ついにバンクーバー五輪が始まりました。
22年ぶりにカナダで開催される五輪は7競技、冬季五輪史上最多の86種目で競い合います。
日本代表選手の活躍に期待ですね。
昨晩、「アインシュタインの眼」という番組で「氷と雪に挑むスーパーテクニック 〜バンクーバー五輪特集」と題して、冬季競技の卓越したテクニックをハイスピードカメラや脳波計測器を使って解析していました。
冬季競技のどれ一つとっても、そのテクニックの奥深さには感心させられます。
例えば、スキージャンプでは、いかにして踏切をタイミング良くきるかが大事な要因だそうですが、スロープを下る時の速度は90km/時に達し、踏切時に際しては、1mを0.05秒で通過します。
つまり、踏切のタイミングだけ考慮しても、まさに人間業を超える技能が必要となります。
また、スピードスケートの長島圭一郎選手や加藤条治選手の動きをハイスピードカメラで捉えた映像が流されていました。
長島選手が足の長い外国人選手に蹴り足のストライド幅で負けないように、腰を極限まで低い位置で保ちながらスケートする、という技術や、
加藤選手の卓越した蹴り足のスピードを挙げることで他の選手よりもストライド数を増やして加速する、という能力は、素人の僕が見ても圧巻でした。
日本人選手達の日頃の努力と、その磨き挙げられた技術がまさにこのオリンピックで試されます。
代表選手達が皆笑顔で帰国できるように、最高のパフォーマンスが発揮されることを祈ってます。
聡