[ research ] の記事一覧

2019.09.04

夏の研究活動

Hassyです。
夏と春にまとまった時間が取れるので、例年この時期は様々な実験を実施することが多いです。
ここ数年はデンマークに行くことが多かったのですが、今年は東洋大教授Dr. Ogohらと一緒にテキサス大学アーリントン校(UTA)へ行って、春にディスカッションした実験を実施して参りました。
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循環や栄養が脳機能に及ぼす影響をみるものです。
まだpreliminaryな段階ですので、詳細はまたまとまった時にご報告できればと思います。

一週間という限られた期間ですが、その間スケジューリングをUTAのBrothers博士がしっかりとしてくれ、
充実した実験ができました。
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実験後はエナジー補給です。
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テキサスは循環生理が強く、日本人研究者も多く留学、
あるいはそこでテニュアを目指して頑張っています。
UTSWのDr. Mizunoや名大のDr. Katayamaも集ってのテキサス会も開催しました。

最終日、実験終了後はMLB観戦に行ってきました。
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来年完成予定の新スタジアムも隣で建設中でした。
また、途中でみえるアメフトの競技場(AT&Tスタジアム)はその迫力たるや圧巻でした。
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滞在時期にプレシーズンマッチがあり、プレシーズンにも関わらず大盛況で、
お蔭で周辺は大渋滞でした。
私の専門ではございませんが、スタジアム経営や競技マネジメントの参考になりそうだと感じました。


2019.08.31

ワクワクが止まらないスタジアム

先週に非き続き、今週もゼミ合宿での様子をご報告します。
ゼミ合宿の2日目は、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」に訪問してきました。
私個人が楽天生命パーク宮城に訪れるのは、おそらく20回近くになるように思います。
常々ここは日本のサクラダファミリアのように感じています。
訪問するたびに、なにか新しく手が施され、「進化」しているからです。
常に来場者にワクワクを提供するために、「完成」といった形を持たずにスタジアムが工事がされているからです。
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今回のご訪問に際して、スタジアムツアーと講義を受けてきました。
その際、楽天野球団のKさんと長谷川文太さんとに大変お世話になりました。、
長谷川さんは大学卒業後、アメリカでもう一度大学に通いわれています。
その後メジャーリーグのチーム、ワシントンナショナルズのスタッフとしてお仕事をされていました。
ワシントンナショナルズでは、Team Service All-Star MVPという、その年の接客ナンバーワンを決める賞があり、長谷川さんはワシントンナショナルズ在籍中に見事その賞を受賞されています。
今回のスタジアム訪問に際して、ゼミ生たちに是非長谷川さんのことも知ってほしく、お忙しいと知りながらご無理を聞いていただいたわけです。

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先にも述べたように、楽天生命パーク宮城、そして楽天野球団は常に来場者や地域住民の方々にとっての「ワクワクの提供」を追及しているように見えます。
長谷川さんのご講義では「お客様が楽しんでもらえるかどうかだけではなく、安全・安心が確保できるかどうかが大事」というご説明がありました。
ゼミ合宿に参加した学生からは、それぞれが下調べをしていたこともあり、質問が次々と上がりました。
長谷川さんには、まるでゼミの院生のように一つ一つの質問に親しみを込めながら丁寧に対応していただきました。
近年スポーツマーケティング領域では、スタジアムでの「経験」と「エンゲージメント」の関係性が注目されています。
授業で楽天生命パーク宮城の写真や楽天野球団の事例を用いて経験価値について取り上げてきたのですが、百聞は一見に如かず、ともいうのでしょうか。
学生からは「テーマパークみたい」「こんなスタジアム訪れたことがない」という歓喜が上がってきました。
何度も説明したのになと、やや複雑な思いもしながら、このスタジアムに再び学生たちと訪れることができて嬉しく思いました。
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このゼミ合宿は、大学の「学びのコミュニティ学外活動奨励奨学金」を利用して実施しています。
さらなる学びとして、ゼミ合宿中に収集したデータは、楽天野球団様にも提出させていただく予定です。
楽天野球団のKさん、長谷川文太さん、ありがとうございました。

写真は楽天生命パークでの様子
撮影:ゆ+ゼミ生
写真の無断転載はご遠慮ください

#集合写真にはKさんと長谷川さんも
#楽天イーグルス
#ワクワクが止まらない
#楽しく学びまじめに遊ぶ

2019.08.30

明日発表のスライドが終わりません。。。

みなさん、こんにちは、嶋村です。今僕は家の近くにある朱雀キャンパスで明日の発表のスライドを作っております。しかしまだ半分ちょっとしか出来てないので、今日はこの辺で(笑)


と行きたいところですが、まあさすがにこれだけだとまずいのでネタがないながらも何か書きます。。。


明日は Morphology and Lexicon Forum (MLF) という学会(というか研究会)があって、研究発表しに行きます。MLF は毎年一回開催されています。僕は何年か前に一回だけ発表しに行ったことがありますが、その時は東北大学でした。今回は神戸大で開催されるので近場です。けど、神戸大に行ったことがある人はご存知かと思いますが、神戸大に行き着くにはものすごい坂を登らなくてはなりません。。。ちなみに大学のキャンパス内も登りです。。。


なんの話をしに行くかは、MLF のホームページに要旨がありますので、興味があったら見てみてください(笑)。


あと何か書くことがあるかな~。。。まあだいたい毎週書くことを見つけるなんて難しいんですよね。僕、専門的にもここで書くようなこともないし、今は夏休みなんで学校のことも特にないし。前に「プライベートを切り売りして頑張ってますね」的なことを言われましたが、そうでもしないと書くことが無いんですよね。。。かと言って言語学の話を書いても「難しかったです~」というコメントをしばしば聞くだけだしな~。


というわけで来週からは数週間に渡って、LaTeX の基礎を解説したいと思います(笑)。以前簡単に説明したかも知れませんが、今回は LaTeX 使ってみたいブログの読者もいるだろうと勝手に想定して、何回かに分けて説明したいと思います。なので、もし「やってみよう!」と思っている人がいたら、ダウンロードしてインストールしておいてください。結構時間がかかります。ちなみに LaTeX はタダです!以下のページからダウンロードしてください。ちなみにこれは Mac 専用です。僕は Mac ユーザーなので Windows の人のことは知りません、自分でググってください(笑)。


https://tug.org/mactex/mactex-download.html


使いこなせるようになるともれなく Word を含む多くの WYSWYG ユーザーに対してあれこれ上から目線でモノが言えるようになるかも知れません(笑)。ははは、冗談ですよ。。。


ではでは、お楽しみに。

2019.08.28

運動生理学会に参加してきました

Hassyです。
先週末に日本運動生理学会@広島大学に参加してきました。
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今回は学部生3名が発表です。
内2人は初めての口頭発表、そして1人は初めての学会発表です。
口頭発表は若手を対象とした大会奨励賞の対象発表として発表しました。

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T君は学部2回生ながらこれまでポスター発表で国際学会も経験しています。
ただし、今回は口頭発表。
練習ではとても緊張していて、自信なさげでしたが、そこから睡眠時間を短縮して練習を重ねたようです。
本番では時間ぴったりの素晴らしい発表で、質疑応答も立派にしのぎました。

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S君もポスターでは、国内外で数をこなしてきましたが、口頭発表は初めてです。
彼も見事な発表でした。

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D君はこの4月から実験をスタートし、精力的に実施した結果、今回発表に至っております。
初めての発表で、対話も最初はぎこちない感じでしたが、しっかりと応答していました。
これからどんどん経験を積んで行って欲しいですね。

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こちらはGoto先生が教育講演として登壇された様子です。
院生が中心となって積み上げた多くの知見を、最新のデータも含めて提示されていました。
また、しっかり10th記念ロゴも示して来年の10周年を宣伝いただきました。

そしていよいよ奨励賞の発表です。
一応、、、受賞したときの挨拶を練習させておきましたが(笑)、まあ口頭発表デビューで受賞できるほど世の中甘くはなく、受賞者2名は流石の方々でした。
その1人が、Goto先生のラボの1期生で現在法政大学の森嶋さんです。
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発表も興味深い内容で、私も質問致しましたが、しっかりと回答してくれました。
受賞後、やはり当研究科でこれでもか、というくらい発表の場があって評価された(先週ブログ参照)ことが効いています!と言っていました。

卒業生そして現役生の素晴らしい活躍が目立った学会でした。

2019.08.25

国立国語研究所

お盆休みも終わりましたが、
みなさまいかがお過ごしですか?

先日、国立国語研究所 (National Institute for Japanese Language and Linguistics) 
を訪問してきました。

国語研は、その名が示す通り、日本語や日本語学を研究する
国立の (そして唯一の) 研究所です。

国語研の建物は、著名な建築家である 
槇 文彦氏がデザインしたもので、
全面ガラス張りの非常におしゃれな外観をしています。

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現在進めている研究でたいへんお世話になっている先生が
国語研におられて、今回、研究結果の解析について
打ち合わせを行うため、訪問してきました。

今回は日帰りの訪問だったので、慌ただしい訪問となり、
かつ予想通りの研究結果とはいかず、
残念な結果に終わりましたが、
また秋学期の研究で頑張りたいと思います。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.08.24

ゼビオアリーナ仙台ご訪問と市場調査 in 仙台

お盆の真っただ中、ゼミ合宿で仙台を訪れてきました。
まずは、ゼビオアリーナ仙台にご訪問してきました。
Apollo先生がご紹介してくださったこともあり、大変丁寧にアリーナについてご説明をしていただきました。
Bリーグ(プロバスケットボールリーグ)は、エンタテインメント性の追求を一つの使命として掲げています。
スポーツ観戦市場では、試合の提供だけではなく、アリーナでの演出による楽しみの提供が一つのキーコンテンツです。
2012年に竣工したゼビオアリーナ仙台は、先駆的にデジタル演出を用い、エンタテインメントの提供を可能にしてきた施設です。

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ここは多目的アリーナですので、スポーツだけではなく、様々なイベントが開催されます。
訪問日の翌日も人気アイドルグループのライブが予定されていました。
学生たちがそのお話を聞いて何故かソワソワしていました。


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ご訪問後は、仙台でのメインイベントの一つである、卒業論文に向けた調査を2つ実施してきました。
2つとも質問紙を使ったいわゆるアンケート調査です。
一つは、街中にいらっしゃる東北の方々にお声がけをして、アンケートをお渡しし、回答していただくものです。
回答してくださる方にとっては、歩いているところに知らない者に呼び止められ、アンケートを依頼されるわけです。
そのため、調査を実施する方にとっては非常に難易度の高い調査になります。
もう一つは、スポーツツーリストに対する調査です。
スポーツ観戦を目的に仙台を訪れたツーリストであり、かつ既に宿泊施設に滞在した人が調査対象になります。
まずは条件にあう方々を探すのがとても難しく、その上で、アンケートにお答えいただけるかをお伺いしなくてはなりません。
そのため、こちらもまた非常に難易度が高い調査です。
調査責任者である2人の学生は、仙台での調査実施に向けて、夏休みが始まってからも頻繁に研究室に通っていました。

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合宿に参加したその他7人もまた、仙台では自分ごとのように調査員として活躍してくれました。
状況によっては10人に声をかけて1人協力していただけるかどうかです。
2日目も朝から夕方まで空いている時間でを見つけ、それぞれ難易度の高い調査に、互いに知恵と知識を提供しあって取り組んでいました。
私も調査員として参加しましたが、学生たちの協力体制と取り組みの力強さに驚きました。
調査責任者の2人は、ゼミの仲間が協力してくれて収集できたデータをとても大事に扱っています。
非常に暑い中、朝から晩まで歩き続けて疲れているはずなのに、それぞれから笑顔があふれていました。


写真はゼビオアリーナ仙台と調査の様子
撮影:ゆ+ゼミ生
写真の無断転載はご遠慮ください

#調査にご協力くださった東北の皆様、御礼申し上げます。
#来週もゼミ合宿の様子を報告します。
#8月の一日平均歩数が10,000歩近いです。
#楽しく学びまじめに遊ぶ

2019.08.17

ラグビー観戦者調査 in 花園

先週は、アジアスポーツマネジメント学会への参加報告をさせていただきましたが、
その前後、2つの観戦者調査を花園ラグビー場で実施してきました。

一つは、8月3日に開催された日本代表対サモア戦です。
サモアは、ワールドカップ期間中に花園で2試合を戦います
3日の調査は、大阪体育大学の藤本先生に取り仕切っていただき、大阪国際大学の舩越先生も参加されました。
立命館大学のスポーツ健康科学部からは、5人の学生が調査員としてデビューしました。
ちょうどオープンキャンパスと重なり、また部活動で参加したくてもできない、という声も聞かれました。
私もApollo先生に担当を代わっていただくなどご迷惑をかけてしまいましたが
たくさんの活動の選択肢があることはとても大切だと思います。
(それにしてもApollo先生、申し訳ありませんでした)

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そして、もう一試合は8月10日に開催されたトップリーグカップ戦の決勝です。
10日の調査は、博士課程で同じ研究室であった京都先端科学大学の足立先生とともに取り組みました。
足立先生は立命館大学の産業社会学部の卒業生でもあります。
博士課程で私たちをご指導をくださった松岡先生も駆けつけてくださいました。
スポーツ健康科学部の1回生から4回生まで、13人と、足立先生のゼミの学生さん2人が参加してくれました。
3日の日本代表戦と同様、10日の観戦者調査には、学年や領域を問わず参加し、参加者からは他大学との交流も有意義であるという声が上がっています。

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トップリーグカップ戦の決勝に話を戻すと、トップリーグそのものはプロリーグではなく、いわゆる企業スポーツの色が濃いリーグです。
今回は関西圏に本社を置く2チームが決勝に進出してきました。
今年はワールドカップの影響もあり、これまで以上に国際試合が開催され、またトップリーグのスケジュールが変更になっています。
今ラグビーのドラマが放送されていることもあり、ラグビー熱も高まってきています。
3か月後には、ワールドカップも終わります。重要なのはそこからでしょう。
2015年のワールドカップにおける歴史的勝利をきっかけにラグビーの観戦者調査が始まって4年余になります。
これまで調査をお手伝いしてくれた学生たちの多くが、調査員デビューが初のラグビー場、ラグビー観戦でした。
ルールも知らなかった大学生たちが、調査をきっかけに「自分がかかわったラグビー」というように捉えてくれています。
ワールドカップをはじめ調査に関わった学生たちが試合結果などを気にしてくれれば、それはそれで一つのレガシーなのだと思います。


写真は花園ラグビー場での様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#国民的アイドルも来場
#学生が震えて喜んでました
#ワールドカップ開催まであと1か月
#「一生に一回」じゃなく「一生に何回でも」
#酷暑の中、お疲れさまでした!

2019.08.14

ナチュラルウォーク

Hassyです。
台風が近づいてきています。
今朝も風の強さを感じました(前日に書いています)。
昨年のこともあるので気をつけたいですね。
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*写真は昨年の台風後、我が家の裏山(牟礼山)の様子です。
大木が根っこから剥ぎ取られて、なぎ倒されています。。。

さて、海の日は本校は授業日ですのが、山の日は休日です。
ただ、今年は山には行かず、息子の野球大会で他県に遠征に行ってきました。
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いい球場で頑張ってセカンドを守っておりました。
子どもたちの父親は交代でボールボーイ(・・というかボールオジサン?)をやり、
私も半時間ほどグランドにいましたが、炎天下で焼け焦がれました。。
子どもたちも頑張っていますが、審判の方々もしっかりジャッジ頂いて本当にありがたいことです。
(今まさに立命館宇治も甲子園で優勝候補の1つ星稜高校と激闘をしております!)

ところで、せっかくなので山の日に因みます。
忠先生の研究室の院生S君は、通常歩行に大股歩行をミックスする変則型walkingが筋力や運動量、そして認知機能に及ぼす影響を総合的にみる興味深い研究をしています。
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ただ、街なかでこうした変則型walkingもなかなか難しいのでは?(周囲の目を気にしなければ全然いいと思いますが)と個人的に感じていたところ、naturalに変則型walking可能な環境を発見しました。
それが、山道の階段です。
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私は昨年秋くらいから、週2,3回ですが、朝の出勤前に牟礼山を軽くジョグする習慣を頑張っています。
山の階段は、その幅が一定ではなく変則的に長かったり、短かったり、、それらに合わせて大股、大股、小股、大股、小股、大股・・・と変則的に上り下りすると、自然とリズミカルに変則型walkingというかjoggingができるのです。これが結構楽しいのです。

そんな感じで楽しめるのと、登って下って走って帰宅するのに25分と時間が計算でき、しかもそんなに長時間の運動でもないのが継続の秘訣かと個人的には思っています。


2019.08.11

MAPLL+TCP+TL 2019

台風が続けてやってきていますが、
みなさまの所は大丈夫でしょうか?

先日、甲南大学で MAPLL+TCP+TL 2019 が
開催されたので参加してきました。

この研究会は、人がどうやって言葉を理解したり、
発話したりできるのかを研究する
心理言語学の発表が多数行われる研究会です。

今年は、サバティカルでお世話になった
メリーランド大学の Colin Phillips 先生も参加されていました。

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(写真は、Colin の HP (http://www.colinphillips.net/about/) より)

今回の研究会では、現在、研究を進めている内容について、
コメントをもらい、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

また、メリーランド大学の言語学科が、
2019 の QS 大学ランキングで
言語学(linguistics) 分野で世界三位!
になったことも教えてもらいました。
https://www.topuniversities.com/university-rankings/university-subject-rankings/2019/linguistics

大学経営陣の的確な判断と人的ならびに経済的サポートにより、
優秀な研究者や学生を集め、また研究施設を整えて、
研究成果を輩出していくことで、好循環を生み出し、
着実にランキングを上げていっているので、
素晴らしいと感じました。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.08.10

アジアスポーツマネジメント学会 in Tokyo

8月7日から9日まで、アジアスポーツマネジメント学会が開催されました。
開催地は東京で、ホスト大学は順天堂大学でした。
東京で国際学会が開催されることもあり、スポーツ健康科学部からは、1回生から3回生までの学部生6人が参加しました。
発表こそしないものの、一人を除き初めての学会参加者ばかりで、「一日3回、英語で参加者の方々とコミュニケーションをとる」ということを課題にして国際学会に臨みました。

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学会は、「Tokyo2020 Olympic & Paralympic Venue Bus Tour」からスタートし、
来年開催されるTokyo2020の会場をまわりました。
Olympic Stadium(新国立競技場)をはじめまだまだ工事中のとこが多かったですが
来年の今頃は、世界最大のスポーツの祭典が開催されます

2日目からは複数の基調講演が用意されていました。
スポーツ庁の鈴木長官からスポーツとSDG's、
国際オリンピック委員会における男女平等プロジェクトの紹介と提言、
アジアにおける女性のスポーツ参加、
メガスポーツイベントとスポーツツーリズム、
メガ大会後のスポーツスポンサーシップ、
ロンドンオリンピックのレガシー等々、
国内外の著名な研究者からスポーツマネジメント領域における重要かつ最新の動向を学ぶ素晴らしい機会となりました。

今回も、学会に集った世界中の研究者が尊敬の眼差しで見つめる中、Dr.Chelladuraiの基調講演がありました。
90歳を超えて、今もなお研究や学生の指導に携われており、スポーツマネジメントの父と呼ばれています。
私の博士課程の指導教員である早稲田大学の松岡教授はDr.Chelladuraiの研究室でPh.D.を取得されています。
そんなこともあり、私もご挨拶にお伺いし、しばらく談笑させていただきました。

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学会のテーマは「Contribution to the SDG's through Spot Management in ASIA」です。
スポーツ健康科学部でもSDG'sの取り組みが本格化していきます。
今回学会に参加した学部生の皆さんが、学会で得たことを大学に持ち帰り活用してくれることでしょう。

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立命館大学の学部生たちと参加することで、いつもとは違う楽しみを得た学会でもありました。
何よりも日ごろからご一緒させていている日本を代表するスポーツマネジメント領域の先生方があたたかく学部生を受け入れて下さり、また大学院生たちも気にかけてくれていました。
皆様に心より御礼申し上げます。


#東京タワーにも訪問
#最後はみんなでEXILE
#来年はThailandで開催