ進学しました。先頃、ある独立行政法人から内定をもらったと報告してくれました。4回生のときに就活で随分、頑張り、悩みましたが、大学院への進学で、自分自身の方向性を確立でき、安定した就活ができたようです。公務研究科も1年修了できる見込みと聞きました。充実した、そして大きな1年となったといえるでしょう
【忠】


2015.10.25

スポ健な人 (18) サービスラーニング

すっかり紅葉も始まり秋めいた季節となりましたが、
皆様いかがお過ごしですか。

先週、みち先生が書かれていたように、
10/16 (金) に、秋晴れの快晴の空の下、
草津市の小学生が、BKC キャンパスに来て運動会を行う
「ジュニア・スポーツ・フェスティバル」という
草津市との連携のプログラムが行われました。

そこでスポーツ健康科学部の学生6名が、
「サービスラーニング」の授業の一貫として、
朝早くから参加していました。

今回の「スポ健な人」として、
そのなかの Jun 君 (写真右端) に話を聞くことが出来ました。



Q: 「サービスラーニングとは何ですか?」
A: 「サービスラーニングとは、地域社会のニーズに対応した
ボランティア活動を自身の学業上の「学び」とつなぐ多様な教育学です。」

Q: 「今回、どのような活動をしましたか?」
A: 「今回、サービスラーニングでは実際に草津市の小学校に行かせていただき、
授業の補助やジュニアスポーツフェスティバル(JSF)と呼ばれる
草津市の小学6年生約1200人を集めた大きな運動会に向けた、
長縄の指導をさせていただきました。
また、その集大成として教育委員会の方や、
各小学校の体育主任の先生方とジュニアスポーツフェスティバル当日の運営を行いました。」

Q: 「小学生と接してみて、どのような印象でしたか?」
A: 「ジュニアスポーツフェスティバル当日では、
これまで実際に行かせていただいた小学校の児童たちの成長する姿を
目にすることができました。子どもたちを関わることができたのは学校生活の一部分ではありますが、
子どもたちは一つのことから多くのことを学んでいくので、
小さい身体ながらも大きな力を持っているのだという印象をうけました。」

Q: 「今回の活動を経て、得たことは何ですか?」
A: 「今回の活動の中で、学生という立場ではなく
教員という立場からの子どもたちと接することで、
実際の教育現場での子どもとの接し方を学ぶことができました。
言葉づかいやこまめな声掛けなど、
小さな部分が変わるだけで子どもたちへの影響は大きく変わるので、
子どもたちの成長を考えた細かい配慮が必要なのだと感じました。」

Q: 「将来の目標について教えて下さい」
A: 「将来は小学校教員になり、今回のサービスラーニングで
得ることのできたことや学部での学業の中で得ることのできたことを生かしながら、
運動の楽しさや大切さを子どもたちに伝えていきたいと考えています。」

Q: 「後輩・受験生へのメッセージをお願いします」
A: 「スポーツ健康科学部は、大学ならではの専門的な学習に加え、
今回のような実際の現場での実践的な学習がとても充実しており、
「スポーツ健康科学」という視点から幅広い分野へとアプローチをすることができます。
自分から何かしてみようという気持ち一つで、
たくさん得られるものはあると思うので、ぜひ思い切って一歩踏み出してみてください。」

今回のジュニアフェスティバルでの活動から、
非常に大きな刺激を受けていることが分かりました。
ぜひ皆さんも、サービスラーニングを受講して、
貴重な現場の体験を積み重ねっていって下さい。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を


2015.10.24

知識と行動

今日の写真は,先日学会出張で北海道大学に行った時のもの。

クラーク博士の銅像です。
Boys, be ambitious!
で有名な方ですが,ちょっと調べて見ると色々とあるようで・・・

http://www.lib.hokudai.ac.jp/collections/clark/boys-be-ambitious/

↑北海道大学では,こんな公式の見解も出しています。

そういえば,縦写真,ブログでは,どうなるのだろう??


それはさておき,今日は何をテーマにしよう・・・
募集をしているのですが,誰もテーマ案の応募をしてくれない・・・


お,思いだした!

最近の話ですが,人と話している中で,
頭は良いのだが行動に結びつかない人が増えている,という話が出ました。
思考と行動が結びついていなくて,ユニークな事を考えるのだけれど,
考えた事は,現場の人がやるでしょ,みたいなタイプです。
知識もあって,賢いのだけれど・・・と,つい思ってしまうような人です。
(ようやくタイトルが決まった・・・)

それを聞きながら,なんとなく,学生でも,考える事は考えるけれど,
自分のわかっている世界から,知らない世界への一歩目,
つまり,行動に踏み出せない人も多いなぁ,と思いました。

しかし,ふと考えると,どんなところでもそうなのですが,
「成果」とは何なのでしょう??

私が思うのは,「成果」とは,
「思考の結果」として生まれるものではなくて,
「行動の結果」として生まれるものだと思います。
つまり,行動してナンボだよね,と思います。

当たり前すぎる当たり前の話なのですが,
組織の中を見渡すと,
限られた空間の中で話をして,
限られた空間の中で行動をして,
限られた空間の中で成果を出している,
と思っている人がけっこういます。

この「限られた空間」というのが曲者で,
誰がどんな人か,何をするのか,が見えやすく,
また結果も読みやすいので,思考だけで過ごしやすいところとなります。

一方で,新しいところへ出ていこうとすると,
誰が何を考えているのか,
どんな目で見られているのか,
何を期待されているのか,
から全てを把握して,ゼロから結果を出さなければなりません。

このわからないことに取り組むのを,こもりがちな人は嫌がっているのかなぁ,と思います。
知らない人と知り合って,良く分からないことに新しく取り組んで,
目標に向かって行動して,新しい成果を生み出していく,
と言う事は,私自身にとっては楽しい事なのですが,
他の人は,きっと違うのだろうなぁ,とも思います。

で,話を戻しますと,行動しよう!と言う事に尽きます。

そういえば,昔,寺山修二が「書を捨てよ,町へ出よう」というタイトルの本を出しました。
(昔,読みましたが,内容は忘れました・・・タイトルだけ印象に残っています・・・)
今は,「書」ではないですが,やっぱり「町へ出よう」は変わらないんだなぁ,と思います。

このあたりで。
ではでは。
みち
このコーナー,読み手をこの前一人いる事を知りました。偶然,全文反転させたら,文字が出て来たとか。今度は,隠し字コーナーを,あちこちに埋め込んでみようかなぁ。一種のゲーム??クイズを埋め込んで,全問回答者にはプレゼント,とか(笑