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2009.10.26

週末の研究会

幹事・世話人として関わっている研究会を週末に2つ開催しました.

24日(土)の午後は,NS研究会αを行いました.この会のネーミングは,世界的に有名な2つの科学雑誌の頭文字をつなげています.世界的な研究成果を生み出そうという心意気を表しています.主には次年度設置されるスポーツ健康科学部の主要研究ツールとなるNMR装置を中心に研究活動していている学内外の先生方に集まってもらっています.これまでに既にこの分野での研究実績のある先生,これから研究ツールとして活用したいと考えている先生,研究会に興味ある方,納入企業の方が参加されています.

 

今回が2回目となっており,かなり熱のこもった議論が展開され,研究アイデアが芽生えるような生産的な研究会になりつつあります.研究会後の懇親会はさらに白熱し,年齢,所属,肩書きを超えての議論は和やかでかつホットでした.

 

2ヶ月に1度のペースで開催することになっているので,次回は12月19日(土)の午後1時半からを予定しています.是非,チラッとでも興味があれば,一歩踏み出して研究会に参加して下さい.もちろん無料です.案内は下記のHPで確認下さい.

 

 25日(日)の午前は,日本トレーニング科学会が開催するトレーニングカンファレンスの世話人として,「コーチングを科学する -共創型リーダーシップの実践とコーチングを科学する-」を行いました.

講師には,大西 満さん((株)ヒューマンクエスト)をお招きしました.大西さんは,学生,社会人を通じて野球選手ならびに指導者で活躍した実績があり,かつ企業内での人事管理(マネージメント)の仕事を通じて,リーダーシップとコーチングをビジネスの分野で活用してこられています.現在は,これまでの知識と経験を活かして,起業され個々人の人間力を高めるプログラムを開発しています.

リーダーシップならびにコーチングという言葉は,スポーツ指導の現場でよく使われ,かつスポーツパフォーマンスを引き上げるために必要な要素であると考えられます.また,これらの用語はスポーツのみならず,ビジネスの分野,教育の分野においても使われ,その重要性が指摘されてきています.しかしながらその一方で,リーダーシップ,コーチングは曖昧な形で定義づけられたり,誤った使われ方をしている現状もあります.

「リーダーシップ」,「コーチング」の2つは,スポーツ健康学部の教育の基本コンセプトであり,教員にってとっても共通認識すべき重要なコンセプトです.今回の講演でこれらの定義,さらにはティーチングとコーチングの関係性の理解を深めることができました.「コーチングは一つのコミュニケーションスキルであり,リーダーシップ行動発揮のためのひとつのアプローチ」と定義がなされ,コーチングの構造,コーチングスキル,コーチング機能について,丁寧でかつわかり易い講演でした.講演のあとに,参加者同士でのロールプレイングで,コーチングスキルの一端を確認できたことは,貴重な体験でした. 

秋は,物事を集中的に進める良い時期です.受験生の皆さんにとっては今が勉強を積み上げる好機です.勉強の秋,研究の秋を集中して楽しみましょう.

*上記の研究会の情報などは随時,次のHPに掲載しています.

    https://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/

    忠

 

 

2009.10.25

女子陸上競技部準優勝!

本日は、私ことAよりブログへメッセージを。

ブログ初心者なもので、間違って24日に投稿してしまい、慌てて間違った昨日記事を削除しました。幻のブログということにしておきましょう。正しく今日の日付で、ブログの襷リレーをつないで行きたいと思います!読者の皆さんへ、これからも引き続きよろしくお願いします!

秋も深まり、いろいろなクラブの公式戦が行われています。立命館大学では、多数の運動部があって、どのクラブもすばらしい!特に春と秋は、いろいろな試合があります。

さて、冒頭に書きました「襷」。襷のスポーツといえば、駅伝を連想しますよね。今日、10月25日は、女子陸上競技部の駅伝がTVでも放映されていました。皆さん、ご覧になりました?

立命館大学、総合準優勝!おめでとう!! 

部員さん、そしてチーム関係者の皆さん、お疲れさまでした!

大会新記録の総合タイムを1位・2位がとったという、「超」ハイレベルなレースでした。

女子陸上競技部をクローズアップしましたが、他の立命館大学の試合結果にも目が離せませんよ!新聞やHPなどでもチェックしてくださいね。

スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科では、正課の学業を修めることは勿論ですが、選手として体育会のクラブ、サークルに参加するもよし、またチームのスタッフとして活動するもよし、観戦・応援に徹するもよし。学生・院生さん、何らかの形で、大学のスポーツにも関わりをもって欲しいと思います。

運動が苦手でも大丈夫。観戦で盛り上げたり、何かのスポーツに研究の焦点をあて、その研究成果をチームに還元するっていう形での貢献もありますよ!

この学部と研究科と皆さんとで、大学のスポーツをもっともっと盛り上げていきましょう!

A

 

 

 

2009.10.24

車いすバスケットボール

今週の月曜日に初めて、車いすバスケットボールを体験しました。

滋賀県を拠点に活動されている「LAKE SHIGAバスケットボール・クラブ」の皆さんがお越しになり、デモンストレーションと同時に参加型のゲーム形式を皆で楽しみました。
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まず、チームメンバーの方が、基本的な車いすバスケのルールについて説明をしてくださり、その後に学生と教員が入り交じったチーム同士で対抗戦、そして最後はLAKE SHIGAの方とも対戦しました。

バスケットボール用の車いすはとても軽くて機動性に優れており、初めて車いすを扱う僕でも自由に操作できる程でした。

でも、実際にバスケットボールを車いすでプレーするのはとても難しく、日頃どれだけ足の力に依存しているかを実感します。

実際にゲームをプレーして、その人気の高さが理解できました。
本当に楽しかったです!

翌日は今まで経験したことの無い箇所が筋肉痛になりましたが。。。

LAKE SHIGAのメンバーの方は、車いすの操作はもちろん、バスケットボールのプレーが見とれる程美しく、本当に神業級の動作とボールさばきでした。

来週の月曜日(10月26日)もBKCジムの第2アリーナで2限目(10:40am-12:10pm)に行われていますので、是非皆さんも機会があったら参加して下さい。

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今回のコーディネートをしてくださった永浜先生は、今後もこういったイベントを続けていきたい、とおっしゃっていました。


スポーツとしてのプレーを楽しむだけでなく、キャンパス内のバリアフリーについても考える機会を与えてくれる、とても大切なスポーツ・イベントでした。

LAKE SHIGA バスケットボール・クラブの皆さん、ありがとうございました。


 

2009.10.23

来週は。。。

10月27日の長野予備校での説明会に行きます。

もし、長野でブログを見ている高校生がいたら、ぜひ来てみてくださいね。

今までの経験から、ほとんど期待していませんが。。。(T_T)

 

そして、来週末からは、学会で沖縄まで行ってきます。

名護の名桜大学にいますので、もし質問のある高校生がいましたら、

来てくださいね。

(こっちもたぶん。。。)

 

はてさて、本題に。。。

 

 

 

以前、ブログで10月9日~12日まで、日本スポーツマネジメント学会を開催します!

って言いましたが、その報告?でも。

 

この学会には、学部生や大学院生も多く参加していて、

そのメンバーを対象にして、本学会前にスチューデントセミナーを開催しました。

内容は、講義を聞いて、交流して、グループで課題に取り組んで、

それを翌朝発表して、さらに講義を聴く、ということで、

学内の宿泊研修施設エポック立命21に1泊2日の宿泊のハードなものでした。

 

目標として、

(1)理論を学ぶ

(2)他大学(大学院)との交流を深める

ということを企画上でおいていましたが、(2)に関しては、けっこう充実したようです。

特に、大学内のシーキューブでバーベキューができるので、

バーベキューをしたりして、けっこう美味しいと評判でした。

生協さん、ありがとう!

こんな懇親が、学びを深めていく上で重要だなぁ、としみじみ思う学会でした。

 

ということで、今週は軽め?のブログでした。

 

<道>

2009.10.22

文体について

昨日、真先生も書いておられましたが、
びわこ・くさつキャンパスでは紅葉が進み、
美しい季節になってきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

新学期が始まり、1ヶ月が立ちました。
今学期の2回生向けの「プロジェクト英語」のクラスでは、
論文執筆や学会発表にふさわしい"アカデミックな文体"を学ぶ事になっています。
(文体というと堅苦しいので、言葉遣いとも読み替えて下さっても結構です)

このようなジャンルが要求する文体と共に、
個人が持つ文体というのもあります。
例えば、このブログを書いている先生方もそれぞれの文体があり、
お互いの個性を表していて、一つの面白みになっていると思います。
ちなみにブログの曜日と名前を隠して、どの文章が、どの先生が書いたのか、
推測してみて下さい。きっと当たると思いますよ (^ ^)

皆さんも、それぞれの文体をお持ちだと思います。
来春、スポーツ健康科学部に来て、それぞれの文体を発揮して、
個性豊かな声を聞かせてもらえる事を楽しみにしています。
また、学部として、一体となり、一つのハーモニーを
響かせてくれる事を大いに期待しています。

それでは、また。失礼致します。
季節柄、お体くれぐれもご自愛下さい。

                                     敦


2009.10.21

びわこくさつキャンパスの紅葉

最近、行きつけの「みんみん」という中華料理屋さんへ行くと「おかえりなさいませ!」といわれてしまいます。ちょっと行きすぎでしょうか。いま私はスポーツ健康科学部のホームページで健康ブログを行っていますので、野菜いためと餃子と生ビール1杯だけにしていますが、たまにチャーハンまでいってしまいます。

 

それはさておき、10月に入ってから少し肌寒くなってまいりました。びわこくさつキャンパスも紅葉を迎えており、木の葉が一枚いちまいと減ってまいりました。私は東京都立大学(現在首都大学東京)の大学院に通っていましたが、東京都八王子市にあるこの大学は、どことなくびわこくさつキャンパスに似ています。横長のキャンパスや自然が多い所などです。修士論文や博士論文の提出期限は、ケヤキ並木の紅葉とともに迫ってきて、枯葉が全部落ちるまでには完成しなければなりません。ちょうど今の時期は、M2D3の学生さんにとってはとても大変な時期なのです。

 

スポーツ健康科学研究科(大学院修士課程)は、来年41日から学部と同時に開校される予定です。研究者を目指す方や1ランク高い教員免許を取得したい方、社会人の方でキャリアアップを目指す方などは、是非チャレンジしてください。大学院のM2にあたる完成年度はさらに大学院博士課程の設置を申請する予定です。皆さんがドクターと呼ばれるその日まで、スポーツ健康科学の研究分野に爪痕を残していただけるよう全力で支援させていただきます。

 

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2009.10.20

ストレスの計測

皆さんは「手に汗握る」、「緊張して手が汗でびっしょり」なんて経験はありませんか?
普通「汗」というと暑いときに体温を下げるために出るものだと思いますよね。
ただし、緊張して掌から出る汗って暑いから出ているのではない・・・
実は汗には大きく分けて2種類あります。
一つは「温熱性発汗」で暑いときに出ます。
もう一つが「精神性発汗」で緊張したりしたときに出ます。
「精神性発汗」は掌や足の裏によく現れます。
緊張すると「手に汗が・・・」というのはこの精神性発汗によるものです。



なぜ突然汗の話をしたかというと、
この「精神性発汗」を計測することで緊張やストレスを推定することができるんです。
例えば汗は塩分などを含むため、電気を通します。
微小な電気を流して、どれぐらい流れたかで汗の量がわかるので
計測した発汗量からストレスの度合いを推定することができます。

私の専門の一つに生体計測がありますが、このように人間の特性を利用して
計測する方法がたくさんあります。
計測するにしても人間のことをちゃんと勉強しないと計測できないってことですね。
もちろんスポーツ健康科学部ではもちろん色々な生体の特性も勉強できます。
勉強した人間の特性を利用すれば、これまで計測できなかったものが
計測できるようになるかもしれません。
卒業研究などで是非チャレンジしてみてください。

本日のスポーツ健康科学部の教育・研究棟の様子は
↓こちら
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6階建ての建物の6階部分が見えてきました!

                                                       成弘


2009.10.19

Neuroscience 2009

秋らしい透き通った青空がみられるようになりました。

 

先週末からシカゴに来ています。Neuroscience 2009という学会に参加しています。名前の通り、「神経科学」に関する世界最大の学会で、毎年開催されています。写真にあるように、世界中から多くの参加者が集まっています。おそらく、参加者は3万人に上るかもしれません。

 

 

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  シンポジウム、記念講演、特別講演、口頭発表、ポスター発表と様々な形態で、研究成果が発表されます。ポスター発表の会場は、フットボール競技場が20ほども入るようなところに、企業展示とともに設置されています。午前、午後のセッションとも約1500-2000題の発表があります。全ての発表を聞くことは物理的に無理であり、関心のあるトピックスをもとに、電話帳のようなプログラムから目当ての研究発表を探し当て、発表を聞きに行きます。それぞれの研究成果を聞いたり、みたりしながら、研究の動向を知り、自分の研究のアイデアを練る機会にしています。

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 研究はある意味、領土を切り開く作業です。研究成果は、どこまで新しい地平を切り開けたのかを示すものになります。独創的で斬新な研究アイデアと素敵な研究仲間、学生とともに、「スポーツ健康科学」の新しい地平を切り開きたいとの思いが一層強くなってきている。

                                         忠

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009.10.18

ベースボールクリスマス

 既に立命館学園のホームページにも掲載されていますが、12月6日(日)にびわこ・くさつキャンパスで、日本プロ野球選手会主催の「ベースボールクリスマス」が開催されます(入場無料)。当日は、現役のプロ野球選手がびわこ・くさつキャンパスに集い、一般市民やファンの皆様と一緒に、様々な楽しい企画を実施します。日本を代表する超有名な「元プロ野球選手」と、スポーツ健康科学部に就任予定の先生方との対談など、スポーツ健康科学部とスポーツ健康科学研究科の企画も大規模に実施します。当日は、地元の草津市民の皆様以外にも、滋賀県全域、京都、大阪など日本全国からたくさんの方々がびわこ・くさつキャンパスにお越しになるものと想定しています。

 このベースボールクリスマスの成功に向け、スポーツ健康科学部に就任予定の先生方をはじめ、立命館学園の様々な部署で準備が進められています。その中心人物のひとりが、広報課の「山本さん」です。普段は朱雀キャンパスの広報課に勤務していますが、つい先日から、びわこ・草津キャンパスの部屋で執務を開始されました。このような大きな企画を成功させることは大変なことと思いますが、てきぱきと迅速に、また親切・丁寧に私を含めて他のスタッフをリードしてくれます。

 12月6日まで残り50日となりました。山本さん(下の写真の方です!)と一緒に、市民の皆さん、小中高生の皆さん、立命館大学の卒業生や現役の学生・大学院生などの皆様と一緒に、楽しく、そして思い出に残るイベントにしたいと考えております。12月6日は、びわこ・くさつキャンパスでお目にかかりましょう!

(山本さん、お勤めご苦労様です。そして、本当にありがとうございます!)

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2009.10.17

スポーツと写真

今日は淡海生涯カレッジの講演で、中高齢者の方に運動の大切さと、具体的な運動方法についての講義をさせていただきました。

部屋いっぱいの方にご参加頂き、2時間程の間しゃべり続けました(笑)

具体的な運動方法ついての情報も探されている方が多いな、と実感しています。

今月は滋賀県在住の沢山の方にバンド運動についてご紹介したためか、近所の100円ショップではバンドが売り切れ中みたいです(^^;


今日は講義が終わった後に、BKCキャンパスのエポックホールで開催している、「世界報道写真展」を観てきました(同じエポックの教室で講義だったので、生涯カレッジの受講生の皆さんもご観覧されたようです)。

経済や世界紛争に関するニュースはもちろん、芸術を追求した写真や、スポーツに関する写真など、沢山展示されていました。

アスリートが勝負に挑む瞬間や、勝利を掴み取った瞬間など、まるで自分がそこにいるかのような臨場感を味わえます。

展示されている写真は世界報道写真コンテストに応募された9万6千以上の写真から選ばれた受賞作品のみが展示されています。いわば報道写真界のトップに立つカメラマンによるアートの集結です。

普段は映像で目にしているニュースをその瞬間を捉えた写真で見ると、ものすごいインパクトがあり、目に焼きつきます。

この写真展は全国を回っていますが、BKCでは11月1日まで開催されているそうですので、機会があれば是非見に行ってください。
普段は何気に見ている写真の持つ壮大な可能性に驚かされますよ。