先週紹介しました、当方の研究室まで質問・インタビューに来てくれた滋賀県内の公立高校の生徒さんたちから、お礼状が届きました。最近は、即時性のためかお礼の挨拶を頂くのも「メール」が主流ですが、今回は封書で頂き感激しました。内容もさることながら、表書き、裏書きもしっかりとした字で書かれていて、ご本人たちならびに先生の指導の賜物と感心していました。
そのお礼状をみて喜んでいたところに、もう一通、お礼状を頂きました。こちらは、関東の中学2年生からでした。ここの中学校では修学旅行(研修旅行)で京都まで同行し、そのあとは本人が調べて好きなところへフィールドワークをさせているようです。この中学生から事前に電話で当方の研究室を訪問して、「スポーツバイオメカニクスの動作解析を学びたい!」ので、訪問させてくださいとのこと。もちろん、前向きな行動力に感激してOK。ただ、残念ながら当日は出張のため、ポスドクの樋口先生と4回生のゼミ生にアテンドと指導をお願いしました。写真はそのときにとったもので、高速度ビデオ撮影で動作解析を習ったようです。その中学2年生から、想いのこもったお礼の手紙を頂きました。
いつも学生たちには、「仕事、事業、ものごとの締めくくりは、『お礼状』である」と繰り返し話しをしてきています。そのせいか、この間、スポーツメーカーの研究所、他大学の研究室との交流会などでお世話になったときに、ゼミ生たちはすぐにお礼状を送ってくれています。関わっていただいた方々に、感謝の思いを伝えることができることは非常に素敵なことです。
学生に伝えていることの一つとして、「皆さんは社会から多くのチャンスをもらえる。ただし、素直で礼儀正しいことが前提です。そして、感謝を伝えられることでより多くのチャンスに恵まれます。」
「ありがとう」の素敵な循環で、若者が多くのチャンスをもらい、その若者たちが気持ちよくチャンスを与えられる大人になってくれることを願っています。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
卒業生から、FBで「こどもが産まれました」と嬉しい知らせ。可愛い新生児の写真とともに、それを喜んでいる卒業生とその家族に思い至ります。人生にはいくつかの節目、転機がありますが、誕生はまさにその1番目。親にとっても、大きな節目です。この可愛い赤ちゃんの成長とともに卒業生のこれからの人生も広がっていくでしょう。
【忠】
