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2011.11.15

食とスポーツを育む会。

<RecOだより84>
 「食とスポーツを育む会」を滋賀県内にある中学高校のスポーツ指導者の有志の方々と一緒に立ち上げました。

 スポーツをする子供たちの食事を考え、それぞれが実践しているノウハウを学び、情報を発信し、子供たちを強く、大きく育てていこうという主旨の会です。 
 
 
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   写真は、立ち上げにご協力をお願いした先生方との打合せの様子です。
 
 先生方は、高校野球、中学野球、高校ラグビー、中学ラグビー、男子バス ケット、 女子バスケット、柔道、アメリカンフットボールの指導者。それぞれのスポーツ で、実績を残してきた方々です。

 現状を報告しあい、問題点を再確認し、今後の方向性を話し合いました。 

 高校生と中学生、そして同じ高校生でも、女子と男子、公立と私立、屋内競技と屋外競技、夏期種目と冬期種目、等々に色々な違いがあり、それぞれの環境の中で、それぞれの苦労があることを、あらためて知りました。 

 活動量の多い成長期にある選手達の食事について、彼・彼女らを取り囲む大人達と一緒に、上記のようなそれぞれの課題について向き合い、具体的な策を講じて実践、そして評価に至るまで、じっくり寄り添って一緒に考える会にできればいいな、と思っています。


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 食とスポーツを育む会では、12月4日(日)に、スポーツ指導者と保護者を対象にした
「第1回 食スポ・シンポジウム~勝てる身体を育むため に~子供たちの食は生きているか」を開催します。

  会場は、立命館大学びわこ・くさつキャンパス ラルカディア103。
 
 参加費は無料です。
 
 申し込みは、住所、氏 名、年齢、職業、参加人数を明記の上、info@shokuspo.jp までメールをお送りください。

 定員に達し次第締め切りになります。
 当日は、お送りいただいたメールをプリントしてご持参ください。
 


 




ご参加をお待ちしています。【abc.】 





2011.11.14

友人の結婚式

3回生からのゼミ選択のためのレポート(志望動機)の締め切りが終わり,これからいよいよゼミ確定に向けて動いていきます.一期生にとっても,教員にとっても初めての経験で,お互いにどんな出会いがあるのか,非常に楽しみです.

週末に友人の結婚式がありました.写真の二人です.阪神タイガース優勝!の宴会ではありません.れっきとした結構披露宴での写真です.本学の教養教育(スポーツ方法実習)の非常勤講師(新郎,上先生:京都市立芸術大学),と嘱託講師(新婦 空閑佐智子先生)としてお世話になっています.

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お二人のおつきあいの歴史は長いようで,BKCの開設から今までの長さに近いようです.ご両親も,二人の友人も「まだかまだか」と常に話題に上っていました.私もお節介をやいて,「婚姻届,変わりにだしといてあげよか?」などと要らぬことを話していました.

上先生は,【キム哲】先生の先輩で,京大の大学院で,心臓自律神経系の研究をされていました.また,佐智子先生は,同じく京大の大学院で家森先生のしたで,「マサイ族の健康,栄養調査」に取り組まれていました.研究者同士でもあり,かつ大の虎キチファンです.

長い春ののちに,めでたく結婚式をあげた二人ですが,通常では考えられない「ユニークかつお二人の人柄と周囲への感謝」を感じさせる趣向を凝らした内容でした.集まった家族,友人,先輩,先生方を最大限もてなし,喜ばせ,笑わせ,感謝の気持ちを表そうという内容でした.堅苦しくなくするために,「ノーネクタイ」での会でした.若い(!?)お二人の入念に準備された雰囲気をうまく伝えられませんが,見間違えればただの宴会でありながら,お二人がこれまでに受けた愛情とチャンスへのお礼の気持ちが十二分に伝わる結婚式&披露宴でした.

「人をおもてなしする」には相手への深い感謝と愛情が必要であることを再認識させてもらいました.研究の方では,【ab】先生のところの院生と「味覚」の研究でお世話になっています.「味わいのあるおもろい夫婦」へこれから磨きをかけてくれるでしょう.

<<今週のちょっと,もっと,ほっとな話>>

【キム哲】先生が,ポッキーの日にめでたく入籍されたようです!

今年は,1が6つも並ぶ日になりました.たくさんの幸せが並びますように.

おめでとうございます

【忠】

 

 

 

 

 

 

2011.11.13

スポーツ健康科学部進学相談会が東京で開催されます!

すっかり秋を通り越し、冬のような寒さが続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

11/23 (水・祝) の、10:00 〜 15:00 まで、
体育進学センター代々木校 で、
スポーツ健康科学部進学相談会 が開催されます。

関東の受験生の方で、立命スポ健には興味あるけど、
なかなか直接我々の話を聞く機会がないという方に、
スポーツ健康科学部の事を知ってもらえる絶好の機会です。
予約不要で、入場無料ですので、気軽に参加して下さい。

当日は、私も参加させて頂きます。
ぜひ皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

それでは、また。失礼致します。
                                         敦

追伸: 下のちらしは、春から、どんな活動をスポ健の学生が行っているか、
ピックアップしたものです。(Fさん、デザインありがとうございます)


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2011.11.12

女子ホッケー部も頑張っています

今回は、柊野グランドで練習している女子ホッケー部の小澤有理さんにホッケーの事を教えてもらいました。ホッケー部は現役選手とOB会が力を合わせて、チームを発展させてきた伝統のあるチームです。
男子は、皆もご存じのように社会人含めた全日本選手権で優勝と素晴らしい戦績を収めましたが、女子も関西リーグで優勝し、インカレ3位と凄く強いチームなのです。

IMG_0145.JPG選手皆でキャプテンがリーダーシップを発揮できようサポートする最高のチームだといいます。そういったチームワークが女子ホッケー部の強さなのですね。

小澤さんは、MFのポジションで頑張っています。スティックを持って自陣から敵陣へと走り回るハードなポジションの選手とは想像もできないほど穏やかな印象を受けました。

ホッケーはボールをスティックで転がしパスやシュートを繰り返す種目で、35分の前後半(70分)人工芝上を動き回ります。どうしても前かがみ(前傾姿勢)の姿勢でプレーすることが多いため、腰痛を持った選手が多いそうです。
私は何度か試合を見たことはありますが、本当にきついなと感じる競技ですね。


小澤さんらホッケー部のメンバーは、授業終わって柊野まで移動することから平日はほとんど練習できなくて、土日にしっかりとその不足分を取り戻しているそうです。
来年は、男子に続き日本一をぜひ勝ち取ってくれることを願っています。


ところでスポーツ健康科学部の学びについて聞いてみると、小澤さんはスポーツ健康科学部の多くの仲間から選手としての涙、選手やチームを支えている時の苦しさや子供らを指導している時の悩みなど様々なスポーツ文化の情報を交換できるところが最高だと話してくれます。


そういった多くの仲間と接していることから、スポーツマネジメント分野に非常に興味を持つようになったそうです。特にスポーツを観戦しエネルギーも貰えるようなイベント事業を行うことが夢だそうです。
私は小澤さんからホッケーのお話を聞き、授業でもっともっといろんな競技の紹介をすべきだと思いました。笑顔でホッケーについて話してくれた小澤さんに感謝しています。ホッケーのことをもっと勉強してみたいと思いました。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2011.11.11

今日は何の日?

Hassyです。

昨日は早稲田大学スポーツ科学部の宮本先生を招聘し、スポーツのサイエンスの授業で「走りのバイオメカニクス」について講義していただいた。
宮本先生は以前もブログで紹介しましたが、私の予備校時代からの友人で、その後大学でのクラブ活動や学科を含め、同じ道を歩んできた同志です。
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基本的な身体活動である「走る」「跳ぶ」をスポーツ科学分野ではどのように「サイエンス」するのか、ボルトやパウエルといった超一流スプリンターの興味深い画像やデータも含め、大変面白い授業を展開して頂きました。(私もよくわかるのですが、講義中によく動作を自演してしまいます。宮本先生も気持ちが込められ、思わずスライドの様に走り出しの姿勢をとっています。もっとも、周囲の学生はスライドを真剣に注視し、宮本先生の動作には気付いていないようです。。。)

さて、今日2011.11.11は何の日でしょう?
、、、そうです、キム哲先生の入籍の日です。おめでとうございます!!
婚約者の誕生日だそうで、忘れられない日ですね。(アップ時刻に着目ください!)


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スポ健2回生がお祝いの寄せ書きを書いてくれたそうです。本当に嬉しそうでした。
色々と相談出来る兄貴的存在として慕われているのが伝わる寄せ書きでした。
女子学生ばっかりの寄せ書きなのは気になるところですが、婚約者との幸せな雰囲気は抜群でした)

本当におめでとうございます。
本日の午後11時11分を楽しみにしています。

2011.11.10

トレーニング効果!

 毎週水曜日の2時間目にスポーツ方法実習II「エクササイズ」を担当しています。先週の授業の最後にTabata protocolの紹介!ということで、IZUMI先生が考案された、Tabata protocolのアレンジバージョンをやってみました。さすがに本当の?Tabata protocolは全員無理なので。。。(きっと院生のみなさんは、それをよく理解していることでしょう)バーピージャンプを各自のペースで20秒×7セット(休息10秒)。みんなヘトヘト...私も追い込むのは好きなので、みんなと一緒にやりました!


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タイム係は足を怪我していた学生さんにお願いしました。タイムを間違えたらいけない!と緊張したとのこと(笑)みんな追い込んでいる中で間違えたら!?と思うとかなりのプレッシャーだったかもしれませんね(^^;;

セット数が増えるにつれて、「次のセット、5秒前!...」というカウントに、ついに「えー!!早いー!」という声が。。。(これを言われるとカウントしている方は辛いんです。。。)

みんな、自分のペースで行えました。終わった直後はシーンとして、みなさん疲労で放心状態。。。授業後、「先生、これ、めっちゃ、やった感(達成感?)があるー!」との感想が聞けました。確かに、セット間の10秒は、感覚的には無いようなものなので、「やった!」という充実感が得られるのでしょう。

そして昨日の授業では「先生!今日もあのトレーニングやりますか!?」と女子の学生さんからリクエスト??がありました。「もちろん!」と答えたものの、本当は少し違うことを考えていましたが、毎回やることも、自分の身体の変化に気づくという意味で、授業として興味深いかも!?と思い、毎週、みんなでがんばることにしました。2年生の國島さんが「これ、みんなと一緒やからできる〜」と。確かに一人だと精神的にキツいですね(^^;)他学部の学生さんたち同士、交流を持つということも私の中の目標の1つにしているので、自己紹介なども取り入れています。

昨日は念願の写真が撮れました(上の写真です)!先週は私も皆さんと一緒にやって、すっかり忘れていました。タイムを取るのは部活で慣れていたはずが、長距離の私にとって、2010秒のショートすぎるインターバルは、集中しないと混乱してしまうので、写真がいまいち。。。でもみんなのがんばりは伝わると思います!

Tabata protocolの次の日、筋肉痛になった学生さんが多かったようですが、今日はどうかなあ...と期待しながら、来週また尋ねてみる予定です。週に1回でも、トレーニング効果?が得られて、次の日の筋肉痛がだんだん軽減されて行く、こんな身体の変化に気づいてくれるかなあ。。。と期待しています。少しずつ負荷を変えてみたり...「トレーニングの原理・原則」自身の感覚の中で学んでもらえたら、とも感じています。

2010秒のTabata protocol、第二弾として、各自がアレンジバージョンを作成してみる!というテーマも良いかなと検討中です!
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授業は30名程度のクラスで、2人組で自分たちの目標を設定し、トレーニングしていくという形式で行い、毎回、トレーニング日誌(そんな大げさな物ではありませんが)を記入し、最後はやったことをレポートにまとめます。2回に1回は、少しトレーニングの基本を話し、あとは、いろいろアレンジしてトレーニングしていきます。危険なことだけは注意を促しつつ、学生さんたちの自由な発想を大切にしたいと思っています。

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10月は体力測定で、パワーマックスV、シットアップをやりました。追い込むことが好きな元気な学生さんが多いです。学生時代に授業でやったことが懐かしくて私もやってみました。もともとパワーはありませんが、かなり値が低下していて、分かっていたにもかかわらずショックを受けました。

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左:小さなメディシンボールでキャッチボール。かなりハードです。(よそ見して怪我のないよう、注意が必要ですが)
右:大阪マラソンのTシャツだそうです。
完走、本当に素晴らしいです!
おもしろかったので、写真を取らせていただきました!

学生さんたちの中には、中学の時、吹奏楽部だった経験から、高校、大学とJazzをやっている人や、先日の大阪マラソンを3時間台で完走した学生さん(テニスサークルに入っているのだそうです!)、PANTHERSのトレーナーをやっているという学生さんもいて、とてもユニークなクラスです。やっぱり学生さんと話せる機会が多い授業は楽しい!と改めて思います。これからもみなさんと一緒に授業を作って行きたいと思っています。


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さて、先週から今週にかけて、母校の東北大学の研究室に免疫染色の実習に行ってきました。
お世話になった恩師からのお声かけで行ってきました。実験動物の筋肉を採取し、切片を作り、スライドガラスにのせて、筋組織を染色して顕微鏡で観察します。院生さんたち、土日にも関わらず、がんばっていました。「私で役に立てることがあればお手伝いを!」と思っています。他人に教えることは結構労力を使うので大変ですが、恩返しの一つになればと思っています。大学のあちこちにはヒビ割れがあり、改築工事が進められている建物もありました。しかし何よりも、お世話になった先生方、後輩たちが元気な姿だったことに安心しながら帰路につくことができました。





2011.11.09

学びの秋の一つの風景?!

117日、後期の「研究入門」前半最後の授業。「健康を社会科学する」クラスでの中間まとめプレゼンテーションの日だった。

授業は、前期担当のクラスと同様、私の研究領域に引き寄せた『「研究入門」―学校保健分野で考えたいこと―』を資料(「テキスト」に代わるものとして)として配るところから始まった。

資料について言えば、折角「テキスト」代わりとしているので、クラスの学生にしっかり読み解く作業を課すべきだとも思ったが、「積極的に一読して、健康分野での問題・課題の一端に触れてほしい。そこから研究を進めるにあたって、社会科学的な接近の仕方のヒントを見つけて欲しい。」ということに留まっていた。

1章から10章までの書きなぐりの資料は、「付録」を含めて49頁になる。こうした分厚い資料を最初に配布されるだけでも、かなり「意欲」は減退するかもしれない。   

さらに追い討ちを掛ける様に、細かな図表を読み込んで、そこから健康問題への関心を引っ張り出すだとか、「新聞記事」を読み解くなどの課題を突きつけて行ったので、辟易したところもあったことだろう。

 例えば、113日は日本国憲法の公布された「文化の日」。この憲法条文の中で、「文化」の文字が使われているのは「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。・・・」と謳われる第25条だけ。「健康文化」が語られる所以でもある。健康の主体はもちろん一人ひとりの人間である。しかし、実際の生活場面での様々な事柄との密接な関係性の中でこそ、健康づくりは行なわれることになる。そのようなときに健康がどのように「文化」と結びつくのか? そうしたこと自体が研究課題になり得る。様々な「面倒」でもある関係性を学生には学んでほしかった。

 私が提示するのは「健康を社会科学する」中身の一端。殆どの学生の問題関心は、「健康」そのものではない。そんな中、「健康問題」とは離れた問題関心ではあったが、それぞれの「テーマ」のもと、研究課題、研究対象・方法など、グループ毎に着実な作業を進めつつあった。大半が「研究入門」の授業以外での基礎作業で、負担ではあっただろうが、途中経過としてのプレゼンテーションはしっかりした内容のものばかりだった。

 7分の発表で、3分の質疑応答。他のグループへの質問は、あまり多く見られなかったが、最後に提出してもらった「プレゼンテーション報告」では、自分たちの研究作業の「自己評価」とともに、他のグループへの問題関心など、丁寧に記述されていた。6つのグループのうち、残念ながら1つのグループはメンバーの不揃いもあってプレゼンテーションには至らなかったが、後期最終のプレゼンテーションに向けて具体的な作業を進めていってほしい。 mm

2011.11.08

RecOセミナー最終回。

<RecOだより 83>

 大阪ガスとの共同企画全6回の「RecOセミナー」の最終回が、先週の火曜日、11月2日に開催されました。

 今回のテーマは「スポーツレシピの実習」ということで、海老研院生考案の「選手向けのおやつ」を紹介し、その意味を学び、実際に作り、味わいました。

 
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レシピは秋という季節を意識して「さつまいもとりんごのケーキ」と「秋の豆腐白玉」。

 写真はダッチオーブンいっぱいに焼き上がったケーキです。







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 それに加え、ハロウィン直後ということで、院生の計らいにより、ダッチオーブンで作った大きなかぼちゃのプリンが加わりました。

 また、後半は、できあがったおやつをいただきながら、6回のセミナーの総括です。
 参加者ひとり一人がこのセミナーで学んだことや感想を発表しました。
 



 参加者からの意見で多かったのは「エネルギーについて、食について今まで考えたことのなかった切り口から学ぶことができた」「これらを深く考える貴重な体験となった」「これからの生活でも意識し続けたい」「これからも続けて欲しい」等。


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 この日は大阪ガスから5人のみなさんにご参加いただきました。
 最終回である今回は、それぞれの方から総評をいただきました。

 セミナー全6回中、5回お越し頂いた、大阪ガスおきゃく様部の小川部長からは
 「会社のある大阪から来て、大阪の南の方にある自宅に帰ることを考えると、ここ(RecO)は結構遠いのですが、みなさんの笑顔に会えると思うと、ついつい脚がこちらに向いていました。素敵な会になってうれしいです」との感想を、温かい笑顔と共にいただきました。



 また、このセミナーを支えていただいた、スポ健事務室のみなさんにも感謝です。
 次の作戦を練りながら、一端、RecOセミナー終了です。
 皆さん、ありがとうございました。【abc.】

<今週の別腹>
 

学部生【K】さんと院生【C】さんコンビ作。

ダンベル型豆腐白玉。
ピーナッツにも見えるかな?

とってもおいしそうな仕上がり。
見た目も含めトレーニングの後にもってこいの補食ですね。
 
 


 

2011.11.07

第24回日本トレーニング科学会大会

秋になったとはいえ、まだまだ暖かい日が続きます。これから、急激な冷え込みになりそうですので、くれぐれも体調管理にはご注意下さい。特に、受験生にとっては、大きく力をつけるために、質・量ともに勉強に励む時期ですので、日頃から食事を含めて、体調管理のために注意して下さい。

さて、先週末の11/5-6に、早稲田大学・東伏見キャンパス

http://www.waseda.jp/assoc-ts2011/index.html

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で、標記の学会があり参加してきました。学会テーマは、"Evidence-Based Know Howの構築に向けて" ということで、学会会長の基調講演では、鹿屋体育大学水泳部が実践している例を紹介しながら、如何に現場に行かせるエビデンスを出すのか、また科学的根拠あるエビデンスが、すべての選手に適用できるのか、について詳細なデータによって語られました。

シンポジウムは、2つあり、陸上トラックで世界に戦うために、では400mハードル選手で世界で活躍した為末選手が選手の立場から、また指導者、研究者の立場からのシンポジストを迎えて、どのように、科学研究データを現場に、また現場が欲しい科学データとは?が議論された。もう一つのシンポも同様な構成で、「野球の投手の技術向上の新しい視点」について、元プロ野球選手の小宮山さん、ならびに早稲田の若手研究者の最新データを交えて議論が展開された。

以前、よく言われた、「現場と研究とのギャップ」、ということは今回のシンポなどでは聞かれなかった。むしろ、両者が積極的に歩み寄るとともに、選手の定量できないけれども感じている「感覚」へ科学が接近しようと試みたり、選手側も積極的にアイデアを高めるために最新知見を取り入れるようになってきたと感じた。

トレーニング科学は、ある意味、"実践科学"であり、パフォーマンスの現場で応用されることが一つの大きな目標である。今後益々この分野が発展し、日本の、そして世界のスポーツパフォーマンスが発展して欲しいと願っています。そのためには、より科学を理解できる現場、ならびに現場の感覚をも科学的に検証し、さらにそれに磨きをかけるトレーニングアイデアを創り出せる研究者が求められる。このような、選手、現場、研究者の人材養成に、立命館大学スポーツ健康科学部、ならびに大学院スポーツ健康科学研究科は貢献していきたい。

来年の第25回大会は、立命館大学びわこくさつキャンパスで行います。

「トレーニング科学」に関心のある現場(選手、コーチ、トレーナー)と研究者、が一同に会して、日本のトレーニング科学の発展に寄与できる大会にしたいと願っています。

http://www.ic.fc.ritsumei.ac.jp/trainingscience2012/

 <<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

今回、私の研究室の院生はじめ、スポーツ健康科学研究科が関わった演題は、7題ありました。院生の新井 慎君が日本トレーニング科学研究賞 奨励賞を受賞致しました。また、思いがけず私も賞を頂戴しました。共同研究者ならびに関係者のご支援の賜です。ありがとうございました。

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【忠】

 

 

 

2011.11.06

スポーツ健康科学部企業セミナーが開催されました

まだ関西では紅葉が始まったばかりで、
なかなか秋本番という感じではありませんが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

11/2 (水) の朝から、学部生対象の
「スポーツ健康科学部企業セミナー:社会が求める人材とは」
が、開催されました。

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このセミナーは、一回生から、しっかりと将来のキャリアイメージを
持ってもらうことを主眼にしており、今回は、
アークレイ株式会社ミズノ株式会社株式会社ルネサンス
三社の人事担当の方にお越し頂いて、話をして頂きました。

スポーツ健康科学分野は、いつもお伝えしているように、
文理融合の非常に幅広い分野なので、多種多様な分野が
進路の対象となります。我々の学生には、
狭い視野・職業イメージに捕らわれるのでなく
きちんと知識を身につけ、様々な分野に進んで行ってもらいたいと願っています。

それでは、また。失礼致します。
                                     敦