こちらでは、またもや大寒波が襲い、
木曜日と金曜日が休校となりました。
(火・木の授業は、計10回の授業で、4回目の休講です・・・
ただこちらの大学は休校の判断が早いので、
授業を受ける身からすると大変助かります。
ここらの判断の早さは、立命も見習うべきだと思います。)
今週は、前回に続いて、D.C. を訪問してくれた
Syuhei 先生の事を書きたいと思います。
今回、Syuhei 先生は、生命・薬・スポーツ健康科学部の
学生が参加しているカリフォルニア州立大学 Davis 校での
英語研修プログラムを視察後、D.C. に来て下さいました。
Syuhei 先生は、スポーツ健康科学部が2010年に開設した際に
外国語嘱託講師として、プロジェクト英語の授業を担当して下さり、
スポ健のプロジェクト英語の歴史を作り上げて下さった大恩人です。
現在は、生命科学部准教授として、プロジェクト発信型英語プログラムの
中心となってご活躍されています。
http://pep-rg.jp/
Syuhei 先生は、ご自身がミシガン州立大学 (Michigan State University) で
学んでおられたので、アメリカの大学事情に大変お詳しく、
今回も色々と話を聞かせてもらいました。
https://msu.edu/
Syuhei 先生のお話の中で、一番印象的だったのは、
"まっとうに苦労する" という言葉です。
昔と比べると、日本の大学生は本当に真面目に授業で出て、
レポートを書き、発表を行うなど、勉強するようになってきました。
ただアメリカの学生と比較すると、授業や就活のシステムの違いもあり、
まだまだ改善の余地があるのも事実です。
アメリカのトップ校の学生は、文字通り激烈に勉強しています!
意味もなく勉強させるのは論外ですが、
その科目について精通している先生が、学ぶべき内容、
大学生として達成すべき水準を達成させるために、
学生にかなりの課題を課し、学生は必死に食らいついていく。
(私も、授業で、小テストを必死に解いています (苦笑))
このことを、Syuhei 先生は「まっとうに苦労する」という表現で
表しておられるのだと思います。
世界がグローバル化した現在、日本も、アメリカで学位を取った
外国人と競争する社会となっていく可能性が高いと思います。
(日本では、グローバルと言えば、全て英語で授業したり、
或いは TOEIC のスコアが高い、というような事を言う人がいますが、
個人的には、そんなことがグローバルとは全く思いません。)
その際にベースと成るのは、大学で培った知識や学び方です。
その部分が、日本の大学は、諸外国と比べて、弱いのでは感じています。
この春に、スポ健に入学してくる学生も、今いる学生も、
さらに頑張って、世界で戦える人間になって欲しいものです。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#21>>
Syuhei 先生も、寒いミシガン州で学ばれていたこともあり、
暖かいカリフォルニア州で学ぶ友人と話されていた時、
"Cheat State" (ずるい州) と呼んでいたとのこと。
確かに寒い東海岸からすると、
暖かい西海岸は「ずるく」見えますね (苦笑)