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2014.04.23

世界一大きな授業

こんにちは。Ma34です。

今日は、昨日の専門演習(3回生と4回生合同)で行った「世界一大きな授業」の報告です。


今年のテーマは、「識字と教育」。1時間目では、タイ語や南アフリカの言語で書かれたラベルや求人広告を教材として、「もし私たちが文字を読めない状況だったらどんな生活となるか」を体験してもらいました。生活において当たり前にしていること(看板を読む、必要なものを買う、契約条件を確認するなど)が、当たり前にできず困難を抱えることに改めて目を向けることができたようです。「日本と違って大変だな」というつぶやきに対しては、日本においても識字率は100%ではないことをもう少し考え、夜間中学でのエピソードを紹介しながら意見を交流しました。

 2時間目は、教育支援に関する予算の小ささ、配分先の実態を考えました。(一年の世界の軍事費は175兆円。それに比較して、世界中の子供たちが小学校に通えるようになるために支援金として必要な金額はたったの29000億円。わかりやすいようにリボンの長さで比べると、教育支援に必要な金額はたった29cm。一方で、軍事費は、1750cmで教室をほぼ一周する長さです)。パキスタン出身の16歳、マララさんの国連での感動的なスピーチを見て(One child, one teacher, one book and pen  can change the world! の言葉が有名になりましたね!)教育の大切さを理解するとともに、教育支援にかける予算をもう少しでも増やせないものか…と学生も考えを深めていたようです。

 今回、拙いながらに実践してみましたが、やはり私自身がもっと深く知らないといけないということを感じました。日本の事情ですら、私は自信をもって語れないことに気がつきました。さらにはスポーツ・健康の領域が、こうした平和に関する問題にどのように切り込みを入れていけるのか、ゼミ生と一緒に考えられたら…と思っています。

 

Ma34.

2014.04.22

嬉しい知らせ

Hassyです。


2週間前はこのように咲き誇っていたSAKURAですが、
今は既に次年度に向けて青々としたSAKURAになっています。

朝晩の冷え込みなど、気温としては4月初旬と同じように感じますが、こうしてみると確実に時が過ぎ去っているなと実感します。
最近になってようやく授業など、新年度のリズムが出てきたのですが、やはり1日はあっという間に過ぎ去っています。そんななか、一日やりきった!と思えるよう、毎日頑張っていきたいと思います。

さて、進学予定以外の卒研生は現在就活まっただ中です!
Hassyラボでは、2人のA君が本命から内定をもらったようで、嬉しい知らせです。
なかでもラクロス部のA川君は数社から内定をもらいました。
秘訣は?と尋ねると、面接では「笑顔」そして「堂々と話す」こと。
そして、運動クラブ活動に励んでいるスポ健生の強みだと思いますが、部活を通じた自己アピールをしたということです。
例えばA川君の場合、誰よりも練習し(実際に黒く日に焼けており、それも好印象で指摘されたようです)、結果としてチーム力が向上していったこと、そして、今年からオフェンスリーダーとして戦略づくりに勤しみ、仲間とのコミュニケーションを図りながらより良いチームづくりをしていく、そうした努力、成果が受け入れられたのではないかと、他のゼミ生の前で語ってくれました。
同様に奮闘している他のゼミ生も、彼に続いて就活を成就してくれるものと期待しております。

そして、就活を終えた2人のA君はこれから卒業研究を頑張ることになります。
就活の面接で強調してたであろう(笑)自身の努力・成果を、今度は遺憾無く研究で発揮してもらう予定です!


2014.04.21

ゼミでの研究アイデアメイク

先週のゼミでも、木曜日1限-2限を使って、34回生合同で行いました。

前期のスケジュール、進め方を確認した後に、研究アイデアを練るためのペアワークを行いました。この日は、3回生9名、4回生9名と同数でしたので、トランプを引いてもらい、同じ数字の者同士をペアにしました。


事前に、3回生には「研究対象としたいスポーツ種目、動作」、4回生には「解析手法」をタックシールに書かせておきました。ペアになった者同士が、それぞれのタックシールに書いた内容で、研究を進めたときに、①どんな研究テーマ(タイトル)になるか?、②そこで得られる結果の予想、ならびにその結果から導き出されるメカニズム解明、さらには研究成果の貢献・還元、について議論し発表してもらいました。各ペアとも非常に活発に議論が行われ、20分間のワークでかなり深いところまで議論が進みました。研究のアイデアメイクのきっかけにもなり、先行研究の読み込み方にもつながっていくワークとなりました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

スポ健ファミリーの一員で、もと助教の先生に誕生日のメッセージを送ったら丁寧にお返事を頂きました。准教授に着任され、学生、院生指導にあたるようになり、「スポ健で、各先生の行動をつぶさに観察、勉強してきたことが非常に役にたっています。今は若手の先生の行動が参考になっております。」とのコメントも寄せられていました。ロールモデルの先生が多いのもスポ健の特徴です。

【忠】

 


2014.04.20

行く人来る人 (2)

関西では、桜も散り始めましたが、
皆様いかがお過ごしですか。

今日は、行く人来る人 (2) ということで、
この春にスポ健に来る人、スポ健を去る人を
先々週に引き続き、紹介したいと思います。

スポ健に来る人



プロジェクト英語を担当して頂く
田中 美津子 先生です。
田中先生は、Temple Universityで
博士号(教育学・応用言語学)を取得。
立命館大学に来る前は、関西圏の大学等で日本人に英語、
留学生に日本語を教えておられました。

田中先生からのメッセージです。
「4月よりスポ健のプロジェクト英語を
担当することになりました田中です。
専門は外国語教育・応用言語学で、
個人差要因(動機づけ・自己調整学習など)が
外国語学習に及ぼす影響について研究しています。
皆さんには、授業を通して聞き手の心に残る
プレゼンができるようになってもらいたいと思っています。
私もサポートしていきますので一緒にがんばりましょう!」

スポ健から行く人

(写真は、卒業式の日の1コマです)
2010年の学部開設以来、スポ健で
スポーツパフォーマンス測定実習などを
担当して下さった木村 哲也 先生が、
神戸大学に移籍されました。
熱血指導で、多くに生徒に慕われ、
私も、研究の事で色々と教えて頂き、
本当に感謝しております。

木村 先生からのメッセージです。
「4年間あっという間の時間でした。
その間、たくさんの学生・事務職員・教員・
支えて下さる方々の皆様との出会いがあり、
皆様に心優しく接して頂いたことに 感謝しております。
教えることよりも学ぶことの方が多い毎日でした。
ありがとうございました。
スポーツ健康科学部の益々のご発展をお祈りしています。」

次週からは、「スポ健な人」をこの欄で
紹介したいと思います。
それでは、また。失礼致します。
皆様、良い休日をお過ごし下さい。


2014.04.19

“社会人基礎力”って何?

「社会人基礎力」とは、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎力」のことを指し、経済産業省が提唱している概念です。

図に示すように、社会人基礎力は、大きく「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」の3つに分けられ、さらにそれらは、12の能力に細分化されます。
大学教育は、この経済産業省が提唱する「社会人基礎力」に拘束されているわけではありませんが、学業だけでなく、部活動やアルバイトといった課外活動や日常生活全般においても、自分自身で考え、個性豊かな人々と交わり、そしてそのような人たちと一緒になって共通の目的を成し遂げるために主体的にアクションを起こすことは、我々が生きていくためにも重要なことです。


社会人基礎力は、生きていくために重要…
文部科学省が新しい学習指導要領で、「生きる力」を育むという理念のもとに、知識や技能の習得とともに、「思考力」「判断力」「表現力」の育成をより一層重視するようになりました。学校教育の現場で掲げられるこの理念は、ある意味、社会人基礎力と重なり合う部分もあると思います。

そのように考えれば、我々がかかわるスポーツでは、これら2つの「力」が自ずと養われるのかと…。もちろん、緊張と歓びといった感情をもたらすスポーツをするという行為そのものの「楽しさ」が一義的なものとして捉えられるべきだし、スポーツが手段化され過ぎる傾向には、警鐘を鳴らしたいのですが…

我々が考慮すべきことは、授業のような学習場面はもとより、スポーツ、恋愛、バイト…様々な日常生活において、社会で求められる、いや社会で生き抜く力は個々人に宿っていくということです。
それを踏まえ、学生が自らの行為で気づき、感じたことを様々な場面で般化し、発揮できるように、また自分自身のことを見つめる時間を持つように、我々は学生を導きたいと思います

Jin

2014.04.18

中国の教育制度(#1)

スポーツ教育学の授業が本格的に始まりました。
他分野からの大学院生も多く、まずは、
「教育って何?」
「スポーツって何?
」「スポーツ教育って何?」
「体育科教育って何?」
を受講生全員で考えながら検討することにしました。

その第一回目、まずは中国からの留学生、楊さんが中国の教育制度について講義してくれました。
今日は、教育年数と進学のあり方について。

【教育年数】
6-3-3 年生
6-3   は義務教育(日本の小学校、中学校)
3     は高等学校

【進学】
小学校から中学校にあがる時にも試験がある。
中学校から高等学校はもちろん。
中学校は、校区内でランク分けされており、小学生は一斉試験を受け、その点数により中学校が決められる。
自宅から一番近い中学校に行くわけではないんですね。
中学校のランクにより、次の高等学校も決まるため、重要な位置づけになるそうです。
中学校から高等学校へはもちろん試験があるそうですが、必ず運動の実技試験があるそうです。その得点が占める
割合は、30%。皆さんはこのウェイトをどう思いますか。

次回は、1日のスケジュールについてお話ししたいと思います。【A】

2014.04.17

大学院における授業

私は学部(スポーツ健康科学部)に加えて、大学院(スポーツ健康科学研究科)における授業も担当しています。皆さん、大学院生に対しては「実験室に籠もって日夜研究に没頭する」姿をイメージされる方も多いようですが、実際にはそれなりにリラックスした生活を送っています。また、大学院入学1年目は週に何日かは授業もあります。

大学院生では「スポーツトレーニング特論」という授業を担当していますが、今年度から授業の進め方を大きく変えています。昨年度までは他大学の異なる領域(学部)出身の大学院生が多かったこともあり、毎回の授業ではスポーツトレーニング論やトレーニング科学に関わる基礎的な内容の説明を重視してきました。その点では、200名近くが受講する学部における専門授業と、授業の進め方に大きな違いはありませんでした。

ただし、今年度は状況が一変しています。なぜなら、先月、スポ健を卒業した学部1期生が大学院に進学してきているからです。多くの学部生は、私が担当する「トレーニング科学」「スポーツトレーニング論」「エクササイズプログラミング論」という3つの講義を学部4年間で受講しており、これらの授業の中で、昨年まで私が大学院生に話をしてきた内容の大部分を紹介しています。したがって、今年度はスポ健から大学院に内部進学をした学生を念頭に、授業内容に変更を加えています。

毎回の授業では、その日の内容に関連した基礎的な事項を冒頭で簡潔に紹介しますが、講義の多くの時間では関連する英語論文を読み、その内容や私が提示するポイントに関してディスカッションをしています。「少人数の授業」+「学部において基礎的な内容を学んでいる」ことが前提となった授業形式です。「理解する」方式の学部授業から「理解した上で自分の意見を発信する」方式の大学院授業、教えるトピックは同様でも授業の形は様々です。

2014.04.16

次の(小さな)挑戦

おはようございます。Ma34です。

 

先日、保育園に通う子どもたちのお迎え時、園庭には大きな土の山がありました。子どもたちにとっては、身長よりも高い(下の子からしたら1.5倍はあるのでは。。。)山ですが、子どもというのは、「挑戦する心」、「好奇心」というものが強いのですね。目の前で、もくもくと登り始めたのです。そして、何度か滑り落ちそうになりながらも、なんとか頂上に到達。そこで見せる顔は、いわゆる「ドヤ顔」です。

そういう姿を見て、挑戦することにすこし怖気づく自分、自分にとって大きな山を避けていこうと考えてしまう自分に気がつきます。子どもの姿から学ぶ今日この頃です。

 

では、私がやりたいと考えながらも避けてしまっていることは・・・色々あるのですが、その中の一つに「平和についての授業づくり」があります。今回、この分野で新しいことにチャレンジしてみようと思います。

それは、「世界一大きな授業」の実施です。


世界100カ国で一斉の同時期に開催されるもので、同じ教材を用いて、小学校~大人対象に授業が作られています。(ですので、基本的にはその教材に従って実施するだけなのです)。今年は世界の識字教育の問題、教育予算の問題がテーマです。

昨年度は期間が終わってしまってから情報を得ましたので実施できなかったのですが、今年はまずは3回生、4回生の専門演習で実施してみたいと思います。その報告は次週行う予定です。

私自身、この分野・領域に興味関心はあれど、まだまだ勉強不足です。2月に教職研修の引率で沖縄の夜間中学を訪れた時、日本においてもさまざまな事情で識字教育を受けられなかった方が居られることを改めて考え、とても苦労されてきた様子を直接の交流を通して感じてきました。また、識字教育は自身のテーマともかかわる論点です。今回の授業のなかで、ゼミ生の意見からも多くを学びたいと思っています。

 

Ma34.

 

 

2014.04.15

院生歓迎会、実験クライマックスシリーズ

Hassyです。

先週末は博士課程前期・後期課程の大学院1回生の新歓パーティーが、HassyラボのM2のHaya10君幹事のもと、開催されました。

Haya10君は年度末の修了・卒業パーティーの幹事も勤め、そちらの業績の方がかなりupしてきていますね。
現在2本関連論文を投稿中ですので、そちらの業績(本業ですが・・・)も続いていって欲しいと思います。
頑張っているのでその努力はいつかは実るはず!!

さて、今年度からスポ健学部1期生が修士課程に進学して入学しております。
皆さんの学部での学びをさらに発展させて、素晴らしい研究を発信させていってください。



また、外部から入学された新たな院生の皆さんも、お互い強力に刺激しあって、研究力を高めていって欲しいと思います。
期待しております。

さて、新入生はこれから新たな実験計画のもと、研究を進めていくわけですが、各研究室では、これまでの一連の研究がongoingなわけです。
Hassy研でも、今週は、昨年度から続いているヒト実験のクライマックスです。
本日からの測定データを解析し、これまでの仮説を検証していくわけです。
どのような結果が出るか・・・
楽しみにしております。




2014.04.14

いよいよ本格的スタート

先週から授業が始まりした。1週目はある意味、お試し期間で、学生たちはシラバス、1回目の講義を受けて受講するかどうかを決めます。そして履修登録締切日までに、インターネットなどで受講登録をすませます。登録漏れがあると受講していても単位認定はされません。新入生たちは上手く登録できたか、と気になるところです。いずれにしても、大学では提出物の締め切りが厳格に決められていますので、締め切りには余裕をもって対応するようにしておくと良いですね。

 先週は、2回生の「基礎機能解剖論」、3回生の「スポーツバイオメカニクス論」、3,4回生の専門演習(ゼミ)があり、久しぶりに会う学生たちとの再会を楽しみながら、講義、演習をさせてもらいました。野球の開幕戦と同じで開幕戦である初回の講義は、「1回の講義されど他の1回とは違う重みがある」と感じています。例年よりはうまくスタートを切れたのではと自己評価していますが、最後の定期試験の結果で審判を受けることになります。いずれにしても、2回目以降の講義から本格的に科目内容を講義、演習することになります。どのような展開で進むのか、私自身も楽しみにしています。


 また、課外スポーツの方も、春シーズンが本格的にスタートしました。写真は、陸上競技の京都インカレです。まさに開幕試合で、これから関西、西日本、全日本と続いていきます。3回生ゼミ生のImai君(写真の黒のロングソックス)は、100mで自己新記録樹立、優勝、というさい先良いスタートを切りました。自らのパフォーマンス向上に、ゼミでの研究を連動させてくれるでしょう。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

サービスマネジメントインス(経済・経営学部にまたがった教学プログラムで、スポーツ健康科学部も礎となったもので、学部開設とともに発展解消)の卒業生が訪ねてきてくれました。30歳になるようで、この間、フィットネスで運動指導に携わっており、疾病を抱えたクライアントの指導では、「ここから先は医師と相談ください」とアドバイスして医療機関にいってもらうと、「無理しないで運動するように」といわれたと戻ってこられるのを体験し、医師とトレーナーをつなぐために、運動指導のできるスポーツ医師を志し、『今度、医学部へ学士編入するので推薦書を書いて欲しい』とのこと。こちらも、「喜んで!」と答えました。教え子のチャレンジに胸が熱くなりました。いつでも卒業生がも安心して相談に受け止められるように、教員も常に・研究の活動性を高めておく必要があると再認識いたしました。

【忠】