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2012.01.04

「健康二題」、重くとも?!

新しい年が明けた。2011年は甚大な津波被害と原発事故に明け暮れた感がある1年だった。311日にわが身に走った「激震」は、時の経過とともに和らいで来てはいるが、その時に生じた地元での「亀裂の修復」への思いは、依然として強い。2012年は、どのような年になるのだろうか。

そんな折に届いたメールが1つ。原発事故以来、ずっと地元で「除染作業」に携わっている福島大学の学兄からのものだった。

1222日に厚生労働省食品衛生審議会が食品中のセシウムに関して厳しい「新基準」を定めたことに関するもので、彼らは、それを「撤回」させるべく行動しているという。その理由が、国民の安全を保障する姿勢としての「厳しい基準」は、放射能と付き合うわざるを得ない中で生活していく福島の実態を踏みにじることになるし、その基準の根拠も不明瞭で、「偏狭で完全無欠の健康至上主義」から声高に発せられる「健康を守れ!」に阿た結果だと思っている、と厳しい。

「健康になるなら死んでもいい」というパラドックスが成立するような時代だが、決定的な「差別観」にもとづけば、自分たちの「健康」のためには他は死んでも構わないという、まさしく偏狭な健康観が横行することになる。私たちはそんな「健康文化」づくりに一役かっているのだろうか、と。

そんなことを思っていた時、思い出深い懐かしい方からの賀状が届き、心に沁みるものがあった。岡山県「長島愛生園」で生活する「元ハンセン病者」の方からのものだ。

2004年に岡山大学で開催された日本教育保健学会の折に、「特別企画」で講演していただいたのがきっかけだった。打ち合わせで現地を訪ねた際、にこやかに私を迎えてくれ、ご自身の60余年の歴史を淡々と語りながら園内を案内されたことが思い出された。1941年に12歳で発病し、その年に「強制隔離」されて以来、今年で71年になる。

1996年の「らい予防法の廃止に関する法律」の制定で一応の解決がなされて来てはいるが、「今更、社会復帰と言ってもねえ・・・」と、電話口で話されたことがあったが、現在も「愛生園」での生活だ。久しぶりの賀状には奥様の名前も記されていた。お二人ともお元気なのだろうか。また訪れてみたいという思いに駆られている。

2012年は、鳳・麟・亀とともに四瑞の1つと言われる竜に肖って、「健康づくり」の分野でも、是非良い年であってほしいものだ。 mm

2012.01.03

湖岸の年明け。

<RecOだより91・におの浜編>

あけましておめでとうございます。
年明けはRecOを少し離れ、琵琶湖(南湖)湖岸の年明けの様子をお伝えします。

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元旦の朝。
ミシガンの早朝クルーズ。
湖岸ならではです。













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そして、ちょっとだけ、東の空から初日の出。
湖面も赤く染まりました。















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2日。
昨年は雪で中止になってしまった
「新春びわこ健康マラソンIN大津なぎさ」が冷たい雨の中開催されました。
今年で33回を数える、歴史ある大会です。10kmと3kmの部があります。
当日申し込みOKと聞き、3kmの部に参加することに。






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レース前3時間前。
補給食の王道、宮城から買って来た
ずんだもち
笹かまぼこ
それに、和歌山の田村みかん
で、補給はばっちり!
(3kmなんですけどね)








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冷たい雨が上がり、日の光を感じながらスタート。
大人げなく、子供たちと争いながら、
再度降って来た雨の中、
無事ゴールしました。
(3kmなんですけどね)














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ゴール後は、お汁粉のご褒美に「舌鼓」。
その後、地元企業や商店からの「お年玉抽選会」。
私の番号が呼ばれることはありませんでしたが。














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帰り道、再び雨が上がり、日が差して、比叡山をバックに西の空には虹が。

雨の後の虹・・・再生に向けた2012年の願いを表すような年明けになりました。【abc】











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<今週の別腹>

お雑煮。
昨年同様鰹節のすまし汁に、今年は角餅。
具は、鶏肉、京人参、雑煮大根、しいたけ、里芋、せり、ゆずの皮、そして笹かまぼこ。

東北の復興を祈りながら家族でいただきました。










2012.01.02

初夢

あけましておめでとうございます

ブログをお読みの皆様にとって、穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます

皆さんにとっての初夢はどんなものだったでしょうか?

素敵な初夢が、正夢になることを願っています。

受験生の皆さんにとっては、自らの将来とその専門性を高めるために、志望校への門をくぐれるように、最後までしっかり準備をして試験に臨んでください。

1期生、2期生の皆さんにとっては、この間の学部、研究科での学び、課外での学びの中で大きく成長してきていることでしょう。それぞれの将来の進路、目標、夢も定まりつつあることでしょう。その実現に向けて残りの学生生活をしっかり充実できるように、年頭にあたって、今年の課題を明確にしておいてください。

教職員のみなさんに取っては、それぞれの目標達成に向けて、じっくり課題とその解決策を練って、多くの目標、夢の実現へ向けた心づもりをされていることでしょう。

本年が、関係する全ての皆さんにとって、充実した年となり、それぞれの歩みの道しるべとなる活動と活躍ができる年となるように、心より祈念申し上げます。

私の初夢は、「立命館大学スポーツ健康科学部と大学院スポーツ健康科学研究科に関わる全ての皆さんが、1つでも2つでもそれぞれの目標と夢を成就し、その連鎖が社会へと広がり、この『スポーツ健康科学』の認知とこの分野が発展すること」です。

本年もこのブログ「あいコアの星」をご愛読いただき、ご支援を頂きますようお願い申し上げます。

【忠】

 

 

 

 

 

 

2012.01.01

謹賀新年

新春のお喜びを申し上げます。
ブログを読んで頂いている皆様、
おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。

今日から、いよいよ2012年ですね。
スポーツ健康科学部では、
この春、3期生 を迎える事になります。

また、スポーツ健康科学研究科は、
初めての修士課程を修了生が出るのと同時に、
博士後期課程 が設置されます。
これで学部・博士課程前期・後期と揃い、
研究大学としての態勢が整います。

本年も、スポーツ健康科学部ならびに研究科を
どうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは、また。失礼致します。
            敦

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2011.12.31

女子フェンシング部を訪問

今年の最後は、カッコいいフェンシング部の木村友香理(2回生)さんにお話を伺いました。

IMG_0254.JPG試合を観ていて、真似をしたくなるスポ-ツ。でもルールは複雑です。まず、エペ、フル-レ、サーブルの3種目があるそうです。エペは、全身どこを突いてもいいそうです。フル-レは胴体のみを突くそうで、サーブルは上半身のみを切りつけたり、突いたりできるそうです。


木村さんは、主にエペとフル-レの選手です。やっぱり競技選手、剣を持った時点で顔の表情がきりっと変わるのです。
剣に電源を流すジャックが柄にあり、剣先のボタンスイッチが押されると、ランプが付く仕組みになっているようです。実際に剣を触らせてもらいながら「突く」という動作を想像していたら、剣道の突きよりも痛いような感じを受けました。実際には、初心者の時期は青あざを沢山作っていたそうです。経験を重ねるごとに、怪我にも慣れ、恐怖心も少なくなるそうです。

 

フェンシングの一番の魅力は、敵選手の動きを見て、敵選手が突いてきたら、自分の剣でかわしながら、自分の攻め方をシュミレ-ションしているところだそうです。特に瞬時で一歩先を予想して攻撃パタ-ンを作り、攻撃を仕掛けるそうです。

IMG_0243.JPGこういった駆け引きに勝った時は、本当に楽しいと・・・。でも敵にポイントを取られてしまうと本当に悔しい・・と語ってくれました。フェンシングは勘ばかりでなく、頭の勝負だと言います。練習着を着ていない時も守備、攻撃とテクニックをイメ-ジするそうです。

 

木村さんの来年の目標は、個人でインカレに出場し、上位を狙うことだそうです。ただ、現4回生が卒業すると、メンバ-が急激に減ることから、来年の団体戦の戦い方が苦しくなるそうです。でも部員全員で、今年(インカレ3位サーブル)以上の戦績を得られるよう期待していますね。

 

CIMG0272.JPGお話を聞いた時、たまたま道具を持っておられ見せてもらいましたが、手入れも大変だろうなと感じました。剣ばかりでなかく、マスクやウェア-、メタルジャケット(電源を流すウェア-)などの細かな手入れの技も求められるスポ-ツなのですね。
来年はぜひ試合応援に行きたいと思いました。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2011.12.30

よいお年をお迎え下さい

Hassyです。

色々ありましたが今日が今年最後のブログです。

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私の通学路(通勤路?)ですが、左の9/11に対して、昨日、右のようにかなり工事が本格化してきました。
ここは本学の学生寮が建設されます。
完成は来年8月とのこと。
楽しみです。しかし、眼前の「一本松」が見えなくなるとすればそれは残念です。設計士さんが「一本松」を意識していてくれればいいですが。。。

年の瀬ですが、この季節は卒業前の追い込みということで、修士2回生、学部4回生は、それぞれ修論・卒論の作成に追い込まれています。

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生命科学部4回生で、卒論指導しているO9mura君は、日々大変頑張って実験に奮闘中です。
ただ、なかなか結果が出ず、、、本人も私も踏ん張りどころです。
努力が報われることを信じて頑張るしかないです。
神様ヘルプ!!初詣は気持ちを込めたいと思います。


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Moto先生が指導されているM2のKmura君は、実験結果を論文としてまとめる作業に奮闘中です。
年内に初稿を先生に提出しないと、、、!!と頑張っております。

Moto先生直々に指導です。
「インスリンが、、、、でしょ? だから、、、」

自身の学部、修士時代も泊まり込みで追い込んでいたことを思い出しました。頑張ってください。では、よいお年をお迎え下さい。


2011.12.29

ちょっとしたお祝いと締めくくり。

今年最後のブログとなります。今年は私の中で、過去最大にあっという間の年だったような気がしています。今年の反省点は要領が悪すぎたことです。任期付教員の私にとっては、次の命をつなぐための業績である論文を!と必死になりつつ、要領の悪い私は仕事が山積みに。。。自身の命をつなぐ一番大切なことは絶対に見失わないように過ごそうと思いながら生活しています。

FDの最終レポートであるティーチングポートフォリオ(TP)も年末締め切り。明日、ようやく郵送予定です。お仕事が速い伸先生は、あっという間に、TPも提出、年賀状も完成したとのこと。。。きっと今頃はご家族でのんびりお過ごしなのでは(^^)!?

私の来年の課題は...要領よく!をモットーに集中力を鍛え、レベルアップしようと思っています!


今年の年末年始は、博士4年目を思い出し、論文を書いたり、いろいろ考え事をしたり、勉強しながら年を越そうと考えています。大学院時代、医学部が隣にあったこともあり、灯の消えない研究室で、数名で過ごし、早朝に初詣に出かけ、友達の家に集まって夜な夜な鍋をしたことを思い出します。今思えば、追い込まれていたけれど、追い込むことは好きなので、研究だけに没頭できて充実してたなあと懐かしく感じます。院生のみなさんも、今を楽しんでくださいね!


先週、ちょっとしたお祝い事をしました。

パターン1(伸先生編)

私「伸先生、明日は午後から、いらっしゃいますか?」

伸先生「私、いますよ。何かありますか?」

パターン2(キム哲先生編)

私「キム哲先生、今日の午後、いらっしゃいますか?」

キム哲先生「いません。帰ります。」(と言いつつ、いらっしゃったのですが(笑))

お二人の性格がでます(笑)

私「実は、Mitsuo先生、お誕生日が近いんで、ケーキ買って来ようかと思って。。。」

お二人「なんだ、そうなんですか!?そんなことなら良いですよ!ぜひぜひやりましょー!」と。

お仕事ではないことで安心したのか(!?)即答でした(笑)


Mitsuo先生は、スポ健の教員メンバーで一番年下で弟のような存在。普段から助手、助教、ポスドクの中でも、かわいがられている? Mitsuo先生はHamaoka先生と同じく、クリスマスイブがお誕生日なのです。そこで、プチサプライズを突然企画しました。


昼休みを利用して、超ショート・プチお誕生日会を開きました!

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以前「僕、クリスマスイブが誕生日なんです。でもHamaoka先生と誕生日が一緒なんで、きっと忘れられるんですよ。今年は土曜日だから、あのはり紙(忠先生手作りのお誕生日ポスター)もないだろうし。。。」と寂しそうに?おっしゃっていたMitsuo先生の姿を思い出し、助助ポスドク(助手・助教・ポスドク)の仲間でお祝いしました。男性陣は中学生のように?元気よく「Happy Birthday」の歌でお祝い。
任期付スポ健メンバーの私たちですが、必死で次のステップ目指し、日々ポジティブに笑顔で乗り切っています(^^)!


院生のみなさんが大掃除だった日、Izumi先生の5階の実験室の方も生命科学部4年生のHaruhiさんと2人で細々と掃除し、来年からまた、気持ちを切り替えてがんばります。M2のみなさんもラストスパート!がんばれ!院生!・・・(お互いにがんばりましょう(笑)!)


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abc.先生から頂いた「ぺぺ」たちです。本当に成長しました〜!でも、もっと、こぢんまりとした方がかわいいので、鉢の植え替えをしたい!と思いながら、かわいい鉢を購入してあるのですが、少し余裕ない年末を過ごしています(汗)





今年も大変お世話になりました。

みなさまも、お身体に気をつけて、良いお年をお迎えください。香








2011.12.28

健康づくり≒「ゆとり」づくり?!

1226日は、2011年最後の授業日。「現代人とヘルスケア」も14回目。年明けの1回を残すだけとなった。何となく気忙しくせかせかする「師走」だけに、多少「自戒」の意味も込めて「ゆとり」の問題を考えた。もちろん、この講義の基調である「健康づくり」が「ゆとりづくり」無しには語れないという問題について、学生諸君にじっくりと考えて欲しいところに主眼が置かれている。「健康の三原則」からして、確実に実践するために必要な条件がついて回る。「健康づくり」≒「ゆとりづくり」の構図がみえてくる。

中村行秀は、経済学者・岸本重陳の「ゆとりにはギリギリで言って"所得、時間、権利"の三要件があり、"権利"をわかりやすく因数分解して"権利、気持、文化"に細分すれば五要件があるといえる」という点を紹介しながら、「豊かさ」=「ゆとり」ととらえることが、日本人が「豊かさ」という生活価値にこめてきた意味の正しい理解のしかただ(佐藤和夫編『ラディカルに哲学する① 考える営みの再生』大月書店、1994)と言っている。

もともと「ゆたか」とは、純粋の日本語(=ヤマトコトバ)だとされていて、暮らしについて、また、人の気持ち・姿・態度について、あるいは財・穀物・稔りなどについて、日常的に使われてきていたようである。「ゆたか」とは、ひとことでいえば、「ゆとり」ある状態を表すことばとして使われてきた( 佐藤和夫編、前掲書)ようだ。だから、日本人は、せわしい・いそがしい生活を「貧しい」生活と考えたようで、「ゆとりがなければ豊かじゃない」という生活感をもって生きてきたようだ。

もちろん、「ゆとり」としての豊かさは、まるで自然の状態であるかのように人間の生活の「ありよう」としての意味だけではなく、時間的ゆとり、空間的ゆとり、物財のゆとりなどがあげられる(佐藤和夫編、前掲書)ことになる。この点は、岡沢憲芙氏も『生活大国へ』(丸善ライブラリー、1993)の中で、「ゆとり社会懇談会中間報告」で提示された「ゆとりの公式」・「ゆとり」=f[(経済的ゆとり+時間的ゆとり+空間的ゆとり)×(精神的充足度)]を紹介しながら、「時間のゆとり」「空間のゆとり」「モノのゆとり」「心のゆとり」それぞれについて詳しく考察を行なっている。

講義の中では、「ゆとりの公式」の「4つの要素」を介して日常生活を振り返ることになる。「時間的ゆとり」については、「生理的生活時間、社会的労働時間、家事的生活時間、社会的・文化的生活時間」で区分される「一日の生活時間」が「主体的目的意識的に配分されているのかどうか」が「ゆとり」の度合いを決定付けることになる。「空間的ゆとり」については、「居心地」や「住まい心地」の良し悪しという、数値では表し難い指標も重要になる。そして、「経済的ゆとり」については「モノのゆとり」に置き換えて、「使い捨て」られる固有価値の浪費がないかどうか、固有価値が生かされ、人間のいのちとくらしを充実する手段として資源や環境の利用価値も考えることなどが求められてくる。例えば、「食料自給率」(エネルギー換算で40%)にみられる問題は、美味しく作られた「コンビニ弁当」が賞味期限を過ぎた途端にどんどん廃棄されるといった、「飽食を謳歌」する姿の基盤の脆さを教えてくれる。アルバイトで「コンビニ」に勤めている学生も多いので、よく理解できる話だ。

 「精神的なゆとり」は、さまざまな「不安」の有無で推し量られる。従来からの「健康・病気」「失職」「老後の生活」「教育機会の喪失」などに加えて、最近では、「巨大津波被害」に直面していとも簡単に破られた「想定」や、原発被害で脆くも崩壊した「安全神話」など、新たな大きな不安が渦巻いている。

 年の瀬ぎりぎりの講義だったが、かなり「余裕」をもって終了した。お陰で、数人の学生と「豊かな」会話が楽しめた。「批判的精神」も旺盛で、現在の大学の姿についても厳しい目を向けていた。「ゆとりの場」としての学校での学びは、こうしたところから醸成されていくものなのだろう。「ゆとり」をテーマとした甲斐があったということにしておこう。  mm

2011.12.27

年内授業最終日の餃子。

<RecOだより 90>
  
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昨日は年内授業最終日。
  RecOでは、Izumi 先生主催、「頑張るM2(修士2回生)を温かく励まそう!」と、研究室院生、Rさん(写真)が中心となり、J君、T君が皮から作る、本場中国の水餃子パーティが開催されました。
 本番までシークレットだったこの会、密かに当日午後から、準備が始まりました。









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皮はRさんの手作り。もちもちとした食感が絶妙。
寝かした皮を成形するIzumi研J君(右)と先輩T君(左)。
以前、北京に仕事で何度か行っていた時、中国ではお正月に餃子を食べると聞いていましたが、上海出身のJ君曰く「うちは食べない、餅は食べるけど・・」とのこと。地域によっても違うようですね。








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種を包んでいる段階から、美味しさが想像できました。 
種はキクラゲ入りとしいたけ入りの二種類。
キクラゲの刻みはIzumi先生が担当。










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茹で方もRさん直伝。
1回生Yさん(ab研・右)、皮は任せた!
作り方と茹で方、しっかり憶えてね!!









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沸騰したお湯に餃子を入れ、再度沸騰したら水を差す。
これを3回繰り返してできあがり!

こんなにぷっくらした餃子ができあがりました。








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M2のみなさんを始め、通りがかった、M1(修士1回生)のみなさん、先生方、事務室のみなさんもとっても美味しそうに頬張っていました。
R さん持参の中国の「米酢」もおいしかった!









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Izumi先生、Rさん、T君、J君、ありがとうございました。
おかげで、RecOにとっても、素敵な年末になりました。

そして、今回お手伝いさせていただいた ab研の、皮のYさん、包みのA さん、接客のKさん、とCさん、お疲れ様。貴重な機会になりましたね。
本場の味をしっかり憶えて、いつかお店を開けるレベルまで、技を磨きましょう!






RecOだより、今年はこれが最後になります。
今年もお引き立ていただき、ありがとうございました!
来年も引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
みなさまどうぞよいお年を! 【abc.】








2011.12.26

日本一!

寒風が吹き,雪が舞う時期になりました.皆さん,風邪などを召されないようにご注意下さい.

先日,まさに冷蔵庫のような冷え込みの中で,フラッグフットボールの日本一を決める大会を見学してきました.大学生の大会ではなく,土曜日にグリーンフィールドなどで練習をしてきた,「草津リトルパンサーズ」という,小学生と中学生のクラブチームです.

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今年の正月には,東京ドームで行われたこのフラッグフットボールの日本一を決める大会が,今年度からは,東京ドームではなく,別の日に行われるようになりました.今年の正月には,中学生チームが惜しくも準優勝となり,今年度には選手,指導スタッフも新たな気持ちで日本一へのチャレンジを続けてきました.その一つに,「からだをつくるための食事」ということで,【AB】先生をはじめ,AB研の院生にもサポートしてもらい,栄養についての学びも深めてきました.

 

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結果は,小学生チームが見事に,優勝し,日本一となりました.中学生チームは,惜しくも3位となりました.結果もさることながら,プレーの充実ぶり,ならびに相手選手,審判へのマナー,敬意,態度は,どれも素晴らしいもので,「日本一モデルにしたいチーム」として,まとまっていました.ここまで,指導されたスタッフ・コーチに改めて敬意を表したいと感じました.

指導にあたっているコーチ・スタッフは,草津市の小学校の先生がたと保護者が中心です.小学校の先生方には,スポーツ健康科学部の学生も随分お世話になっています.本当に素敵な先生に接する機会に恵まれていると重ねて感謝しています.

 

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このクラブチームのチームづくりをみて,選手の育成・強化(スポーツ科学分野),チームづくり・サポート体制(スポーツマネジメント分野),こどもの育成・人材育成(スポーツ教育),食育を含めた日常生活の指導(健康運動科学分野)の全ての要素が,詰まっており,これらを総合的に学ぶことの意義の大きさに改めて感じるところがありました.

未来のこどもたちの育成に,我が学部学生,院生がつながってくれることを念願しています.

 

 

 

<<今週のちょっと,もっと,ほっとな話>>

週末に温水プールで泳いできました.寒い時には身体が縮こまっていて,肩こりがしやすくなっていますが,温水の中で,全身を伸びやかに使うことで,細胞が喜んで活性化したように感じました.水という特殊環境での運動の利点は非常に多くあります.このような環境が,キャンパス内に設置されることは,「健康」というキーワードだけでも計り知れない効果を生みだすのは,間違いないと再認識しました.全学協の確認の中で,この問題が速やかに進展するのを心待ちにしています.

 

【忠】