知り合いの方から又聞きしたことなのですが...
心温まるエピソードだったので、お聞きしたお話をご紹介したいと思います。
被災地での出来事...。
スーパーに並ぶ行列の中に、お母さんと泣きべそをかいた小さなお子さんがいたそうです。
そのお子さんは、携帯ゲーム機を大事そうに持っていたようなのですが、今回の震災の被害で、ゲーム機の画面に亀裂が入り、もちろん、映像は映らず、ゲーム機のボタンを時々押しては、画面が反応しないことに落胆していたそうです。
その故障したゲーム機をそのお子さんが大事にしているのは、どうやらクリスマスのプレゼントとして、サンタさんからもらったものとのこと...。
そのお子さんがすごく悲しんでいるのは、壊れてゲームができないということよりも、せっかく、サンタさんからプレゼントしてもらったものなのに、それが壊れてしまったからサンタさんが怒っているのではないかと気をもんでいるということでした。
その悲しむ子どもさんに、お母さんのみならず、周りの人たちも言葉がかけられないでいたらしいのですが、そこに中学生ぐらいの男の子が近づいてきて、自分が持っていた携帯ゲーム機をそのお子さんに手渡したとのこと...。
しかもその男の子は、「サンタさんから頼まれた」といって、自分の携帯ゲーム機とお子さんが持っている壊れた携帯ゲーム機とを交換したらしいです。
もちろん、お子さんは、大喜び!
お母さんも涙ぐみながら、何度も頭を下げていたとのことでした。
事実の確認をしていない事柄を、多くの方々が目にするこのブログに掲載するのはいかがなものなのかと、お叱りを受けるのかもしれませんが、このエピソードを聞いて、私は勇気とパワーをもらい、とても心が温かくなりました。
がんばろう!ニッポン!