[ research ] の記事一覧

2015.11.23

COI シンポのプロモーション

12月1日午後2時から、グランフロント大阪北館4Fナレッジシアターにて、
COIプログラム『運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくる』
アクティブ・フォー・オール拠点シンポジウム2015
 

を開催します。参加無料です。
内容は、第1部基調講演「運動を始める・続けるためのレジリエンシー」
講師:荒木香織さん (ラグビーワールドカップ日本代表メンタルコーチ)
 『五郎丸選手のルーチン』で有名になりましたが、指導されたメンタルコーチです。
第2部 COIアクティブ・フォー・オール拠点 の成果発表会。詳しくは下記のHPから。
http://www.activeforall.jp/

シンポジウムのプロモーション1
大阪いばらきキャンパスにて、11月16日にプレスリリースを行いました。写真は、スマートウエアを着てデモをしてくれた【成弘先生】のところのM2のOKN君。その横で説明しているのがプロジェクトリーダーの石丸さん(東洋紡)。


シンポジウムのプロモーション1
11月16日火の夕方に、FM草津(78.5MHz)のイブニングロケッツ(パーソナリティ:松本エリハさん)の番組に出演させてもらい宣伝もさせていただきました。ラジオ初出演でした。このFM草津は、インターネットラジオもありますので、どの地域からも聴けます。是非おためしください。
http://www.fm785.jp/internetradio


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
金曜日にNS研究会αを行いました。今回は産総研の小林さんにお話ししてもらいました。詳しくはまたHPにアップされますが、運動支援のたmの「はじめられる」「続けられる」をキーワードに商品開発を考えているのは、我々のCOI拠点のコンセプトにも通じます。
【忠】

2015.11.21

平和ってなんだろう

今日の写真は、先日赤目四十八滝に行った時の写真。
何番目の滝か、何という名前の滝か、一切覚えていませんが・・・

小雨の混じる曇り模様でしたが、ちょっとしたハイキングになりました。
何も準備せず行きましたが、思ったより歩くのね・・・

そうそう、しばらく滝シリーズ?が続くかもしれません。


さて、今日のテーマは平和。
今日は、最初から決めていました。
なんと珍しい・・・
↑自分で言う事でもない気がしますが(笑

こんなに簡単に決まったのは、パリでのテロがあったからです。
そして、大学の教学理念が「平和と民主主義」だからです。

そもそも、平和ってなんでしょうか。
辞書によれば、「争いのない穏やかな状態」だそうですが、
どんな状態でしょうか。
平和でない事を、想像できるでしょうか。

テロが起きると、テロ・・・そして、テロをひき起こした集団を非難する、
と言う事が一般的に行われます。
その上で、報復攻撃が行われます。
今回のテロの後、即座にフランスがISの拠点を空爆しました。
目には目を、歯には歯を、という精神ですね。
そして、憎悪は憎悪を生みます。

これは国家レベルでの話。


一方で、個人レベルではどうなのでしょうか。
集団としてのISとISの中で暮らしている人との意識の違い、
想いの違い、はどうなのでしょうか。
この個人レベルでの話が、テロなどの時には抜き去られ、
そもそも、なぜそんな個人がテロを行うような事になっていったのか、
という部分は、置き去りにされていきます。

昔、ボスニア・ヘルツェゴビナで、内戦が激しかった頃、
民族間での対立・・・憎悪が激しくなっていきました。
単純に言えば、知り合いが殺されて、その報復に殺した民族を誰でも良いから殺し、
さらにその殺された民族の知り合いが・・・という報復のループです。
しかも、住んでいるところが近かったため、わずか100メートルほどの距離で、対峙しました。

ただ、その中でも個人としては、民族を越えた恋愛も当然あって、
ボスニア・ヘルツェゴビナから脱出しようとした民族も宗教も違うカップルが、
橋の上で撃たれて死んでしまう、という事がありました。
この事は、悲劇の象徴として、しばしば取り上げられました。
例えば、47Newsでは、だいぶたってから、
http://www.47news.jp/47topics/ningenmoyou/141.html
のように取り上げています。


ここまで、平和でない状態を取り上げてきましたが、
平和に向かって、何ができるのでしょう?
何が憎悪のループを断ち切れるのでしょう?
国家レベル、個人レベルで、たぶん、色々と違いはありますが、
一つあるのは、国家を作るのは個人でしかなく、
個人個人が変えるための行動をしていけば、
きっと何かが変わる、と言う事です。

なんとなく、まとまったのか、まとまっていないのか、
自分でもわからなくなってきましたが、長くなったので、このあたりで。

ではでは。
みち
ちょっと湿っぽい記事でした。そういえば、最近、呼んでいると言う反応がちょっと返ってきて嬉しい・・・ただ、BKCのトレヴィの泉、という洒落はそのまま・・・そういえば、学生が、そういう名前なんですか?と真顔で聞いてきました。そんなわけないって・・・

2015.11.20

日本トレーニング科学会@鹿屋体育大学

先週鹿屋体育大学にお邪魔させて頂きました。11/12(木)に1コマ特別講義、11/13(金)に新しい実験施設を見学させて頂き、11/14(土)~11/15(日)が日本トレーニング科学会という充実した4日間でした。鹿屋体育大学にお邪魔するのは3度目ですが、今回は今までにも増して鹿屋や周辺エリアを見て回れたと思います。お世話になった皆さん、どうも有難う御座いました。この場を借りて御礼申し上げます。

今回は特に日本トレーニング科学会について書きます。スポ健からは非常に多数の発表が有り、プレゼンスを示せたと思います。私の指導する学生さん達も合計4件の発表をさせて頂きました。準備に際して大変お世話になった【忠】先生、fjmt先生、otk先生、sg先生、大変有難う御座いました。日本トレーニング科学会の一般発表は全てポスターです。皆それぞれ参加者の方からコメントを頂き、刺激を頂いた模様でした。学会発表は場数を踏む程発表にも慣れ、考え方も「研究者」のそれになって行きます。参加する度に現在の居場所を確認し、更に成長していくための糧としてください。

会場以外でも、今回はさつま揚げ・明太子・刺身・トンカツ・芋・焼酎等といった名産品を賞味する事ができました。学会は国内でも国外でも様々な場所で開催されるのでこういう楽しみもありますね。来年の大会(横浜)も楽しみです。

またそれ以前に9月にはBKCで日本バイオメカニクス学会が開催されます。しっかり準備して参加者の皆さんに喜んで頂ける大会にしようという思いを新たにしました。


2015.11.17

アメリカ心臓病学会

 先週、アメリカ・フロリダ州オーランドで「American Heart Association Scientific Sessions 2015:アメリカ心臓病学会」が開催され、motoの大学院生が発表しました!心臓や血管といった循環器系の国際学会としては最も大きい学会といってもいいくらいの規模です。レベルも非常に高く、約20,000演題が登録され、採択され、発表できるのは約20%4,000演題です。参加者は、医師やコメディカルを中心に20,000人程度が参加することから会場もかなりビックです。写真にあるように、ポスター会場も広く、ちょっとした迷子にもなります。学会に参加するだけで、115,000歩を超えていました。。。カラダにも非常に健康的な学会です。

 

 その選ばれし研究演題の1つになるのは大変なことですが、よく採択されたなと思います!!研究内容は、体脂肪率が30%もあるような肥満体型の人は動脈硬化が進行しています。その人たちを2か月間有酸素性運動(自転車運動)を行った結果、動脈硬化は改善しますが、そのメカニズムに血管拡張作用のあるホルモンが出ていることを解明した内容です。これは高齢者でも同じ結果で、運動は単に脂肪を燃焼するだけでなく、カラダにメリットのある物質も分泌させる効果あるので、皆さんも是非、運動を!!

Moto

2015.11.16

研究室の整理

 先週の土曜日は、決心をして作業机の周辺を片付けて、スッキリと週明けから仕事ができるようにしようと整理しました。日常から、書類、論文、図書、カタログなど、大量の紙類ならびに、PC、ノートPC、タブレット、カメラ、録音器、USBなどにも囲まれています。出張に少し出かけると、多量の書類がどっかりと机を占領します。処理する前に、目の前のことに追い立てられ、なかなかスッキリと行きません。
 そこで、思い切って片付けはじめました。おかげで机の上の散乱は落ち着きました。その勢いで、書棚の図書に手をつけはじめました。スポ健の先生方の半数以上は、スッキリとした書棚です。たまに研究室をのぞくと、こちらもやらなければ、という気持ちになります。ただ、書棚の整理は、鬼門があります。本を手に取ると、ついつい読んでしまうからです。やはり、読みながらの整理となってしまい、進み具合としては、ホンの少しだけで終わってしまいました。


 写真の本は、これまでお世話になりましたが、研究室から送り出すことにしました。もし、興味があるのが見つかれば持って帰ってもらえると嬉しいです。1週間ほどは、研究室においておきます。遠慮なくみて、持っていってください。これからも、整理を続けますので、そのときにも声をかけます。
 研究室の整理ができて、今日からまたスッキリと仕事できそうです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
スポーツ健康科学部開設以来の快挙が先週ありました。非常に嬉しいニュースです。詳しくは、HPのトップページで紹介されますので、今週は特に注目してHPをご覧ください。
【忠】

2015.11.10

Beyond Borders!「タバタ」トレーニング

  先日、Yahoo のトップニュースに田畑先生が研究されたトレーニング方法:「タバタ」トレーニングに関する記事についてご紹介しましたが、それに続き、今、立命館大学では、Beyond Borders!として、「タバタ」トレーニングが全面的に紹介されています!

https://www.ritsumei.ac.jp/bb/episodes/no_035.html/

さらに、立命館ポスターとして電車の中にも掲示されています!下の写真のように大きく田畑先生が「タバタ」トレーニング指導しているポスターが貼られています!皆さんにもいろんなところで目にすることができると思いますが、是非、探してみてください!!


 それだけではありません!先週、雨上がりの「やまとナゼ?しこ」という深夜番組にも「タバタ式トレーニング」が紹介されていました!たった4分間で多くのエネルギーを消費します、という紹介されていました。欧米ではすでに大ブレイク(You Tubeなどで100万回以上再生)していますが、国内でも「タバタ式トレーニング」がブレイクする日も近いと思います。是非、皆さんも取り入れてみてはいかがでしょうか?

Moto

2015.11.09

朝日健康ゼミナール

 昨日、第35回朝日健康ゼミナールで、お話しをさせていただく機会を得ました。今回は、「健康な生活を送るためのアクティブ・フォー・オール」のテーマで、日常生活に「運動」をどのように取り込み、とけ込ませるかについて、現在のCOIの取り組みも含めてお話しさせてもらいました。

運動は、どうしても三日坊主になりがちです。続かない。では、発想を変えて、三日坊主を3日間おきに続ければ、ずっと続けられるともいえます。つまり、固定的な運動(エクササイズ)ではなく、豊富なメニュー・プランを用意して、三日坊主になっても、次々に新しいもの、飛びつきたくなるものを用意するのもアイデアと考えています。

そのような発想も含んで、運動を積極的に取り入れ、自然な形で継続できるようにするには、「なくてはならないもの、便利なもの、格好良いもの」という意識にまで啓蒙することも大事です。「運動の生活カルチャー化」とネーミングしていますが、このような意識で、さりげなく、格好良く、そしてなくてはならない存在になるように、と考えていますが、さらに一段知恵を絞って大きな広がりになるようにと願っています。


パネルトークでは、健康に非常に気をつけて、アクティブな毎日を送っておられる女優の「丘 みつ子」さんとお話しする機会をもらいました。非常に明るく元気で、側にいるだけで、「元気の充電」をしていただける方です。トライアスロン、ロッククライミングなども経験され、今はヨガを日常に取り入れられています。陶芸、書道なども実践され、食材も自ら育てた健康な食事スタイルなどもご披露いただきました。「好きなものは続けられる」というお話しも聴き、好きなものをするために身体を動かすこと、お芝居、旅行にいくと自然と身体も使うように、日常の中での工夫も教えていただきました。

当日、会場には約800名の来場者があったように聞いています。希望者が多く抽選もあったようです。健康についての意識が年々高まっていますと主催者からも聞きました。本学部の研究成果、人材育成がより強まっていることを実感しました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
大学院のキャリア形成の授業で、この間、ゲスト講師を呼びました。稲葉先生宮尾先生に、この間のキャリアとこれからの目標をお話し頂きました。「人のキャリアを聴く」ということが、自身のキャリア形成に大きく影響することが、院生のまとめた感想からも伺えます。人は人によって刺激され、鍛えられる。まさに教育の原点も再認識させてもらっています。
【忠】

2015.11.08

スポ健な人 (20):

すっかり街は紅葉していますが、
皆様いかがお過ごしですか。

今回は、紹介したい学生は Yuto 君です。
Yuto 君は、現在、忠先生のゼミに所属する四回生で、
ゴルフ部に所属しています。
この春から、スポーツ健康科学研究科に進学することが決まっていて、
先日、このブログ でも紹介された
「スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス (SHD) 2015」で
しっかりと学会発表をしていたので、聞きに行ってきました。



今回は、そんな Yuto 君にインタビューです。
Q: 「今回の学会発表はどうでしたか?」
A: 「前回の体力医学会では、ゴルフの試合の直後ということで、
  バタバタしてしまった所がありましたが、
      今回のSHDについては、時間をかけて準備をすることが出来ましたので、
     自分なりにも手応えのある発表が出来たのではないかと感じています。
   本番は、学会の中でも一番最初の発表者ということで、非常に緊張しましたが、
     ほぼ練習通りに発表を行うことが出来たと思います。
     質疑応答では、想定外の質問をいただいて、
     的確な回答をすることが出来なかったので、
    上手に回答が出来るようにすることを今後の課題としたいと感じました」

Q: 「大学院でどのような研究を行いたいと考えていますか?」
A: 「ゴルフスウィング中の上腕三頭筋の貢献度について、
  筋電図とキネマティクス的解析を組み合わせて検討し、
  形態的側面からも検討を行うというような研究を計画しています。」

Q: 「大学院進学を決めたきっかけは何ですか?」
A: 「自分が行いたいと考えている実験を、学部生のうちにやり切るのは難しいと考えていて、
  元々、大学院に進学しようとは考えていました。学部生のときには、
  陸上選手の研究を行うプロジェクトに参加させていただいて、
  研究に関する基礎的な知識を身に付けることが出来たので、
  大学院では、自分が深い興味を抱いている
  ゴルフに関する研究を積極的に行って行きたいと考えています。」

Q: 「将来の目標について教えて下さい」
A: 「自分が執筆した論文を、MSSE、JBなどの有名な海外雑誌に掲載し、
  ゴルフ界に新しい知見をもたらすことです。」

Q: 「受験生・後輩へのメッセージをお願いします」
A: 「受験生の皆さんに対しては、本当に自分がやりたいことが出来るという観点で、
  大学を選択するように心掛けてほしいと思います。
  また、努力なくしては結果はついてこないと思うので、
  自分の目標とする大学に合格するために、
  一生懸命に努力してほしいと思います。
  後輩の皆さんに対しては、大学に入ったら、
  自分のやる気次第で、なんでも出来るということを
  覚えておいてほしいと思います。
  僕は、3回生でゼミに入ってから、研究への意欲を教授に認められ、
  学部生のうちから、論文執筆や、学会発表の機会をいただくことが出来ました。
  しかしながら、もっと早くから研究に関わればよかったと今では後悔しています。
  ですので、後輩の皆さんには、1、2回生のうちから、自分の興味のある分野の教授と
  積極的にディスカッションして、研究に取り組んでほしいと思います。」

彼は、私が健志先生と共同で行っている「専門英語」も
受講していて、非常に質の高い発表を行ってくれています。
今後もどんどんと積極的に研究に取り組んでいってもらえたらと思います。
皆さんも、彼が述べてくれたように、積極的にスポ健の先生の研究室の扉を叩いて下さい。

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を

2015.11.07

滋賀県が一番だった話

さて,今日の写真は,先日撮った大学院ウィークの写真。
院生が説明しようと手ぐすね引いて待っていましたが,
誰か説明に来たのかどうか・・・

映っているメンバーは,M1,M2の両方いますが,
スポーツ健康科学研究科の院生たち,です。

スポ健の教育に関わる写真は初めて?かもしれません・・・


で,今週は,何にしよう・・・悩みは深い・・・
カレンダーを見て・・・何をしたのか確認して・・・
1週間で,書けるネタがない・・・

書きつ消しつ,で思ったのが・・・ん?発想が消えた・・・

そうそう,先日びっくりしたニュースがありましたっけ。
BKCは,その名の通りびわこの草津市・・・滋賀県にあるのですが,
国勢調査のオンライン回答率が最も高い県が滋賀県だった,というニュースです。

なぜ,びっくりしたか,と言えば,若い世代の多い都市圏の方が,
オンラインの回答率が上がるのが当然ですが,必ずしも若い世代多いとは言えない滋賀県が,
回答率がトップだった,と言う事です。

原因は,よくわかりませんが,たぶん真面目に答える人が多かった,
というのも一つの要因かと思います。
国勢調査は全数調査ですので,母集団は住民票のある無いに関わらず,
地域に居住している人の全てです。
都市圏の方が回答率が低かったので,たぶん滋賀県が上がったのでしょうね。

実際に滋賀県内で,話を聞いていると,最初にオンラインの調査の案内を配布した時点で,
「こんなのは答えられないから,最初から紙をくれ」と言った人もけっこう多かったとか。
それでもこれだけ上がったというのは,
それだけ居住者に渡しやすく,
また渡された人が回答した,
と言う事に尽きるかと思います。

予想外だったので,びっくり。
きっと下宿している学生も真面目に答えたのでしょうね。

しかし,国勢調査,ふと思い出せば,最後にパスワードを変えさせられたけど,
あれは必要だったのだろうか・・・


と,ふと思い出しネタでした。

ではでは。

みち
ゼミのロリターが,ロリターと言われるのを嫌がっています。事実は事実で認めた方が良いと思うのに・・・その割に無造作に携帯を渡してくれたりして,写真を見ろ,とばかり・・・二人のLINEを見てみましたが,のろけたLINEではなく,面白くないLINEでした・・・今度携帯を渡してくれたら,のろけメッセージを代理で打っておこうっと。

2015.11.02

学会が無事終わりました

この間、何度か紹介し、先週の【aknr】先生のブログでも紹介してもらっています、「スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス2015」が3日間の大会を無事に終了しました。

 参加者数も過去2番目と多く、「素晴らしい大会でした」「学生さんの対応が気持ちよかったです」「受付の応対も最高」などお褒めの言葉をたくさん頂けました。準備から運営まで奔走頂いた実行委員の先生方、特に幹事の本Castle先生、O塚先生、スーパー秘書のO村さんのおかげです。また、スタッフ学生のおもてなしの気持ち・行動が、参加者に伝わって、上記のお褒めの言葉となったようです。

今大会では、一般講演発表の他に、特別講演、フォーラム、チュートリアル2つを企画しました。特別講演は、GEヘルスケアジャパンの伊藤さんに、「2020東京オリンピック アスリートから高齢者支援を目指すGEヘルスケアの挑戦」のテーマで話をしてもらいました。お話の中で、「日本は高齢化が一番早い、高齢化先進国。この日本でのソリューション(解決法)が世界に提供できる。また、医療のソリューションスキームは、スポーツ、高齢者対策も同じ。」という点については、今後の高齢者を扱った研究においても通じるものがありました。最後に、「スポーツ」の持つ、価値・魅力として、人と人をつなぐ力についても示して頂きました。

フォーラムでは、「関西発の世界標準(スポーツ・人間・健康)」というテーマに対して、アシックス、オムロンヘルスケア、ミズノ、ワコールの4社から研究開発携わっておられる方にお話し頂きました。いづれも「ものづくり」をされている企業であり、ユーザーの求めるもの・望むもの(美しさ、強さ、パフォーマンス、健康)に向けて、最適化(カスタマイズ)する方向での研究開発に説明してもらいました。さらに今後は、ものづくりだけでなく、「コト」づくりのあり方についてもディスカッションさせてもらいました。

学会の楽しみには、直接、研究者と対話・議論ができ、新たな出会いがあるところです。そして、今後のネットワークを築けるところにあります。スポ健の学生、院生も、積極的にネットワーク構築をはかっている姿は頼もしい限りでした。

来年は、9月12−14日に、第24回日本バイオメカニクス学会をホストします。こちらの学会で、また新たな出会いを楽しみに、準備を進めます。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週土曜日は、月曜授業の授業日でした。同時に、大学院ウィークで、保護者向けの説明会も行いました。大学院修了生、特任助教に、「大学院で力をつける」ことを体験も交えて話してもらいました。キャリアの選択肢の一つとして捉えてもらったようです。
【忠】