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2015.08.06

オープンキャンパス②

 8月1日(土)、2日(日)に開催されたオープンキャンパス報告第二弾です。It's meは、写真にあるような個別相談のブースにおりました。学部全体の説明会(83日のブログ参照)は午前午後、大教室で2回行いますが、個別相談は、一人一人について(ご両親も一緒に)、職員(not a large circleさん)と在学生(small hill 田! さん)がコンビを組んで行いました。スポーツ健康科学部のブースには他の学部よりも多くの方がいらっしゃいました。制度的なことは職員が、入試や勉学については在学生がお答えしました。今年は、昨今の社会グローバル化要請の影響でしょうか、留学やスポーツ健康科学部独自のグローバル制度であるGATプログラムに関する問い合わせが多かったというのが印象です。スポーツ健康科学部の一層のグローバル化が進むと期待しています。

 

立命館大学スポーツ健康科学部には創設以来、ユニークな伝統があります。教員の誕生日に、tiger Chu先生が、かならず写真のようなお知らせを作成して、職員や学生さんの目にとまるところに掲示してくれます。当然、皆様からお誕生日おめでとうという言葉をかけていただきます。この年ですから、誕生日そのものがうれしいかうれしくないか微妙ですが、お声をかけてもらえることはうれしいことです。これもtiger Chu先生の立命館大学スポーツ健康科学部一体化(仲良し化)への小さな活動です。感謝です!

2015.07.30

立命館大学 岡山県校友会総会

 先のブログではロスアンジェルス校友会をご紹介しましたが、今回は726日(日)に岡山市で開催された岡山県校友会の報告をします。岡山県校友会に加えて、大成功裏に終了した昨年のオール立命館校友大会2014 in岡山の開催で協力された広島県と香川県校友会からも多くのメンバーが参加されました。また同日に開催されたAPUの校友会総会に参加されたメンバーも参集され、総勢160名ほどの方が集まる大規模な校友会でした。

最初の乾杯の挨拶は、長く岡山県校友会の会長を務められたForest Valleyさんが、担当でした。。Forest Valleyさんが、当日80歳の誕生日であることをご存じだった現岡山県校友会会長のGuard House さんの暖かい演出により、Forest Valleyさんは、同時に登壇したAPUの校友から誕生日祝いのプレゼントを受けられました。

 校友会に参加するために岡山駅に降り立つと“It's me先生”と声をかけられました。立命館大学スポーツ健康科学部の一期生でMozawaゼミのEntering Valley君でした。彼は広島県出身ですが、岡山市のアパレル系の貿易会社で働いています。表紙の写真にあるように、新入会員の紹介ではスポーツ健康科学部卒業生らしく清々しい挨拶を行っていました。すばらしい社会人になるんだなと感心しました。

その他の話題

 先週末に東京で開催された日本運動生理学会第23回大会でIt’s meゼミの二人の大学院生(Town君とJacky)が発表しました。タバタトレーニングに用いられる自体重を用いた運動の運動強度を定量化するための研究です。その運動について、言葉で説明するよりも実際に行った方がわかりやすいと言うことで、お互いに一方が発表、一方が実技という役割分担で発表しました。この二人はIt's meの両腕両足です。彼ら無くしてIt's meのヒト研究は不可能です。

2015.07.23

立命館大学ロスアンジェルス校友会

アメリカ・ロスアンジェルス出張中に立命館大学ロスアンジェルス校友会の皆さんと懇談してきました。LA校友会は古くから盛んに交流されていて、2000年頃から校友会に正式登録されました。会員は30名程度ということですが、そのなかからwood villege会長を含む、5名の校友がお集まりになりました。理工学部卒で在ロスアンジェルス40年のTeaValleyさん、まだ4年目のWestFieldさん、国際関係学部卒のTMさんは完全にバイリンガルの息子さん(14歳)を連れてきていました。紅一点のPlain hillさんも、カリフォルニアの生活をエンジョイされているようでした。楽しくお話ししました。そのなかで、気になったのは、ロスでは、関東のW大、K大など多くの卒業生がいるなか、立命館大校友は、それに比べて少ないということでした。スポ健の学生さんも、スポーツ健康科学部の共学の4キーワードである スポーツ健康グローバルリーダシップを習得し、是非、海外に積極的に仕事を求めてもらいたいと思います

その他の話題

 It's meが象徴となっている運動プログラムのアメリカバージョンの作成者であるP J Stahl氏が経営するフィットネスジムであるLock Boxを訪問しました。彼は、サッカー選手のBカム選手や歌手BRットニーさんのパーソナルトレーナーをやっているとのことでした。スポーツ健康科学部の卒業生も科学的エビデンスに基づき、セレブの方たちのパーソナルトレーナーになってくれるこをと期待しています。

2015.07.09

日本スポーツ栄養学会大会のコロラド大学医学部のWendy M Kohrt教授による教育講演

74日(土)~5日(日)開催の日本スポーツ栄養学会第2回大会において、コロラド大学医学部のWendy M Kohrt教授による“Disruption of Calcium Homeostasis During Exercise”という教育講演がありました。これまで、運動は骨代謝に良いと信じられてきましたが、運動による一過性の血中カルシウム濃度の低下による副甲状腺ホルモンの分泌増加は、骨吸収を促進している可能性があるという講演でした。今後、この分野の研究に注目が集まるものと感じました。

It’s meWendyと初めて会ったのは、1990It’s meがアメリカ合衆国セントルイスにあるワシントン大学に1年間 文部科学省の在外研究として滞在していたときです。年も同じくらいでしたので研究対象は異なっていましたが、一緒に週末、近くの公園をランニングしたりする仲でした。その後、(なんと初めて会ってからすでに四半世紀経っている!)、気が合い親しく話しをするようになりました。これまで3年間立命館大学スポーツ健康科学部の客員訪問教授として、特に大学院生の教育に力を尽くしてくれました。その締めくくりとということで、スポーツ健康科学研究科の院生へのレクチャーと日本スポーツ栄養学会にもお話をしていただきました。

Wendyは、身体活動・運動と骨代謝(骨粗鬆症の予防と運動)の関係について、長い間、深く研究をしており、これからも精力的に研究をするとのことでした。これまで、彼女の一言で、女性研究者へ道を開いた院生・学生がたくさんいます。今後、Wendyのような女性研究者が本研究科から育ってもらいたいし、そのようなるよう組織を整えていきたいと思います。

 

2015.07.02

立命館中学校、高等学校 創立110周年記念、立命館小学校10周年記念式典

 627日(土)に 長岡京キャンパスで、立命館中学校、高等学校 創立110周年記念、立命館小学校10周年記念式典が催されました。成山治彦校長、吉田美喜夫立命館大学総長の後、来賓代表として山田啓二京都府知事からの祝辞がありました。山田知事の祝辞の中のまず子供があっての、教育システムという言葉に感銘を受けました。

 次に小学校チアー部及び中高のダンス部によるパフォーマンスが行われました。小学生から高校生まで、一緒に活動できるのは、小学校から高校までを要する付属校ならではのもので、とても微笑ましいものでした。

 小学生、中学生、高校生各一人によ、立命館小、中、高の将来にむけての決意宣言がありました。宣言本文とその英訳を3人が交互にお話しする中で小学生さんの英語はすばらしいものでした。

 

 また、小学生及び高校生の作成した周年記念のロゴも紹介されました(写真は清和会特別賞(優秀賞)を受賞した小学生の作成したロゴ)。(後ろの元スポーツ健康科学部事務長(現 立命館小学校事務長が写っています)。

 

 昨年 落成したキャンパスは、新しいことは当然ですが、It's meが学んだ高校の学舎よりもオシャレな感じがして、少しうらやましく感じました。すばらしい学びを得た多くの卒業生が立命館大学を引っ張ってくれることを期待しています。

 

韓国からの留学生

毎週行っている学部長朝食会で、一緒のテーブルに座った韓国からの女子留学生(SHIN AHYUNさん)が、“It’s meが、前に韓国のSBS(韓国のフジテレビと言われている大手放送局)の番組(NHKスペシャルのような番組)を見たことが、立命館大学のスポーツ健康科学部に入学した理由の1つでした”と話してくれました。彼女は、元々漢字が好きで、日本に興味を持っていたとこのことですが、やはりメディアの力は大きい思いました。

 

 

2015.06.25

立命館大学鹿児島県父母教育懇談会

 622日 立命館大学鹿児島県父母教育懇談会が開催されました。父母教育懇談会は、立命館大学の父母の方々のご子息の勉学・生活に関する不安を払拭し、立命館大学をより知ってらうことを目的に、全国で実施されています。鹿児島県会場には各学部に所属する学生さんのご父兄50名以上が鹿児島県内からお集まりになりました。まずは、立命館大学の現状や本学の学び、さらに就職状況の話があり、次に鹿児島県出身の卒業生と在校生が、各々、就職活動及び課外活動についてお話をしました。二人とも、大変 説得力のあるお話で感動しました。

次に、2つのグループに分かれて懇談を行いました。It’s me3回生と4回生のご子息を持つご父兄のグループとご一緒しました。まずは、皆様、自己紹介です。ここで、高校や大学の同窓生ということが判明し、その後、長いおつきあいをされている方々もいらっしゃると言うことです。最初に、鹿児島県の都道府県委員の本利さんが自己紹介をされました。3回生4回生のご子息を持つご父兄ですので、取得単位状況の問題とか、就職活動について熱心に大学代表に質問されたり、ご父兄の間で情報提供をされていました。

 

スポーツ健康科学部1回生の鹿児島県出身の海田さんのお父さんとお母さんがいらっしゃいました。海田さんには、1回生の健康スポーツ科学の授業の時にいつも一番前に座っています。小生が鹿児島出身だと授業で話したらあるとき、彼女が私も 鹿児島出身なのと話しかけてきたので、それなら、“It's meが鹿児島会場に行くので、是非、ご父兄に来ていただくようにと言っていましたので、実際にご両親にお会いできてとてもうれしく思いました。

その他の話題

 先週、タバタトレーニングの生みの親、入澤孝一先生が指導されている高崎健康福祉大学のスピードスケート部を訪問しました。目的は、20秒の高強度運動を10秒に休息を挟み、6から7セットで疲労困憊に至る運動トレーニング、いわゆるタバタトレニングの効果について卒業論文を書くために、部員を対象にトレーニング実験をやって得られた結果に関する討議をすることでした。また、部員の皆様に短い時間でしたがこのトレーニングの意義とそれを行う時の気構えについてお話をさせていただきました。

2015.06.24

基礎演習Aクラスの朝食懇談会。

<RecOだより116>
写真左上、RecOのロゴです。
部屋の中から撮ったので、文字が左右逆になっています。
Rはご存知立命館のR。Oは大阪ガスさんのOです。
Rが家を表し、Oは鍋ぶたになっています。
RecOはスポ健と大阪ガスさんが一緒に創った、産学連携の施設です。
キッチンの設備、備品、また今は暑い時期なので、使いませんが、床暖房も大阪ガスさんに入れていただきました。産学連携として実施するセミナー、イベントもたくさんありますので、ぜひ積極的に参加してくださいね。

さて、寝不足と朝のトレーニングでちょっとぐったりした感じで登場のU先生のAクラス。
カメラに映る自分の姿にみとれ(?/写真右上)、手洗いの後配膳。今日はグレープフルーツが初登場でした(写真左下)。
食事の後は、いつものようにSATシステムを使って栄養診断。
院生Sさん指導の元、自分の食事をチェック。
ラグビー部の彼はかなり好評価!
さすが、部活で栄養サポートをしっかり受けているだけのことはありますね。

<今週の別腹>
7月4日・5日日本スポーツ栄養学会が開催されます。
この中の一つとして、RecOにて立命館×大阪ガスの軌跡を紹介するミニイベントもを行ないます。
ガスを使った料理教室(提供カルビー)もある、ミニとはいえ、内容充実のイベント。
学会の詳細はこちら。一般の方々が無料でご参加できる市民公開講座もあります。
準備の様子はこちらから。
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2015.06.18

春のオープンカレッジ

 今年も 6月13日(土)に春のオープンカレッジがBKC(びわこ・くさつキャンパス)で行われました。このオープンカレッジは関西地区の父母教育懇談会も兼ねており、関西圏の父母の方が中心ですが、東京や広島など遠方からのご参加も多数ありました。午前中は、就職や留学等、全学対応の説明会で、午後は各学部で行いました。

まずは、在校生による学生生活に関するパネルディスカッションを行いました。3回生、4回生の諸氏が、これまでの学生生活や就職活動を振り返り、重要なことについて話しました。ご父兄の方々は、毎回ですが真剣にお聞きになっていました。参加した4名の学生諸氏の成長を裏付ける言葉は、小生にも大変、深く響きました。

 

 

 

その後、グループに分かれて、いろいろとお話や質問をいただきました。今回は、GATプログラムなどについてのご質問が多数あり、ご父兄の皆様がご子息にグローバルな素養をつけてもらいたいとお考えであることがわかりました。毎年ですが、スポーツ健康科学部は学生数に比較して、このオープンカレッジへの参加者が、他の学部に比べて多く、ご父兄の皆様のご関心が高いことを示しています。

 

本学部は、今後もご父兄の皆様のご意見等をお聞きしてより良い学部にしようと思っています。今後ともよろしくお願いします。

2015.03.30

いよいよ新年度

今週から、いよいよ新年度がスタートします。

 

ブロガーの先生も大幅に交替します。各先生から、学部・研究科の教育・研究、それぞれの日常を語ってもらえるのは本当に有り難いです。各分野の専門家(プロ)としての観点、立場からの語り口は勉強になります。

 

プロとは、専門家としての観点を持っていること、と考えています。今週入学してくる新入生諸君、ならびに在学生には、卒業・終了時に、「プロ」としての専門知識、観点をもって、羽ばたいてもらえるように、これからの在学期間でしっかりと学んでください。

 

新年度もブログ「あいコアの星」をご愛読のほどお願いします。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

先週、東京出張の折、久しぶりに富士山をゆっくり眺めました。いつもシャッターチャンスを逃していましたが、久々に良い写真が撮れました。富士のように雄大でどっしりとした仕事ぶりが、新年度に展開できることを願っています

【忠】

 

 

 

 

 

2015.03.29

アメリカ便り (24): USC

日本のニュースを見ていると桜の便りも届き始めたようですが、
皆様いかがお過ごしですか。

私は、先日、University of Southern California
(USC; 南カリフォルニア大学) で
開催された 28th CUNY Conference on
Human Sentence Processing に
参加してきました。

この学会は、人間の自然言語処理を専門に扱う学会としては、
最も歴史のある学会の一つです。
私が現在所属しているメリーランド州立大学からは、
ポスターと口頭発表を含め、10数名が発表を行い、
非常に精力的に学会活動を行っていました。

会場となった南カリフォルニア大学は、
L.A. のダウンタウンにも地下鉄で20分ほどと近く、
キャンパスの近くには、NBA の L.A. レーカーズの本拠地や、
1984年のロス五輪のメインスタジアムもあり、
スポーツも非常に盛んな地域です。
(時間が無く、遠くから見るだけだったのが残念でした)
またスポーツ科学の研究も行われ、スポ健の Toshi 先生も
先日まで、研究を行われていました。

お金持ちの私立大学だと聞いていましたが、
キャンパスを学会の合間に散歩したところ、
「キレイ」のひとことでした。
燦々と降る太陽の中、緑が茂る中、噴水が癒してくれる、
まるで「天国」のようでした (笑)
こんなに素晴らしい環境なら、外にいる方が楽しくて、
「勉強する気が起こらないだろう」なとも思いましたが・・・
(ちなみ学会期間、メリーランド州では、雪が降っていました!。
こちらは、勉強するしかない環境です (笑))



学会に参加していた日本の研究者と
「これだけの美しいキャンパスが日本にあるかな?」と
話をしていて、「どこにもないな・・・」という結論に達しました。
アメリカの大学が環境整備に力を入れるのは、
在学生、卒業生にキャンパスに愛着や誇りを持ってもらって、
卒業後も、金銭的な見返りを得ようとする事とも無関係ではありません。
そしてその試みは一定の成功を収めているように思います。

日本の大学も、アメリカの大学を見習って、
もう少し緑を取り入れて、学生が誇れるキャンパスにしても
良いのではないかと感じる今日この頃です。

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を。

<<街でよく見かける英語表現#24>>
建物の入り口に、聖書の言葉が、刻まれていました。
"Wisdom is better than Weapons of War." (ECCL IX 18)
「英知は、戦争の武器よりも偉大なり」
日本も含め、世界では、他国や他民族を批判する
ヘイトスピーチが問題となっています。
心にかみしめたい言葉ですね。