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2015.10.15

オール立命館校友大会 2015 in OIC

オール立命館校友大会 2015 in OICが 先週 1011日に開催されました。全国にいらっしゃる立命館校友33万人の中から2000名が、年に一度、一同に会する校友会(同窓会)総会です。今年は、今年4月に開学した立命館大学茨木キャンパス(OIC)のお披露目をかねて、同地で開催されました。第一部総会では校友会会長の村○heath治さんの、心を一つにして2019年の校友会100周年に向けて校友会活動を活性化させましょうという挨拶で開会しました。

第二部では、まずオープニング映像として「学祖西園寺公望、創立者中川小十郎、末川博元総長の時代 ~学園草創期から戦後の改革期~」が上映されました。専門学校であった私立京都法政学校を、1922年大学令(旧制)による大学化した際、必ずしも積極的ではなかった中川小十郎を当時の校友会会員が供託金等を集めて専門学校から大学への転換を手助けしたという内容を含むビデオでした。

 次に、「未来に生き続ける立命館スピリット」というパネルディスカッションが行われました。そのなかで、パネリストの一人の平野peach子さん(大船渡市市役所勤務(2012年産業社会学部卒業)が、知人の紹介で震災後に大船渡市を訪れ、地域の 復興活動を行った後にも、自分の力をこの地の復興に捧げたいという強い気持ちから、出身地から離れた大船渡市の職員の採用試験を受けて、これまで活動しているというお話がありました。震災後に同地を訪れ、復興の困難さを感じたIt’s meにとって、彼女の強い思い(立命館spirit)を醸成した立命館大学の力を感じました。

スポーツ健康科学部 卒業生

校友会総会の最後に開催された懇親会の参加者名簿の中に2人のスポーツ健康科学部卒業生の名前がありました。その中の一人、奈良県のバス会社に勤務しているHigh垣君が、It’s meら学部長がいるテーブルへ挨拶に来てくれました。Real田ゼミ出身で、“がんばっていますとReal田先生によろしくお伝え下さい”ということでした。この懇親会の参加者は全部で1000名でした。他の学部に比べて、卒業生に少ないスポーツ健康科学部からの参加者が少ないのは仕方ありません。20年後くらいの校友会総会・懇親会で、人一倍元気な集団がいて、それがスポーツ健康科学部卒業生グループだ!という時が来ることを期待しています。(It's meは、その頃は80歳ですから、生きているかどうか?!)

2015.10.08

日本学術会議 総会

先週、年2回ある日本学術会議総会に参加してきました。日本学術会議とは、学者の国会と呼ばれています。役割は、将来の科学研究の有り様について議論することをはじめ、我が国の行政機関に対して、それぞれの立場から提言を行うことなどです。210名の会員(http://www.scj.go.jp/ja/scj/member/index.html)は、日本の科学者80万人弱を代表しています。学会という名の付く組織が数千ある(日本学術会議登録の協力学術研究団体1998団体)なかで会員は限られています。そのなかで、It’s meはスポーツ健康科学・体育学の代表として会員となっています。会員とともに2000名以上の連携会員(http://www.scj.go.jp/ja/scj/member/renkei.html)が、これらの活動を支えています。これらの会員や連携会員は非常勤の国家公務員という立場にあります。

日本学術会議は大きく3部に分かれており、生命科学を中心とする第二部に It's meが所属しています。また、その下に委員会・分科会があり、It’s meは生活・健康科学委員会、健康・スポーツ科学分科会に所属しています。これまでに健康スポーツ科学分科会は文部科学省及び厚生労働省に対して、“子どもを元気にするための

運動・スポーツ推進体制の整備”(平成20年)(http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t62-10.pdf

)や“子どもを元気にする

運動・スポーツの適正実施のための基本指針”(平成23年)(http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-t130-5-1.pdf)という提言を行っています。

今回の総会では、今年6月8日に出されたいわゆる人文社会系の廃止誘導ともとられかねない文部科学大臣通知に対して公表された幹事会声明「これからの大学のあり方―特に教員養成・人文社会科学系のあり方―に関する議論に寄せて」(平成27年7月23日)(http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-kanji-1.pdf)についてや、今年度から創設された防衛省の研究補助金である安全保障技術研究推進制度に対して、科学研究の健全性という観点から軍事技術研究する科学者の対応について議論されました。

 

卒業生の活躍

 株式会社ドームの新本社を訪問してきました。社長様を含む同社の幹部に加えて、同社勤務のスポーツ健康科学部卒業生の阿香さんに会いました。躍進している企業での仕事は、ハードな面もある反面、充実しているということでした。スポーツ健康科学部からも、これからも多くの元気な方が就職してくれれば良いなと思いました。

2015.10.01

卒業生 来校

ゼミ卒業生 来校

 

 It’s meのゼミ一期生のゼミ長をしてくれたUponWest(写真 右から二人目)さんが、先週末にスポーツ健康科学部を訪問してくれたと事務室のTMKさんから聞きました。卒業生が帰ってきてくれるのは本当にうれしいことです。先週は学会出張でIt’s meはいなかったので、彼女に会えなくて“たいへん”残念でした。

スポーツ健康科学部は教員と学生さんとの距離が近いことは、いつも感じていますが、事務の方と学生さんとも、とっても近く(多分 年齢もさらに近いからかも)、Facebook等でつながっている卒業生も多いと聞いています。

 

 

一昨日は二期生のWide field君が、なんと被検者として来校してくれました。わざわざ、同期の友人(Wide field君と入学年度は同じですが、好きな勉学を長く楽しみたかったSugar君)の卒業論文の被検者になり、きつい最大酸素摂取量の測定をしてもらいに来てくれたのです。これもIt’s meゼミらしい本当に、うれしい卒業生の来校です。

 

 

その他の話題

先週 前期の卒業式がありました。そのときの場面です。これは 卒業式が始まる直前に緞帳(どんちょう)(観客席(卒業生等が座っている)と舞台(総長や学部長が座っている)を一時的に分けている幕)が降りた状態です。卒業式が始まると緞帳が上がります。“火の用心”の文字はこの瞬間しか見ることができません。スポーツ健康科学部ではPinePeninsula君を含む9名が卒業しました。

2015.09.24

中央官庁の審議会

9月14日(月)に厚○○働省で開催された厚審議会 地保健Health promotion nutrition部会に委員として参加してきました(写真)。この会議は、厚○○働省の健康についての政策を審議するものです。身体活動・施策関係では2013年策定の身体活動基準2013及びアクティブガイドなど、また特定健康診査(通称メタボ健診)・特定保健指導なども、この審議会で討議され、施策が実行されました。It's meも数年前から、委員に任命され議論に加わっています。

写真は、なかなかとれないものですが、これもスポーツ健康科学部のブログのため、審議会の冒頭の写真撮影時間において、撮影しました。Health局長、cancer対策・health protomtion課長、及び同課員の方が、四角に配置された一辺に座っていらっしゃいます。時には厚○○働大臣あるいは副大臣が最初の挨拶を行うこともあります。審議及び報告の内容は多岐にわたります。健康日本21(第二次)や、健康審査項目の選定、栄養施策、身体活動施策、さらに宿泊型の(健康運動指導士の文言がありました)などですので、それに対応した委員がいます。つ○ば市の市長さんや、保健所長さん、日本医師会、保健師会、学識経験者等で総勢28名が委員となっています。運動・身体活動による健康増進という立場で小生が参加しています。なお このような審議会の議事録は後日、厚○○働省のホームページに掲載されます。例として、It’s meが、同部会において、参考人としてExercise基準を提案し審議されたときの議事録です(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/07/txt/s0725-4.txt)。

 

もう一つ

 918日から20日に和歌山市て開催された第70回日本体力医学会大会に参加してきました。和歌山市は初めて訪問しましたが、日の出時の和歌山城の素晴らしいシルエットを見ることができました。さすが徳川御三家の一つの紀州藩のお城です。朝、お城の周り1.9kmを歩き、天守閣まで上って約30分 2メッツ・時(小生の体重から140カロリーの消費)の運動でした。

2015.09.17

JISS職員研修報告

 かねがね、立命館大学スポーツ健康科学部の職員の方々の力が、いかにスポーツ健康科学部の教学・研究に貢献しているかを是非、このブログで披露したいとおもっていました。今回は、その1例として、我が国のスポーツ科学のメッカであるJISS(国立スポーツ科学センター)でのスポーツ健康科学部職員の研修レポートを紹介します。

911日(金)、スポーツ健康科学部事務室職員10名で国立スポーツ科学センター(JISS)を訪問しました。今回の訪問は、大学職員としての力量形成を目的とした課研修であり、スポーツ健康科学部・研究科のアドミニストレーションを担う事務室職員として、本学問分野に関する知見を広げる為に実施されました。訪問の受入については、平○裕○一副センター長にご対応頂きました。平○副センター長には、2012年度に学部キャリア形成科目「スポーツ健康科学セミナーⅡ」のゲストスピーカーとしてお越し頂いた事もあります。

<当時のあいコアブログ>https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2012-04-30

当日は、JISSおよび味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の紹介ビデオ上映の後、副センター長と職員で質疑応答を含んだ意見交換を行い、JISSの施設を見学しました。

質疑応答時には、JISSの取組みや2020年東京オリンピック・パラリンピックに関わる事柄、女性アスリートへの支援、ジュニアアスリートをはじめとした人材育成・キャリア支援に関するお話をして頂きました。

また、今後の「大学―JISS」の連携・協力の在り方・可能性、期待する人材等について、積極的に意見交換しました。施設見学については、風洞実験棟やハイパフォーマンス・ジムをはじめとした最新設備について、研究員の方から説明を伺った上で、装置に立たせてもらう等、貴重な体験をさせて頂きました。

研修後半では、アスリートが主に利用するレストランR3(アールキューブ)で、JISSの研究員(管理栄養士)である本研究科D1のI橋さんにメニューや栄養評価システムについて説明を頂きながら、昼食懇談会が行われました。

研修を通して、OYA-BOONさんは「遠めからでしたが、実際にトップアスリートの方がメダル獲得に向けて真剣に練習する姿を目の当たりにして感激しました。自分も実際にそのスポーツに取り組んでいたので、最新の設備に興奮しました!」、5月に事務室に配属になった若手のNOT A LARGE CIRCLEさんからは「実際の練習現場では難しい細かいフォームや動きの修正を、最新設備を用いて数値化・可視化する事で、即時に修正しながら練習できる等、日本最先端のスポーツ科学を体感できてよかったです!JISSに送り出せるような優秀な人材を育成する為、事務室職員として今後も頑張ります!」等の感想がありました。

 スポーツ健康科学部事務室は、今後もスポーツ健康科学部・研究科のみならず日本のスポーツ健康科学の発展に寄与できるよう職員一同、気持ちを新たに業務執行に取り組んでいく所存です。 

ご案内くださった副センター長、I橋さんをはじめとした研究員の方々、研修開催を取次いでくださったIt's me学部長、本当にありがとうございました。

 

もう一つの職員の活動

スポーツ健康科学部の学生さんが多くのスポーツ競技で活躍しているのを、スポーツ健康科学部の職員の皆様はよく知っています。それはスポーツ健康科学部の職員の方々が、頻繁に競技場を訪れ、学生の活躍を直に見ているからです。学生諸氏は、そのような職員の活動に大きな励みを感じています。写真は、先に行われた相撲の女子世界選手権でのものです。左側から職員のunder the seaではなくて Under the villageさん、教員のSpring man先生、団体準優勝、個人重量級3位のRice leafさん(ちなみにRice leafさんは Spring manゼミです)です.

 

2015.09.10

2013年度の日本における がん患者数

 最近、国立がん研究センターから、2013年度の「がん診療連携拠点病院 院内がん登録状況結果」が発表されました(国立がん研究センター、平成277月)。この集計により、男性では、大腸がんの患者数が初めて、1位(54,601名)となりました。統計を取り始めたのが2007年からですが、それまで1位だった胃がんの患者数(2013年度 52,807名)を、大腸がんの患者数が上回りました。423日のIt's meのブログに書きましたように、大腸ガンを中心とした悪性新生物(がん)による日本人の死亡は、運動(身体活動)量を増やすことにより予防することができます。多くのがんのなかでも特に、身体活動・運動による大腸ガンの発症予防効果は疫学的研究により高いエビデンスがあります。また女性でも、乳がんの患者数(64,552名)の次は、大腸がん(36,929名)です。女性では、最近、大腸がんの患者数が増えていることもあり、男女とも大腸ガンの発症予防という観点から、身体活動・運動量を増加させることが求められています。

 大腸ガンの発症のしくみは、他のがんに比べてユニークであることが知られています。大腸がんは突然できるのではなく、正常な大腸内皮細胞(大腸を造っている細胞)が、異常腺窩巣いう、がんの初期段階の細胞の集まり(図の周りの細胞よりも大きなもの)となり、それが腺腫(いわゆるポリープ)となり、最後にがん腫(いわゆる大腸ガン)となるとい多段階発症機序と呼ばれる過程をたどります。

It’s meたちと国立がん研究センターの○釜らの実験動物を用いた共同研究により、運動は、大腸ガンの最初の段階である異常腺窩巣の発生数を少なくすることがわかりました(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17218886)。つまり、運動・身体活動は、大腸がんの最初の段階を抑えることにより最終的な大腸がんの発症を抑制することができることがわかりました。運動・身体活動量の増加は究極の大腸がんの一次予防(薬や手術等を使わない予防法)であることが明らかとなりました。

異常腺窩巣の発生から、本当のがんの発生は人間では10年以上かかることも、わかっています。大腸ガン検診を定期的に行えば、大腸ガンは必ず予防できます。今は、大腸ガンが増えていますが、これから人々が身体活動・運動量を増加させ、食事にも気を配り、検診を確実に行えば、将来、大腸ガン発症及び大腸がんによる死亡数を減らすことができます。皆様、生活習慣を改善、特に、運動量・生活の中での身体活動量を増やしましょう。

2015.09.03

学会大会における国際交流 

It's meが副会長をさせていただいている日本体育学会では、海外の学会と交流を持っています。中国、韓国、台湾、ドイツと協定を締結し、その一つの活動としてお互いに学会大会時に訪問し、交流を行っています。先週、国士舘大学で開催された日本体育学会第66回大会では、ドイツからコブレンツ・ランダオ大学教授のシャンツ(写真 左から2人目)さんと、中国から国家体育総局体育科学研究所張の張さん(写真:右から2人目)が、訪問されました。写真は、学会大会最終日の日本体育学会による招待者懇談会の模様です。このような席で顔見知りになると、相手国に行ったときに大歓迎されます。立命館大学の学生諸君も、このような海外からのお客様に積極的に接触を持つように心がけてください。

 

  It’s meは、同じ枠組みで、中国杭州市で11月に開催される第10回中国体育科学会に参加することになりました。日本体育学会を代表して挨拶することになっています。

 

世界相撲選手権におけるドーピング検査室

 ab先生のブログにありましたように、先週末に開催された世界相撲選手権に行ってきました。そこで会場においてJADAのドーピング検査室を発見しました。今は、すべての競技に、このようなドーピング検査が行われています。選手に方々は、ドーピング違反とならないように常に注意しておく必要があります。

2015.08.27

日本スポーツ栄養学会第二回大会

先週末、7月に開催された日本スポーツ栄養学会第2回大会の運営を行ったスタッフによるお疲れ様会がありました。その学会で、It's meは特別講演をさせていただきました。講演名はタバタトレーニング-その理論と発展-”でした。 そこでは、実際のタバタトレーニングをスポーツ栄養士の方々に知ってもらうために、このような講演では珍しいことですが実技を行っていただきました。その①として、実際にスピードスケート選手として本当のタバタトレーニングをやっていたオリンピック出場経験のある高崎健康福祉大学出身のSmall fieldさんに自転車エルゴメータ(フィットネスクラブにある動かない自転車)を用いて、スピードスケート選手が行う方法で行っていただきました。最初は、それほどではありませんが、見る見るうちに彼女の表情がきつくなり、所定の回転数に追いつけなくなり、疲労しながらも必死に自転車をこぎ続け,最終的にはもう一歩もこげなくなり、疲労困憊に至るという、見ていてもかなり息苦しくなるような本当のタバタトレーニングをやっていただきました。競技力向上には、より高い強度でトレーニングすることが必要です。したがって、スポーツ栄養士の方々の役目は、スポーツ選手がより質の高いトレーニングができるよう食事面からサポートすることです。そのためには、オリンピックを目指すようなスポーツ選手が、実施しているトレーニングの厳しさをスポーツ栄養士の方々に知ってもらう必要があります。ぎりぎりの状態でトレーニングをがんばっている選手の姿を見て欲しかったのです。

一方、一般のヒトが健康増進のために自宅でも手軽にやれる自体重を用いたタバタトレーニングを同じ大学のWood village先生とRound mountain先生にやっていただきました。ビデオを見ながら行うのですが、これも、かなりきついトレーニングであり、いつも活発なWood villege先生も足が上がらなく、声もでなくなっってしまいました。久しぶりに行ったと言うことでしたが、ほんとにがんばっていただきました。スポーツを知るために、自ら実践するスポーツ栄養士の鏡です、お二人は!。 休息を入れて350秒の短い運動ですが、かなりきついトレーニングです。終了時は、フロアーの方々から思わず拍手がありました。




スポーツとスポーツ栄養、競技者とスポーツ栄養士が、お互いに理解して、今後、両者の関係が発展し、さらに児童・生徒の身体活動量の増加、成人の体力増進に関連した食事サポートと身体活動・運動・スポーツに関連して守備範囲の広いスポーツ栄養士の方々の活動が発展していくことを祈念しています。

写真を撮っていただきました吉ab村様ありがとうございました。

2015.08.20

Jリーガー測定

 東京大学出身二人目のJリーガーである添田隆司(自転車エルゴメータ上)さんが、後輩の東大サッカー部関係者3名と一緒に来学されました。添田さんの目的は、It’s meらが提唱しているタバタトレーニングをトレーニングに取り入れて、体力増強を目指すための打ち合せでした。お話を聞いていて、他の選手よりずば抜けた体力をつけて、レギュラーを取りたいという強い意思を感じました。

トレーニングを組み立てるには、まずは持久的体力を測定しようということで、自転車エルゴメータを用いた最大酸素摂取量を測定しました。その結果を基に、さらに持久力を高めるために、まずはタバタトレーニングを一ヶ月行い、その後、再度測定を行い、それを基に次のトレーニングを計画するということになりました。一緒に来学された東大サッカー部員も積極的に自分でもトレーニングにトライしていました。

 

It's meは、本学部が養成校となっている健康運動指導士の認定試験等を行っている(公財)健康・体力づくり事業財団に、いろいろな会議で訪問しています。先週末は、健康運動実践指導者について会議に参加しました(隣は、健康・体力づくり事業財団の○田常務理事です)。九州方面行きの新幹線は、ほぼ満席でしたが、東京はお盆近くと言うことで,空いていました。

2015.08.13

KBS出演

先週の金曜日に京都の放送局KBSの番組(Kyo:BiZ)に出演してきました。大学院生のTown君、職員のOkashinさん、ysmさん、lagoon shoreさんも一緒でした。タバタトレーニングの紹介を行いました。職員の皆さんは昨年度、実際に番組で紹介した運動を用いてトレーニングをしてくださったので一緒にやってもらうには最良のメンバーでした。番組ではTown君の指導で、本当のタバタトレーニングを披露しました(そして、疲労しました)。番組キャスターのbamboo houseさんも挑戦されました。“疲労困憊に至らなければタバタトレーニングではない”というIt's meの言葉にしたがって、Town 君が指導したので、かなりきつかったようです。今回は職員の方が一緒に出演してくださったので、home gameという感じで、いつものテレビよりは気分が楽でした。

職員の皆様は今週、完全休日となります。教員は、定期試験の成績をつける仕事などで、出勤される先生もいらっしゃると思いますが、今週は静かなキャンパスとなっています。皆様、良い休日を。

 

話題

京都の学生の団体である京都学生祭典実行委員会は、来る2015822日(土)に三栖公園野球場(伏見区)にてオリジナル創作おどり「京炎 そでふれ!スペシャルバージョン」を大人数でおどってギネス世界記録TMに挑戦します!。

この踊りが、どれくらいの運動強度に相当するかを測定しました。通常、私たちが酸素摂取量(1分間にどれくらい酸素を吸えるか)を測定するのと同様にダグラスバッグ法(防毒マスクのようなマスクから吐いた息を特殊なバッグ(オレンジ色)にためるで測定しましたが、右左、回転する踊り手の邪魔にならないようにマスクとバッグをつなぐホースを操作するために新しい方法論をTown君が開発しました。その結果、この踊りが相当高い強度であることがわかりました。最大酸素摂取量(1分間に取り入れることができる酸素の最大値)に近い値が観察され、ほぼ100%の能力で踊っていることがわかりました。このような運動をすると、最近とみに言われている若者体力低下が防止できるとかんがえられます。