すっかり街は紅葉していますが、
皆様いかがお過ごしですか。
今回は、紹介したい学生は Yuto 君です。
Yuto 君は、現在、忠先生のゼミに所属する四回生で、
ゴルフ部に所属しています。
この春から、スポーツ健康科学研究科に進学することが決まっていて、
先日、この
ブログ でも紹介された
「スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス (SHD) 2015」で
しっかりと学会発表をしていたので、聞きに行ってきました。

今回は、そんな Yuto 君にインタビューです。
Q: 「今回の学会発表はどうでしたか?」
A: 「前回の体力医学会では、ゴルフの試合の直後ということで、
バタバタしてしまった所がありましたが、
今回のSHDについては、時間をかけて準備をすることが出来ましたので、
自分なりにも手応えのある発表が出来たのではないかと感じています。
本番は、学会の中でも一番最初の発表者ということで、非常に緊張しましたが、
ほぼ練習通りに発表を行うことが出来たと思います。
質疑応答では、想定外の質問をいただいて、
的確な回答をすることが出来なかったので、
上手に回答が出来るようにすることを今後の課題としたいと感じました」
Q: 「大学院でどのような研究を行いたいと考えていますか?」
A: 「ゴルフスウィング中の上腕三頭筋の貢献度について、
筋電図とキネマティクス的解析を組み合わせて検討し、
形態的側面からも検討を行うというような研究を計画しています。」
Q: 「大学院進学を決めたきっかけは何ですか?」
A: 「自分が行いたいと考えている実験を、学部生のうちにやり切るのは難しいと考えていて、
元々、大学院に進学しようとは考えていました。学部生のときには、
陸上選手の研究を行うプロジェクトに参加させていただいて、
研究に関する基礎的な知識を身に付けることが出来たので、
大学院では、自分が深い興味を抱いている
ゴルフに関する研究を積極的に行って行きたいと考えています。」
Q: 「将来の目標について教えて下さい」
A: 「自分が執筆した論文を、MSSE、JBなどの有名な海外雑誌に掲載し、
ゴルフ界に新しい知見をもたらすことです。」
Q: 「受験生・後輩へのメッセージをお願いします」
A: 「受験生の皆さんに対しては、本当に自分がやりたいことが出来るという観点で、
大学を選択するように心掛けてほしいと思います。
また、努力なくしては結果はついてこないと思うので、
自分の目標とする大学に合格するために、
一生懸命に努力してほしいと思います。
後輩の皆さんに対しては、大学に入ったら、
自分のやる気次第で、なんでも出来るということを
覚えておいてほしいと思います。
僕は、3回生でゼミに入ってから、研究への意欲を教授に認められ、
学部生のうちから、論文執筆や、学会発表の機会をいただくことが出来ました。
しかしながら、もっと早くから研究に関わればよかったと今では後悔しています。
ですので、後輩の皆さんには、1、2回生のうちから、自分の興味のある分野の教授と
積極的にディスカッションして、研究に取り組んでほしいと思います。」
彼は、私が健志先生と共同で行っている「専門英語」も
受講していて、非常に質の高い発表を行ってくれています。
今後もどんどんと積極的に研究に取り組んでいってもらえたらと思います。
皆さんも、彼が述べてくれたように、積極的にスポ健の先生の研究室の扉を叩いて下さい。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦