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2015.03.18

スポーツと平和の写真展

こんにちは。ma34です。

 今日は、昨日17日よりインテグレーションコア1Fで開催している
平和とスポーツの写真展「Playing for Peace」を紹介します。
  こちらでもたびたび宣伝をさせていただきました。ようやく準備が整い、昨日から開催中です。

 この写真展は、イギリスのCoventry University にて2011104日に開催された写真展です。Coventry University Centre of Peace, Reconciliation Studies(「和解」の研究)に携わる教員や学生によってプロデュースされ、イギリスの the Peace Museum in Bradfordの共催のもと開催されました。

 当時、ちょうどロンドンオリンピック(2012)が開催される前であり、スポーツが持つ、平和創造の力についても多くの人に知って考えてもらおうと企画されたものです。

  このお話(データ)を国際関係学部の山根和代先生からいただいたのが今年の夏。ずいぶんと時間がたってしまいました。ひとりではなかなかできず、学生の力を借りたいと思っていたところ、春休みなら。。と声をかけてくれたのが2回生、1回生の有志でした。

 大学立の国際平和ミュージアムを持つ、ここ立命館大学で、そしてとりわけスポーツ・健康を学ぶ学生にこそ、スポーツが持つ平和創造の可能性についても知ってほしいと、かねがね思っていました。

 今回、年度末の卒業式やガイダンスの時期に合わせて、多くの人に見ていただき、「2020年に東京オリンピックを迎える私たちは、平和創造にむけて何ができるのか?」と考えてもらえる機会となれば幸いです。

 ぜひ、ご覧ください。そして、皆さんの感想を貼っていただくスペースも作りました(手作り感が満載です!)。ぜひ、感想を書いて貼って頂けますと大変嬉しいです。

◆展示日程と場所

 2015317日(火)~2015326日(木)

 @びわこくさつキャンパス インテグレーションコア1F


 どうぞよろしくお願い致します。 

 ma34。

 

2015.03.17

WS、腸内環境

Hassyです。

先月末ですが、本学客員教授で私の大学院でのmentorであるSada先生代表の科研費プロジェクトの共同・協力研究者、および大学院生を交えて、研究成果検討会を2日間にわたりアイコア1Fアカデミックラウンジにて行いました。
各自1時間程度の持ち時間でしたが、ディスカッションが盛んに行われ、時間が大幅に超過しました。
北海道教育大の森田先生にはskypeで登場してもらい、議論を交わしました。

やはり定期的にどっぷりと自分たちの方向性を話し合い、課題を浮き彫りにしていく作業は非常に重要だと感じました。大変成果のあった会であったと思います。

かつてこのブログも担当され、現在は東北工業大におられる香先生も、ご自身の研究準備(びわこ毎日マラソン)でお忙しい中、ご参加くださいました。
香先生は長距離選手の腸内環境とコンディショニングに関してご研究なされています。


丁度、研究会前に公共放送のとあるプログラムで香先生のテーマの腸内細菌に関することをやっていて、大変興味深い研究内容が紹介されていました。

100兆もの細菌が我々の腸内にはいて、大便の3分の1はそれが占めるらしいのですが、それらは肥満(関連して脂肪燃焼)やガン、性格などに関係することが主に動物実験で明らかになっています。
今後、ヒトを対象とした十分な研究が必要ですが、遺伝よりも食事などの外的環境に左右されるこの種々の腸内細菌の研究は、まさに香先生が取り組んでおられるように、スポーツ健康科学分野においても興味深い重要なものであると感じました。


2015.03.16

修了生同士の結婚

先週土曜日に、研究科1期生のひろき君と2期生のちあきさんの結婚式&披露パーティがありました。それぞれの勤務先の関係者ならびに、大学院のときの仲間、先生方も出席した、非常に和やかでかつ細やかな気配りと優しい雰囲気に包まれた会でした。

 

 ひろき君の勤め先は、産業用ならびにスポーツ用のゴーグル(サングラス)を製造販売している会社です。主賓のご挨拶として、社長より、当人が非常に頑張っていること、これからも大いに期待されていることを話され、指導教員として嬉しい限りでした。当人の才能と努力はもちろんのことながら、暖かく育てていただいていることに感謝の念で一杯となりました。ちあきさんの上司からは、「いつも素敵な笑顔で、気配り、心配りが良く、皆からも慕われ信頼されています」とのお言葉があり、指導教員のab先生も非常に喜んでおられました。ab先生が、お色直しのエスコート役に指名されたとき、「段取りと気配りがいつも素晴らしい」と褒めておられたこととも重なり、ご本人の人柄がキャリアに活かされ職場で愛されていることを感じました。

 

 ひろき君が皆さんの前で、何度となく挨拶する場面がありました。どちらかといえばシャイな性格ですが、しっかりとした言葉で想いを伝え、感謝を述べる姿に感激と感動を覚えました。「人は成長する」ことを実感し、学生時代という社会人への巣立ち最後の時期に関わらせてもらい、その後も折に触れて成長を感じさせてもらえる教員という役割に感謝しています。

 

 研究科修了生同士で初めてのカップルの幸せが、当人同士、そしてそれぞれの家族、職場、そして世の中の幸せへと波紋が広がるようにつながることを心より願っています。そのためには、日々の創意工夫が必要となるでしょう。これから、さらなる発展を楽しみにしています。

 

 次に会うときは、お互いに成長を確認できるよう、当方も頑張ります。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

日本バイオメカニクス学会は、2年に一回学会大会を開催しています。来年の2016年が大会開催年で、びわこくさつキャンパスで9月に開催します。実行委員長はAKN先生です。その第1回実行委員会が先週開かれ、いよいよ本格的な準備が始まります。この分野が、他の分野、隣接領域へどのようにつながるのか、広がるのかを考える大会になることを願っています。

【忠】

 

 

 


2015.03.15

アメリカ便り (22): DST

三月も半ばとなりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
先週のこのブログで大雪となったことをお伝えしましたが、
今週は打って変わって、気温が最高10℃前後まで上がり、
私の普段過ごしている Marie Mount Hall 前も
一気に雪が溶け、春めいてきました!




先週は、最高マイナス1℃、最低マイナス16℃だったのが、
今週は、最高17℃、最低1℃のように、一週間で
ものすごい寒暖の変化です。
これほどまでに劇的に季節が変化するのは、
ここ10年で最も寒さが厳しかったからなのかもしれません。
(左が、先週のもの、右が雪が溶けた今週の写真です)

それに合わせてというわけではありませんが、
先週の日曜日 (3/8) から、Daylight Saving Time (DST) が始まりました。
DST は、日本では、「サマータイム」と呼ばれているものですが、
時間を早くして、日照時間が長くなったことを利用しようというものです。

アメリカ合衆国本土は、東西に長いので、東から西へ、
Eastern Standard Time / Central Standard Time /
Mountain Standad Time / Pacific Standad Time と四つの標準時があります
(東から西に行くほど、1時間マイナスになります)
加えて DST が導入されていますので、切り替え時には結構大変です。
携帯やパソコンなどはカレンダーが組み込まれていますので
自動的に切り替わってくれますが、車や時計などはすべて変更する必要があります。
もちろん人間も対応しないといけません。
夜中に DST に切り替わるので、いつもの調子で起きて、
携帯を見ると、1時間遅くて、朝からびっくりしました!

DST ですが、現在は、3月第2日曜日から、11月の第1日曜日までですので、
約8ヶ月間続きます。そのため1年の約3/4が、DST になり、
ほとんどが DST という感覚なので、
これでは1年中 DST でも良いのでは?と思ったりもします (苦笑)
(ワシントンポスト紙にも、DST を扱った記事が出ていました。
"5 myths about daylight saving time"
http://www.washingtonpost.com/opinions/five-myths-about-daylight-saving-time/2015/03/06/970092d4-c2c1-11e4-9271-610273846239_story.html
やはり DST の切り替えの週では、体が付いていけないて、
一種の時差ぼけになり、体調を崩す人が多いようです。)
日本では、導入されるという話が出ては消えますが、
どうなることでしょうか?

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を


<<街でよく見かける英語表現#22>>
日曜日に、高速道路を走っていると、電光掲示板に
"Change Your Clock!" と表示されていました。
街中の掲示板では、DST に対応できていないものも見かけましたので、
高速道路は、なかなか親切だと思いました

2015.03.14

競技かるた

千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは) からくれなゐに 水くくるとは
在原業平朝臣(17番) 

これは、小倉百人一首の撰歌の1つであり、主人公・綾瀬千早が競技かるたのクイーンをめざす「漫画ちはやふる」の題材にもなった歌です。「熱血スポ根漫画」といっても過言ではない、この作品は、関連書籍を含め、650万部もの売上を誇る大作です。

この競技かるたを、「京の子どもダイヤモンドプロジェクト(京都きっず)」に参加する子どもたちに体験してもらい、日本の伝統文化を知るとともに、競技かるたの持つ礼儀、集中力、瞬発力、勝負での駆け引き、そして対戦相手をリスペクトするという特徴に触れ、フェンシングとバドミントンの競技に取り組む子どもたちの成長を促そうとするインテレクチュアル・プログラムを行いました。

そもそも「京の子どもダイヤモンドプロジェクト(京都きっず)」とは、優れた資質のあるジュニア選手の発掘・育成を行い、将来、日本を代表するアスリートとして国際大会でのメダル獲得をめざすとともに、その経験を生かし、確固たる考えと行動力を持ち、豊かで明るい社会の発展に貢献できる人材を育成するために京都府が取り組む事業です


その中の「インテレクチュアル・プログラム」をippo先生と私が担当をしているのですが、今日は、特別講師として、第56代準ミスクィーンでスポーツ健康科学部の1期生でもある本多さんと、本多さんと小学校からずっとともに競技かるたを続け、本多さんの後の立命館大学かるた会の主将を務め、この3月に本学を巣立つ飯田さんを招き、競技かるたの魅力を子どもたちに味わってもらうためのプログラムを実施しました。





最初は、「ちらし取り」という小倉百人一首の上の句、そして下の句を読んで札を取り合い、その後、恋愛、出世にも大きくかかわる歌を、昔の人たちがなぜ詠んだのかを学んだり、百首の歌には、百人の歌人の想いが込められているだけでなく、百首の歌に共通するテーマがあることを学んだりし、札をはじく、札を払う練習をして、札3枚と札7枚を用いた実践形式の対戦をするなど、京都きっずの子どもたちは競技かるたに触れました。

以外にも、学校や家庭で体験しているのかも知れないのですが、子どもたちの集中力や身を乗り出す姿勢、また札をはじく姿が様になっていること…本当に驚かされました。
この経験を、日常生活や競技に活かしてもらいたいものです…


















Jin


2015.03.13

卒業

表現は異なりますが、複数の先生方のブログに「卒業」のことが書かれています。来週には、卒業式も控えています。ma34先生にもご自身の立命館からの卒業のことが書かれています。「卒業」というと、嬉しい半面、なんとなく別れのイメージもあり、もの悲しい気持にもなるのではないでしょうか。

「卒業」
デジタル大辞泉には、以下のように記されています。
①学校の全課程を学び終えること
②ある段階や時期を通り過ぎること 

また、大辞林には、次のように書かれています。
①学校の全教科または学科の課程を修了すること
②ある状態・段階を通過すること
③一つの事業を完了すること

卒業には、2つの異なる意味があることが分かります。
1つは、学ぶ「終える」・「修了」するという、ある時点で、1つのことが終わり完結するという意味です。その一方で、全体の中(人生全体や夢への途中段階などなど)においては、一通過点に過ぎないという意味も含まれています。分かっていることのように思いながら、こうやって文字にして考えると、なるほど、その通りだなあと一人納得しています。送り出す側から見れば、卒業はある意味、職務の1つの完了の形であるとも言えます。が、卒業する側の人たちにとっては、卒業=新たな出発 となるわけです。学部生の皆さんにとっては、卒業=社会人のスタート であり、進学する人にとっては、卒業=大学院生活のスタート それぞれの人にとってそれぞれの卒業とスタートがあります。

スポーツ健康科学部を去られる先生方にとっても、スポーツ健康科学部からの卒業(と言っていいのか迷いますが・・・)=新しい生活のスタート となります。それぞれの先生方、学生の皆さんが、卒業の通過点を過ぎられ、ますます輝いた生活を送られることを応援したいと思います。



2015.03.12

将来に向けて

3月も折り返し地点となり、次年度のスタートまで約2週間となりました。来週金曜日(3/20)には博士学位授与式が、土曜日(3/21)には卒業式・修了式と大切なイベントが続きます。この時期、キャンパス内で学部生を目にすることは少ないですが、大学院生は通常通り登校をして研究活動を続けています。大学院1回生の学生は就職活動と研究活動を並行することが求められ、タイトなスケジュールで生活をしています。自分の希望する職種が絞り込めずに悩む大学院生もいるようです。また、博士課程後期課程への進学か就職か、悩んでいる学生もみられます。一方で、博士課程後期課程への進学を早々に決意した大学院生は、研究活動に没頭しています。いろいろな意味で、今後の人生の方向性を決定する大切な時期であることは間違いありません。大学院生に対してアドバイスをすることも多いですが、彼ら、彼女らの人生の方向性を決めるのは教員ではありません。自身で悩み考え決断をする、そして一旦決断した後は迷わない、前を見て進み続ける、こういった姿勢が重要であると感じています。

大学院生が就職活動と研究活動を両立させているように、私自身も研究指導、授業、大学での仕事など上手に両立させていかなければ!!と心に誓う毎日です。

2015.03.11

今年最後のラン智タイムセミナー

こんにちは。ma34です。

今日は東日本大震災から丸4年の日です。
犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表します。また、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧、復興と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げるとともに、
その日を忘れずにいなければならないと強く思っております。


今日は今年最後のラン智タイムセミナーでした。
長年立命館でご研究・教育をされ、今年度で定年退職される佐藤善治先生、そして三浦正行先生、
に混ぜていただき、今年退職となる私、ma34がお時間を頂くこととなりました。

トップバッターの私は、本当に何をお話すべきか考えておりましたが、
学部の授業で学生に伝えてきたこと、伝えたかった私の信念を
改めてお話させていただきました。


一つに、自分自身の、体育でつまずいた経験、辛い想いをした過去をもとに
将来指導者になるだろう学生には、子ども(学習者)のつまずきを
マイナスに見るのではなく、そこにこそ指導のポイントがあるとして
「プラスに」捉え、尊重してほしいと思っています。
つまずくにはその理由が必ずあり、指導者はそこにこそ指導のポイントがあります。
それを授業ではずっと色々な教材や視点を介して、伝えてきたのだと思っています。

もう一つに、学生自身の成長を自分で感じて欲しい、と思ってきました。
自分の学びがどんどん深まっていること、あるいは出来ることが増えてきたこと、
それを可視化できるような機会づくりと声かけをしてきたと思います。

そんな話を、授業の一コマを紹介しながらさせて頂きました。

三浦先生のお話では、立命館大学の歴史のなかで、施設の充実をはじめとして、
スポーツ健康科学部の理念の先駆けとなるような学部構想があったことを知りました。
スポーツ健康科学部が出来たことにより、立命館がこの領域で世界を率いていくことを
今後も楽しみにされていると強いエールを贈っていただきました。


佐藤先生は、1964年東京オリンピックでの短距離のスタート場面の臨場感あふれる写真パネルを紹介されました。
代々、先輩の先生方から受け継がれているとのことです。
写真を撮った写真家も立命館出身の方であり、海外でも数々の賞を受賞されたそうです。
写真という文化を通して、スポーツの素晴らしさを伝えるという文化的な財産、
さらにスパイクの発達に見る技術的な財産、科学的な財産なども、スポーツを総合する視点からは大事にしていかねばならない、と展開されました。



この写真パネルは、事務室の段野さんが譲り受けるとのこと。
きっと素敵な場所に飾られるのだと思います。楽しみですね。

この写真パネルでも、白色人種、有色人種の分け隔てなく、誰もが同じスタートラインに立っています。
スポーツの持つ平和創造の力という意味でも、とても素敵な写真です。飾られた際にはぜひ見てくださいね。

最後に記念写真を撮りました。
こうやって真ん中に座らせていただくと、「卒業」が近いのだなあと少し実感が湧きます。



このように、5年間の立命館大学の生活も、あと少しとなりました。
ですが、その最後に、やりたかったことをもう一つだけ実施したいと考えています。

佐藤先生が今日見せてくださったパネルのような、写真展がイギリスで開かれました(2011年10月)。
今回その写真展に、有志の学生さんが日本語訳を付ける作業を手伝ってくれました!
インテグレーションコア1Fにて3月17日~3月26日まで展示する予定です。

ぜひ、ふらりと、お立ち寄りください。
スポーツの持つ、より良い世界を創造する可能性を感じるキッカケになれば幸いです。




2015.03.10

あれから

Hassyです

明日は東日本大震災から4年目ですね。
当時もまたこのインテグレーションコア6Fの居室におりましたが、非常に大きく揺れたのを思い出します。
あれから4年、まだ福島には12万人の方が避難されているとのことです。
特に原発事故の影響が大きく、復興もまだまだ時間がかかるようです。。。

また、週末は義祖母の三回忌がありました。
振り返るとあっと言う間の2年だったように思います。

そして、先日は、アメリカに留学していた際に、同じアパートの住民として大変お世話になった友人の山本哲也さんと久しぶりに本キャンパスで会いました。
山本さんは、東京スカイツリーを建てた(株)大林組の建築本部設備企画課担当課長で、この度就職セミナーで立命に来られたのでした。
山本さんは、アメリカの後、ドバイ、シンガポールと転勤され、昨年夏に日本に戻られました。
建設業界における海外赴任経験が大変豊富なので、貴重なお話をされたことだと思います。
山本さんも私も留学当初はお互い単身赴任でしたので、晩御飯を分けあったり、私が車を購入するまで買い物に車を出してもらったりと、もう11年も前の話になりますが、色々と助けてもらいました。
こちらも駆け足で過ぎていった感のある10年ですが、まだ小さかった山本さんのご長男が中学2年生というのには時の長さを感じずにはいられません。

そして、いよいよ、来週末は本学部2期生の卒業式です。
あれから4年、多くの思い出がこのキャンパスに詰まっていることと思います。
どのような笑顔で卒業していくのか、今から楽しみにしております。


2015.03.09

若手奨励賞受賞

 先週土曜日のブログにJin先生が書いていますように、京都滋賀体育学会第144回大会が、37日立命館大学衣笠キャンパスで開催されました。

この学会は、京都、滋賀の大学、高校の先生が中心となり、「体育、スポーツ」に関わる科学的な理論、実践を研究する場です。今回は、年に1回の学会大会でした。

 41演題の一般発表があり、かなり盛り上がった大会となりました。スポーツ健康科学部からの多くの発表がありました。残念ながら、下記の結婚式で参加できませんでしたが、発表を済ませた学生、先生方からの報告を受けて充実した内容であったことを感じました。

 

 今回の発表演題の中から、若手研究奨励賞(優秀賞5名、最優秀賞1名)が選考され、なんと優秀賞4名に本学部4回生が選ばれました。

 

その4名は、写真左から、田中貴大君、鳥取伸彬君、古嶋大詩君、御前 純君です。いずれも4月から大学院へ進学してさらに研究を深めることになっています。さらに飛躍してくれるでしょう。

 

【受賞演題】

「長距離選手におけるランニングパフォーマンスと足関節柔軟性の関係」

 田中貴大 ほか

「小中学生におけるスタンディングスタートの前後足配置と足の使い方」

 鳥取伸彬 ほか

「日本人成人肥満男女を対象としたサルコペニア簡易評価法の開発」

 古嶋大詩 ほか

「バーチャル・リアリティー・システムを用いた野球打者のスイング停止動作の解析」

 御前 純 ほか

 

今回の受賞演題以外でも、本学部ならびに本学大学院の発表は、非常にレベルが高かったと多くの先生方からも伺いました。良い意味で、高いレベルでの研究の競争と深化を楽しみにしています。

これから卒論に取り組む学部生にとっても、我こそは! とチャレンジしてみてください。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>


研究科修士2期生の吉田君の結婚式が先週土曜日にありました。職場、大学時代の友人が集まった非常に和やかな会でした。吉田君は、商品開発にたずさわっていて、上司のスピーチによると、特許案件となる商品開発ができるまでに実力を発揮しているとのこと。修了生の活躍は嬉しいですね。

【忠】