2015.12.26
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2015.12.24
立命館大学 東京キャンパス
いよいよ、今年の授業は明日までですが、既にキャンパスは、いつもより静かに感じます。
今日は、東京駅日本橋口(最も北側で八重洲側)を出たところにある、JR東日本が運営するサピアタワー8階の立命館大学東京キャンパス(https://www.ritsumei.ac.jp/tokyocampus/about/)を紹介したいと思いいます。この施設は、在学生に限らず、卒業生、交友の方も利用できます。
キャンパスは目的により大きく2つのエリアに分かれています。皇居側はキャリアーオフィスの方々が、東京・関東地区で就職活動を行う学部や大学院の就職活動生の対応をしています(https://www.ritsumei.ac.jp/tokyocampus/recruit_support/)。職員の方からは、“スポーツ健康科学部の学生さんは、なにしろ明るい方が多いのでとてもうれしいです”と言われています。就職活動は、順調にいく学生さんは少数で、何度も不採用の通知をもらうことがあります。身寄りの無い関東地区で就職活動をするとき、この東京キャンパスは前線基地、あるいは憩いの場、慰め、激励を受ける場所です。着替えのためのスペースや、パソコン、等、就職活動に必要な器具もあります。多額の経費で運営されている東京キャンパスです。是非、在学中に訪問し、有効利用してください。
八重洲側は、立命館大学やその関係者が開催するセミナー等に使われる教室があります。It’s meたちは、その交通至便性から学術団体の会議や打ち合せで頻繁に使わせてもらっています。立派な施設ですので、多くの先生方から、“さずが 立命館!”と言われます。
2015.12.17
卒論提出締め切り日
本日 いよいよ 卒論の提出日です。It’s meゼミは例年、ぎりぎりの提出を目指しました。締め切りは本日17:00でした。去年は、16:48に敦○君がもうろうとなりながら提出しました。それでも学部全体では敦○君の後に2名提出したそうです。4年間の学業の総まとめとしての卒論執筆は大変ですが、短い時間の間に大変多くのことを学びます。It's meにとって、“とっても楽しい”時間です。
今年度は、全員の進行状況を下のような図にして、お互いに自分の位置を確認してもらいました。
食事を取る時間がないので前日には、餃子を買ってきて、みんなで食べました。
この4数日間で4回生の大きな成長が感じられるとてもいい時間です。君たちの書いた卒論がいつの日か、多くの人たちの目に触れることができるようにしたいと思います。
Sugar君は連続3夜、徹夜でした。Round mountainさん、どうにか壊れずに良かった。
本当にご苦労様でした。
2015.12.03
卒論 佳境
スポーツ健康科学部 4回生は、今、卒業論文の追い込みです。締め切りは12月17日17:00です。これに遅れたら、今までの苦労も水の泡、卒業もできません。
スポーツ健康科学部は、スポーツ健康科学部での学習の質保証として全学生に卒業論文執筆を必修としています。多くの卒論生が、卒論の執筆を機に、学習の満足度や自信が高まります。各研究室とも、最高の卒論を執筆できるようがんばっています(まだ 実験している4回生もいますが。がんばれ!)。
卒論で、本当に素晴らしい発見があることもうれしいことです。It’s meらの堅い頭で考えた机上の仮説では、考えられなかった結果が、卒論の結果として得られることがあります。その場合、それを証明するような次の実験室での研究を行い、新しい機序(仕組み)がわかることがあります。1期生のRisaさんの卒論や、Kimちゃん、末book君の卒論等は、すばらしい結果が得られました。
本日 07:00のエネルギー代謝測定室の風景
思えば、It’s meの名前が有名になった論文(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8897392、 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8897392)は、当時○屋体育大学の3期生であったWest Village君の卒論がものになっています。彼の卒論は2つの英文論文となりました。It's meも、それなりの数の論文を書きましたが、その中で最も、有名な論文の一つは彼の卒論からのデータです。そういう経験からでしょうか、It's meは卒論のデータをできる限り原著論文にまとめようと思っています。そうすると世界のデータベース(PubMed(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed等)に卒業生の名前が残ります。これらのデータベースは永遠に残るので、卒業生が大学生の子どもを持ったときん、自分の卒論をご子息に紹介することができるのです!。もちろん、卒論生だけでは、質の高い研究成果はできません。それを指導してくれる大学院生(It's me研究室では博士課程後期のTown君、Space君です)がいるから、論文にすることができる質の実験結果が得られます。WestVillage君の卒論は当時の大学院生の荻○君や、宮○君が指導したものです。本当に感謝です。
本日 07:30の運動処方実験室の様子
その他の話題
It’s me研究室のホームページが新しい秘書であるUsagiさんにより開設されました。http://www.tabatatraininglabo.com/
2015.11.26
テレビ放映
昨日、It’s meが出演した“ホンマでっか!TV”の放映がありました。収録は3週間前に終わっていたのですが、どのような内容になるかは、全くわかりませんでしたので、自宅で視聴しましたが、ドキドキものでした。
It's meが紹介した内容は、身体活動・運動・スポーツによる大腸がん予防効果の生物学的機序でした。低い強度から、高い強度(タバタトレーニング)の運動で、大腸がんの基となる、前がん細胞が少なくなるということでした。
最後は一緒に出演してくれた大学院生のTown君とタレントの小○さんとバーピーによるタバタトレーニングの実演をしました。小○さんは、Town君と同じ回数、バーピーをシャープに、こなしたのには驚きました。
うまく編集していただき、自分がプレゼンするより、わかりやすくなっていました。どきどきものでしたが、良い経験になりました。
放送には出ませんでしたが、スポーツ健康科学・体育系大学の“代表”として、3校(○志社大学スポーツ健康科学部の石○先生、○○体育大学の○川先生とIt’s me)がすべて関西の大学であったので、さんまさんから、“全部 関西やんか”という発言があったので、“そうです。スポーツ健康科学・体育系では、関西の伝統校も新設大学もがんばっています”と答えました。
その他の話題
It's meゼミのField君が、全日本学生ボードセイリング選手権で6位入賞しました。大学生になってから始めたボードセイリングですが、タバタトレーニングをいち早く取り入れて厳しいトレーニングを行ってた結果です。とってもうれしい報告です。
2015.11.19
第4回 健康寿命をのばそう! アワード
厚生労働省が行っている生活習慣病予防、健康寿命延伸のための国民運動を促進するための活動であるスマートライフプロジェクト(http://www.smartlife.go.jp/)が行っている“第4回 健康寿命をのばそう! アワード(http://www.smartlife.go.jp/award_winner_04/)”にプレゼンター代理として行ってきました。
プレゼンテーションの内容は 立命館大学父母教育後援会が行っている“100円朝食による学生の健康管理、生活リズムの維持活動”でした。審査の結果、見事に最高賞である厚生労働大臣最優秀賞に選定され、父母教育後援会副会長の竹内様が、塩崎恭久厚生労働大臣ご本人から表彰状をいただきました。
親が子を、大学が学生を思う心と、取り組みを動かす仕組み、資金の持続性が評価されました。また、プレゼンの学生さんの生の声のメモがよかったということで、企業、団体、自治体で120件を超える応募のなかでトップという評価だったということです。
100円朝食により学生の生活リズムの改善や体調管理が、将来の生活習慣病の発症を予防したり、健康寿命(一人で生活できる期間)を延伸することができるという地道な活動ですが、大きな効果をもたらす可能性のあるものです。是非、これからも継続し、より多くの学100円朝食を食べていただきたいと思います。
プレゼンするのは 承知していたのですが、新幹線の中で竹内様が、“2日前の父母教育後援会全国委員会大会で “てっぺんとってきます”と宣言された”ということを聞いて、戸惑いましたが、どうにか、代理のプレゼンも時間内に終わり、It’s meとしては、父母の方々に面目が立ちました。
2015.11.12
第10回中国体育科学学会参加
先週、第10回 中国体育科科学学会大会に参加するために中国浙江省の杭州にいってきました。本学会は、4年に一度、開催されるそうです。7000題の発表希望演題から1700題を選定、さらに最優秀賞、優秀賞等を選定し、開会式で表彰を行いました。中国体育総局局長から、“これから中国はサッカー、バスケットボール、バレーボール競技を中心に強化していく、それに、学術研究も援助して欲しい、さらに国民の健康増進という観点からも研究を行って欲しい”との発言がありました。この学会では、ポスターの発表場所が所属機関により設定されていて、その広さで争っているような感じでした。
スポーツと健康に関する国際シンポジウムでは、同行していただいた早稲田大学の樋○先生が、ボート漕ぎと健康という題で発表をされました。外国人参加者と学会幹部との懇親会では、今年、国士舘大学で開催された第66回日本体育学会に、招待された中国政府体育総局体育研究所の張所長も参加されたということでした(2015年9月3日のブログ参照)。多くの研究者を擁する中国との学術的交流は、今後、日本のスポーツ健康科学・体育系の学会にとって、重要なものになると予感しました。
その他の話題
杭州から中国の新幹線で、上海に到着し、その後、合流したTown君と一緒に上海体育学院を訪問し、曹振波教授とカロリーメータを用いた身体活動量測定に関する共同研究打ち合せを同大学で行いました。最初に両大学の代表が、これまでの研究成果の発表を行いました。Town君は高強度・運動後が安静時過剰酸素摂取量及び食事誘発性熱産生に関する研究結果を発表しました。
さらなる話題
It’s me研究室のJacky君の結婚式にも参加する機会を得ました。大阪で留学生同士として知り合い、長距離恋愛の末、結ばれた二人です。心のこもった素晴らしい結婚式でした。
2015.11.05
鳥取旅行
シルバーウイークに“旅行”に行ってきました。最近の旅行は、“旅”をしているというより仕事のための移動でしかないことが多く、仕事以外の目的で旅行をすることが、ありませんでした。旅行の目的は、旧知の高○健康福祉大学のapproaching澤先生(以下A澤先生:写真 中央)が、鳥取にSmall山(写真 左)さんを訪問するので、両方の方にお会いすることでした。相手が男性ながら、久しぶりにお二人にお会いできるという、“ときめき・どきどき”感が行きの特急の中であり、いつもの旅行では感じられない感覚を持ち、やはり、これは仕事ではないことを目的とした“旅”だからだなんて!と思いました。
このお二人とIt’s me及び故根本先生は、1980年後半においてA澤先生が○本スピードスケートチームのヘッドコーチであったころ、一緒にスピードスケート競技力向上のために,体力面から、一緒に検討した仲間です。A澤先生とは最近、お会いすることが増えましたが、Small山さんは、15年以上お会いしていませんでした。A澤先生は、30年以上前に、当時A澤先生が指導されていた群馬県の○恋高校のスケート部の測定を東京大学教育学部で行った頃に始めてお会いし、さらに1984年にノルウェーのオスロで同時期に同じ寮に住み(A澤先生は当時の日本体育協会のコーチ派遣事業で、It’s meは、博士課程在学中に休学して滞在)、スケートを含むスポーツのことを議論したり、毎水曜日(オスロ市内のFormosaという中華料理店)と土曜日(一緒の寮にいらしたPond上夫妻と)は夕食をともにしたり、ノルウェー国内を旅行したり、それ以後も、親しくさせていただきました。A澤先生は、タバタトレーニングの発案者です。Small山さんは、初○負荷法を生み出した筋力トレーニングの専門家でoneロー選手やMountain崎選手のような野球選手や多くのスピードスケート選手の指導をされてきました。今回、A澤先生が訪問したのも、A澤先生のチームの指導のためです。Small山先生は、最近では、その対象を高齢者にも広げられています。鳥取で、久しぶりにSmall山先生にお会いして、前のようにスポーツ選手の動きを改善するためのトレーニングを理路整然とお話しされていました。指導されていたのは吉田神社大学の高跳びの選手でした。その中の一人が、この3名の名前を聞いて、“このスリーショットはなかなかないよなっ”て言ってました。It's meも、うれしく思いました。25年以上経っても、変わらないお二人でした。今後とも、日本の多くのスポーツ競技の競技力向上について、老害と言われないように新しい研究成果を持って貢献していきたいと思っています。
2015.10.29
日本女子体育大学 開学50周年記念祝賀会
女子体育のパイオニアである日本女子体育大学の開学50周年記念祝賀会に参加してきました。日本女子体育大学は、,我が国の女子体育のパイオニアである二階堂トクヨ女史が、「女子体育の研究と女子体育の指導者の養成は官学(当時、大学は男性中心)には任せておけない」との強い思いを抱いて、「一切の官公職を棄て、一切の収入から離れて」、ほとんど独力で1922年に創設した二階堂体操塾を起源としており、その歴史は90年以上にさかのぼります。 “つよく 優しく 美しく”もモットーとし、これまで多くの女子指導者や競技者を輩出してきました。また1989年には基礎体力研究所を開設され、研究活動を活発に行ってこられました。特に2代目の所長である故加賀谷淳子教授は運動時の循環系の研究において世界ををリードされました。
写真は、右から、同校2期生で現学長のStone崎教授、開学から30年間、日本女子体育大学の教学・研究を牽引し、It's meの研究室の先輩でもある山river同校名誉教授、It’s me、現同校研究科長の定book教授です。
懇親会後の学生パフォーマンスでは、同校の総勢200名以上の学生さんが多種のパフォーマンスを行った。その中でも、歴史の深い新体操部の演技は、本当に“一糸乱れぬ”演技で感動しました。また、校歌斉唱など、女子大だな!と改めて思いました。
2015.10.22
山田ウオーキング
10月18日(日)に草津市の山田学区の山田ウオーキングに参加してきました。山田学区はJR南草津駅と草津駅の中間の琵琶湖に近い地区で、美しい緑の田園地区です。
主催の山田学区まちづくり協議会によりますと、この学区は草津市内で、住民の高齢化率が最も高く、将来の学区の振興のためには、お年寄りが、より元気である必要があり、そのためには健康寿命の延伸効果のあるウオーキングを学区の皆様に導入していきたいということでした。
そのためにまずはウオーキングの良さの理解と適切なウオーキング方法を習得してもらうことが大切ということでIt’s meが、健康寿命に対するウオーキングの効果とウオーキング法の指導を行ったのです。
50歳から81歳の住民61名がご参加され、1時間の講義を熱心に聴講され、さらに開催地(草津市立山田幼稚園)の周辺を2.5km歩きました。思いの外、日差しが強かったので、ウオーキングの前に帽子等の用意をしていただいたり、意識して水を飲んでいただきました。最後に整理体操を行い気持ちのいい汗を感じました。このように草津市が健康になっていくような試みが増えていくことを祈っています。
もう一つの話題
10月21日開催の常任理事会で、学長報告としてボート部 女子 舵なしペア 日本選手権優勝(スポーツ健康科学部 藤井香菜さん(2回生)、奥田悠子さん(3回生))がありました。インカレで負けた 早稲田ペアを破って優勝!とのことです。