2015.01.27
[ ] の記事一覧
2015.01.26
競争相手はロボット?
先日、新聞に標題の記事が載っていました。日本のロボット研究ならびに、ロボット産業は、世界をリードしています。これからは、政府としてこの日本のロボット産業をより強力に推し進めようということを打ち出しています。
ロボットが発達すると、今後は単純な事務作業は、ロボットに任せられるようになり、さらにはより専門的な分野にも、ロボットが入ってきて、就職、仕事の競争相手として、ロボットが浮上してくる、という記事内容です。
既に、受験の問題を解くロボットもできているようで、大手私大には合格できるレベルまできているようです。いずれにしても、時代とともに、イノベーションが起こると、それまでの既存の仕事の変更、雇用職種の変更の問題が発生します。いずれにしても、発想力、企画力、応用力を磨いておくことは、これからの時代を生き抜くには必要です。
ダーウィンの進化論ではありませんが、生き残るのは、強い種、最も知的な種ではなく、「環境に適応できた種」です。その意味では、今後の社会の発展と方向性も見据えた教育とキャリアについて、学生のみならず、教職員も常に意識しておく必要があります。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
いよいよ受験シーズン本番です。受験生のみなさん、体調管理にはくれぐれも注意ください。手洗い、うがいは基本です。この間、頑張ってきた成果が十分に発揮できるようコンディショニングを整えて、試験本番を迎えてください。
【忠】
2015.01.25
アメリカ便り (15): Prange Collection
皆様、体調は万全でしょうか?
今回は、メリーランド州立大学 College Park 校の図書館と
日本とのつながりについて書きたいと思います。
キャンパス内には、いくつも図書館があるのですが、
その内、Hornbake Library には、
写真のような異国情緒漂う巨大な垂れ幕がかかっています。
http://www.lib.umd.edu/hornbake
これは、日本が太平洋戦争でアメリカ合衆国に敗戦した後、
GHQ によって占領統治されていましたが、
その期間に日本で出版された印刷物を集めたのが
プランゲ文庫 (Gordon W. Prange Collection) が
所蔵されているためです。
終戦直後の日本の文化を研究する人にとっては、
非常に重要な資料を多数有している貴重な文庫です。
http://www.lib.umd.edu/prange
そこに行くと、タイムカプセルを開けたかのように
昔の日本が広がっています。
ぜひこちらに来られたときは、
昔懐かしい日本を見に来てください。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#15>>
"Our American Tradition of freedom and justice,
of respect for learning and each individual,
and of rule by law and reason,
demands that each generation learn these values anew."
(自由と正義、学びと個人の尊重、法と理性による秩序といった
アメリカの伝統は、各世代がこれらの価値観を改めて学ぶことが必要である)
Hornbake Library の名前の由来となった
Professor Hornbake の言葉です。
2015.01.24
ダイバーシティ・マネジメント
2015.01.23
知識と理解
2015.01.22
M1中間発表会
2015.01.21
置かれた場所で咲きなさい
こんにちは。ma34です。
本日から試験期間となります。
インフルエンザも流行がまだ続いておりますが、体調管理もしながら、後期の学びの集大成として力を出し切って欲しいと思います。
今週月曜日は、忠先生も書かれていたように、2回生の研究入門の時間に専門演習(ゼミ)の配属先の教員とゼミ生との懇談ができる時間が設定されました。配属先に別れる前の全体ガイダンスで、O友先生が話されたお話が私の心にも強く響いたので紹介させていただきます。
O友先生は、ゼミの配属において、希望が叶えられた人もいれば、叶えられなかった人もいるかもしれない、とおっしゃったあとで、あと2年間をどう過ごすのか、自分自身の心構えと姿勢をもう一度考えて欲しい、と学生に伝えました。そして、そのゼミで「なくてはならない人」になって欲しい、と強いメッセージを語られました。「居てもいなくても変わらない人」は、どこにいってもそのような人であり、「なくてはならない人」はどこに行っても活躍でき、どの場でも「なくてはならない人」になるのだ、と話されました。
このお話を聞いて、一時期注目された、渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)氏の著書『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎、2014年第56刷!、初版は2012年)を思い出しました。「境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。『現在』というかけがえのない時間を精一杯生きよう」(p.15)とも書かれています。先生は、同じメッセージを、さらに学生に響く言葉に乗せて語ってくださったのだと思います。
O友先生は続けてこのようなことを伝えてくれました。
スポ健の学生は、どの学生もみな、とても可能性に満ちた学生で、教員はどの学生にも同じように豊かな学びの機会を与えようとしていること。けれども、それを受け取るのは学生の皆さんであり、その受け取り方の違いがそれぞれの未来を形作っているのかもしれない、と。
聞いていた2回生はじっと耳を傾けていたと感じました。もちろん2回生に限らず、どの学年の皆さんも、この強い、そして温かなメッセージをしっかりと受け止め、ぜひ改めて、来年度の自分のあるべき姿や目標を心に描いて欲しいと思います。
何より、私自身の心にとても強く響きました。ありがとうございました。
2015.01.20
明日から定期テスト
2015.01.19
口頭試問と次のスタート
先週のHassy先生、GOTO先生がかかれているように、「卒業論文口頭試問」が終わりました。
4年間の集大成としての卒業論文をまとめ、その内容を5分という短時間の中で、論理的に構成し、主査と副査へ伝えきらなければなりません。また、その後の質問にも的確かつ明快に答えなければなりません。この間、蓄積してきた知識と理解を総動員して、受け答えすることになります。GOTO先生も書いているように、適切な言葉と言葉遣いで応答する卒論生たちの成長に嬉しくなりました。
2期生のゼミ生は、相互に協力し合い、助け合いながら、実験、解析、執筆へと進めていきました。同時に、ゼミ活動も熱心で、他大学交流、スポーツメーカー訪問などの企画・実行、後輩たちへの面倒見も良く、誇りにできるゼミ生たちです。
口頭試問の講評で、「卒業論文、口頭試問を通じて、4年間のスポーツ健康科学部の学びの集大成をしてもらうとともに、①ひとつのテーマ(課題)を設定すること、②その課題解決のための実験・解析、③最後まで粘り強く進めること、を学んでもらいました。このプロセスは、どんな分野に進んでも求められる力です。是非、このプロセスを理解するとともに、これら3つの力を伸ばしていってください。」、と述べました。
今日の1時限目は、2回生の「研究入門」の最後の授業で、来年度のゼミ生との顔合わせです。3回生、4回生も出席してくれて、ゼミでの学び、卒論へ向けたスケジュール、春休みの課題などを話します。就活の時期のことを考えると、2回生たちも、この春休みから、卒論へ向けたゼミがスタートします。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
佐藤善治先生の最終記念講義が先週金曜日に行われました。この間の教育・研究活動について、関わった先生方、関わった事業などを中心にお話ししてもらいました。『教育は種をまくこと』ということを再認識させていただきました。 本日、4限目は、三浦正行先生の最終記念講義です。両先生、長きにわたり本学の教育・研究を支えていただきありがとうございました。
【忠】
2015.01.18
アメリカ便り (14): Emergency
寒い日が続いていますが、受験生の皆さん、
無事試験会場に到着しましたか?
なかなか平常心でいるのは難しいと思いますが、
自分の全力を出し切られることを願っています。
ワシントン D.C. でも、毎日のように最高気温が零下の日が続き、
私は、なかなか風邪が治らず、咳のしすぎで脇腹を痛めました (^ ^;)
メリーランド州立大学 College Park 校のキャンパスは、
一つの街になっているので非常に大きく、
キャンパスが広い故に問題も起きることがあります。
それを防ぐために、キャンパスの至る所に、
写真のような Emergency ボタンがあります。
(私も、こちらに来る前に、F本先生やO塚先生から、
「くれぐれも気をつけてくださいね」と言われて
少し不安でしたが、今のところ大丈夫です)
日本の大学では考えられませんが、
先日、キャンパス近くのアパートで、
拳銃を持った強盗が出たという
ニュースががありました。
私は、こちらに来て、実際に拳銃を見たことはありませんが、
気をつけないといけないなと思いました。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#14>>
大学からはこういった緊急時に "Alert" (警報) メールが届きます。
その中のメッセージに
"Trust your instincts. (直感を信じよ)
They are a natural gift that tells you when something is wrong."
と書かれていました。
なにやら受験にも通じる話ですね
