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2014.02.23

「知の財産の毀損」の重大性!!

大変残念なニュースに触れることになった。東京都内各地の図書館で、『アンネの日記』や関連書籍が破られるなど250冊以上に被害が及んでいるという。中には、10ページ、20ページまとめて手で引きちぎられたものもあるようだ。

第2次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害を逃れて家族とともに「隠れ家生活」を送っていたユダヤ人少女アンネ・フランクが残した日記は、2009年に「世界記憶遺産」として登録されている。世界的な「知の財産」である図書を、それを共有する場所である図書館において毀損するという許されない行為がなぜ起こったのか。

過日、「"アンネのバラ接ぎ木会"のこと」をブログさせていただいたこともあり、凄く残念な気持ちになってしまった。111日に「接ぎ木会」があって、我が家族も含めて60人以上の参加があった中から何本の「平和のバトン」が受け継がれていくのか、3月を楽しみにしているところだった。図書への直接的「危害」は勿論だが、こうした精神的な打撃を被ることも予想しての行為なのだろうか。如何にも、その「接ぎ木」が根こそぎ「引き抜かれた」ような感覚になって「暗澹たる」気持ちになってしまった。そして、もっと根が深い問題だと感じるのは、「接ぎ木会」に参加するという行為それ自体が否定されているのか、という錯覚に陥ってしまうことだ。

 そんな時、ふとクリス・ヘッジズ『戦争の甘い誘惑』(中谷和男訳、河出書房新社、2003)を思い起こした。 「戦時体制に入ると、まず国家は自国の文化を破壊しようとする。それを破壊し終わってはじめて、敵の文化抹殺に取りかかるのである。紛争に際しては、真の文化は有害だ。国家が推進する大義によって国家的アイデンティティが確立し、戦争という神話を煽ることで国民を栄光と犠牲へと駆りたてている時、大義の価値、神話の真偽に疑問をさしはさむような輩には、内なる敵というレッテルを貼らなければならない。・・・戦争にある国家は、本物でヒューマンな固有の文化を沈黙させる。こうした文化破壊が順調に進めば、敵の文化抹殺に取りかかっても、道義的な気兼ねもしないですむ。・・・」(p.95

  差別や偏見にもとづく「ヘイトスピーチ」の問題も随分と取り沙汰されているが、図書に対する「物言わぬ蛮行」なども含めて、社会には十分過ぎるほどの「暴力性・攻撃性」が蔓延っている。こうした事の1つひとつが人間的な「文化状況」を破壊していくといことに繋がるとすると、その先に待っているものは何か。

「もし神様が私を長生きさせて下さるなら、私は世界と人類のために働きます。戦争が何の役にたつのでしょうか。なぜ、人間は仲よく平和に暮せないのでしょうか。」(1944.4.11)と「日記」に記したアンネ・フランクの平和の願いが乱暴にも踏みにじられた問題として今回のニュースには大変心を痛めているし、それの持つ「暴力性・攻撃性」の異常さには怒りが込み上げてくる。    mm

2014.02.22

東京オリンピックに向けて

今週は火曜日からナショナルトレーニングセンターで日本テニス協会の公認上級コーチ専門科目の講習会、石川県で4回生のゼミ旅行、そのまま広島に移動して介護施設のスタッフの研修会、最後にジュニアゴルファーのフィジカルトレーニングの指導をしてきました。
さすがに連日の移動で体はぐったりしてますが、とても充実した5日間でした。

ゴ ルフのフィジカルトレーニングについては、テニスほど調査がされておらず、まだまだ研究の余地が残っている分野のようです。春からは本格的にトップジュニ アのフィジカルトレーニングを実施して、パフォーマンス向上につながるかどうかを検証していく予定です。ちょうど東京オリンピックでメダルを狙える年齢な ので、金メダル獲得してほしいと思います。

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旅館からの冬山の景色が一晩で真っ白に変わりました!

satoshi



2014.02.21

沖縄、プロ野球キャンプ視察フィールドワーク2014

おはようございます。

今週月曜から水曜まで、ゼミ恒例、沖縄へプロ野球キャンプを訪問してきました。
卒業を間近に控えて、2年間のゼミの総まとめです。

火曜日、名護の日本ハムファイターズのキャンプでは、今年もベースボールオペレーションの遠藤さんと山本さんにお世話になりました。
遠藤さん、山本さんのレクチャーに対するゼミ生たちの質問がなかなかいい。
彼らの2年間の成長を感じることができ、とてもうれしく思いました。
GAORAの皆さんにもお会いしました。

翌日は宜野座の阪神タイガースのキャンプへ。
ここでは毎年、友人で阪神タイガースのオフィシャルカメラマン、佐藤誠さんがゼミの集合写真を撮ってくださいます。
今年もありがとうございます。

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プロ野球のキャンプは開催地に活気や経済効果をもたらします。
球団と地域のwin-winの関係が年月の中で構築されています。
キャンプにはキャンプならではの楽しみがあります。
皆さんもぜひ訪問なさってはいかがでしょうか。

BULLCO






















2014.02.20

和歌山県健康センター訪問

 大雪が続いていましたが、やっと日差しが出てきて、BKCでも雪がなくなりました。まだこれからも雪が降るらしく、今年は気が抜けない日が続いています。柿が大豊作の年は大雪だと、どこかのタクシーの運転手さんが話していましたが、今年は柿が大豊作だったらしく、言い伝えも当たったようです。
 本日は、和歌山市にある新日鐵住金株式会社の「和歌山健康センター」を訪問しました。奨学金「+R学びのコミュニティ形成」の一環で、sanaゼミ3回生【奥】君とIPPOゼミ【下】さんと一緒でした。健康運動指導士のパンフレットを作成するため、職域の健康運動指導士のインタビューと写真撮影を行いました。和歌山健康センターの【伊】さんは、運動指導士として職域の特定保健指導を含めて勢力的に活動されています。2時間ほどの打ち合わせで下が、職域での健康運動指導士として活躍されている方が少なく、非常に貴重なお話を聞くことができました。学生のキャリアモデルとして是非、スポ健にご協力いただければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。sana
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2014.02.19

夜間中学を訪れて

おはようございます。ma34です。
先週、教職志望の学生の研修「沖縄研修」の一環で、「珊瑚舎スコーレ」の夜間中学部の授業参観および生徒さんたちとの交流に参加しました。

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生徒さんといっても、ほとんどの方が、60代、70代の方々です。
戦後の混乱や様々な事情で、これまで義務教育を受ける機会がなく(奪われて)、
それでも精一杯誰かのために人生を生きてきた彼らが、
「やっとこの年になって自分のために学ぶ時間を作れて嬉しい」と、毎日夜間にかよってくるのです。

授業参観に入らせてもらったのは、国語と英語の授業。
みなさん、学ぶことが心から楽しい、とおっしゃいました。
作文の添削をしてください、先生!と言われて、誤字脱字をチェックしましたが、
最初の一文から、生徒の方の生きてきた道の険しさに、涙をこらえながら読みました。

山田洋次監督の映画「学校」や、松崎運之助の著書を読んで、夜間中学について少しは知っていたつもりですが、実際に生徒さんに出会い、お話するなかで自分の認識の甘さと、「学ぶこと」の素晴らしさを改めて知ることとなりました。

そして、こうした素晴らしい学校を「創る」ということにも大いに興味をもった一日でした。
昨日のippo先生が「原点にかえる」と書いていましたが、私の小さい頃の夢は、「自分で素敵な学校を創る」ということでした。それを再び思い出した研修となりました。少しずつ、動いていきます☆

ma34.

2014.02.18

原点

 この1年間、ブログも担当させて頂きつつ、初めて雑誌の連載を経験しています。もうすぐ最終回、というところまで来ました。スポーツ少年団などで頑張っている子どもたち、指導者の方々、あるいは保護者の方々の間で、
  より良い人間関係を築くにはどうしたらよいのか?
  褒めたり叱ったりするとき、気をつけたいこととは?
が、メインのテーマで頂いた連載でした。

 編集の方々とのやりとりも楽しかったのに加えて、イラストレーターさんの絵が毎回楽しみでした(私の拙い文章をご覧になって、そこからイメージして描いてくださるのです!すごいと思いませんか?)
最終回は、少しだけリクエストをしてみたので、どんなイラストが仕上がってくるのか、私自身、楽しみにしているところです。   

 その昔、小学校の先生になろうと思って大学に入学し、子どもの心を理解できるようになったらいいなと思ってはじめた心理学でしたが・・・
 今ここにきて、原点に戻ってきたようです。  【ippo】

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2014.02.17

この一週間

この一週間は、大雪、大雨の天候の荒れた天気の日もありましたが、修士論文の公聴会、各種会議、学部入試、大学院入試、成績入力、そして【敦】先生、【哲】先生の誕生日、バレンタインデーなど、色んなことが目白押しでした。大学の教員にとってもハードな時期です。インフルエンザ、ノロウィルスなどが流行る時期でもあり、体調管理にも気をつけなければなりません。スポーツ健康科学部の先生方は、持ち前の体力と「気合い」で乗り越えておられるようです。病は気からともいわれます。私も先生方を見習って、気合いで乗り切る毎日です。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

昨日、伊丹を出発して、アメリカの大学での教育実践の取り組みを【仁】先生と1週間、視察してきます。3都市5カ所を訪問する強行日程ですが、こちらも気合いをいれて情報収集して、学部・研究科の教学へフィードバックします。ブログでもお知らせしたいと考えています。向こうの天気も気になりますが・・・。

【忠】

 

 


 

2014.02.16

「山勘の科学性??」を科学する!!

羽生結弦選手が、男子フィギュアスケートで「金メダル」に輝いた。ショートプログラムでの100点超えの演技からして大いに期待が高まっていたが、それにしても立派なものだ。演技前半の4回転での「転倒」や両手をつくミスなど、思わず「溜息」を漏らしてしまった。4回転に移る「沈み込み」の際に微妙な「力み」を感じて「嫌な予感」がしたもので、それが現実のものになってしまった。

しかし、その後の回転は気持ちよくまとめていたし、しなやかな演技も素晴らしいものだった。そして、「イナバウアー」が出た時には、「これで金メダルだと、世界的な語り草だな」と一瞬、トリノ・オリンピックで「金メダル」に輝いた荒川静香選手の姿がダブってしまい、「ぞくぞくっと来る」ものがあった。この2人は、仙台の同じスケートリンクで育った選手だということもあって、何か因縁めいたものを感じてしまった。そして、「東日本大震災の復興を願う気持ちを込めた演技を貫きたい」という羽生選手の「強い意思」を応援したいという、観る側にとっての「思い入れ」も強いものがあった。優勝候補の1人パトリック・チャン選手は思わぬミスの連続で、フリーの点数が伸びなかったが、これもオリンピックという舞台の「為せる業」なのだろうか。

「予感」とか「因縁」など、「感覚的」な言葉を並べたが、結構「的中」したりすることは、多くの人が経験することではないだろうか。そんな時、私は「山勘の科学性??」などと、変な理屈をつけて周囲の人を「煙に巻く」ことも屡だ。

それは兎も角、男子フィギュアスケートでの「予感」や「因縁」の話には前段がある。13日・木曜日の夕刻、学部挙げての(他大学の先生も交えて)「懇親会」が美味しい料理とともに大変盛り上がった。そんな中、私たちのテーブルでは、Y先生そしてS先生と研究談義に花が咲いていた。

Y先生は殊の外ラグビーのことに詳しく、私もクラブチームではあったが14年程プレーを楽しんだ経験があったり、大学のラグビー部の顧問をしたこともあったりで、余計に話が弾んだ。「なぜ、あのゲームは勝てなかったのでしょうか?」。数多くのゲームを観戦して目も肥えているY先生の鋭い分析に対して、「ボール際のスピードの違い」はまだしも、「プレーヤーが走る際に空気を切る音の違い」、「あと15分だぞの一声にいやな予感がして」とか「あの瞬間のノックオンが逆転のきっかけだった」など、「感覚的」な言葉を連発する私だった。Y先生は、その辺りに問題関心が強く、「感覚的」に扱われる領域の中に、科学的なメスを入れることで、「客観的・科学的データ」を吟味し、その結果として「競技力向上のためのトレーニング理論の確立」に寄与したいということのようだった。そうなると、「職人技」と言われるものに厳密な光が当てられ、個に埋没することなく一般化まで開花させることが出来るし、競技力の向上やチーム力強化にも繋がるはずだという。

「あの時のプレー」や「その一声」のもつ「客観的で科学的な材料」をどれだけ吟味できるのか、「予感の的中」がどのように根拠づけられるのか??    スポーツ科学研究の間口はまだまだ広く深いものがあることに思いを馳せながら、男子フィギュアスケートの醍醐味を味合わせてもらった。                                                                                                                        mm

 

 

2014.02.15

大学院入試

本日はスポーツ健康科学研究科の博士課程前期・後期課程の入試です。
受験される皆さん、頑張ってください!

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昨日はBKCキャンパスも大雪でした。
朝の雪景色は風情もあったので写真撮ってみました。
satoshi



2014.02.14

アイスホッケー アジアリーグ

こんにちは。

昨日、東北フリーブレイズのオーナー、オーナー代行にご招待いただき、盛岡アイスアリーナでのホームゲームを見せていただきました。

プレイオフを懸けて、絶対に負けられない試合。
順位が一つ上の韓国 High1との試合です。
試合は延長線の上、逆転でフリーブレイズが勝利しました!!

よかった!!

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さて、日本のアリーナは多くの場合、「する人」のことは考えられていても、「見る人」のことはよく考えられていません。
それから、公共の施設は利用上、規制の多いことがよくあります。

そんな中でも、来場してくれた観客、ファンのみなさんのために、いろいろな工夫がされています。
とても大切なことですね。

ところで、現地でお聞きしたところ、盛岡アリーナは国体に向けての改修が計画されているそうですが、その際、観客席が無くなるのだとか・・・
理解しがたい話です。

スポーツは競技者だけのものではありません。
「見る」スポーツが発展することで、スポーツの公共性は発揮され、新しいスポーツ市場も発展するのですが・・・

BULLCO