現状を報告しあい、問題点を再確認し、今後の方向性を話し合いました。
2011.11.15
食とスポーツを育む会。
現状を報告しあい、問題点を再確認し、今後の方向性を話し合いました。
[ ] の記事一覧
2011.11.15
2011.11.14
3回生からのゼミ選択のためのレポート(志望動機)の締め切りが終わり,これからいよいよゼミ確定に向けて動いていきます.一期生にとっても,教員にとっても初めての経験で,お互いにどんな出会いがあるのか,非常に楽しみです.
週末に友人の結婚式がありました.写真の二人です.阪神タイガース優勝!の宴会ではありません.れっきとした結構披露宴での写真です.本学の教養教育(スポーツ方法実習)の非常勤講師(新郎,上先生:京都市立芸術大学),と嘱託講師(新婦 空閑佐智子先生)としてお世話になっています.
お二人のおつきあいの歴史は長いようで,BKCの開設から今までの長さに近いようです.ご両親も,二人の友人も「まだかまだか」と常に話題に上っていました.私もお節介をやいて,「婚姻届,変わりにだしといてあげよか?」などと要らぬことを話していました.
上先生は,【キム哲】先生の先輩で,京大の大学院で,心臓自律神経系の研究をされていました.また,佐智子先生は,同じく京大の大学院で家森先生のしたで,「マサイ族の健康,栄養調査」に取り組まれていました.研究者同士でもあり,かつ大の虎キチファンです.
長い春ののちに,めでたく結婚式をあげた二人ですが,通常では考えられない「ユニークかつお二人の人柄と周囲への感謝」を感じさせる趣向を凝らした内容でした.集まった家族,友人,先輩,先生方を最大限もてなし,喜ばせ,笑わせ,感謝の気持ちを表そうという内容でした.堅苦しくなくするために,「ノーネクタイ」での会でした.若い(!?)お二人の入念に準備された雰囲気をうまく伝えられませんが,見間違えればただの宴会でありながら,お二人がこれまでに受けた愛情とチャンスへのお礼の気持ちが十二分に伝わる結婚式&披露宴でした.
「人をおもてなしする」には相手への深い感謝と愛情が必要であることを再認識させてもらいました.研究の方では,【ab】先生のところの院生と「味覚」の研究でお世話になっています.「味わいのあるおもろい夫婦」へこれから磨きをかけてくれるでしょう.
<<今週のちょっと,もっと,ほっとな話>>
【キム哲】先生が,ポッキーの日にめでたく入籍されたようです!
今年は,1が6つも並ぶ日になりました.たくさんの幸せが並びますように.
おめでとうございます
【忠】
2011.11.13
2011.11.12
今回は、柊野グランドで練習している女子ホッケー部の小澤有理さんにホッケーの事を教えてもらいました。ホッケー部は現役選手とOB会が力を合わせて、チームを発展させてきた伝統のあるチームです。
男子は、皆もご存じのように社会人含めた全日本選手権で優勝と素晴らしい戦績を収めましたが、女子も関西リーグで優勝し、インカレ3位と凄く強いチームなのです。
選手皆でキャプテンがリーダーシップを発揮できようサポートする最高のチームだといいます。そういったチームワークが女子ホッケー部の強さなのですね。
小澤さんは、MFのポジションで頑張っています。スティックを持って自陣から敵陣へと走り回るハードなポジションの選手とは想像もできないほど穏やかな印象を受けました。
ホッケーはボールをスティックで転がしパスやシュートを繰り返す種目で、35分の前後半(70分)人工芝上を動き回ります。どうしても前かがみ(前傾姿勢)の姿勢でプレーすることが多いため、腰痛を持った選手が多いそうです。
私は何度か試合を見たことはありますが、本当にきついなと感じる競技ですね。
小澤さんらホッケー部のメンバーは、授業終わって柊野まで移動することから平日はほとんど練習できなくて、土日にしっかりとその不足分を取り戻しているそうです。
来年は、男子に続き日本一をぜひ勝ち取ってくれることを願っています。
ところでスポーツ健康科学部の学びについて聞いてみると、小澤さんはスポーツ健康科学部の多くの仲間から選手としての涙、選手やチームを支えている時の苦しさや子供らを指導している時の悩みなど様々なスポーツ文化の情報を交換できるところが最高だと話してくれます。
そういった多くの仲間と接していることから、スポーツマネジメント分野に非常に興味を持つようになったそうです。特にスポーツを観戦しエネルギーも貰えるようなイベント事業を行うことが夢だそうです。
私は小澤さんからホッケーのお話を聞き、授業でもっともっといろんな競技の紹介をすべきだと思いました。笑顔でホッケーについて話してくれた小澤さんに感謝しています。ホッケーのことをもっと勉強してみたいと思いました。
【shine】
2011.11.11
2011.11.10
毎週水曜日の2時間目にスポーツ方法実習II「エクササイズ」を担当しています。先週の授業の最後にTabata protocolの紹介!ということで、IZUMI先生が考案された、Tabata protocolのアレンジバージョンをやってみました。さすがに本当の?Tabata protocolは全員無理なので。。。(きっと院生のみなさんは、それをよく理解していることでしょう)バーピージャンプを各自のペースで20秒×7セット(休息10秒)。みんなヘトヘト...私も追い込むのは好きなので、みんなと一緒にやりました!
セット数が増えるにつれて、「次のセット、5秒前!...」というカウントに、ついに「えー!!早いー!」という声が。。。(これを言われるとカウントしている方は辛いんです。。。)
そして昨日の授業では「先生!今日もあのトレーニングやりますか!?」と女子の学生さんからリクエスト??がありました。「もちろん!」と答えたものの、本当は少し違うことを考えていましたが、毎回やることも、自分の身体の変化に気づくという意味で、授業として興味深いかも!?と思い、毎週、みんなでがんばることにしました。2年生の國島さんが「これ、みんなと一緒やからできる〜」と。確かに一人だと精神的にキツいですね(^^;)他学部の学生さんたち同士、交流を持つということも私の中の目標の1つにしているので、自己紹介なども取り入れています。
昨日は念願の写真が撮れました(上の写真です)!先週は私も皆さんと一緒にやって、すっかり忘れていました。タイムを取るのは部活で慣れていたはずが、長距離の私にとって、20秒10秒のショートすぎるインターバルは、集中しないと混乱してしまうので、写真がいまいち。。。でもみんなのがんばりは伝わると思います!
Tabata protocolの次の日、筋肉痛になった学生さんが多かったようですが、今日はどうかなあ...と期待しながら、来週また尋ねてみる予定です。週に1回でも、トレーニング効果?が得られて、次の日の筋肉痛がだんだん軽減されて行く、こんな身体の変化に気づいてくれるかなあ。。。と期待しています。少しずつ負荷を変えてみたり...「トレーニングの原理・原則」自身の感覚の中で学んでもらえたら、とも感じています。
20秒10秒のTabata protocol、第二弾として、各自がアレンジバージョンを作成してみる!というテーマも良いかなと検討中です!授業は30名程度のクラスで、2人組で自分たちの目標を設定し、トレーニングしていくという形式で行い、毎回、トレーニング日誌(そんな大げさな物ではありませんが)を記入し、最後はやったことをレポートにまとめます。2回に1回は、少しトレーニングの基本を話し、あとは、いろいろアレンジしてトレーニングしていきます。危険なことだけは注意を促しつつ、学生さんたちの自由な発想を大切にしたいと思っています。
2011.11.09
11月7日、後期の「研究入門」前半最後の授業。「健康を社会科学する」クラスでの中間まとめプレゼンテーションの日だった。
授業は、前期担当のクラスと同様、私の研究領域に引き寄せた『「研究入門」―学校保健分野で考えたいこと―』を資料(「テキスト」に代わるものとして)として配るところから始まった。
資料について言えば、折角「テキスト」代わりとしているので、クラスの学生にしっかり読み解く作業を課すべきだとも思ったが、「積極的に一読して、健康分野での問題・課題の一端に触れてほしい。そこから研究を進めるにあたって、社会科学的な接近の仕方のヒントを見つけて欲しい。」ということに留まっていた。
1章から10章までの書きなぐりの資料は、「付録」を含めて49頁になる。こうした分厚い資料を最初に配布されるだけでも、かなり「意欲」は減退するかもしれない。
さらに追い討ちを掛ける様に、細かな図表を読み込んで、そこから健康問題への関心を引っ張り出すだとか、「新聞記事」を読み解くなどの課題を突きつけて行ったので、辟易したところもあったことだろう。
例えば、11月3日は日本国憲法の公布された「文化の日」。この憲法条文の中で、「文化」の文字が使われているのは「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。・・・」と謳われる第25条だけ。「健康文化」が語られる所以でもある。健康の主体はもちろん一人ひとりの人間である。しかし、実際の生活場面での様々な事柄との密接な関係性の中でこそ、健康づくりは行なわれることになる。そのようなときに健康がどのように「文化」と結びつくのか? そうしたこと自体が研究課題になり得る。様々な「面倒」でもある関係性を学生には学んでほしかった。
私が提示するのは「健康を社会科学する」中身の一端。殆どの学生の問題関心は、「健康」そのものではない。そんな中、「健康問題」とは離れた問題関心ではあったが、それぞれの「テーマ」のもと、研究課題、研究対象・方法など、グループ毎に着実な作業を進めつつあった。大半が「研究入門」の授業以外での基礎作業で、負担ではあっただろうが、途中経過としてのプレゼンテーションはしっかりした内容のものばかりだった。
7分の発表で、3分の質疑応答。他のグループへの質問は、あまり多く見られなかったが、最後に提出してもらった「プレゼンテーション報告」では、自分たちの研究作業の「自己評価」とともに、他のグループへの問題関心など、丁寧に記述されていた。6つのグループのうち、残念ながら1つのグループはメンバーの不揃いもあってプレゼンテーションには至らなかったが、後期最終のプレゼンテーションに向けて具体的な作業を進めていってほしい。 mm生
2011.11.08
2011.11.07
秋になったとはいえ、まだまだ暖かい日が続きます。これから、急激な冷え込みになりそうですので、くれぐれも体調管理にはご注意下さい。特に、受験生にとっては、大きく力をつけるために、質・量ともに勉強に励む時期ですので、日頃から食事を含めて、体調管理のために注意して下さい。
さて、先週末の11/5-6に、早稲田大学・東伏見キャンパス
http://www.waseda.jp/assoc-ts2011/index.html
で、標記の学会があり参加してきました。学会テーマは、"Evidence-Based Know Howの構築に向けて" ということで、学会会長の基調講演では、鹿屋体育大学水泳部が実践している例を紹介しながら、如何に現場に行かせるエビデンスを出すのか、また科学的根拠あるエビデンスが、すべての選手に適用できるのか、について詳細なデータによって語られました。
シンポジウムは、2つあり、陸上トラックで世界に戦うために、では400mハードル選手で世界で活躍した為末選手が選手の立場から、また指導者、研究者の立場からのシンポジストを迎えて、どのように、科学研究データを現場に、また現場が欲しい科学データとは?が議論された。もう一つのシンポも同様な構成で、「野球の投手の技術向上の新しい視点」について、元プロ野球選手の小宮山さん、ならびに早稲田の若手研究者の最新データを交えて議論が展開された。
以前、よく言われた、「現場と研究とのギャップ」、ということは今回のシンポなどでは聞かれなかった。むしろ、両者が積極的に歩み寄るとともに、選手の定量できないけれども感じている「感覚」へ科学が接近しようと試みたり、選手側も積極的にアイデアを高めるために最新知見を取り入れるようになってきたと感じた。
トレーニング科学は、ある意味、"実践科学"であり、パフォーマンスの現場で応用されることが一つの大きな目標である。今後益々この分野が発展し、日本の、そして世界のスポーツパフォーマンスが発展して欲しいと願っています。そのためには、より科学を理解できる現場、ならびに現場の感覚をも科学的に検証し、さらにそれに磨きをかけるトレーニングアイデアを創り出せる研究者が求められる。このような、選手、現場、研究者の人材養成に、立命館大学スポーツ健康科学部、ならびに大学院スポーツ健康科学研究科は貢献していきたい。
来年の第25回大会は、立命館大学びわこくさつキャンパスで行います。
「トレーニング科学」に関心のある現場(選手、コーチ、トレーナー)と研究者、が一同に会して、日本のトレーニング科学の発展に寄与できる大会にしたいと願っています。
http://www.ic.fc.ritsumei.ac.jp/trainingscience2012/
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今回、私の研究室の院生はじめ、スポーツ健康科学研究科が関わった演題は、7題ありました。院生の新井 慎君が日本トレーニング科学研究賞 奨励賞を受賞致しました。また、思いがけず私も賞を頂戴しました。共同研究者ならびに関係者のご支援の賜です。ありがとうございました。
【忠】
2011.11.06