[ ] の記事一覧

2010.02.23

フィギアスケート

バンクーバーオリンピックはすごく盛り上がっていますね。
私は特にフィギアスケートを応援しているのですが、
日本男子の演技や成績はとても素晴らしいものでした。
摩擦抵抗の小さな氷の上でなにジャンプや素早いスピン、
どんな原理で成し得ているのか、そして原理が分かれば、できればマネしてみたい・・・
そんなことを想いながら、いつも観ています。
そんな訳で、今日はジャンプは無理だと思いますが、
スピンを少しでも体験できる(?)ように、その基本原理を考えてみたいと思います。



ジャンプもスピンも回転しています。
その回転している様子を詳しく観察してみると
2つのことが分かります。
①回転する前は手を広げていることが多い
②特に素早い回転中は腕を体に引き寄せていることが多い
この理由は力のモーメント(てこの原理)、慣性モーメントという
スポーツ健康科学の中の一つの分野であるバイオメカニクスで
よく出てくる言葉で説明がつきます。
バイオメカニクスを学べば、
●体や手を勢いよく捻った方が勢いをつけやすい
●回転が始まれば手を体に引き付けてできるだけコンパクトになっていた方が回転が持続しやすい
ことが簡単に理解できます。
詳細はスポーツ健康科学部で学べますので楽しみにしておいてください。

実際のスピンやジャンプにはもっと色々な要素が加わっていますが、
すぐにマネできそうなのはこれぐらいかな?

簡単なスピンの手順
①手を大きく広げ、回転したい方向に腕、体を勢いよく捻る
②すぐに腕を体に引き付ける

理論がわかれば実践あるのみ!
本当にできるかどうかは、今度スケート場に行ったときに試してみたいと思います。
                                                                           成弘

2010.02.22

信長の棺

先週は,水曜日から金曜日まで,東京,北海道の北見,東京と出張続きでした.出張の移動の折に,表題の本を読みました.なかなか戦国武将の群像とともに,「信長の棺」のいくえについての謎解きも展開するという,推理サスペンスの要素もあります.

 

驚くのは,この著者の加藤 廣さんは,この小説で作家デビュー(正確にいえば小説家としてのデビュー)を果たされました.そのときの年齢は,75歳です.小説を書くには,色んな能力が必要ですが,気力,体力が充実している必要があります.加藤さんは,その後も精力的に小説を発表されています.

 

そういえば,条件反射の研究で有名なパブロフもこの研究を発表したのは70歳から80歳の時と聞いています.

 

何かに専心する,いつまでも探求する気持ちが,気力と体力を充実させているのかもしれません.

 

 

 

2010.02.21

虹と雪のバラード

バンクーバーで冬季オリンピックが行われています。

毎日熱戦が繰り広げられていますが、私にとって最も印象に残っている冬季オリンピックは1972年(昭和47年)の札幌オリンピックです。長野での冬季オリンピックは記憶に残っている方も多いと思いますが、若い皆さんの中には、札幌でオリンピックがあったことをご存知ない方もいるのではないでしょうか?

当時、私は小学校の5年生か6年生だったと思いますが、アジア初の冬季オリンピックということで、日本中がものすごく盛り上がっていました。そして、何よりもびっくりしたのは、70メートル級ジャンプ(現在のノーマルヒルです)で、笠谷選手が金、金野選手が銀、青地選手が銅メダルを獲得し、表彰台を日本選手が独占したことでした。当時、私の通っていた小学校には職員室に1台と音楽室に1台の計2台しかテレビがありませんでしたが、生中継か再放送か忘れましたが、音楽室にクラス全員が集まり、担任の先生と一緒に70メートル級ジャンプの競技や表彰式を見たことを覚えています。子ども心にも、ジャンプという競技はヨーロッパなどの選手が圧倒的に強いものだと思っていましたので、日本の金・銀・銅独占には本当に驚くとともに、強い感動をおぼえました。

「氷の妖精」ジャネット・リン(フィギュアスケート)の転倒、トワ・エ・モア(ってわかりますか?)の「虹と雪のバラード」のヒットなど、とにかく色々なことが盛り沢山の札幌オリンピックでしたが、選手の活躍を音楽室で見せてくれた先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。

スポーツは全世界共通のものであり、その点では国際性が最も高いもののひとつと言えるかもしれません。私は、せいぜい家のテレビの前で観戦・応援するくらいしかできませんが、今からさっそくテレビのスイッチを入れて、バンクーバーでオリンピックに参加している全ての(=全世界の)選手を応援したいと思います!

 

 

2010.02.20

大学院入試

皆さん、バンクーバーオリンピック観てますか?

スピードスケートに引き続きフィギュアスケートもメダル獲得で盛り上がってますね!

 

今日BKCキャンパスでは、スポーツ健康科学研究科の入試が行われました。

朝から筆記試験や面接と、受験生の皆さん大変お疲れ様です。

 

これまで他の先生からも紹介されましたが、新学部研究棟にはスポーツ健康科学分野の最新設備が整います。

 

春からは大学院生も第一期生となり、BKCキャンパスでの新しい研究活動に加わることとなります。

 

基礎から応用科学の分野まで幅広い領域において、新しい教員と大学院生が共になって、どんな研究科を創りあげていくのか、とても楽しみです。

 

今日は300字でまとめてみたいと思います (^^)

 

 


2010.02.19

変なFAXが来ていました。

何かと言うと。。。

PCにつけるカメラを、送料負担のみで、

買う?もらう?ことはいかがでしょうか?

というものです。

ん~。。。どこで儲かる??

 

さて、スポーツ健康科学部の入試は、

あと一つ、後期分割方式を残すのみとなりました。

 

志願者数は、

A入試、学部A方式(文系)、学部A方式(理系)、W方式を合わせて、

1575名。

                   ↓参考↓

https://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/sigansya_sokuhou/index.html

 

今日は、まだ発表していない学部A方式(文系・理系)とW方式の合格発表です。

 




入試は受験する人にとっては、当然大変だけど、

何点から合格にするのか、考える人も大変です。

 

大学や高校には定員があって、

4月1日の入学者が、

定員より少なくてもダメですし、

定員より多すぎてもダメなのです。

 

スポーツ健康科学部は、特に1期生なので、

定員どおりにならないと、教育条件が整うかどうかわかりません。

 

こういう状況が背景にあって、入試の合否のラインを決めていきます。

そして、合否が決まる点数の前後には、

スポーツ健康科学部では、1点の差の中に20人ぐらいが入ってきます。

当然、もっと志願者の多い学部では、その人数はさらに多くなります。

 

そしてまた、合格した人が全員入学するわけではないので、

合格して入学する人がどれぐらいいるんだろう??

と考えながら合格のラインを引いていくのです。

 

※下の数字は、あくまでも仮定です。※

例えば合格者中の入学者が20%であり、100人に合格を出せば、

100人×0.2=20人

となります。

そして、1点の違いは、前のように20%の入学者だと仮定すると、

20人×0.2=4人

となります。

また、入学者も同じぐらいの人が必ず入学するわけではなく、

年によっても異なります。

年によっては、15%だったり、また25%だったりします。

※ここの数字は、あくまでも仮定です。※

 

そして定員が500人の規模の学部であれば、

入学者が4人増えたり減ったりしても、比率としてあまり大きくないですが、

定員が少なければ少ないほど、比率として大きくなります。

 

なので、どの大学でも、

ものすごく丁寧に、合格最低点を何点にするのかを議論して、

点数を決めていっています。

 

<道>

 

PS:このコーナーがマニアな人気?

今週はY先生に振るような内容じゃないので独り言。

「独り言」と「ひとり言」では、孤独感に差があるなぁ、とふと思いました。

ん?ネタがまずしい。。。

2010.02.18

オリンピックと脳科学

バンクーバーオリンピックも盛り上がってきましたが、
皆さん、いかがお過ごしですか?

今週も、先週に引き続き、オリンピック関連の写真を
ブリティッシュ・コロンビア大学 (UBC) に留学中の
学生さんが送ってきてくれましたので、お届けします。

先週、紹介した UBC は、オリンピック会場にもなっていて、
様々なイベントが開かれました。
まずは、大学内での聖火リレーです。

relay.jpg











 
大学のアリーナも、アイスホッケーの会場となっています。
(立命館のアリーナも、オリンピック会場になると良いですね〜)

arena.jpgのサムネール画像

















 
 
会場の外で売られているホットドッグだそうです。
バンクーバーは、中国や韓国出身などアジア系の人が多い街です。
(浅田選手も、やはり大人気ですね!)

hotdog.jpgのサムネール画像



















 
最後に、オリンピック関連という事で、
論文を一本紹介します。
"The Olympic brain. Does corticospinal plasticity play a role in acquisition of skills
required for high-performance sports?"
というタイトルの論文で、
脳科学の観点から、オリンピックに出場できるような凄い選手は、
運動をコントロールする神経が、どのように発達しているのかについて、
今までの研究をまとめた論文です。
もちろんまだ研究が始まったばかりですので、分からない事だらけですが、
我々スポーツ健康科学部の研究から、オリンピック選手を送り出せるような
最先端の研究が生み出されることを期待して止みません。
一緒に頑張りましょう!

それでは、また。失礼致します。
             敦

 

2010.02.17

健康運動指導士養成講習会 in 名古屋

先週の土曜日に、愛知学院大学で開催された健康運動指導士養成講習会の講演を行いました。愛知学院大学は、名古屋駅の名鉄バスセンターからバスで40分のところにあります。今回は50名ほどの参加者で、超音波等を使った身体組成の測定実習を行いました。参加者のほとんどが管理栄養士の方々で、この資格を持っていると、健康運動指導士の取得単位がいくらか免除されます。1週間ぶっ通しの実習で、水泳の実技の後だっただけに、皆さん疲れ切った様子でした。

 

健康運動指導士は、「個々の心身の状態に応じた、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成および指導を行うものに与えられる資格」とあります。スポーツ健康科学部は、健康運動指導士の養成校の申請を行う予定です。これが認定されると、スポーツ健康科学部の学生は指定科目の単位を修得することにより、検定試験を受験する資格が得られます。大学で健康運動指導士の養成制度が始まったのが平成19年からで、全国の体育・スポーツ系といわれる大学のほとんどが養成校に認定されていて、来年度3年次生が大学から輩出される初めての健康運動指導士になります。

 

最近は就職難といわれ、将来の進路を決めるのには大変な時代となっています。このような厳しい現実の中で就活と闘っていくためには、他の人にはないどのような知識や技能、特性を持ち合わせているかが重要です。また、健康や福祉、環境といった社会問題の解決に直接かかわる職種は、今後ますます需要が高まると予想されます。近い将来、スポーツ健康科学部から日本一の健康運動指導士と呼ばれる人材を輩出したいものです。 真

 

 

2010.02.16

スポーツパフォーマンス測定室(動作解析室)

以前このブログでスポーツパフォーマンス測定室(動作解析室)を紹介しました。
先週のインテグレーションコアの見学会では、もちろん1階にあるスポーツパフォーマンス測定室も見てきました。
現在(正確には先週ですが・・・)は
↓こんな感じになっています。

dosa.jpgのサムネール画像









3月にはこの部屋にモーションキャプチャシステムや
フォースプレート、そしてハイスピードカメラが設置されます。
ちなみに写真の中央の四角形の部分にフォースプレートが入ります。
十分な広さを確保していますので
様々なスポーツパフォーマンスを計測、解析することができます。

この部屋はスポーツ健康科学部の講義で使用します。
授業ではこの最新の動作分析装置を実際に使いながら
計測方法や分析方法を学ぶことができます。
楽しみにしておいてください。

                                             成弘

2010.02.15

朝トレ

毎朝、日課の「朝トレ」で、歩いたり、走ったり、筋トレ、ストレッチを行っています。朝の運動でしっかり身体づくりとともに、『脳を鍛えるには運動しかない』(ジョン J. レイティ著)にあるように大脳の活性化にも役立っているのではと感じています。

 

「朝トレ」のきっかけは、不活動、過体重のおかげで「座骨神経痛」を煩ったことです。いまから7年ほど前になります。あの猛烈な"痛み"は、今思い出してもたまらないですね。でも、その痛みを和らげるため、あるいは解消するために運動するようになりました。"痛み"が健康な身体づくりのきっかけと動機付けでした。今では、運動そのものが"楽しみ"になっており、まさに習慣化できています。

 

歩き方のフォームを変えてみたり、ランニング中に意識するポイントを変えたり、変化を加えて行っています。意識を変えることで関与する筋群、筋活動パターンが変わり、フォームも変わります。日常の仕事、活動だけでは、体力低下をもたらし、身体のバランスも悪くなるようです。歩き方も、ほうって置くと年相応の歩きになってしまいます。

 

最近は、若々しい歩きを意識して歩くようにしています。そのせいか、普段とは違う筋肉を使うため、経験したことのないところの筋肉痛、痛みが発生します。このような体験も新しい発見で楽しんでいます。

 

皆さんも、「知っているようで知らない自分の身体」に関心を持って、また意識して動かしてみて下さい。詳しいメカニズムは、スポーツ健康科学部で学べます。

 

 

 

2010.02.14

本日は

本日は世間ではバレンタインデーですね。

 

そんなことはさておき、受験生でいえば、

スポーツ健康科学部の文系A方式の合格発表日!!

みなさんが努力してきた結果がでる重要な日です。

 

また本学部ではセンター試験の活用方式は

今年に限って実施しておりませんが、

本学の文系学部のセンター試験方式の合格発表日でもあります。

 

その他、本学部の学部A方式、W方式の合格発表は

2月19日(金)となります。

 

合否結果の確認については以下の3点となります。

①合格発表日に大学からみなさんへ発送する合否通知

②大学のキャンパス内の合格発表掲示

③ホームページでの合格発表案内

  ※ただし、発送する合否通知が正式なものとなります。

 

以上、みなさんもご存知の情報とは思いますが、

合格発表のお知らせでした。