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2011.12.05

他大学調査

20111204.JPG先週の月曜日は,スポーツ健康科学部事務室の【龍】君,【環】さんと,お茶の水女子大学リーダーシップ養成教育研究センターへ訪問調査に出かけてきました.この調査は,Faculty Development(FD)活動の一つで,学部の教育内容をさらに良くするために,他大学での先進的な取り組み,教育内容を調査して,学部の教職員が情報を共有し,議論して教学改善を進めることになります.

スポーツ健康科学部の教学理念(人材育成像)に,「グローバルな視野とリーダーシップを備え,スポーツ健康科学を理解して社会に貢献する」を掲げています.今回は,お茶の水女子大学が取り組まれている,リーダーシップ教育についてお聞きしました.

 

「みがかずば 玉もかがみも なにかせん

  学びの道も かくこそ ありけれ」

 

という校歌にもなっている言葉(和歌)が教育理念の根幹にあります.卒業生には、すでに各界・多方面で活躍している方がたくさんおられ,お手本となる存在があります.そのようなトップリーダーを輩出するとともに,「すべての人にリーダーシップは必要」という考えにもとづいて,センターがその発信拠点となっています. リーダーシップのとらえ方には,様々あるようです(詳しくは2回生の【ippo】先生のリーダーシップ論で)が,お茶の水女子大学では,「サポート型リーダーシップ」の方向で養成していると伺いました.講習(座学)とともに校外でのインターンシップと連動させて,実践的に学ばせて,より深い理解を進めています.スポーツ健康科学部での「理論と実践」による「リーダーシップ」養成にも通じるところがありました.詳細な報告は別の機会に.

 

<<今週のちょっと,もっと,ほっとな話>>

先週,国立長寿医療研究センターに勤めている清家 理さんに,セミナーの講師をお願いしました.本学に着任した頃の教え子で,その後,臨床の現場(メディカル・ソーシャル・ワーカー)として働きながら大学院に通い,今年,京都大学から博士号を取得しました.この間,定点観測のように,お会いする機会があり,成長していることを感じていましたが,今回の講演でよりパワーアップして実力をつけていることに感激と感動しました.

スポーツ健康科学部・同研究科の卒業生からも,たくさんの感激をもらえることを楽しみにしています.

 

【忠】

 

 

 

 

 

 

2011.12.04

高校訪問で、九州に行ってきました

一挙に冬の寒さが到来しましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

スポ健の先生方は、秋の高校訪問を行っているのですが、
私も、今週、福岡県・佐賀県の高校 を、訪問してきました。
広報の仕事で、九州を訪問するのは、
6月・9月に次いで、今年三回目!です。

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博多駅前でライトアップが行われ、
とてもキレイでした!








途中、スポ健連続セミナー で、
お邪魔した 立命館プラザ福岡
立ち寄り、広報の情報を共有して頂きました。
今回の訪問でも、プラザの職員さんの訪問のおかげで、
スポーツ健康科学部の教学内容への理解が
広がっているのをを実感しました。

入試も近づいてきていますが、今後も、
スポーツ健康科学部の教学内容をきちんと
理解してもらった上で、受験してもらえるよう、
頑張っていきたいと考えています。

それでは、また。失礼いたします。
                                            敦





2011.12.03

雪山に行きたい!スキー部の仲間

昨日あたりから急に冷えてきました。でもまだまだ暖かいと悩む仲間、石井理沙(スキー部 2回生)さんにお話を聞きました。

IMG_0177.JPG石井さんたち体育会スキー部の仲間は、1年間で3ヶ月程度しか雪上練習ができません。とにかく石井さんが取り組んでいるアルペン競技は、約1000mの標高差の斜面を想像できないスピードで滑り降ります。京都や滋賀では、そういった練習場がないので、とにかく雪のある場所を探さなければならないようです。
この秋、雪を求めイタリアへ遠征し練習してきたそうです。とはいっても授業があるので、すぐにBKCに戻らなければならず、感覚だけ取り戻してきたという程度の練習なのでしょうね。そして定期試験が終わったら、すぐに北海道や長野で行われる大会に出場して、試合に出場しながら練習をするというスタイルだそうです。
ほとんどの種目の選手は、十分な練習をして試合に臨みますが、立命館大学のスキー部は試合が練習を兼ねるのですね。知らなかった~。
くれぐれも怪我には気をつけてほしいと願っています。


石井さんに「君の滑りの特徴は?」と質問しましたら、ディスクに保存されている映像を見せてもらいながら勉強させてもらいました。ウェーデルンじゃなくて「あえーでるん」というレベルの滑りしか出来ない私でも分かる説明をしてもらいました。

IMG_0180.jpg「雪と喧嘩しない滑り」という表現がぴったりの格好いい滑りでしたが、石井さんはもっともっと積極的にパワーアップさせた滑りに改造したいと言います。また時々アタックし過ぎ、空回りした滑りになることも・・・と課題を語ってくれました。

毎日、必死にスキーのことを考え、とにかく何事も勉強だという姿勢には感激しました。スキーは、環境の変化に対応した道具の扱いをする競技。また体力だけでなく、スピードを恐れない勇気と判断を必要とする競技だということ本当に勉強させてもらいました。
石井さんの今年の目標、インカレ入賞。
また教職めざして、頑張ってほしいなと思います。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011.12.02

ひとまず基礎演習論文提出、特別セミナー

Hassyです。現在ベネチアで学会に参加しております。この様子はまた次回に紹介したいと思います。

先週末は、名古屋大学野依記念館での第18回時間生物学会に参加して参りました。初めて参加した学会ですが、質の高い研究の話を聞くことができました。

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また、驚いたのが、妻の大学時代の友人2人と偶然学会で会ったことです。どこでどう繋がるか、わからないものですし、そういうのが楽しいですね。

 

今週水曜日、学部1回生の小集団科目である基礎演習で、なんとかゼミ大会用の論文提出を無事、どのグループも果たしてくれたようです。

このあと、論文の審査と分科会での発表が評価されます。

今週の頭は、各グループから深夜に(2〜4時くらい)にどしどし論文添削願いのメールが来ました。精神的、体力的にも相当きつかったようですが、なかなかこうしたグループでの活動を極限までやる機会はないと思うので、必ずや今後に活きてくるものと思います。

 

今週火曜日は、私が担当している院生対象のアカデミックプレゼンテーション(英語)の授業で、学術振興会特別研究員(札幌医科大学)である宮崎充功先生をゲストスピーカーとしてお招きし、「骨格筋肥大のメカニズムを分子レベルから再考する」と題して特別セミナーを開いて頂きました。また、昨年度までケンタッキー大で研究員として5年間研究留学されていた経験から、英語にまつわるエピソードについてもお話頂きました。 

骨格筋肥大の過程では、機械的な刺激やホルモンなどがストレスとして筋細胞に働きかけ、筋細胞ではそれらに応答して幾つものタンパク質が反応し、最終的に筋タンパクを合成するわけです。したがって、そのメカニズムの詳細を調べるためには、実験動物などを用いて、薬剤で種々のタンパク質の働きを阻害したり、遺伝子工学的にタンパク質の発現を強化、あるいは抑制したりして、どのような影響が、この場合だと筋肥大に生じるかを解析する手法がよく用いられます。宮崎先生がこれまで精力的にされてきたこうした研究成果を丁寧に話して頂き、聡研究室の院生Ma2ta2君などは「今執筆中の修論に本当に参考になった」と言っておりました。

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また、スポ健学部生1、2回生それぞれ数名が参加しており、「難しい〜」と言いながらも「導入と結論はわかりました」とか、「勉強の必要性を感じました」、あるいは「○○の視点で考えないといけないのではないでしょうか?」など、かなり手応えのある反応をしていたと思います。学部生の初期に、こうした運動科学研究が盛んに行われていることを肌で感じることが非常に大切であると思います。今後の成長が楽しみです。

宮崎先生ありがとうございました。

2011.12.01

スポーツ指導実習!

 さて、今日から12月。エレベータで忠先生の秘書のEtsukoさんと一緒になり「そろそろ年賀状書かないといけませんね〜」と。1年は本当に早いと感じます。

 昨日は2時間目の「エクササイズ」に続いて、4時間目、Kiyoshi先生の「スポーツ指導実習:陸上競技」の授業のお手伝いをさせて頂きました。陸上競技はどの種目も観戦するのは大好きです。しかし、高跳び、砲丸投げ、ハードル。。。長距離だった私には「冷たい、硬い、痛い、恐い...」というネガティブなイメージが強くて苦手でした(苦手意識を持った指導者に指導される生徒たちはどうなるだろう。。。学生さんの指導を見ていていろいろ考える機会になりました...指導者としてこんなことではいけませんね!)。

 昨年、スポ健に来て以来、エアロビクスを担当することになり、ダンスの授業経験はあったものの、自分の研究者としての目標や方向性を見失いそうになりながら、最初は辛いばかりだったことを思い出しました。でも、2年目のダンスは幼児教育科の学生さんの指導経験があったので「よし!専門家に負けないくらいの指導を目指してやってやろう!」と挑戦する気持ちに切り換えたことを思い出しました。させられている感覚が大嫌いなので、敢えて専門外種目以外に自分で取り組む努力をしよう!と強気な目標を勝手に掲げました。良い経験にできるかできないかは自分の気持ち次第ということでしょうか。

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最初は道具の確認。中学や高校の先生になったら、自分たちで準備することが必須になります。そして、準備や後片付け、これらを生徒さんにも指導しなければいけません。BKCジムの方にも教えて頂きました。いつもありがとうございます。

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 Kiyoshi先生が授業しやすいようにがんばらなくては!と思い(特にがんばる要素はなかったのですが)、自分の授業よりも?気を使いました。しかし、指導実習は、学生さんたちが先生役と生徒役が毎回交代し、1時間ごとに3種目(砲丸投げ、高跳び、ハードル)を3グループでローテーションするシステムで行うので、学生さんの指導に自分も混ざってみたり、みなさんの指導を楽しませていただきました。自分たちで授業を作って行く形式のとても楽しい授業で、とても勉強になりました。


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導入部分では、ウォーミングアップ、基本運動の説明などなど、たくさん気を配ることがありますね。。。

「授業に集中出来ない生徒さんがいた時、どのようにして注目させれば良いか?」こんなことにも気づいていくことでしょう。「導入・展開・整理」・・・生徒たちに説明する時の立ち位置。。。考えることはたくさんあります。さすがスポ健2年生。他人の前でもしっかり説明できる力は確実にアップしていると感心しました。ダンスで一緒にがんばったメンバーがほとんどだったので、また懐かしくて、とても楽しかったです。私も、あちこちのグループに混ぜてもらいました。一人一人の顔をみながら一生懸命説明する指導者役の学生さんの姿にまた少し逞しさを感じました。

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展開。高跳びグループはマットの上に倒れることからスタート。ちょっとマット硬いかも?!

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指導者役のNatsukiさん、とても一生懸命、一人一人の顔を見ながらの指導です!

背面は少し難しかったけど、さすがスポ健の学生さんたちでした(^^)





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砲丸投げの指導はKimuraくん、Yoshidaさん、Kuboさん、Todorokiくん。「危ないので投げる時、声だそう!」とアドバイス。ハードルはKiyoshi先生も生徒になってました。速かったです(^^)。本来は速さを競う種目。高跳びも同じですが、なぜか「うまい!うまい!」とか、「きれい!きれい!」いう声をかけてしまいます。。。跳び越えるテクニックがとても重要です。。。

 ハードルグループは、まとめに近づいた段階で、男女別のチームだったでしょうか?グループ内で早くもリレー方式の競争を取り入れていました。負けたチームは腕立て伏せ。(こういう遊び的な要素を少し取り入れてみるのも生徒たちには楽しいでしょうね(^^))授業の最終回は記録会!楽しみにしています!

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 そして、授業の最後はKiyoshi 先生に本日の指導者役の学生さんたちの報告。昔、修士を出てすぐの頃。。。恩師の先生のもとで授業の助手をしていたことを、なぜかとても懐かしく思い出しました(^^)来週からもお手伝い出来るのを楽しみにしています!


 Kiyoshi先生が「いやー、光O先生がいないから、最初どうなることかとテンション低かったけど、みんな積極的で楽しかったねえー!」と。Kiyoshi先生は元中距離ランナー(兵庫県でかなり速い選手だったのです!)だったので、陸上競技は大好きです。

 授業後、柔らかいグランドを歩きながら「みんなもう少し、導入部分でウォームアップと基本運動、整理にはクールダウンを入れるようにすると良いかな〜、などなど、こんなプチ反省会をしながらインテグレーションコアに戻ってきました。光O先生、授業はこのような感じで無事に始まりました。実際に高校で体育の先生をされていた光O先生には、どのように映るのでしょうか。。。帰国後、よろしくお願いいたします!きっと、アメリカからブログを見てくださっていることでしょう。香










2011.11.30

研究活動は「佳境の域」??

基礎演習における「ゼミナール大会」への準備も本来なら「佳境」の域に達する頃。本番は1214日、古い人間であれば、「赤穂浪士討ち入り」が思い起こされて、「プレゼンテーションしっかり頑張れ。」などと発破も掛けたくなるが、今時の学生にそれは通用しないだろう。もちろん、学生が「ゼミナール大会」でのプレゼンテーションに「入れ込んで」いない訳ではない。クラスの中では、「絶対、最優秀賞取るぞ!」と意気込んでいるところもある。そんな学生には、担当教員である私の方が、「まあまあ、そう力まないで。その前に遣るべきことがあるでしょう。」と嗜めていたりする。

確かに、「ゼミナール大会」は「総合力」での勝負になる。その大きな関門が明日に迫った「論文」の提出だ。プレゼンテーションの成否は、何よりも基礎作業を積み重ねての「論文」作成に拠っている。我がクラスの場合、こちらの方が心配ではある。  

早いグループは10日も前に、一応の「論文」作成を終えて「手直し作業」のために研究室にやってきた。5人のグループで、結構『和気藹々』と研究活動をすすめていた。但し、「論文完成」という域には達しておらず、却って、大きな課題が「露呈」したりした。どのように上手くまとまりのある「論文」として仕上げていくのか、楽しみなところである。

他の2つのグループは、先週の木曜日に一応「論文の素材」を書き上げて研究室にやってきた。グループ員が分担した箇所の記述が完了したという段階での来室だった。

研究テーマから課題の設定、研究方法・対象、結論の導き方、吟味すればするほど時間を要することばかりだ。「もう一週間早くきていれば、良い論文にも結びつくものを。」と思いつつ、最低限の「手直し」と「論文」としての体裁を整えることを言うに留めておいた。

残りの2つのグループが提出日直前の今日遣って来た。まだ、「完成」していた訳でもない。何とか分担した部分が記述されていて、これから代表者がまとめていくという段階だった。まとめをする2人の力量からすれば何とか「論文」としての体裁は保たれるのだろう。内容のこともあるが、問題は、グループのメンバーが「目的意識的主体的」に研究活動・「論文」作成に向けて努力を傾けたのかどうかということだ。

「ゼミナール大会」は、まさしく研究における「組織性・集団性」が問われ、その結果が現れる場だ。本当の意味で「佳境」の域に達して、各グループ挙って「論文」提出を完了させ、「ゼミナール大会」本番でのプレゼンテーションでも奮闘することを願うばかりだ。 mm

2011.11.29

秋から冬へ。

<RecOだより86>
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 こちらに来て一年と8ヶ月。滋賀県の魅力にとりつかれています。
 【忠】先生のブログにあった竹部島もいつか行ってみたい所の一つ。
 とはいえ、まだ新参者には、ハードルの高い場所です(笑)。

 ということで、先日は、仕事帰りに、石山寺に立ち寄りました。
 ライトアップされた紅葉がきれいです。



 石山寺は、西国三十三カ所観音霊場の第13番札所。奈良時代後期、聖武天皇の発願により、良弁によって開かれました。境内には、寺の名前の由来となった、天然記念物の硅灰石がそびえています。国宝の本堂・多宝塔を始め、多くの国宝や重要文化財があります。




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 また、石山寺は『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』など、古文や日本史の授業でもおなじみの文学作品にも登場し、中でも、紫式部は石山寺参篭の折に『源氏物語』を着想したといわれています。




 私の高校の時の古文の先生は、源氏物語の研究者でもあったようで、高校3年生の1年間は全て源氏物語の授業でした!高校時代にすり込まれたことの影響はとても大きく、今でも源氏物語は気になり、その度に「ポテ」というあだ名だった先生の授業を鮮明に思い出します。



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 微妙にライトアップされたオオツヒカルくんのシルエットはちょっと怖かったかな(笑)。










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 そして季節は冬へ。
 東京駅日本橋口サピオ内、立命館大学東京キャンパスのクリスマスツリー。
 お隣が野球連盟で、知ったときには驚きました。
 いつもお世話になっている太田さんと一緒に撮っていただきました。【abc.】






<今週の別腹>
 以前ご紹介した、今週末に行われる「食とスポーツを育む会」のシンポジウム、おかげさまでお申し込みが200名を超えました! ありがとうございます。今月末まで受け付けています。

 また、来週の土曜日、12月10日、10時〜11時半、アカデミックラウンジにて、NS研究会αが開催されます。
 ゲストには国立スポーツ科学センタースポーツ医学研究部研究員の亀井明子さんをお迎えします。
 ロンドンオリンピックを控えた、国立スポーツ科学センターでの栄養サポートや、現在進められている研究についてのお話しを伺えると思います。お集まり下さい。


 
 



 


2011.11.28

冬の訪れ

滋賀県に住んで17年になりますが,なかなか県内の観光地を訪れたことがありません.京都生まれ京都育ちでしたが,金閣寺を訪問したのも大学に勤めてから,東京の友人を案内したときが初めてでした.住んでしまうと,かえって訪問のチャンスが少なくなるかもしれません.

 

20111128-winter.jpgというわけではありませんが,週末に,琵琶湖の北に浮かぶ「竹生島」に,初めて行ってきました.彦根港から200名ほど乗れる高速船で約40分.湖面から眺める山並みには少し白いものが眺められ,冬の訪れを感じます.

 

 

 

 

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竹生島に降り立つと急斜面の階段,165段を上って神社に到着.参詣を済ませて,国宝の唐門を抜けて,船廊下を通り,幸運を願ってのかわらけ投げ.船着き場に戻って,ジャガイモを原料にした,モチモチのお菓子(名前を忘れました),これが非常に美味しい!をいただきました.約70分間の上陸でしたが,階段登りのエクササイズ,すばらしい眺め,美味しい刺激をいただき,健康な一日でした.

 

早いもので今年も残り1ヶ月です.本格的な冬も近づいています.あいコアの読者の皆様は,風邪などをひかれませんようにご注意ください.

 

<<今週のちょっと,もっと,ほっとな話>>

以前紹介した,シンガポールのホテルで働いている「竹田 健二朗君」が,見事に長年の夢の実現に向けて一歩を踏み出しました.その思いをフェースブックに書いていました.本人の許可を得て,転載します

 

‎20歳のときに持った海外の大学でホテル経営学を学びたいという夢。英語は学生のうちに身に付けておこうと、半年間自分なりに頑張って勉強したTOEIC340点だった。ニュージーランドに語学留学し、そこそこの英語を身に付け大学を出てからホテルマンにはなったけど、現実の厳しさに他の業界に逃げたこともあった。でもやっぱり自分はホテルマンだと思って1年半後にホテルに戻った。戻ったからには絶対夢を実現しよう。初めて受けたTOEFL40点。120点満点で、大学応募には90点が必要。努力したらとれるはず。そう思って1年間頑張った。でも65点。思い切ってスイスの学校に見学に行った。運良く大学院のクラスを受講させてもらった。衝撃を受けた。来年、ここで、大学院で勉強したい。大学院の応募条件、TOEFL100点。東京の英語学校に毎週バスで往復した。時間がない。会社も辞めた。でも76点が限界。応募締め切り終了。無職。運良くシンガポールのホテルで職を得た。でも絶対にスイスに行く。IELTSという未知のテストに出会った。学校の応募条件は9.0満点の7.00.5点刻みのスコアで5.5から面白いように0.5刻みで6.5まで上がった。11.11.11。この日に7.0のスコアを受け取るつもりだった。また6.5。凹んだ。一人で号泣。昨日駄目モトで学校にメール送った。駄目モトにしては熱いメール。6.5で堪忍してよ。答えはあっさりOKだった。あっさり過ぎてそこまで感動はなかった。でもやっとここまで来れた。長かった。お金もいくら使ったか計算したくない。でも応募にはGMATっていう英語のテストと論文2本、推薦状などが残ってる。けどもう入学した気分。パソコンも携帯も待ち受けは見学したときに撮った学校の入り口の写真。あと8ヶ月後にここに立ってるんかあ。

 

【忠】

 

 

 

 

 

2011.11.27

東京での入試相談会に参加してきました

一挙に寒くなり、冬が到来した感じですが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

私は、先週の 11/23 に、このブログでもお伝えしたように、
東京で開催された入試相談会に参加してきました。
当日は、職員の方と一緒に、受験生・保護者の方からの
質問に答えさせて頂きました。

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学生・授業・施設の雰囲気を掴んでもらうために
"スポーツ健康科学部イメージサイト Future Campus" にある
映像を見てもらいながら、説明を行いました。

また、今年から行われる「入試受験前予約採用型奨学金」の説明もしました。
この奨学金の応募締め切りは、12/2 (金) ですので、スポ健を受験する人は
早めに応募して下さい!

次回の入試説明会は、
12/10 (土) 大阪中央体育館で、14:00 〜 18:00
に開催されます。
ぜひ参加して下さい!

それでは、また。失礼致します。
            敦






2011.11.26

パンサーズの勝利に貢献するAnalysis Staff

明日、11月27日(日曜日)、立命館大学パンサ-ズ VS 関西学院の試合が長居陸上競技場で15時キックオフ。

 

キックオフと同時に鳴り出す応援団吹奏楽団の演奏が、一瞬にして観客席の気持ちを高めます。この瞬間に、立命館で学ぶという帰属意識が高まります。
また、このフィールドと観客席が一丸となる立命館の大きなエネルギ-を味わいたいと、全国から多くの校友らが集まってくる戦い。
私も仲間(学生)らと応援に行ってきます。


IMG_0168.JPG今回は、このパンサ-ズの「縁の下の力持ち」というポジション(学生スタッフ)の谷口健人(2回生)を紹介します。谷口君は、Analysis Staffとして敵オフェンスを徹底的に分析し、戦略の基礎資料を提示する仕事を担っています。
具体的には、①攻撃位置(Situation)(ダウン) ②どのようなフォーメンションか ③ランニングバックやレシ-バ-選手は誰か ④どのようなプレ-が行われたか ⑤誰がどこを走ったか(誰にボ-ルを投げたのか) ⑥獲得ヤ-ドは・・・といった基本データをはじめとするさまざまな分析デ-タ、そして全ての選手のプレ-毎の動きを図面に丁寧に示します。コーチや選手らは、こういったデ-タを参考にして、敵選手を想定した練習を行うそうです。


試合中は、選手の動きを細かく書いた図面をコ-チに示したり、ヘッドコ-チがスタンドで試合分析しているコ-チと交信するために用いる有線のマイク・レシ-バ-(有線インカム)を準備したり、試合を様々な角度から撮影したりと大忙しだそうです。また試合後は、すぐにBKCに戻って、コ-チが戻ってくるまでに撮影した画像をダビングし、基本デ-タの分析を行うそうです。この作業結果が、試合翌日のミーティング資料になるのだそうです。


おそらくスポ-ツ健康科学部の仲間から見れば、パンサ-ズといえば選手とトレ-ナ-という存在しか見えないと思いますが、谷口君らのAnalysis Staffもチ-ムに絶対に必要なのです。私はこのパンサ-ズがいつも優勝争いをするのは、敵選手に勝るデ-タ分析できる谷口君らが頑張るシステムがあるからだと思っています。

 

谷口君はテレビでNFLの試合を見て、データを駆使し戦略を練る知的スポ-ツの面白さにひかれ、2回生からパンサ-ズに入部したそうです。ユニフォ-ムは着ていないけど、一人の部員として自信を持ち、「めっちゃ楽しい」と話す谷口君を「凄い奴やな」と感じながらお話を聞かせてもらいました。

将来は、NFLのような大きな組織のスタッフとして働きたいと教えてくれました。谷口君には、ぜひプロスポ-ツの頭脳戦の最前線で活躍してほしいと願っています。

【shine】