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2015.01.07

一回生基礎演習 キャリア企画

こんにちは。ma34です。

今日の基礎演習は、キャリア企画でした。
4回生の内定者8名が参加してくださり、代表3名のプレゼン、
そしてみなさんと岡本先生とのパネルディスカッションでした。


4回生のそれぞれの進路は、スポーツ関連企業だけでなく、
食品メーカー、教員、そして国税局など多岐にわたります。

スポ健の学生がスポーツ・健康の領域のみならず、
多方面での活躍を期待される人材であるということ、
そしてなによりも、それぞれの学生のプレゼンは受け答えを見ていると、
この4年間でさらに成長をされた、とても頼もしい姿が見られ、
とても嬉しくなりました。

去年もそうでしたが、今年も、メモをとりながら聞いていました。

「当たり前のことが簡単に当たり前にできるようになってこそ、一人前」
「就職は、『縁』である」
「自分の選択で迷うことがあったら、つねに自分にとって厳しい方を選ぶ」

これらの言葉は、まさに今の自分にとっても、不安を抱えている部分です。
そこに強い、素敵なメッセージを頂けたと思っています。

また、言葉ではないですが、どの学生も、
「目標」とその先の「チャレンジ・テーマ」、あるいは「夢」というように、
到達すべき目標と、その先の発展目標をきちんと見通していることに驚きました。
わたしも目先の目標だけでなく、大きなチャレンジテーマをもう一度かかげたいと思います。

彼らよりも随分と年齢を重ねた私ですが、
今日の企画で、また新たな挑戦をしていく強い自信をもらえました。

そして、2限目の最後には、一回生を前に、自分のこうした思いを伝えました。
一回生も真剣に聴いてくれたと思います。

2回生になると課外活動の充実やゼミ選択など、大学生活がより充実したものになるでしょう。
彼らがさらに飛躍してくれることを願います。

====おまけのお話====
 
水曜日は、再履修のとある科目を受け持っています。
毎回、人数はとても少ないのですが、個別の進度になるべく答えられるように、
そして、基礎的な部分も丁寧に伝えることを意識して授業を進めています。

そこでの学生さんから、「この授業をとって、ほんとうに良かった」という感想を聞きました。
分からないところを、これまではそのままにしていたけれど、理解できると嬉しいし、
苦手分野が一つなんとか克服されそうだ、ということでした。

この言葉を聞いたとき、ああ、やっぱり私はこういう関わりがしたいんだ、
つまずいている子どもや学生に寄り添い、「わかった!」という顔を見たいんだ、と心底思いました。

なかなか大学での大講義では難しいことですが、
こういう関わり、そして丁寧なやりとりをなるべく大切にしていかないといけないのですね。
学生のこうした言葉に、嬉しくもあり、ほかの授業でなかなかそれができていないことを大反省します。

後期の授業は、残り一週ほどになりました。
締めくくりをどうしようか、、、工夫をして、丁寧に臨みたいと思います。

ma34.







2015.01.06

本年もよろしくお願いします

Hassyです。

みなさん、明けましておめでとうございます。
どのようなお正月を過ごされたでしょうか。

私は最近では毎年恒例になっている如意ヶ嶽(いわゆる大文字山)に登って参りました。
地元京都の街並みを一望しながら、今年の展望を整理致しました。

(翌日は京都は大雪となったわけです・・・)

外の天候もいまいちでしたので、年末年始はたまった仕事を猛烈に処理しておりました。
お陰で、いい1年の始動ができたのではないかと思います。

そして、本日から授業がスタート!
ゼミ生の何人かは風邪をひいたりしておりました。
これから卒論発表やテストなど、年度末の重要なイベントが多くあります。
自己管理をしっかりして、成功させて欲しいと思います。

では、今年もよろしくお願い致します。

2015.01.05

2015年 ホップ・ステップ・ジャンプ

2015年がスタートしました!

あいコアの星をご愛読いただいている皆様

明けましておめでとうございます

 

 

皆さんの今年のお正月は如何だったでしょうか?また、今年の初夢はどのようなものでしょうか?

上の写真は我が家の今年の年賀状です。愛犬、チャッピー君は今年4歳になります。3.11の東日本大震災の前後に被災地で産まれたようで、縁あって3年前から我が家の一員になっています。来た当初は、痩せていて、不安そうな眼をしていましたが、今ではしっかりと肉がつき、子犬のように愛嬌の良い性格で可愛がられています。チャッピーをみるたびに、震災で被災された方々、土地の着実な復興を願わずにはいられません。今年、その復興が今まで以上に加速することを心から願っています。

 

さて、2015年はスポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科の開設6年目となります。今年の3月には博士号の取得者を社会に送り出せ、いよいよ学部・研究科ともにワンサイクル回ったことになります。そして、いよいよ2010年に学部1期生として入学した学生が、博士課程後期課程へ進学する年となり、まさに第2ステージとなります。三段跳で言えば、ホップの次の「ステップ」の段階となり、今まで以上に「スポーツ健康科学の最先端」を切り開いていく人材の育成が期待され、求められる段階となります。その一つのキーワードが、「グローバル化」であるのは間違いありません。大学院教学の高度化、グローバル化の課題をさらに進めて、グローバルスタンダードにかなう人材育成のためのシステム、組織づくりが求められます。

 

その先は、「ジャンプ」の段階で、スポーツ健康科学のさらなる浸透により、「世の中が元気で明るくなる」状態になることを願っています。ちょうど5年後には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、国民のスポーツのもつ力の再認識と自らの動く身体への関心が高まる時期と重ねながら、スポーツ健康科学の成果がより活用される時代となるでしょう。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

年末の休暇中に、F林先生を中心とした三段跳の動作解析実験を行いました。ラルカディアの廊下にタータンマットを敷いて走路をつくり、着地はウレタンマット。今回は28日に行う本実験のパイロット実験でした。28日には、この間の日本選手権の覇者たち(全員16mジャンパー)が集結して実験を行います。その中には、F林先生、学部1回生のT橋君もいます。おそらく、この中から東京オリンピック代表選手が出るでしょう!オリンピック選手になるまでのプロセスが追える研究でもあります。興味ある方は是非覗いてください。

【忠】

 



2015.01.04

アメリカ便り (12): A Happy New Year!

日本の皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

日本ではお正月と言えば、明けましておめでとうメール、
初詣や年賀状など、様々な新年を迎えたことを実感するものがありますが、
アメリカでは、驚くほどに新年を実感することがありません。

ニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウンイベントは、
100万人以上が参加して盛り上がりますが、
ワシントンDCは、新年を迎えてお祝いするという雰囲気は
見事なまでにありません (笑)

感覚的にはクリスマス休暇のただの一日という感じで、
普通にクリスマスツリーが飾られています。
一般の人も 1/2 から仕事です。




写真は、National Gallery of Art の中の一枚です。

自分の文化では当たり前のことが、
実は当たり前ではないことを実感する、
言い換えると「自国の文化を相対化する視点」をもつというのが、
語学を学ぶ以上に、海外で暮らすことの貴重な面です。
ぜひ受験生の皆さん、大学生・大学院生の皆さんも
円安で生活は大変ですが、留学することを検討して下さいね。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日をお過ごしください。

<<街でよく見かける英語表現#12>>
こちらではクリスマスセールが続いていて、
"UP TO 40 percent OFF on selected items"
(限定商品最大40パーセントオフ) というように
"up to" という表現をよく見かけます。
"up to〜" は、受験英語では、「〜まで」や
”It's up to you." という表現を習いますが、
よく値札を調べずに、40 パーセントという数字につられて買おうとすると、
40パーセントオフもなく、さらに selected item でもないと、
「失敗した!」ということになりますので、注意しましょう。



2015.01.03

謹賀新年 賀正 迎春 初春のお慶び…

あけましておめでとうございます。
日本列島、猛烈な寒波に見舞われ、京都でもかなりの積雪でした。
正月とはいえ、これほど雪が積もれば、凧揚げや独楽廻し(さすがに、最近のお子さんはしませんか…)ではなく、街中には、“雪だるま”がいっぱい…(笑)

穏やかで、微笑ましい1年を過ごしたいものです…


Jin


2015.01.02

変わりゆく風景

家の近く、徒歩一分のところにお寺があります。幼い頃は、敷地内の山の中でよく遊びました。そこらじゅうの木に登り、段ボールを使って滑り降り、なかなか見つけることのできないかくれんぼをして毎日のように駆け回りました。両親が共働きだったため、学校が終わると学童保育で時間を過ごすはずでしたが、毎日のように逃亡しては山に入っていました。お寺の和尚さんに怒られるたびに「わ~」と逃げていましたが、子どもながらに和尚さんが私たちのことを心配してのことだと理解でき、みな和尚さんのことが好きでした。そのお寺も時間の経過と共に代替わりが進み、それに伴いお寺は刻々と姿を変えました。通学路として使わせてくれていたお寺の中の道は封鎖。3分で通えた小学校は20分の道のりに。金ピカのお堂がいくつも建てられ落ち着いた趣は姿を消していきました。敷地のあちこちに「犬の散歩見つけたら1万円」「無断駐車したら2万」などの貼り紙が貼られ、何か所からも入ることのできた開放的なお寺は、1か所の入り口を残しすべて閉鎖されました。その変化と共に地元の人が足を運ぶこともなくなり、閑散としています。除夜の鐘の時間になると家の前をわいわいがやがや通っていた人たちの気配も今年はなく、なんとなく寂し気持ちになりました。都会の風景が劇的な速さで変化するほどではありませんが、地域と共にあったお寺まで変わっていくことが異次元にも当然にも思う不思議な感覚です。2015年、またいろいろなことが変化していくのだと思います。変わりゆく風景の中で、私もまたその一つになるのかもしれませんが、変わりたくない私自身の風景を大切にしたいと思います。

皆様の2015年が素晴らしい年になりますように。

2015.01.01

あけましておめでとうございます

2015年が始まりました。スポーツ健康科学部・研究科が誕生し、今年度末で丸5年が経過します。既に、学部の卒業生、大学院博士課程前期課程(修士課程)の修了生は社会で活躍をしていますが、3月末の博士学位取得を目指し数名の大学院生が準備を続けています。そして、4月からは新たな仲間がスポーツ健康科学部・研究科に加わります。卒業生や修了生が残してくれた良き伝統を引き継ぎ、さらに良い学部・研究科へと発展できるよう教職員一同、頑張ります。

本年が皆様にとって実り多き1年となりますことをお祈り申し上げます。

2014.12.31

一年、ありがとうございました。

こんにちは。ma34です。

とうとう、大晦日になりました。
昨晩は、今年一年で成し遂げられたこと、成し遂げられなかった課題について
あれこれと思いを巡らせていました。

今年は私のはじめてのゼミ生が卒論を無事に提出できたことが
もっとも大きな出来事でした。
途中、自分自身の指導不足を多々実感することもありましたが、
学生さんの頑張りと洞察力が発揮される場面も多く有り、
私の方が学生から学ばされることも多かったと思います。

一方で、課題は、きりがないほどあります。
研究も教育も両輪がそろってこそ、なのですが、
研究ではお世話になる学校現場が広がり、素敵な先生方に囲まれ充実した一年となりましたが、
教育の面では、私自身が授業をしていて面白い!と思う授業(満足いく授業)は
数えるほどでした。

そんな思いから、この冬休みは斎藤喜博の『授業』や東井義雄著作集をちょっとずつ読み返し、
反省をしています。。。

そして、私に圧倒的に足りないのは、学生の実態をよく把握すること。
教える(教え込む)ことに一生懸命になりすぎて、
ぜんぜん相手が見えていないことが大きな課題だと気づきました。

新しい年には、学生とよくコミュニケーションを取り、色々と挑戦してみようと思います。

もう一つやり残した課題があります。
フェイスブックでも同じことを書いたのですが、
2015年は、「戦後70周年」を迎えます。

そこで、わたしにできることの一つとして、
スポーツと平和に関する写真展(英語版)を和訳し、
スポ健やBKCのどこかで展示会をしたいと思っています。
2015年3月末の卒業式シーズンに、
いろいろな方の目に触れるものに出来ればいいと思っています。

時間はあまりないですが、協力してもいいよ、という方は
ぜひお声がけください!

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最後になりましたが、

2014年の一年間、お世話になりました方々、
読者の皆様、大変ありがとうございました。
2015年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年は、それぞれの方にとって、
日本で、そして世界で、
これまでの課題が少しでも前にすすみ、
前を向いて輝ける一年になりますように。

ma34





2014.12.30

本年もありがとうございました

Hassyです。

今年もあと2日となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

先日、関西圏で社会人として頑張っているゼミのOB/OGが忘年会を企画してくれ、各人色々な希望あるいは悩みを抱えながら奮闘している様子を伺いました。
ついこの前、卒論と格闘し、卒業して巣立っていったのを思うと、今年も早かったなあという印象です。

そのOB/OG会には参加できなかったですが、現在トレーナーとして頑張っている昨年度の修士卒業生のO14君の研究が先日J Appl Physiolにアクセプトされました。
おめでとう!
そのO14君、とても後輩思いで、今年もちょくちょく卒論を気にかけ、「先生、卒研生はちゃんとできていますか?そろそろハッパかけないとダメですよ!!」といったメッセージを寄せてくれていました。
私の方も背中を何度か押されたわけで、とても感謝しています。
今年も何とか無事、卒論提出は終えましたが、新年早々には卒論口頭発表です。
正月ぼけはないとは思いますが、しっかり準備をしておいて欲しいと思います。

スポ健では、嫌なことを忘れる会ではなく、望み多き来年を見据える会にしようということで「望年会」が開催されました。

Jorge先生の寿のお話など、大いに盛り上がった望年会でした。

皆さんはどのような来年を期待していらっしゃいますか?
私はひとつの大きなチャレンジ目標があり、そのための準備等で年始早々から何かと忙しくなりそうですが、是非、飛躍できるように頑張りたいと思っています。

それでは、本年もブログのご愛読ありがとうございました。
皆さま、よいお年をお迎え下さい。

2014.12.29

ことし最後のゼミ

早いもので、2014年も残り3日となりました。新年に仕事を残さないように!と思いながら、仕事に追われる年の瀬を迎えている先生方も多いのでは?

 

大学の授業は、先週の木曜日で終了しました。私が担当するゼミも木曜日で年内最後でした。卒業論文提出後でしたので、4回生ゼミ(2限目)は、年明けの口頭試問のプレゼン資料を持ち寄って、発表の練習をしました。3回生ゼミ(1限目)では、いよいよ「卒業論文」作成に向けて、『実験計画』について発表してもらいました。4回生も1限目から参加してくれて、3回生の立てた実験計画にコメントしてくれました。

 

3回生には、春の段階から「就活時期」の変更される年であるから、早め早めに卒論テーマ、内容、計画を立てるように話していました。できれば、3回生の春までには、データを取得して、そのあと解析、論文執筆のペースで、ということを意識してくれたのか、春休み中には実験ができそうな計画が発表されていました。担当教員としても嬉しい限りです。

 

ことし1年間、特に前期の間、4回生は1,2限ともにゼミに参加して、3回生の実験スキルを上げてくれ、ゼミの運営のサポートをしてくれました。まさに、3回生の伴走をしながら、後輩の成長を支えてくれました。そのサポートを受けつつ、3回生も研究アプローチを学び、ゼミを運営できるまでに成長してきました。

 

ことし最後のゼミがクリスマスということもあり、ケーキを食べて1年のゼミを締めくくりました。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

ことし1年、いろんな出会い、できごとがありました。また、多くの研究に関わり、情報に触れることができました。元気に身体を保てたおかげです。来年もバリバリ、アクティブに活動できるよう、「運動、栄養、休養」につとめたいと念じています。ブログのご愛読に感謝し、またご愛読の皆様にとって、来年はより一層輝かしい年になりますことを願っております。

【忠】