[ ] の記事一覧

2012.02.13

RoD

20120213-1JPG.JPG
昨日の午後、スポーツ健康科学部を持つ立命館大学と同志社大学の学生たちが中心となった交流企画がBKCで開催されました。

RoDは、Reach own Dreams の頭文字をとったもので、スポーツ健康科学を学ぶ近隣の大学生がお互いに刺激をしあい、将来のキャリア形成に役立てることを目的に企画したものです。

20120213-2.JPG本学部1回生の平井君、同志社大学2回生の牧山さんの二人が総合司会をして、全体をしっかり把握して、交流会を進めていました。

第一部は、講演会でさまざまなキャリアの方の講演3本を聴いて、将来について考える企画。第二部は、グループワークを取り入れた、アイスブレイク。第三部は、立食パーティ。約5時間にわたる長い交流会でしたが、初20120213-3.JPGめて合う「同好の士」によって触発され、刺激を受けて、自らのキャリアについて深めたことでしょう。

 『スポーツ健康科学』という新しい分野がしっかりと認知されるためには、この分野で学んだ学生が卒業して、社会の中で貢献してくれること、活躍してくれることから始まるでしょう。そのための大きなステップを、昨日、スタートさせてくれたと確信しています。

 参加した学生の皆さん、企画をになったメンバーの皆さん、ご苦労さまでした。

 

 20120213-4.JPG

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

昨日の【敦】先生のブログにありましたように、【キム哲】先生のおめでたい結婚式がありました。そのときの1枚です。

 

【忠】

 

 

 

 

 

 

2012.02.12

木村哲也先生、結婚おめでとうございます!

またまた寒波が戻ってような寒さですが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

昨日、スポーツ健康科学部助教の
木村哲也先生が、結婚式を挙げられました!
スポーツ健康科学部教職員一同で、
素晴らしい結婚式に参加して参りました。
























木村 先生は、応用生理学を専門とされ
立位平衡の神経制御則解明等の基礎的研究から、
他動的運動方法の開発等の応用研究まで
幅広く研究 を行っておられます。

私は、以前よく木村先生と一緒に帰っていたのですが、
その際に、木村先生の学識の深さ、
研究に対する真摯な態度、
学生に真剣に向き合う姿勢に、
いつも感心していました。
年齢は、私の方が上ですが、研究においては、
見上げる存在でもあります。

結婚後も、素晴らしい奥さんと一緒に、
ますますご活躍される事を心から期待しています。
末永くお幸せに!

それでは、また。失礼致します。
             敦



2012.02.11

フットサルに燃焼

今回は、日本フットサルリーグについて石田豊君(大学院生M1)に教えて頂きました。このリ-グは、2007年に開設したそうで、全国で10チ-ムが所属しています。名古屋オ-シャンズが5年連続優勝しているそうです。まだ知名度は低いけど、三浦知良選手が北海道のチ-ムで試合に出場したことから、少し注目され始めています。

 

IMG_0478.JPG石田君は、2チ-ムのセレクションに合格するほどの実力を持っています。最初はトップ下のサテライトから出発をするそうです。
身長180㎝を超える選手なので、「細かなプレ-が出来るの?」と尋ねると、高校1年生時は150㎝、35㎏と小柄な選手だったそうです。当時は、ボ-ルを操る技を磨くしかないと思い、ひたすらボ-ルコントロ-ルの練習に打ち込んだそうです。現在その努力が、フットサルの世界で高く評価されたのでしょうね。
ちなみに、高校2年生から急に身長が伸び始め、この1年間で2㎝ぐらい伸びたかも・・・と。

 

フットサルの世界は、Jリ-グと異なり様々な面において厳しい世界なので、プレ-ばかりでなく、スポ-ツ科学の知識も学びフットサルの専門家になりたいと考え大学院に進学したそうです。
大学院終了後は、当然プロ選手を目指すそうです。そのため、筋力トレ-ニングに関する研究とフットサルの練習の両立に日々頑張っています。

 

フットサルを精一杯やり遂げた後、中学校教員になって「サッカ-の勝つ楽しさ」を子供たちに教えたいそうです。サッカ-は小学校から中学校にかけての指導が最も重要だと言います。私は、石田君が「自分の人生は挑戦だ」と語ってくれる姿に「凄さ」を感じました。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2012.02.10

リズム

Hassyです。

私は直線距離ではこのスポ健から比較的近いところに住んでいますが、これは当初、妻が「夕食は家族一緒で!その後はご自由に大学に行ってらっしゃい!」というスローガンを掲げ、それを遂行しようという意図がありました。
留学時代は、夕方7時までには家に帰っていましたから、そのペースを保ちたいというのはあるのですが、とは言ってもなかなか思うようにいかず、でした。
最近は、春休みになったせいか、夏期休暇と同様に、7時過ぎに帰宅して、夕食後子どもを風呂に入れ、そして大学に戻る、というリズムのもと実験を設定しています。

IMG_2959.JPG
大学に戻ると、O9村君が頑張っています。
遂にデータが出そうな感じで、その解析です。
今日、その解析結果を教えてくれるということで、私も楽しみです。

昨日の香先生のブログにもありましたが、Izumi先生、Moto先生、香先生らも指導されている生命科学部の卒研生の発表会が、2/23ローム記念館3階資料・展示室(レセプションホール)であります。
興味のある方は是非、ポスター発表を聞いてみてください。

さあ、明日はいよいよキムてつ先生の結婚式です。
天気も良さそうで、よかったです。





2012.02.09

目指すべき方向性。

今週火曜日、高大連携偉業の1つとして乙訓高校の研究発表会に行ってきました。高校に向かう途中、歩きながら自分が研究に興味を持ち始めた時のことを思い出しました。目に見える事象や経験から入って行ったこと、まず、走フォームやエネルギー効率、こんなことにまず興味を持ち始めた頃、「あなたたちが考えつくようなことは、だいたいのことはみんな考えてるんだよ」と先生から助言頂いたことなどを思い出します。でもそこからがスタートで、どうやって謎が解明しているのかを調べて行く事から始まります。かならず、解明されていない方向が見つかります。スポーツや健康というキーワードに結びつけられることは我々の特徴でもあるので、方向性は無限に!?(言い過ぎですみません)広がると思っています。

発表の対象は高校2年生。みなさん夏休み前から一生懸命準備し、研究発表にこぎ着けました。スライドの作り方には非常に驚きました。動作分析の実験は伸先生、光O先生を中心にご指導頂きました。スタートダッシュ、バッティング、バドミントンのスマッシュ...パフォーマンス室で実験を行った結果を発表してくれました。

IMG_0672.JPG


お二人の力はすごい!とても良い発表になっていましたよ!ご苦労さまでした!ただ、パワポのアレンジに圧倒されて、内容を聞くのがおろそかになってしまった部分がありましたが(笑)やっぱり、高校生らしいな、と思った瞬間でもありました(^ ^)きっと、「うわ!こんなこともできるんや!」とか、言いながらグループで作成したのでしょう。。。



野球部さんが多かったのでデータ分析のグループもあり、私の方はそちらを担当させて頂きました。およそ490試合の得点、打率などなど、コールドゲーム以外、全て調べあげ、「硬式野球の試合において流れは存在するのか!?」というテーマで発表しました。私自身が不思議に感じていた「ラッキー7」。このキーワードと生徒さんと一致する部分があり、「試合に流れってあるの?」という彼らの疑問を調べていきました。全身疲労も含め、生理・生化学的に「ラッキー7」の原因がわかれば対処法を考えることができ、現場貢献に少しでも繋がるのでは!?と安易に思ったりしているのでとても興味があります。

発表会場に入った瞬間、生徒さんと目が合い、とても嬉しそうに「あっ、先生や!」と言って隣の生徒さんと楽しそうにしていた姿がとても印象的でした。私も嬉しくて思わず笑顔。。。やっぱり、自分たちの成果を見もらうことは生徒さんたちにとって、一番嬉しいことなのかもしれません。

 

さて、現在、卒論生を担当させて頂いています。生命科学部から里子に出されたHaruhiさん。昨日は論文要旨も無事提出。学生さんがいると実験室も楽しいです。来年度、再来年...実験室はもっと活気が出てくるでしょう。それとともに、私の任期も近づくので、たくさん経験を積ませていただき、次への生命をつなげようと思っています。香






2012.02.08

「妙薬、身に果報」?!

26日のNHKテレビ「あさイチ」が「がんワクチン」を取り上げていた。実は、私の身近な人が、昨年6月と7月に相次いで亡くなっていたのだ。1人は、大学院時代からの学友で62歳。「脳梗塞」で倒れたということを聞かされたのが5月の連休中。実際は「スキルス性胃がん」で、5人の仲間と見舞った2週間後だった。もう1人は国会図書館勤務だった女性。ご夫婦揃って、退職後も忙しくしていて、「さあ、これからのんびりと」と思っていた矢先だったという。2月の健康診断では異常が無かったが、3月に「すい臓がん」が発見されたという。ついつい、見入ってしまった。

「余命二ヶ月」と言われた方が、既に一年半も元気に普通の生活を続けている。肺がんに侵されて、抗がん剤での治療を行ったが、呼吸困難を引き起こすなど、手の施しようがなかった方の紹介がされていた。もうお1人は、出産直後に、すい臓がんが発見され肝臓にも転移して既に末期状態。生まれたばかりのお子さんと残されるご主人への思いで、絶望的な状態だったとのこと。その方も、元気に家庭生活を営んでいる。一体、どういうことなのだろうか。

「がんワクチン」が、直接がん細胞のペプチドに働きかけて、結局、からだの免疫力の増大を引き起こすメカニズムだという。現在は「臨床試験」の段階で、誰にでも効果が認められるというものでもないようだ。また、この治療を受けるためにクリアしなければならない条件もあって、誰にでも適用できるというものでもないようだ。しかし、全国で数十ヶ所の病院で地道なテストが繰り返されて効果も蓄積されているようだ。

TVで紹介されていたお二人は、「天啓」にも似た思いを抱いたことだろう。初期の段階ではあれ「がん」と宣告されて手術に及んだ私には、その思いはよく伝わる。私の場合は、自分なりに気付いた段階で、何となく「覚悟」めいたものを決めていて手術に際しては「俎板の鯉」よろしく、不思議なほど不安も抱かなかった。しかし、やはり「がん」の響は重かった。ましてや、「末期」であるとか「余命幾許も無い」の宣告は、途轍もなく重いものがある。

この「がんワクチン」は、多くのがん患者やその家族に朗報をもたらしてくれる。身近で逝った2人も「もしかしたら?!」、と残念さが込み上げてくる。「臨床試験」を経て一刻も早く治療薬としての認定にまで至ってほしいと願うばかりだ。 mm

2012.02.07

ラグビークリニック。

<RecOだより95>

 先週木曜日夕方、RecOには、スポーツ雑誌、ラグビークリニック(ベースボールマガジン社)の編集者とカメラマンがご来訪。同誌の連載「ラグビー食」取材のためです。
 
 今回のテーマは「ラグビー選手のための冬の増量」。体に無理なく、なるべく脂肪をつけずに増量するための食生活と具体的なレシピを考案します。
 
 今回、レシピを担当したのは、【ab】研、M1の管理栄養士3人組、【Yamo】さん【Abe】さん【Koni】さんです。
 一人暮らしのラグビー選手が、無理なくできる、納豆を使った簡単アレンジレシピをそれぞれが考案しました。

 雑誌の発売前なので、レシピについてはまだ詳しくはご紹介できませんが、身近な素材で簡単にできるレシピをそれぞれが発表。
 
 
P1140353.jpg
メニューの名前と作り方、栄養的なポイントなど、各人、ちょっと緊張した面持ちで、カメラで写真を撮られながら、記者さんに説明していました。

 撮影後の試食では記者さん、カメラマンさんから
「何よりおいしい! 癖になりそう。絶対、自分でも作ります」など、それぞれ大好評。
3人もホッとした様子でした。

 理想的な栄養素をただ言葉にしてみても、選手の食生活はなかなか変わりません。
これからも それぞれの人(選手)の環境(生活等)を考え
 「これならできそう、美味しそう」
 と感じ、実際の食生活に取り入れてもらえる食事のメニューやレシピを、院生や学部生と一緒にいっぱい考え、それを色々な形でそれぞれの現場に伝える方法を考えていきます。

  紙面が届いたら、またここでご紹介します。
  次号のラグビークリニック、是非ご期待ください【abc.】

  
 
 

2012.02.06

修士課程 最終試験(口頭試問)がはじまりました

20120206-1.JPG先週の金曜日から、修士課程の最終試験が行われています。修士課程2年間の学びの集大成である修士論文の口頭試問です。修士2回生の院生は、この間の講義、演習ならびに各研究室での研究成果を「修士論文」としてまとめて提出しました。その修士論文に基づいて、審査を行います。

スポーツ健康科学研究科は、「スポーツ健康科学に関わる専門的で高度な『実践力』と『研究力』を持つとともに、研究成果を社会に発信することで、社会への還元活動を行える専門職業人ならびに研究者を育成すること」を目標としています。そのために、学位授与基準(ディプロマポリシー)として、修了時に院生が身に付けるべき能力・力量を次のように定めています。

 

1.専門的で高度な「実践力」と「研究力」を持ち、研究成果を社会に発信できる。

2.「リーダーシップ」と「コーチング力」を備えている。

3.修士課程教育における確かな専門知識を備え、より質の高い研究を自主的に設計できる。

 

 最終試験では、これらの能力を身につけたかどうかを確認します。最終試験を通過した、一期生の院先たちの公聴会は、2/20午前、2/21午前・午後に開催されます。公聴会は、だれでも自由に参加できます。是非とも、このスポーツ健康科学分野に関心のある方、ならびに一期生の院生の関係者は、ご参集ください。

 そして、321日が、修士修了生一期生を送り出す、学位授与式です。

 修士2回生のみなさん、最後の最後まで、スポーツ健康科学研究科の人材像に相応しく力をつけてください。321日の学位授与式まで、修士の院生として、力をつけて、次のステージへ向かってください。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

スポーツ・健康産業研究センターシンポジウム in 東京 を東京駅横のサピアタワーで、23日金曜日の午後6時から8時半まで行われました。プログラムは下記の通りです。150名を越える来場者に、この研究センターならびに、スポーツ健康科学部・同研究科のアピールができました。なお、この研究センターは、今年4月から「スポーツ健康科学研究センター」へと発展的に移行し、さらにバージョンアップしていきます。こちらにも注目ください。

【忠】

 

1800 講演「立命館大学の産学官連携活動の仕組みと

               スポーツ・健康分野での事例紹介」

立命館大学総合理工学研究機構 

機構長 牧川 方昭

1830 講演「立命館大学が目指すスポーツ健康科学」

立命館大学スポーツ・健康産業研究センター 

副センター長 伊坂 忠夫

1840 講演「Tabata protocol-その科学的基礎と発展-」

立命館大学スポーツ健康科学部 

学部長 田畑 泉

1900 発表「筋活動の効果と筋代謝の非侵襲的測定」

立命館大学スポーツ健康科学部 教授 浜岡隆文

「サルコペニア予防を目的とした栄養と運動介入の検討」

同  教授 藤田 聡

「ジオスゲニンを活用した糖尿病新規治療開発」

同 准教授 家光素行

「代謝、内分泌反応からみた各種運動の特性」

同 准教授 後藤一成

「高齢者転倒事故防止のための移動能力評価システム」

同 准教授 塩澤成弘

 

 

 

 

2012.02.05

入試が始まりました

記録的な寒波が一旦止んだようですが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

立命館大学では、2/1 から、一般入試 が、
全国の受験会場で、始まりました。

スポーツ健康科学部のある 「びわこ・くさつキャンパス」 でも、
大勢の受験生を見かけて、心の中で、
「頑張ってね!」 と声を掛けています。

IMG_0535.JPG













自分自身の受験は、遙か昔 (^ ^;;) となりましたが、
あの緊張感は忘れられません。
今、振り返ってみても大変でしたが、
受験という行為を通過することで、
自らも成長できたと思います。

今回、受験してくれている皆さんが、
全力を出し切れることを願ってやみません。

それでは、また。失礼致します。
                                      敦








2012.02.04

母校へ恩返し

毎日寒い日が続きます。手袋をはめたくなるけど、息で手を温めながら練習している仲間が多いのではないでしょうか。今回は、そんな仲間の一人、横山勇大君(2回生、硬式野球部)にお話を聞きました。


IMG_1081.JPG横山君の夢は、当然甲子園監督。特に母校(西南学院高校)へ恩返しをしたいそうです。野球を通じて、母校の先生方から様々なことを教わり、楽しい野球を経験できたと。その喜びを後輩たちに伝えることが、自分の役割だと熱く語ってくれます。
中学、高校と指導方針が変わるのではなく、一貫教育の中で野球を教えてもらったことが財産だそうです。自信を持って独自の教育論を語ってくれた横山君に感心しました。


「野球の魅力は何?」と尋ねると、「バットの芯にボ-ルが当たった瞬間の音、振動、すなわち感覚だ」と話してくれました。また内野の守備においては、深い所に飛ぶボ-ルやボテボテのボ-ルをキャッチし、ランナ-をぎりぎりのところでアウトにする自分を褒めたくなると言います。だから、厳しい練習にも耐えれるのですね。
ただ選手数が多くなると、その感動を得るための様々な工夫が必要だといいます。


毎日「選手の能力を伸ばす、生かす指導者になりたい」という課題を持って練習に取り組んでいます。
全国から能力の高い選手が集まる硬式野球部で、仲間から多くのことを教わり、ベンチ入り、レギュラ-を目指して頑張りますと語ってくれました。

 

多くの仲間は、この寒い冬、洗濯という大変な苦労をしています。特に野球部は、黒土での練習。
真っ黒になったユニフォ-ムを洗濯板も使いながら洗っているのだそうです。
これも下宿をしている厳しさでもあり、生活力ですね。

【shine】