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2011.09.26

日本体育学会 第62回大会

 

20110926-1.jpg昨日の9月25日(日)から9月27日(火)まで,鹿児島県の鹿屋体育大学にて,日本体育学会第62回大会が開催されています.今回のテーマは,「動ける日本人育成をめざして する・みる・ささえる」です.

 

 

 

学問としての「体育」はまさに学際分野で,専門分科会は,体育哲学に始まり,介護福祉・けんこうづくりまで,合計14の分科会に分かれています. 今年の総演題数は,664題です.立命館大学スポーツ健康科学部の先生方ならびに院生も発表していました.

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研究者として,学会は「研究成果の発表の場」です.同時に,研究成果を学問分野へ提供し,意見交換し,議論することでその学問分野の成果を社会へ還元することで,貢献します.研究分野によっては,その社会還元までに時間のかかる分野もありますが,「真理の追究」「新しい研究へのチャレンジ」「メカニズムの解明」に向けて,研究者が心血を注いだ成果を発表する場(学会,研究会)があること自体がすばらしいことです.

 

 

今回,若手の研究者である【哲】先生,【光O】先生と同行させてもらっています.移動中の飛行機の中で,発表直前まで,準備に余念のない【哲】先生の姿勢には,研究発表に取り組む姿勢として非常に感心しています.【光O】先生のアクティブに研究情報を摂取し,自らの研究アイデアに取り組む姿勢にも学ぶところがあります.本学以外の若手研究者も非常に熱心に,学会に取り組み,熱い議論を交わしているのをみて,今後,益々「体育」「スポーツ」が学問として発展するのを感じています.

 

「ちょっと,もっと,ほっと話」

次年度の体育学会第63回大会は,東海大学・湘南キャンパスで,8月22日から24日に開催することになっています.その次の2013年の第64回大会は,立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催することが正式に決まりました.一期生が4回生,大学院も4年目を迎えています.この分野の研究者をホスピタリティ高く迎えるとともに,スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科として,多くの研究成果を発信できるように準備しましょう.

 

【忠】

 

 

 

2011.09.25

大学院生のための自己力向上支援プログラムが開催されます

台風一過で、急に秋めいてきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

立命館では、明日から、いよいよ後期が開始です。
立命館大学では、学部生だけでなく、
大学院生向けの学習支援プログラムも多数行われていますが、
今回は、「英語アカデミックライティング作成のための講習会」
を紹介します。

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期間は、10/31から 12/19 までで、
BKC では、毎週月曜日の16:20 〜 19:30
90分 2コマ で、開催されます。
参加費用は、無料で、
応募資格は、立命館大学大学院生であることです。

大学院では、研究を遂行する上で、英語力は必須です。
何はともあれ、英語が出来ないと、研究が進みません。

応募期間は、9/26 〜 10/7
となっていますので、
ぜひスポ健の院生は応募して下さい。

それでは、また。失礼致します。
             敦




2011.09.24

女子ハンドボール部で活躍する仲間

今回は衣笠の運動部で活躍している仲間を前回の池田君に紹介してもらいました。
衣笠第一体育館で練習している女子ハンドボール部1回生の和泉美春(いずみみはる)さんと横山まりさんです。いわゆるBKCから衣笠への移動組の仲間たちです。

 

CIMG1689.JPG和泉さんは(写真の右側)香川県出身で、横山さんは(写真の左側)愛知出身ですが京都府立高校の出身です。実は、二人とも高校時代からの知り合いで、いつも練習試合や試合で汗を流した仲間だったそうです。
その二人が立命館大学で、同じユニフォームを着ることになって本当に驚いたそうです。毎日助け合いながら勉強にハンドボールの練習に頑張っています。


今は、リーグ戦期間中で大変な時期です。少し黒星の方が多く、後半戦を全力で戦いますと手に力を入れて語ってくれました。
今のチームの課題は、連携プレーにおけるコミュニケーション不足からプレー自体が小さくなってしまうところだそうです。
もっと思い切ったプレーをしていかないと後半戦は勝てないと。そのためにも、練習中からミスに厳しくなるべきだと。
二人と話していて、プレーの話になると顔の表情が「鋭く」なるところが運動部の選手だなと感心しました。

 

今後、横山さんは、自分の意見を出せるチーム作りが必要だと言います。和泉さんは個人の技術は隠れてでも自主練習で向上させ、全体練習ではチーム練習をもっと充実させるべきだと強調してくれました。
きっと二人の力が、3年後(彼女らが4回生)、全国で活躍できるチームに成長させてくれるのではないかなと感じました。


ところで、二人は衣笠近くで下宿しています。南草津付近の下宿より、練習後早く戻れる場所を選んだそうです。朝は公共交通を使ってBKCへ移動し、授業後はシャトルバスなどを使って衣笠に移動します。
お話を聞いて、朝の移動が大変だなと思いました。ぜひ早朝からシャトルバスを走らせてあげてほしいですね。


練習後は、下宿で自炊を楽しんでいますよと話してくれる二人です。やはり栄養学で学んだ「海老先生レシピ」が大活躍しているそうで、練習後の食事を考えるようになったそうです。でも練習後ミーティングが長くなった時は、できるだけ早く食事をする必要から生協で食べているそうです。
衣笠の食堂は、バイキングメニューが充実していますね。ちなみに、ほうれん草がドンと入ったきしめんも美味しいかな(これは私の感想)。


 

後期から多くの授業が入ってくるのが楽しみだそうです。大学って先生と学生の間に距離があると思っていたけど、全くそんなことなくて、先生方と気楽に話せるところが素晴らしいそうです。
来週から授業が始まります。私も仲間らともっと話をするよう頑張ります。

 

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011.09.23

大量の雨を糧に


先日の体力医学会in下関では、立命スポ健の教員、院生、学生は大活躍でした。特に真先生は、予稿集を開けばその名がある!というほど、方々でご活躍でした。
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なかでも、論文による学会賞の受賞は、その最たるものだと思います。
授賞式での賞金は、共同研究者で山分け??

ともかく、おめでとうございます!




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発表では、スポ健学部2回生での授業「研究入門」でも、本研究を材料に授業を展開していることを、授業風景とともに話しておられました。

                                   夜の部は、相も変わらず大活躍の真先生 
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その学部2回生の藤江君は、Moto先生の指導のもと、解析結果を発表することとなりました。
生憎私は発表時間が彼と重なってその勇姿を見れ

なかったのですが、立派な発表だったということです。本人も、大変勉強に、そして刺激になったと言っていました。

さて、学会から戻った敬老の日は、忠先生のブログにもありました、大学院2回生の修士論文構想発表会がありました。修士論文研究の進捗状況を発表し、教員など聴講者からコメントを受け、よりよい論文に繋げられるよう企画されたものです。

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(左写真)緊張な面持ちの大学院生

(右写真)我が誇り初代Gクラス意欲満点カルテット!




国際学会を含めたこれまでの学会発表経験から、落ち着いて堂々と発表している院生や、多くの鋭いコメント、質問にたじろぐ院生など様々でしたが、是非今回得たコメントを肥やしにして、立派な論文に仕上げて欲しいと思っています。

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実は左の我が家の朝顔、しおれて花も咲かせず、「もうだめか、、、」と思っていたのですが、この台風による多くの雨で、見事に命を取り戻したのです!
私たちにとっては迷惑であったこの雨も、花にとっては恵みの雨だったのです。


大学院生さんも、今回多くの叱咤激励を受けたと思います。
是非、それらを忌み嫌う雨ではなく、恵みの雨とし、自身の糧にしていって欲しいと思います。(うまい!と自画自賛するHassyでした)

2011.09.22

アピール力!

 修士課程の頃、「どうなってしまうかと心配するより、どうするかを考えよう!」、こう見えても結構楽観主義(Optimist)?のんき?な私は、自らアクションをおこすことを考えていました。「アクションをおこす」にも様々な方法があると思います。私の場合、話すことは得意ではありませんが、文章では何とかなる!と、他人よりスピードもありませんが何とかやっています。小学校の卒業式の日、担任の先生から「あなたは話すことでアピールするのは下手でも、作文や紙芝居、行動力で必ず勝負して行けるから、努力を続けなさい、それを怠ったら絶対にダメ」と言われたことを時々思い出します。担任の先生の人を見抜く驚き、その言葉にとても感謝しています。

 東北大学にいた頃、「どうして、あなたはメールではこんなにいろいろ意見してくるのに発言しないの?」と外国から来られていた先生にたずねられたことがありました。時には「筆談」してみたり、とても滑稽な様子だったと思うのですが、考えを伝えるためには文章でならと思っていました。


 そんなことを思いながら、忠先生のブログでもご紹介くださった、体力医学会(山口)に参加いたしました。この学会は毎年、国体の地で行われます。体育系の学会では中心的な学会になっています。最終日の早朝には持久走大会が行われ、学生時代、持久走大会で優勝するとランニングシューズがもらえるのが楽しみで参加していたことを思い出します。富山と宮城の学会大会でシューズをゲットしました。修士の指導教官である豊岡先生からは「当然だろ。」と一言そっけない対応。。。確かに、こんなところでアピールしても仕方ないのですが、日本体育協会のIto先生から「さすが、豊岡研だねー」と声をかけてくださったことがありました。これもプレゼンが苦手な私のアピール力の1つだったのかもしれません。

 今年の学会大会はは若手や就職活動中の人にチャンスをということで主催者側によってPoster発表とOral発表に分けられました。私もなぜかPoster発表となりました。ポスター発表はプレゼンが苦手な私にとっても「自己アピール」できる場でもあります。日本でのポスター発表は久しぶりでしたが、お陰さまで、たくさんの方が見に来てくださり、有意義なディスカッションの場となりました。


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1日目のMa2tani君の発表です!堂々と説明している姿がとても印象的でした。本当にみんな逞しくそだっています(^0^)

そんな姿を見ると、とても嬉しいです。







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1日目のキム哲先生の発表。普段となりの席にいるのに、分野が違うこともあり、研究の話はほとんどしません。

こういう機会は良いですね(^0^)

おもしろい光景だったので...O塚先生が撮ってくださいました。






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3日目のMasa美さんの発表。M2になってお姉さんらしくなり、堂々と質問に受け答えしている姿が立派でしたよ(^^)

修士論文、楽しみにしていますね!







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そして私も3日目にPoster発表でした。スポ健に来てから、IZUMI先生のもとでのお仕事です。Machiくん、Liuさん、Joくん、いつも、お手伝いありがとうございます!またこれからも、よろしくおねがいします(^^;;)




全員登場させられなくてごめんなさい。。。院生に限らず、学部生の活躍もすばらしかったです。そして、HPにも紹介されていますが、Sanada先生は学会賞を受賞されました!立命館からはたくさんの演題で「すごい勢いだねー」という言葉をたくさん頂きました!

 無事に終了した体力医学会。初めて学外での発表となった大学院生のみなさんは、研究だけに限らず、たくさんの方と出会い、自身の研究を知ってもらう良い勉強の機会になったと思います。
「自身のアピール力」、様々な方法があります。私自身にも言えることですが、まずは研究論文の形にして、世の中の人に研究を知ってもらう力を養ってほしいと思いながら帰路につきました。院生のみなさんが、周囲のアドバイスを糧にして、どんどん成長していく姿を楽しみにしています。
一生懸命を見てくれている人は、必ずいるので自分の目標に向かって頑張りましょう!





2011.09.21

「敬老の日」に「姿勢」を正す?!

919日は「敬老の日」。総務省が916日に発表した高齢者推計人口によると、65歳以上人口は前年より24万人増えて2980万人、総人口に占める割合は23.3%と過去最高を更新した。高齢者人口が総人口比7%を超えたのが1970年。1994年にはそれが14%を超え現在に至っている。

80歳以上人口も前年比38万人増の866万人、総人口比6.8%とこちらも過去最高だ。因みに100歳以上人口は、先日発表があったように、43,000人を超えている。圧倒的な「高齢社会」(超高齢社会)だ。一方で、年少(0から14)人口が13%を割り込んで、合計特殊出生率は1.3を何とか上回った程度。こうした諸々の数値に見る限り、完全な「少子高齢社会」それも「超」の字の付く状態だ。

いつも講義の中で触れることだが、「少子高齢社会」での健康づくりの課題が山積している。子どもの健康問題の特徴はどんなところにあるのか。また、働き盛りではどうなのか。そこでは「人間観・発達観」に裏づけられた、人間の成長・発達の筋道に即した問題の把握とその解決が求められることになる。

高齢者の健康問題を見てみよう。典型的な問題である「寝たきり」ではなぜいけないのか。それは逆に言えば、どうして「起こすこと」が大切なのか?と言うことになる。起こすための道具や人手があれば、ほとんどの人は「寝たきり」にならないという実情もあるようだが、いずれにしても、そこでは、「抗重力姿勢で活動し、従重力姿勢で休息するヒトの生活スタイル」に関わる本質的な問題が浮かび上がってくる。

「体位」(position)と「構え」(attitude)から構成されて無限の変化を示す姿勢の中から、目的に合致した姿勢をとることが最も大切な過程となる。日常の姿勢保持(姿勢管理)は、呼吸器や循環器そして消化器の働きを活性化し、食事や排泄を正常化し、休息や睡眠という人間の基本的な生命維持機能を保障するという。長時間の同一の従重力姿勢が、重度の変形や拘縮を引き起こすことになり、とくに問題なのが、ベッド上での仰臥位だという。「ベッドレスト」の実験例はそのことを良く示している。

 まだまだ高齢者に対する様々な「誤解」や「無理解」も存在する。そんな「姿勢」

を正すことから始まって、高齢者の健康づくりにおいてスポーツ健康科学の果たす役

割の大きさに思いを馳せる機会となった。 mm

2011.09.20

秋の発表会。

<RecOだより76>

 9月8〜10日、広島県広島市で第58回日本栄養改善学会が開催されました。
 昨年に引き続き、RAのOさんと、今年初めて院生のAさんが発表を行いました。

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 Oさんの発表は「大学における朝食喫食率向上への取り組み〜朝食提供を中心とした介入指導の検討」。RecOの朝食実習を含む、今年度の大学内での朝食推進の取り組みが、学生の朝食喫食率に反映したかどうかを評価しました。









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 一方Aさんは「運動教室参加高齢者の骨密度と食事摂取の関係」。Aさんが入学前から取り組んでいた、【聡】先生の運動教室に参加されていた高齢者の皆さんの日常的な食事の特徴と骨との関係について発表しました。





 二人とも落ち着いて堂々とした発表。
 この経験を今後の研究に活かしましょう。 
 二人のポスターはRecOに掲示してあります。
 お立ち寄りの際は、是非、ご覧下さい。




 今週の別腹
 
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 キュウリと大葉、ごまと一味唐辛子が絶妙なアクセントとなっている「さんまの押し寿司」。家人作(NHKの番組で紹介していたものを再現するよう仕向けてみたことろ、帰ったら作ってありました)。こちらも堂々としたできあがり。
 ここまで作れたら大したもの。食教育成功例?















2011.09.19

シンガポール出張

先週末に行われた体力医学会大会(山口県下関)では,本学部の先生方,院生,学部生を会わせると総勢37名の参加がありました.この詳細は,今週の【香】先生,【Hassy】先生のブログで紹介されるはずでので,そちらを楽しみにしてください.

 

また,本日は修士2回生の修士論文構想発表会が行われます.全員15分の持ち時間を使って,自らの修士論文を最終的にどこまで達成するのか,その具体的なこれまでの進捗と残り4ヶ月間の計画を発表します.はじめでの修士論文を出す教員にとっても緊張します.

 

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さて,9月11日から14日までの期間,シンガポールに【聡】先生と出張してきました. 今回の出張は,アジアでの教育交流の可能性,ならびに研究ネットワークを構築するためのものです.訪問先は,National Institute of EducationNanang Technology University, Singapore Sports Institute の3カ所です.まず感じたのは,いずれの教育,研究機関でも雇用されているスタッフは世界中から集まってきていることです.シンガポールの人口は約600万人で,中国系約70%,マレー系20%,インド系10%,その他,という比率です.英語は公用語になっており,全ての国民が英語を話します.ですので,もちろん大学の講義は英語です.現在の大学進学率は,20%であり非常に競争が激しいと聞きました.

 

3つの教育・研究機関ともに,研究に力を入れていました.そのために海外から優秀な人材を集めています.シンガポールには日本人研究者が100名ほどいるようで非常に著名な先生から若手の優秀な研究者までいます.今回,コーディネイトしてもらった増田先生もそのような若手研究者の一人です.客員教授である田口先生のおられた京都大学で博士号を取得して,その後シンガポールで研究をして現在2年目です.増田先生は,学部をでたあと一度仕事に就いた後,「どうしても研究したい」ということで30歳前に博士課程に入ったそうです.その分,意欲高く,現在の研究に集中して研究成果をあげるべく頑張っておられます.

 

このような意欲的な人材を集め,そのための環境を十分に整えています.スポーツにおいても同様な「勢い」を感じました.Singapore Sports Instituteは,日本の体育協会,国立スポーツ科学センター,国立トレーニングセンターを兼ねたような組織です.対象のスポーツ種目は少数に特化して,その分,集中して強化を図っています.施設整備についても,2025年までの構想ができており,巨大スポーツ施設(競技場,スポーツ科学施設,トレーニング,スポーツ医学施設など)が建設されます.おそらく,今後も世界中から関連の人材を集めるでしょう.本学部・研究科の卒業生の進路の一つになってほしいと願っています.今回の訪問で,日本の大学で修士をでてそのあとオーストラリアで博士号と取った日本人の研究スタッフにも会いました.彼に続いてほしいものです.

 

このSingapore Sports Instituteのミッションは,「参加」「競技力向上」「スポーツ産業」の3つです.「参加」「競技力」は他の国でも共通にみられます.「スポーツ産業」をミッションに入れているのは新鮮に感じました.産業の少ないシンガポールにあって,スポーツ産業の振興を掲げているのは興味深いです.この産業振興のために,スポーツ科学の研究スタッフは,経営,テクノジーの分野の人々との交流が求められます.やはり「学際的な力」が必要になってきます.本学部の強みである学際性,総合性は,異分野交流にとっても産業振興にとっても強みになることを感じさせてくれました.

 

【忠】

 

今週『ちょっと,もっと,ほっと話』

takeda.JPG今回のシンガポール滞在で宿泊先にしたのは,Furama City Center です.ここにサービスマネジメントインスティチュートを卒業した,竹田健二朗君が働いています.彼は在学中からホテルマンになることを固く決意し,卒業後にホテル業の専門学校へ行った後,このホテルで国際的なホテルマンの修行をしています.にこやかに,巧みな英語で接客している彼をみて頼もしく,嬉しくなりました.ホテルマンとしてさらに磨きをかけることを念頭において修行するようです.シンガポールに行く際には是非,彼のつとめるホテルをご利用してください.

 

 

 

 

2011.09.18

前期の成績発表と後期に向けた履修ガイダンスが行われました。

またもや台風のせいで、生憎の週末となっていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

立命館大学では、夏期休暇が終わりに近づき、
16日 (金) に、前期の成績発表と、
後期に向けての履修ガイダンスが開催されました。

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午前に、一回生、午後に、二回生が参加したのですが、
久しぶりに見る学生が、大きく変化しているのを見て、
夏期休暇どんなふうに過ごしていたのか、
非常に興味深かったです。


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成績発表の後、友達と一緒に
研究室を覗いてくれた学生もいて、
英語の勉強方法やら、卒業後の進路やら、
お勧めの映画やら、色々と、話をして、
帰って行きました。





たくさんの学生が戻ってきて、
改めて新学期が始まるのを感じた一日でした。
それでは、また。失礼致します。
             敦


2011.09.17

レギュラー目指して頑張っています

今春のリーグ戦で、チームの不運なアクシデントから2部落ちした男子バレーボール部の現状を1回生の池田拓真(たくま)君に聞きました。

春はセンターポジションの攻撃力不足が敗因だったそうですが、夏を過ぎてようやく中央からの攻撃力が戻ってきたそうです。

ただ心配なことは、現在2試合を終え全勝(落としたセット0)していますが、簡単に勝つため1部リーグ時のような1点をもぎ取る緊迫感が全くないことだといいます。
「今秋は必ず全勝して1部復帰し、来春は必ず優勝します」と。

 

ところで始まったリーグ戦では、池田君はなんとかベンチに入っているものの、レギュラーにはまだまだ力が及ばないそうです。

ピンチサーバーとして、1セットにつき1回の出場に集中しているそうです。相手を崩して、いい流れを引き寄せることが池田君の役割です。試合にはミスや失敗は当然あります。

しかし1回のチャンスが巡ってこない池田君には失敗は許されないのです。心臓の音が聞こえるぐらいの緊張感があることでしょうが、この試練を乗り越え、レギュラーとして活躍してほしいと願っています。

 

学部の学びでは、まだ半期終わったばかりなので、大学の勉強に少し慣れたかなというところだそうです。でも、授業後に長積先生に声をかけてもらったりすることがとても嬉しいと。また先生方の笑えないジョークに、心の中で突っ込みをしているそうです・・(「うん、確かに・・」私のことかな・・・汗。)。

 

CIMG1654.JPG夢は、中学校の先生になって、バレーボールの普及に貢献したいそうです。勝ち負けよりも、正しいフォームを丁寧に指導できる教師になりたいそうです。現在中学校では、バレーボールやバスケットボールの指導者が不足しています。そのことから、よくない癖がついてしまう学生が多いそうです。池田君には、ぜひバレボールが楽しいと眼を輝かせてプレーする生徒を育ててほしいですね。

 

今回「小さなチャンスに全力で向かっています」と語ってくれた池田君が、めっちゃカッコイイなと思いながらお話を聞かせてもらいました。

 

 

【shine】