2014.12.18
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2014.12.17
卒論提出締切 一日前
今日は、4回生にとっては卒論提出締切日の前日。
もうすでに提出した人にとってはゆったりとした一日かもしれませんが、
追い込み中の学生にとっては、とても大事な一日かと思います。
私にとって、まったく他人事ではありません。
担当教員だからというよりも、
自分自身のこれまでの経験で苦い思い出があるからです。。。
一つ目はプリンターの故障。
コンピュータもプリンターも、研究室のを使わせてもらっていたのですが、
最後の最後でフル稼働をするプリンターがいよいよおかしくなってきたのです。
何度もとまり、とまっては動かし・・・の繰り返しで、
30枚ほど印刷するのに、予想外に一時間くらいかかったような気がします。
そうしてようやく書き上げ、なんとか提出した卒論。
しかし二つ目の問題として、
自分ではまったく気がつかなかった誤字脱字がやはりありました。
「文明開化」と書きたかったのに、「文明開花」と書いてしまったこと。
口頭試問が一人25分もありましたので、出だしでそれを突っ込まれ、
一気に頭が真っ白になってしまい、その後のやり取りが全然うまくいきませんでした。
未だに忘れられない思い出です。
提出時のドタバタは本当に避けたいものです・・・
みなさんが無事に提出できますように。
ma34
2014.12.16
キャリアガイダンス
2014.12.15
トレーニングと身体知
いよいよ卒論提出のラストウィークです。締め切り日当日よりも前倒しで出す余裕をもって提出して欲しいと願っています。既に全員提出を済ませたゼミもあるようです。日頃からの計画的な取り組みが効いてきます。ドタバタした時に良くあるのが、データが消える(ファイルのバックアップは要)、プリンターが壊れる、走り込んで転ぶ、などなどアクシデントを回避するには、まさに余裕が必要ですので、慌てていても心には余裕を!
さて、ここ2週間ほど、早朝の金曜日にテニスを行っています。膝を痛めて2年ほど遠ざかっていましたが、少しましになったので、スポ健事務室のTSJさん、理工事務室のHSKさんにコーチしてもらいながらボールを打っております。教えてくれる二人が非常に上手なおかげで、初めて取り組むバックハンドの両手打ちも相手コートにはいるようになり、さらにはフォアハンドストロークも、スムーズな振りで回転の良いボールが打てるようになりました。二人のコーチは、技術向上の段階で的確なアドバイスを与えてくれます。実践と体験を積み重ね、「身体知」をふやす機会となっています。
本学部の実習科目「スポーツ指導実習」はまさに、そのような身体知を理解、確認し、それを習い手に伝える術を学ぶ科目です。この科目の一つであるスポーツ指導実習(水泳)に参加して、HNM先生の指導の的確さと指導技術の高さにも感心しています。こちらでESを担当してくれている4回生のTNK君、MSTさんも配慮の行き届いた指導サポートで、受講生の泳力を確実に高めてくれています。
以上のように、トレーニングによって、技術、体力が高まる実感(身体知が高まる実感)によって、トレーニングに取り組む人(生徒・学生・一般の方)のモチベーションが高まり、より積極的にスポーツ参加が増え、広がるでしょう。その意味では、指導者の力量は極めて重要です。良質な指導者の社会へ送り出すことが、スポーツ参加の機会を増やし、スポーツならびに健康づくりに大きく貢献するのでしょう。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
6FのO石先生、O松先生のドアの写真です。火曜と木曜(9-16時)は、英語only となっています。留学経験の多い本学部の先生方が、「英語も使わないと忘れるので」ということで、この曜日に英語を使って、英語力を維持するための取り組みです。もちろん、院生、学生もwelcomeですので、積極的に活用してください。このドアを開ける一歩があるかどうかは、チャンスの扉をひらけるかどうかにつながるでしょう。
【忠】
2014.12.14
アメリカ便り (9): College Football
こちらでも最低気温が0℃を下回るのが普通になり、
毎日、寒い日が続いています。
今回は、カレッジフットボール (College Football) について書きたいと思います。
日本ではどちらかと言えばマイナースポーツですが
アメリカでは、アメリカンフットボールが大人気で、
カレッジフットボールも大変な人気があります。
びわこくさつキャンパスにも、クインススタジアムがありますが、
アメリカの大学のスタジアムは規模が全く違います。
メリーランド州立大学 College Park 校でも、
学内に自前の アメフト専用!の巨大なスタジアムがあり、
ホームゲームともなると、5万5千人以上!の観客が、
メリーランド州立大学を応援します。
あとアメリカで良いなと思ったのは、
地元の人が家族揃って、メリーランド州立大学の
Tシャツや帽子を被って、応援に来るのですが、
試合前に、学内で Tailgate Party と呼ばれる
パーティをやって、BBQ などをしながら、
家族ぐるみで、カレッジフットボールを楽しんでいる点です。
アメリカでは、公共の場で飲酒することが禁止されている州 が多いので、
(ちなみに車の中にお酒を置いているだけでも捕まります。)
飲酒している人はいませんが、
日本の大学でも、地元の人が BBQ しても
全然 OK というようなオープンな雰囲気になると良いですね。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を。
敦
<<街でよく見かける英語表現#9>>
メリーランド州立大学 College Park 校は、
Big Ten Conference と呼ばれる人気校の大学リーグに
所属しています。Big Ten と言っても、
現在、10校以上の大学が所属していますが、
学内には、”Welcome! Big Ten Supporters!” という
垂れ幕がかかっていて、各地の大学からのサポーターを
歓迎しています。
2014.12.13
子ども記者in宿場町-発信しよう、君の街-
2014.12.12
どうして・・・
卒業論文の提出が始まりました。10日の午前中、最初の一人が提出。「提出しました!」と喜びのメールが来ました。こちらまで嬉しくなります。最終段階の体裁整え中の5名は、今日最後の確認をして提出します(そのはず)11名中、残念ながら諸々の事情によりすでに残留決定が2名。。。(卒業論文は進んでいるのですが…)。最終段階一歩手前の文章修正中の3名もがんばっています。起こりがちな「データ無くなりました!!!」がなく進んでおりホッとしています。が、みんな焦るせいか、何度提出しても書式が異なっているのです。また、ページにちょこんと必要ない文字が残っていたり、巨大な図表が載っていたりします。私もそうですが、「直したはずが…」をきちんと「直す」この作業に案外時間がかかるものです。修正できたと安心したら、図表がどこか全然違うページに出現することもよくあります。経験者なのでゼミ生のみんなの気持ちがよくよくよく分かり、何度か修正をするように伝え、それでもできない時には、気づけば電話片手に一緒に作業してしまっています。「ホームにいって、タブの○○をクリックして…」「カーソル持っていくでしょ、そこで右クリックして、左クリック押さえながらビューっと移動だよ」などなど、一緒に苦戦しています。本来は、これも含めて卒業論文作成なのですが、5回自力でがんばろうとしたからまあいいかな、と甘くなってしまいます。『本当はこれも含めて卒業論文なんですよ!』
ただ、この作業の中で良いことは、私自身の口頭による説明力の向上です。視覚的な情報がない状況で、口頭だけで相手に作業を理解し実施してもらうことは非常に難しく、いかに端的で的確に伝えられるかが問われます。視覚障がいのある人に運動指導することは非常に難しく、動きをいかに正確に回りくどくなく伝えられるかが大切になります。卒業論文の指導を通して、この能力を磨くことができる。これはちょっと楽しい嬉しい発見でしたが、過剰に使用しないよう(過剰に教えることのないよう)気をつけようと思っています。
と、アップするはずでしたが…
今日提出のはずの5名中、最終的に提出したのは1名でした。他の3名は、あれやこれやと小さなミスが見つかりました。『図表のフォントは「8」だよ』 とか 『文献は単に文献て書くみたいだよ(引用文献て書いちゃった)』 とか 『両端揃えにしたら間延びしてる~』などなどと研究室で大騒ぎのはずですが、どうも私には大はしゃぎのように見えました。月曜日に4人でチェックして提出することで今日は終了。内容は仕上がっているので、ゆっくり楽しみながら細かい部分を整えてほしいと思います。
本当にあと僅かな日数しか残っていませんが、がんばってほしいと思います。ただし、徹夜してもいいものはできず、きちんと睡眠・栄養・休養をとりながらにしてください。と言ってられない人も多いかもしれませんね。
2014.12.11
卒論提出者からのメッセージ
また、3回生、4回生の皆様にも、験者や被験者として沢山のご協力を賜りました。皆様のサポートなしでは完成できなかったと感じております。
卒論執筆に当たり、後藤先生、笠井さんには20回を超える訂正をしていただきました。何度提出しても訂正される卒論に、嫌気がさすこともありましたが、お忙しい中でも妥協することのないお二人の姿を目の当たりにすると、私が妥協するわけにはいかないと感じられました。また、沢山の方に支えられていることを実感する日々となりました。
2014.12.10
基礎演習 いよいよ来週ゼミナール大会分科会★
今日は水曜日、基礎演習の日です。
先週の論文提出は、どの班もしっかりと提出できたようでした。
例年、最後の週の頑張りには目を見張りますが、
今年は今までよりもラストスパートの力が強かったように思います。
(逆を言えば、スタートが遅かったというか。。。)
いよいよ来週に迫った分科会の準備として、
今日は1,2限を使って発表練習を行いました。
写真からも伝わりますが、スライドを工夫していた班が多く、
1週間の準備時間のなかで、一生懸命に取り組んでいる様子が伝わってきました。
ただ、まだ原稿を作成途中であることもあって、
下を向いている様子も写真から伝わるように、これから一週間、さらに良いものを目指して欲しいと思います。
今日、前期でお世話になっていた2回生のオリターさんから、
最後にコメントをいただきました。
そのコメントの中で印象的だったのは、「後期の時間を長く使って自分たちが調べてきたテーマなのだから、もっと自信をもって発表してください」というものでした。
本当に、そうだと思います。
時間をかけて、何もないところからテーマを立て、調べてきた中身です。
グループで協力して作り上げてきたものです。
その自分自身の努力や成果を、しっかりと見つめて、自信につなげてほしいと思います。
来週の分科会がとても楽しみになってきました。
真剣に場に臨むこと、そして他のクラスの発表を聴いて意見を交流する場を経験することで、
1回生がまた一回り成長する姿をみたいと思います。
ma34
2014.12.09
スポーツのサイエンス1
私が担当する講義で、他学部の学生に開講している教養科目で「スポーツのサイエンス」という科目があります。今年は理工学部の学生さんに開講の授業を担当しています。
昨日は、東洋大学理工学部教授の小河繁彦先生にお越しいただき、「ディコンディショニングとスポーツ科学」というタイトルで講義いただきました。
小河先生は、循環器系の運動生理学の分野で世界的に著名な先生で、毎年の学術論文の掲載数も相当なものです。
今回は、一般の教養科目ということで、科学とは何か?スポーツを科学するとはどういうことか?という命題から丁寧に生理学のお話をされました。
また、運動パフォーマンスを決定づける要因は幾つもあって複雑であり(例えば技術的なことや体力など)、逆に選手のパフォーマンスを科学的に決定づけることは困難であることも説明されました。例えば、サッカー選手のパフォーマンスは、科学的に測定できる持久性能力や筋力、走スピードなどで一定の判断はできますが、テクニカルな側面(これは例えばそのチームの戦術によってその価値は変わってきます)やその試合でのコンディショニング、調子・モチベーションなど、複雑な要素が絡んでおり、一概にパフォーマンスを一般的科学の大前提である「数値化」して提示することは極めて困難であることを説明されました。
しかし、同時に、各生理的指標の重要性も指摘され、言い換えれば、各種生理的要因が高い水準で維持されることによって運動パフォーマンスも高いレベルのものを発揮できることを強調されました。
また、興味深かったのが、人間の生理的な限界です。例えば、睡眠なしで生きられる時間、人間は最大海抜何メートルまで到達できるか?呼吸を止められる最長時間は?記憶力の限界は小説「白鯨」の何冊分?体温は何度が下限?飲まず食わずでどれくらい生きれる?などなど。。。
これらの観点からヒトの生理的適応を学んでいくことも面白いと思いました。
丁寧な講義のため、準備していただいたスライドの全部は話すことができず、もうあと1時間の授業が欲しかったところですが、受講生は多くのことを学んだと思います。