少し早い昼食時にユニオン生協学食で、濃紺色のブレザーと斜めストライブのネクタイに灰色スラックス、一目で高校生とわかる若者達に出会いました。先ほどキャンパスの案内を受けていた一行のうちの何名かだ、とすぐに気づきました。
偶々隣に座ったので話を聞くと、愛知県A大学附属高校1年生、遠足行事で何手かに分かれて大学の見学訪問、午後には京都市内で自由時間もあるとのことでした。感想を聞いてみたら、どの建物も大きくてすごい、広いと一言。面白いと思ったのは何処、と突っ込むと、生協コンビニと食堂です、と素直に返ってきました。建物の中に入っても、部屋や装置のなかでの人びとの動きまでは見ていないので、このような感想も仕方ないのかなと思いました。
「スポーツ健康科学部の建物には、行ったの?」
「あの三次元撮影装置のあるところがすごかったです」
「おっと、きっちり見て、感じて、覚えているんだな」と感心したところもありました。
これは、今では当たり前の光景ですが、キャンパス・ツアーの一幕です。立命館大学では入試広報課というところが窓口となって、全国からの様々な、「大学を知りたい」というご要望に応えています。その部署のお一人Oさんに、少し尋ねてみました。
昨年の例ですと、BKCキャンパスだけでも全国から102校、6663名(内、父兄や先生が730名)の参加があったそうです。案内するのはキャンパス・ナビゲーターと呼ばれる、入試広報の学生ボランティア・スタッフです。
BKCだけで110名が登録、建物の名称・由来だけでなく、教学内容との結びつきや歴史的背景など、学生達相互が切磋琢磨して力量を高めているそうです。
通常は、理系あるいは文系のどちらかを中心にして1時間程度ですが、学校やグループによっては特別に研究室や実験・実習室の見学を要望されることもあるそうです。週日の教育・研究時間の真っ只中での学部・学科・研究室等とのアレンジが大変難しいとのことです。
理工系を中心とするこのような要望は、当然、我がスポーツ健康科学部にも及んでくることが必定です。私たちは大歓迎です。来て、観て、触って、動いて、人と交わり、感じ・考える、この共通のスタイルをぜひ体験してみてください。そして、ぜひフレッシュな若い息吹をもってそれに参画してやろうと決意してください。
スポーツ健康科学部って、何やるところだろうと興味と疑問が入り混じっている人たちには、ぜひ来ていただきたいと思います。今から言っていたのでは鬼が笑うかも知れませんが、8月4日の日程だけは空けておいてください。また、遠くの方は、京都または滋賀で1~2泊の旅程に拡張して計画をお立てください。
写真は、高校生にも、ホーム・カミングデーでキャンパスに戻ってくるOB・OGの方々にも人気の高い、生協コンビニ内にある立命館グッズ売り場の様子です。他の1枚は、毎回ではありませんが時々ツアーに組み込まれる、アクロスウィング(経済・経営学部中心の研究室棟)の屋上です。琵琶湖を北西方向に一望できる絶景ポイントとして、隠れた人気のあるところだと伺いました。ブログの読者にお知らせしておきます。
善