今日の基礎演習は、キャリア企画でした。
4回生の内定者8名が参加してくださり、代表3名のプレゼン、
そしてみなさんと岡本先生とのパネルディスカッションでした。
4回生のそれぞれの進路は、スポーツ関連企業だけでなく、
食品メーカー、教員、そして国税局など多岐にわたります。
スポ健の学生がスポーツ・健康の領域のみならず、
多方面での活躍を期待される人材であるということ、
そしてなによりも、それぞれの学生のプレゼンは受け答えを見ていると、
この4年間でさらに成長をされた、とても頼もしい姿が見られ、
とても嬉しくなりました。
去年もそうでしたが、今年も、メモをとりながら聞いていました。
「当たり前のことが簡単に当たり前にできるようになってこそ、一人前」
「就職は、『縁』である」
「自分の選択で迷うことがあったら、つねに自分にとって厳しい方を選ぶ」
これらの言葉は、まさに今の自分にとっても、不安を抱えている部分です。
そこに強い、素敵なメッセージを頂けたと思っています。
また、言葉ではないですが、どの学生も、
「目標」とその先の「チャレンジ・テーマ」、あるいは「夢」というように、
到達すべき目標と、その先の発展目標をきちんと見通していることに驚きました。
わたしも目先の目標だけでなく、大きなチャレンジテーマをもう一度かかげたいと思います。
彼らよりも随分と年齢を重ねた私ですが、
今日の企画で、また新たな挑戦をしていく強い自信をもらえました。
そして、2限目の最後には、一回生を前に、自分のこうした思いを伝えました。
一回生も真剣に聴いてくれたと思います。
2回生になると課外活動の充実やゼミ選択など、大学生活がより充実したものになるでしょう。
彼らがさらに飛躍してくれることを願います。
====おまけのお話====
水曜日は、再履修のとある科目を受け持っています。
毎回、人数はとても少ないのですが、個別の進度になるべく答えられるように、
そして、基礎的な部分も丁寧に伝えることを意識して授業を進めています。
そこでの学生さんから、「この授業をとって、ほんとうに良かった」という感想を聞きました。
分からないところを、これまではそのままにしていたけれど、理解できると嬉しいし、
苦手分野が一つなんとか克服されそうだ、ということでした。
この言葉を聞いたとき、ああ、やっぱり私はこういう関わりがしたいんだ、
つまずいている子どもや学生に寄り添い、「わかった!」という顔を見たいんだ、と心底思いました。
なかなか大学での大講義では難しいことですが、
こういう関わり、そして丁寧なやりとりをなるべく大切にしていかないといけないのですね。
学生のこうした言葉に、嬉しくもあり、ほかの授業でなかなかそれができていないことを大反省します。
後期の授業は、残り一週ほどになりました。
締めくくりをどうしようか、、、工夫をして、丁寧に臨みたいと思います。
ma34.
