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2010.06.03

いろんなマチで

先週の金曜~土曜のこと。

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福井県で行われた日本産業衛生学会に出かけてきました。

 

シンポジウムの中で話されていたのは(北欧のデータでしたが)、非正規雇用労働者は、正規雇用労働者に比べてアルコール関係・タバコ関係のガンによる死亡率が高いとのこと。この研究には続きがあって、非正規雇用から正規雇用になると、死亡率は低下したという報告が紹介されました。

 

アイコアの星たちは、これからの生活やキャリアをどうにでもデザインできます。焦らず、しっかり熱中できるものを見つけてほしいなぁ~と思った日でした。

 

右上写真:今では珍しい路面電車が走る福井市。今度はもう少しゆっくり出かけても良さそうなマチ...。

 

 

さて、日曜日のこと。

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浜松市(静岡県)まで出かけてきました。

 

浜松市は、ものづくり・産業集積のマチのひとつで、オートバイ・自動車、楽器、エレクトロニクス、繊維等々が盛んなところです(612日にも学部開設記念式典にお越しいただくシンポジストのお一人、ヤマハ発動機株式会社本社があるすぐ近くのマチです)。

 

右中写真:楽器・音楽のマチ。この日はストリート・ジャズ・フェスティバルの最終日。

右下写真:浜松市楽器博物館所蔵のチェンバロ。

 

この日は、メディア関連企業の社長さん、日本酒の蔵元杜氏さんたち(静岡は西から東まで地酒がいっぱいのマチ!)と話をさせていただく機会でした。蔵元さんの話は興味深くて、

 

DSC00196c.jpg「酵母を入れるのは造り手の都合だから、醗酵する間はガマンして待たないといけない」

 

「酒造りにしっかりしたマニュアルはあるけれど、気候の変動が激しい(今年みたいな)年でも一定の味を市場に出すためには、いろんな要素を総合的にみて判断する力が必要」

 

「雑味なくサラリとしたお酒でも、単なる薄いだけで終わらないようにするところが醍醐味で、そこに技もある」・・・等々、人づくりにもつながるような内容でした。

 

アイコアの星たちも、自分で判断し、切り拓いていける力と今以上に味わいのある人になってくれるといいなぁ~と思った日でした。ところで、お酒を造るときの命である「酵母」にオスとメスがあるって、知っていましたか?私はこの日初めて知りました。

 

ippo

2010.06.02

土佐訪問 その2

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土佐訪問 その1の続きです。

 

で、誤解のないようにいうと、遊びに行っていたのではありません。(ちょっと、遊んだけど...かつおのしおたたき、最高でした!)

 

「子どもの体力向上指導者養成研修」という研修会に、講師として参加していました。

全国を、東部地区、中部地区、西部地区の3つに割ります。西部地区は、今年は高知県で開催されました。四国4県、中国5県、九州8県、計17県から選抜された小、中、高等学校の先生、248名の方が受講生です。全国では、約800名程の受講者がいるとのことでした。

 

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 そこでは、体育指導のあり方について、講義、研修を行います。受講生の先生方は、学校体育で扱う領域を踏まえて、11の部会に分かれ、4日間、講義や実技を通して、指導のあり方を学びます。

 そして、研修を受けた先生方は、各県に戻った後、各県・各地域の先生方に研修を行います。受講生が、各地域では講師となるわけです。

皆さんの中には、教職を希望する方もおられると思います。教職に就いたら、その後も、大変多くの研修がありますが、それらの研修に積極的参加し、新しい知識を一層吸収していって欲しいと思います。

 

 

RIMG0083.JPG【 智 】

 

写真上「平成22年度子どもの体力向上指導者養成研修全体会」(20100511)

 

写真中「白旗教科調査官によるプレゼンテーション 部会ごとの留意事項 部会名と指導の重点」(20100511)

 

写真下「小学校 ボールを用いた動きをつくる指導部会 における受講者による模擬授業の風景 (大友担当部会)」(20100513)

 

 

 

2010.06.01

積極性と気配り。

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<RecO便り7>

 先週水曜日の基礎演習「学部長と朝ごはん!」はE【キヨシ】先生クラス。印象的だったのは、配膳から後片付けまでとてもスムーズだったこと。実は、こちら側にいろいろなアクシデントがあったのですが(本当にごめんなさい)、それにも気持ちよく、臨機応変に対処してくれました。
 何がよかったのかな、と思い返してみると、一つ一つの作業(ちゃぶ台をふく、箸を配る、ごはんを計る、食器を洗う等々)に対し、先を争うように素早く対応する積極性を持ちながら、全体を見て、手の足りないところを見つけて対応する、周囲に対する気配りを忘れずに作業していたからだと思います。
 20年前から私がジュニアチームの栄養教育のプログラムとして実施している「丸ごと全部自分たちで考える調理実習!」では、よくチームの監督さんや部長さんから「この調理実習を見てから、次のキャプテン、副キャプテンを決めることにしています」と言われます。
 食に関する行動(準備をしたり、料理をしたり、食器やごみのと片付けをしたり、等々)には、競技では見えない選手の行動パターンが現れやすいのかもしれませんね(今度、スポ健の専門の先生方にも聞いてみよう)。

 さあ、明日はI【Ippo】  先生のクラス!今から楽しみです。

【キヨシ】組の朝ごはん;ごはん、お麩とわかめと貝割れの味噌汁、鯖の生姜煮(プチトマトと貝割れ菜添え)、ほうれん草のゴマ和え、ヒジキ煮、イチゴヨーグルト

【abn.】

<写真;立命館生協佐藤さん撮影>
この日の様子は、いつもお世話になっている立命館生協栄養士、奥井さんの活躍と共に、立命館生協のHPでも紹介されました。↓
http://www.ritsco-op.jp/pickup/2010/05/bkc-1.html



2010.05.31

関西インカレ2連覇!

5月に5日間の日程で陸上競技の関西インカレ(対校戦)が開催されました。最終日は、521日(金)でした。男子陸上競技部は、総合優勝し昨年とあわせて二連覇!を達成しました。同時に、女子部も総合優勝を達成し、初のアベック優勝を飾ることができました。

 

 

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今年は、京都インカレで総合優勝しました。そのとき、部員たちが事前に掲げた目標設定を見事なまでに着実に達成していました。今回の関西インカレでも各種目、各パートごとに、しっかりとした目標水準を掲げ、みごとに目標を成就しました。目標点数と実際の点数の差は、+6点でした。

 

目標が漠然としている間は、大きな目標を設定することを良しとする傾向も見られますが、実力が伴うにしたがって、目標水準、要求水準、達成水準がかなり接近することが見て取れます。そのためには、自己分析、トレーニング効果、コンディショニングなどを徹底的に精査する必要と目標実現のための集中が必要なのはいうまでもありません。

 

学生スポーツの華、"インカレ"はクラブ全体のみならず、大学、校友、地域、保護者へも大きな影響と刺激を与えてくれます。そこで繰り広げるプロセスが部員の人間力を高めるとともに、全員一丸となって目標成就を目指す貴重な営みが、周囲の人へ感動を与えるのでしょう。

 

【忠】

 

 

2010.05.30

外国語新任教員歓迎会 BBQ に参加しました

もうすぐ 5月も終わりですね。
暖かな日が続いていますが、
皆さん、いかがお過ごしですか?

私は、25 日 (火) に、学内のカフェで行われた
外国語新任教員歓迎会バーベキューに、
木村修平先生と共に、参加してきました。

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立命館大学のびわこ・くさつキャンパスでは、
英語・中国語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・フランス語
担当の先生がおられます。

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外国語を修得するというのは、
非常に時間のかかるものです。
一般的には、1000時間勉強して、
何とか話せるようになるかなと言われます。

皆さんも、大学生活を活用して、英語だけでなく、
様々な言葉に挑戦してみて下さいね。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
              敦

2010.05.28

"おとうさんの甲子園"全日本生涯野球大会に参加して...

"おとうさんの甲子園"...

 

bb1.JPG第22回全日本生涯野球大会に参加してきました。スポーツドクターの吉松先生が推進し、40歳以上の人による"寿野球"は、予防医学として発展しつつあったものの、50歳以上となればどうなの?という問いかけを検証すべく、試行錯誤の上、1986年に千曲川河川敷球場に長野県内各地から50歳以上の人たちによって編成された12チームが参加し、大会を開催したことが生涯野球大会の発端となったとのことです。当時は、医師や看護師などの救護班を常駐させ、万全の?体制で大会を開催したとのことでした。

 

そして、"生涯現役・生涯健康・生涯球友"を合い言葉に、長野県上田市を中心に、1989年に62チームが参加した第1回大会を皮切りに、以降、20年以上の時を経て、現在、全国から170チーム、35歳以上から85歳までの"現役"野球選手約4,000人が集い、50を超える会場に分かれて、年齢を問わず、2日間で各チームが3試合の熱闘を繰り広げるという日本一の生涯野球イベントです。

 

 土曜日は、速報版としてここまでお伝えして、その後、私は、上田市の地域経済に貢献するため(笑)、夜のまちへと繰り出しましたので、大会の様子を、ほんの少しだけ!お伝えします。

 

 




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とにかく、ユニークであり、かつ日本一の参加者数を誇るこの野球イベント...。

参加者の中には、元広島カープの往年の監督である古葉さんや、私の青春にとって欠かせない"ドカベン"の作者である水島新二さんが自身がつくられた"あぶさん"のチームを率いて、参加されています。

 

開会式は、既に1試合を終えた16時30分から始まります。ただ、この開会式には、様々な工夫がなされています。

まず、全チームが外野の芝生グラウンドからセンターライン(センター→2塁ベース→マウンド→ホームベース)の動線にしたがって入場行進し、ホームベース付近に待ち構える古葉さんや水島さんに手を振りながら、そのままバックネット裏の観客席へと移動します。

 

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なぜ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、大会参加者は、35歳以上といっても、その半数以上は、50歳を超える方ばかりで、写真にもあるように、70歳を超えるような方々で編成したチームで参加される方もいらっしゃいます。写真にもあるように、前列右端の方は、84歳で(志願兵として戦争に行ったと、私に当時の話を語ってくださいました)、その左隣の方が83歳...。今年は、涼しく、いや少し寒いぐらいだったのですが、炎天下のグラウンドで立ったまま開会式に臨めば、どんなことになるかは、ご想像されるとおりです。

 

しかもこの開会式の祝辞がユニークで、上田市長を皮切りに、約15名ほどの人たちが祝辞のスピーチをされます。15人も長~い!と思いきや、名物司会の方の運営で、「大会の運営上、お一人様1分以内でお願いします!」というプレッシャーのもと、スピーチをされる方々は、参加者を飽きさせないように、工夫を凝らしながら、笑いとスピーチの短さを競い合います(笑)。上田市が真田幸村のゆかりの地であることもあって、スピーチの前には、「○○様、いざ、ご出陣でございます!」と紹介され、壇上へと向かいます。

 

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大会スポンサーの佐川急便とサッポロビールを持ち上げるように、「今夜は、上田のまちで、おいしいサッポロビールで祝杯をあげてください!」だとか、「物流は佐川、ビールはサッポロ!」などなど...本当に45分間の開会式があっという間に過ぎてしまいます。水島新二さんは、毎年、ちょっと話が長く、かつ面白味がない(笑)のですが、今年は、「物流は佐川?ビールはサッポロ?マンガは水島新二!」とおっしゃって、あっという間に終わられて、会場から大きな拍手と歓声が上がりました。開会式がマンネリ化しているイベントなどは、この大会の開会式を見て、工夫と創造性を働かせてほしいなと思います。

またこのようなユニークなイベントなどをご紹介しながら、私のブログも見習って、「短く!おもしろく!」をめざして、がんばります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.05.28

スポ健でどんな測定実習ができるの?part2

今週火曜日、独立行政法人国立健康・栄養研究所の村上先生が立命館大学で、「予防医学における遺伝子テーラーメイドヘルスケア」についてお話をして頂きました(写真)。

 

20100528-1.jpgなぜ、自分は親に似ているのか?と思ったことはありませんか?それは、自分のからだを作っている設計図(DNA)はお父さん・お母さんから半分ずつ受け取っているからなんです!

では、次に、なぜ、友達と同じ練習メニューを行っているのにトレーニング効果が違うのか?と思ったことはありませんか?それは、自分の設計図(DNA)と友達の設計図(DNA)に0.1%程度の違いがあるからなんです!そんな設計図の違いを配慮して個人に対応した運動療法や食事療法を開発しようというのが、村上先生や私の行っている研究です。スポーツ健康科学部では、自分のからだの特性だけでなく、遺伝的な特性、組織や細胞レベルでの観察なども測定評価することができます。また、みんなと一緒に測定実験や研究ができる日を楽しみにしています!

写真は、【Moto】の遺伝解析風景と【橋】先生の組織観察の実習風景です。

 

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by Moto

 

 

2010.05.27

立同戦に行ってきました!

火曜日、念願かなって立同戦(わかさスタジアム京都)に行ってきました。

 

心配だった天気も、(自称)晴れ男【Jin】先生の力のおかげだったのか、試合途中までは晴れてくれました。ただ、その後は力尽きたのでしょうか、あるいは、雨男という【忠】先生が試合後の飲み会に向けて力を発揮し始めたのか、試合終盤は雨宿りしなければなりませんでしたが・・・。

 

試合は、といえば・・・・・・・・・・・・・・・・・・、応援むなしく8対0で負けてしまいました・・・。

 

今度は、立命館がホームベースを踏むところを、そしてアイコアの星が出場した姿をぜひとも見たい!ものです。学生、教職員が一緒に野球観戦へ出かけたり、試合後もしっかり楽しめるのはいい感じですし、また応援に行こうと思います。

 

それにしても、試合が終わる頃にはお腹ぺこぺこでした。試合直前にいただいたab先生手作りの美味しいおにぎり(赤飯!)がなかったら、もっとヨレヨレだったと思います。【ab】先生、ごちそうさまでした!   ippo

 

 

2010.05.26

土佐訪問 その1

RIMG0015.JPG5月10日(月)から5月14日(金)まで、今、旬の「土佐」に滞在した。

土佐は今、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」、「土佐・龍馬であい博(2010年1月16日(土)~2011年1月10日(月)」で、盛り上がっている。GW中の土佐は、本当に多くの人で賑わっていたようです。

 

高さが10m以上もあるかと思われる坂本龍馬像が桂浜に鎮座しているが、期間限定で、龍馬像のすぐ隣に、架設の足場が組まれ、龍馬と同じ目の高さから、太平洋を一望することができる。

 

この像は、昭和の初めに、龍馬を敬愛する土佐の若者達が立てたとのこと。

 

彼らは、「龍馬の像を建てよう」とまず考え、そして、「場所は桂浜のこの土地だ!」と決めたそうな。その時は、その土地を買っていた訳でなかった。後から地主さんに、お願いしたのであろう。

 

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まず決める、そして、実行する。あっぱれ、である。

 

通常、像を建立した場合、誰が立てたのか、誰が支援したのか、等、人名が刻まれるが、この雑煮は、「土佐の若者」と刻まれているとのことであった。

 

土佐の若者の心意気、嬉しくなりますね。

 

 

 

 

 

【 智 】 (写真上は「坂本龍馬像」、下は「坂本龍馬記念館 龍馬が暗殺された近江屋(京都)の復元」。20100510)

 

 

2010.05.25

おかわりの勢い。


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<RecO便り6>
先週の朝ご飯実習はCクラス【Moto】先生のクラスでした。今回もみんな元気に集合。
 この日は撮影も入り、さらに賑やかでしたが、かっこ良かったのは、ごはんのおかわりの勢い。特に女子が率先しておかわりしていたのは、素敵でした。
 ごはん(米飯)は世界中が注目する糖質源。中でも日本の食べ方の基本は、ごはんを主食として、一口一口色々なおかずの味で楽しんで食べる食べ方。この日本型の食べ方はごはんがしっかり食べられます。「ごはんが大好き」という人の食べ方をよく見てみましょう。ごはんとおかずの残り方のバランスが絶妙ですよね。
例えば「あ、この人はのこり2口のごはんを、漬物とお味噌汁で楽しむんだろうな」って、傍から見ていても想像できるようなきれいな食べ方です。
 この日本型のごはんの食べ方ですが、できなくなっている人も多いようです。そして、40年前に比べ、日本人のお米を食べる量は約半分になってしまいました。お米のごはんが、とても優れた糖質源であることは、既に授業でいっぱい触れてきましたよね。とても残念なことです。
 皆さんはどうでしょう? この朝ご飯実習をきっかけに、みんなの朝食にお米のご飯が登場する頻度が増えてくれたらいいな、と思っています。滋賀には近江米というおいしいお米がありますから。そんな中【Moto】組のおかわりの勢い、とても頼もしく感じました。
 さあ、今週はE【キヨシ】先生のクラス。お待ちしています。
【abc.】
今回の朝ご飯:ごはん、わかめとお麩と貝割れ菜のみそ汁、鰆の西京焼(プチトマトと貝割れ添え)、いんげんのごま和え、きんぴらごぼう、フルーツヨーグルト。
(写真:【Moto】先生撮影)