[ ] の記事一覧

2010.03.05

一回生の演習のこと

ふと気づけば、入学式まで一月を切っていました。

なんとなく、新入生を迎える準備ができているような、いないような。。。

何かが抜けているような気もしますが、抜けていないような気もして、

とりあえず、あと少し。

 

そうそう、建物が完成して、今、色々な設備や備品を搬入しています。

私も3月末ぐらいに、研究室の引越しをします。

大量の本(1000冊以上?正確な数は不明。。。)があるので、整理が大変。

色々片付けなきゃ。。。

 

さて、今日は、後期分割方式の入試の日。

募集定員5名に対して、163名の受験生が受験予定です。

 

狭き門になりそうですが、最後のチャンス、がんばってくださいね。

 

そして今日の「続き」は、一回生の演習についてです。

          ↓

 




入学して最初に受ける演習、

それが「基礎演習」です。

           ↑

 (たまには、大きな字を使ってみた。)

「 演習=ゼミ」というイメージがある?のですが、

この一回生の受ける基礎演習は、ゼミとは違います。

 

その違いは。。。

(1)先生を選ぶことができない。

(2)全クラスが同じシラバスで演習を行う。

(3)先輩が授業やクラス運営のサポートをする。

(4)学生が学びたいことと担当の教員の専門は必ずしも一致しない。

といった点です。

 

何か、受講してもあまり楽しくなさそうな印象を受けるかもしれませんが、

イメージとしては、勉強をするホームルーム、という感じでしょうか。

 

私は、基礎演習の担当を今まで何年もしてきましたが、

この演習でできた友達との関係が、けっこう長続きします。

おまけの話ですが、基礎演習で出会って、付き合い始めて、

そして結婚にまで至った人もいたりします。

 

こんな人間関係だけでなく、

それ以外の部分でも、大学から見た場合、基礎演習を重視しています。

 

立命館大学では、「全構成員自治」を原則としています。

これは、簡単に言えば、立命館大学に所属する全ての人、教員・職員・学生、が、

大学をより良く運営していくために参画していくことを指します。

そして、学生は意見をまとめる組織として学友会を結成していますが、

演習を、この学生自治の最小の単位、と考えているからです。

 

つまり、教育面も含めて、こうして欲しい!、こうあるべきだ!、

という意見を基礎演習というクラスでまとめて、大学と交渉していく、

ということになります。

 

そしてまた、

高校までの勉強とは違う大学での勉強や、

大学での生活に慣れていくのにも、

基礎演習の果たす役割は大きいと思っています。

基礎演習では、先輩、オリターと呼びますが、がクラス運営の補助をします。

オリターは、新入生と同じ気持ちを、一年前に持った人が多く入っています。

こんなことがわからない、どうしたらいいんだろう?

といった疑問に先輩であるオリターが、

大学で、より一層有意義に過ごせるように手助けをしてくれます。

 

さてさて、長くなった感じがするので、ちょっと中途半端感はありますが、

このあたりで、今日はおしまい。

 

最後に一言、基礎演習で色んな人と会うのを楽しみにしていてくださいね。

 

#書き足りない気もするので、いつかまた書こうっと。

#忘れなければ、ですが。。。

 

<道>

 

PS:そうそう、基礎演習で使うテキスト、皆さんに執筆いただく形になっていますので、

Oさん、履修要項をまとめる形で、がんばって書いてくださいね。

Oさんに書いて頂いた内容に責任を持ちますから。

2010.03.04

第四回 NS 研 α が開催されました

三月に入り、いよいよ春が近づいてきましたが、
皆さん、いかがお過ごしですか?

スポーツ健康科学部では、先週末の 2/27 に、
第四回 NS 研 α が開催されました。

今回は、生化学を専門とする三人の研究者が発表してくれました。
写真は、今春から、スポーツ健康科学部教員に就任される 橋本 健志 先生です。

hashimoto.jpg


橋本先生は、現在、人間の体内での

脂肪分解についての研究をしておられます。
今回は、いかに効率よく脂肪を分解して、

その産物の脂肪酸を燃焼し、活動エネルギーに

変えるかについての研究を発表されました。
この研究は、新薬の開発などにも繋がる

可能性があり、非常に注目が集まっています。


研究会の終了後、インテグレーション・コアの見学に行きました。
写真は、低酸素トレーニング室を見学している際のものです。

oxgen.jpg


四月開講まで、一ヶ月を切り、

いよいよ開講が近づいてきました。
教員、職員一丸となり、

開講準備を進めていきたいと思います。

それでは、また。失礼致します。
くれぐれも体調管理に気をつけて下さい。
                   敦


 

2010.03.03

NHKで高齢者の筋トレを紹介します

NHKから出演の依頼がまいりました。慶応大学の勝川先生からのご紹介とのことです。先生ありがとうございました。木曜日の夜2030から教育テレビで放送している「きょうの健康」という番組です。

 

加齢に伴って筋量や筋力が減り、それが引き金となって骨粗鬆症や糖尿病などさまざまな疾患を引き起こすといわれています。今回の内容は、この加齢による筋力低下を防ぐためのトレーニングを紹介するというものです。

 

放送日は、本放送が2010年6月10日(木)20:30~20:45、再放送が2010年6月17日(木)12:30~12:45の予定です。収録はこれからです。新しくできる立命館大学のスポーツ健康科学部を存分にアピールしようと思います!  真

 

 

2010.03.02

亀岡市セーフコミュニティ

前にもこのブログでお話ししましたが,亀岡市セーフコミュニティ活動の一環として
現在亀岡市篠町の自治会の皆さんと新しい転倒予防のための取り組みと
それに関わる研究をしています.
簡単な計測器を使って住民の方の歩行能力を定期的に測定しています.
歩行能力は,高齢者の転倒に大きく関わっていると考えられていますので,
定期的に歩行能力を測定し,その結果を住民の皆さん自身が把握することで
転倒予防にもつながると考えています.
健康診断のようなイメージを持ってもらえると分かりやすいかもしれません.

4月からはスポーツ健康科学部の一期生が入学してきます.
興味のある学生さんがいれば一緒にフィールドに出て
実験をしてみたいと思います.
これに限らずスポーツ健康科学部では
インターンシップやサービスラーニングなど
様々な貴重な体験ができる機会がたくさんあります.
色々なことに積極的にチャレンジして,是非「実践力」を養ってください.
                                                     成弘

2010.03.01

工事関係者慰労会

スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科の基本棟である「インテグレーション・コア」ならびに,講義棟の「ラルカディア」が完成しました! 2月26日に引き渡しを受けました.

 

2月27日には,工事に携わって頂いた関係者ならびにそのご家族を招いての内覧会と慰労会が行われました.

 

工期が約10ヶ月という極めて短い期間で,2つの未来を切り開く素敵な建物が完成しました.工事に関わって頂いた工事従事者は,約1300名で,延べ4万名と聞いています.新棟の一階には,10日以上携わって頂いた約1100名の方々のお名前を記載したプレートがあります.感謝を込めて設置されたと思います.

 

慰労会で少し挨拶をさせて頂きました.スポーツ健康科学部を代表して感謝を申し上げるとともに,この工期の間に1件も事故なく(切り傷もなく)安全に執り行って頂いた偉業をたたえ,心からのお礼を申し上げました.

 

また,工事に従事して頂いた皆さんは,『建物の生みの親』,それを引き継ぐ我々教職員は『育ての親』として,建物・施設ならびに人材の育成に専心していくことを皆さんにお誓い申し上げました.

 

  忠

  

 

2010.02.28

新生活を間近に迎える方へ

2月26日(金)14時に大学院スポーツ健康科学研究科の入学試験の合格発表がありました。

雨降りにも関わらず、確認にお越しいただいた方、本当にお疲れ様でした!

インターネットでも発表していましたので、そちらで確認された方もあるでしょうね。

http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/5338/year/2010/name/gsspas

 

さて、本日の話題は、学部・大学院の区別に関係なく、新生活を間近に迎える皆さんへ。

4月1日に入学式が、京セラドーム大阪で盛大に開催されます。いっぺんにすべての学部、

研究科の新入生が集まっての式典です。衣笠、BKC、朱雀の学生・院生が一ヵ所に集まるのは

最初で最後の機会です。混雑が予測されますので、時間にゆとりをもって出席してくださいね。

 

 その翌日(4月2日)から、各種のガイダンスが目白押し!4月の第1週は、日曜日を除く毎日、

ガイダンスが続きますよ。一部分は自由参加のものもありますが、大部分のガイダンスは、

要出席です。朝から夕方6時までの時間を大学で過ごすことになります。

 ・・・ということは、下宿生活を予定される方は、引っ越しの予定、ガス・電気・水道・インター

ネットの段取りも3月末日までに済ませておきましょう!!!

 自宅・下宿に関係なく、4月は自分に必要なものを把握し、期日内に手続きをしなければなら

ないものが多くあります。ガイダンスに出席し、手続き(締切)の把握とスケジュール調整すること

が、新生活を迎える方の「好スタートの最大のカギ」と言えるでしょう。

                                                    Aより

 

 

2010.02.27

結果発表会

今週の木曜日に、運動教室参加者の皆さんにお集まりいただき、結果発表会を行ないました。

週2回のセラバンドトレーニングを12週間続けた結果、日常生活で必要な機能的体力が改善し、筋肉の量も増加しました。

もちろん個人的には、あまり大きな変化が無かった方もおられましたが、高齢者の健康維持にとっては、健康状態を「現状維持」することが最優先。

キヨシ先生にも体組成についてご説明いただき、参加者の皆さんはそれぞれ真剣に自分の体力や、体組成、認知能力、血液検査の結果など、沢山のデータを見つめていました。

もちろん、当日は結果発表会の前に30分ほどセラバンドを使って運動を行ないました(^^)

皆さん揃って、今後も運動教室を続けて欲しい!とリクエストをいただけたことを、とても嬉しく思っています。

沢山の方に、運動を楽しみながら元気になっていただきたいです。



2010.02.26

最近のこと

2月も末になったので、だいぶ春めいてきました。

さて、BKCには桜が多く植えられていて、

3月の末ぐらいから4月の頭にかけて、桜がきれいに咲きます。

 

その前に、3月の初旬に在学生の卒業の合否が発表されます。

もう少しかなぁ。

その中で、ちゃんと勉強したので4回生できっちり卒業できる人と、

単位を取り損ねて卒業できなかった人、

色んな学生が喜んだり悲しんだり。。。

 

スポーツ健康科学部では、卒業論文が必須なので、

これで卒業の合否が決まるんだろうなぁ。

 

さてさて、ここまでが前置き。

 




今は、授業の期間でないけれど、

大学院のゼミ(勉強会)は続けてやっています。

月に2~3回のペースです。

 

大学院生は、授業と言うよりも研究という個人個人の勉強の問題なので、

年がら年中勉強です。

そういえば、ゼミの修士2回生、修士論文は書き終えて、

口頭試問もとっくに終わっているのだけれど、大学でよく会います。

なんか、勉強が好き、というよりも大学が好き、という印象も受けたりして。

 

 

さて、今日は、その大学院のゼミ(勉強会)の日です。

そして、今日のテーマは、岩波文庫から出ている「ゲーデルの『不完全性定理』を読む」、

です。

 

?ゲーデルって知っている人はいるかなぁ?

?数学者で不完全性定理が、(たぶん)一番有名な人なんだけれど?

 

そうそう、この分野は、学問領域で言えば、「数学」になります。

なので、私の専門にも大学院生の専門にも直接関係はありません。

ただ、実際に勉強をしていく過程では、自分の勉強したいことに直接関係ないように見えること、

を勉強すると、知識の基礎体力が違ってきます。

いわゆる教養でしょうか。

 

こういう教養は、どうしても研究や勉強は、「今」を追うことが多くて、

自分の好みのことだけをしていると、視野が狭くなるなぁ、

と感じています。

 

さて、実際に、ゲーデルの不完全性定理は、論理哲学や数理哲学と言われる分野で重要で、

物事を論理的に構成する際に必要な視点を教えてくれます。

実際に、社会学や経営学、論理学など数学以外の色んな分野に影響を与えています。

とは言っても、非常に難しくて、全部わかった!とは言えないのですが。。。

 

この内容については、詳しくは調べてみてくださいね。

 

はてさて、今日も楽しくゼミ(勉強会)で勉強しようっと。

 

<道>

 

PS:Y先生が、このコーナーに出して欲しい、と言っていたので、何か振ろうかなぁ。

う~む。。。ここのところ、いじめらてないし、怒られてもいないし。。。

ふむ。。。今度、仕事振りますね。

2010.02.25

MRI のマグネットが入りました!

オリンピックも佳境に入ってきましたが、
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

先日、高機能画像撮影室に、MRIのマグネットが入りました。

MRI1.jpg
MRIには、超電導磁石が入っていて、
ヘリウムガスを使って、極低温に下げ、
強力な磁場を発生させます。
(人体には、影響が無いので、安心して下さい)















MRI2.jpgのサムネール画像
次の写真は、外側から見た写真です。
奥に見える筒のようなものは、
fMRI用のケーブルを通すパネルです。
部屋の中に入るものは、金属製だと、
MRIに引き寄せられて、危険なので、
全て非磁性で出来ています。
例えば、MRI対応用の眼鏡などもあります。
(驚くほど、高価です!)











いよいよ新棟の引き渡しも近づき、
最先端の環境で、教育・研究を行える体勢が整ってきました。

これらの機械を、フルに活用して、
立命館大学スポーツ健康科学部の教員・学生が、
スポーツ健康分野の日本代表となって、
世界と戦う日々を楽しみにしています。

皆さんに、期待しています!
それでは、また。失礼致します。
                  敦

 

  

 

2010.02.24

合格おめでとうございます!

スポーツ健康科学部一般入試の合格者が発表されました。うれしい声が続々届いてきています。今日は、福岡県立伝習館高校の体育教員をしている鹿屋体育大学の後輩から連絡があり、受験生の合格の知らせを受けました。先生、ご連絡ありがとうございました。国公立併願の合格者も多いとは思いますが、ぜひ立命館大学を選択していただきたいと思います。素晴らしい施設と熱意のある教員一同が皆さん1期生をお待ちしています!

 

今回の受験生は、関西圏に加えて、九州、東海地域から多数の志願者が集まったようです。特に愛知や福岡は県人会ができるほどの人数になるのではないかと思われます。ともに新幹線を利用して帰郷できる地域です。名古屋へは、キャンパスから1時間30分程度ですので、大まかな単位を取得した4年生は、アパートを引き払って実家から通う学生も少なくありません。

 

最近は暖かい日が続いていますね。もうあっという間に桜が咲いて、入学式を迎えることになるでしょう。高校生活でやり残したことのないように、入学式までの時間を有意義に使ってください。 真