変なタイトルですが、先週から本格的に授業が始まりました!
話下手な私は、授業をするのは、プレッシャーなのですが、たくさんの学生さんと話しができるので大好きです。後期は「スポーツ方法実習:エクササイズ」という科目を担当しています。トレーニングルームで、自分たちでトレーニングスケジュールを組んで、プログラムを立て、各自の目標を持ちつつ、2人1グループでメニューを考えながらトレーニングを実践してく授業にしています。スポ健の学生さん以外に、理工学部、生命科学部の学生さんも受講しています。
スポ健2年、勝見さん(左)、國島さん(右)。バランスボールを使ってトレーニング!丸い大きなボール!なのですが、いろんな方法があります。私も前期の早朝テニス部(忠先生、Jin先生、ippo先生とのテニスサークル(笑))で、忠先生からちょこっと伝授していただいた「技」があるので、来週、みなさんにご紹介!と思っています。
様々な学部の学生さんが受講しているので、スポーツの現場だけでなく、社会人になった時の協調性、リーダーシップ、コミュニケーション能力などを養うということを大切にしています。初回、「トレーニングってなに?」という話から始まりました。毎回、トレーニングに関連する基本的なことを少しずつ話し、15回の中で、自分の身体の変化を気づきながら自身でアレンジする!ということも目的の1つにしているので、時には簡便にできる体力テストを行ったり、Izumi先生が考案された、Tabata protocolをアレンジしたトレーニングを紹介しようと思っています。実技、指導実習を伴う授業は、教壇で行う講義とはひと味違って、身体を使う、動かすという中から、学ぶことが可能なので、学生さん同士で面白そうなトレーニングを紹介し合ったり、いろんな方法を編み出しながら学んでいるように見えます。「自分たちで授業を作る」というように指導することの難しさも感じつつ、私自身も学生のみなさんから学んでいます。
さて、先週土曜日は高大連携の乙訓高校の卒業研究の測定でした。伸先生、光O先生のご指導を受けながらバドミントン部の生徒さんたちが動作測定をしました。
生徒さんのアイデアを一工夫して、伸先生が「悪いイメージと良いイメージのスマッシュにどんな違いがあるか?」というようなことを、伸先生のご指導のもと、自分たちで測定しました。いつもながら、本当に伸先生の頭の回転の早さ、行動力、素晴らしいなあと感じます。なかなか私には真似できませんが、とても勉強になっています(^^;)
ラケットにマーカーをはりつけ...マーカーつきの全身タイツを装着!これで自分の姿をスティックピクチャー(棒人間?!)として現すことができます。ここから解析しなければならないのですが。。。私にとっては、遠い昔?...授業で習ったバイオメカニクスがとても懐かしいです。
自分たちで動作のチェック!伸先生、光O先生の目が真剣です。
光島先生も生徒さんたちの姿をパシャリ!いつもご苦労さまです。測定中、やっぱり女の子らしく...タイツをはいた瞬間、「わー、もじもじくんやー」とか、待ち時間があると漫画「ワンピース」のおはなしで盛り上がったり(私も大好きなのですが)、ホッとさせてくれる一面がありました。この中から、もしかしたら本格的に研究者を目指す生徒さんが出てくるかも!?と思った瞬間でした。
自分が手がけた研究は、とてもかわいくなってきます。苦労した末に失敗したり...いつまでも大切な思い出になって心に残って行くものです。だから、きっと院生のみなさんも、大変さを感じていると思いますが、ご指導くださっている先生方も同じ気持ちなので(それ以上かもしれません!)、今という時間を大事に、精一杯過ごして欲しいなあと感じています。香