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2012.12.18

マーケティング

ここのところ、寒い。。。
もう2012年も終わりつつあり、後期授業も残すところ、あと3回。
年々、一年が短く感じるのは、年を取ったからでしょうか。

それはさておき、ふと気付いた事。
タイトルに入れましたが、今までブログを9カ月ぐらいやりながら、
マーケティングについて、書いた覚えがない。。。

専門はマーケティイングのはず。。。

ということで、今回はマーケティングについて、
ちょっと考えてみようと思います。

マーケティングと言うのは、ずっと企業の中で脚光を浴びつつ、
多くの企業で非難されてきている部署です。
なぜならば。。。宣伝したから、と言って、その効果がはっきりとわからない、
ということがあるからです。

当然、営業は売ることで、いくつ売ったか、という成果がわかります。
開発は、開発したものがいくつ売れたか、で成果がわかります。

ところがマーケティングは、
したからと言って、製品が良かったから売れたのか、
それとも営業が努力したから売れたのか、
このあたりと区別がつきません。




そこで、機能としてのマーケティングではなく、
部署としてのマーケティングは、お金を使う割に。。。
と言われてきました。

一方で、機能としてのマーケティングは、
顧客とつながって、顧客の期待に応えつづける事ですので、
これは、どの部署でも当てはまります。

そして、顧客のニーズ(必要性)の半歩先を行くのが良い、とも言われます。
近年、ビッグ・データと言われる大きなデータを扱う分析が流行っていますが、
一方で、行動分析も流行しています。

つまり、顧客の事を理解するために、膨大なデータから傾向を見出すことと、
顧客の日常行動を分析していくことで、顧客の気付いていない必要性を見出していく、
という二本柱です。

これはどっちが良い、ということでもなく、両方とも必要で、
前者を定量分析、後者を定性分析と呼ばれています。

例えばコンビニも、賑わいやついで買いを触発するために、
今の棚の配置になっていたり、どこに置く事で売上がこれぐらい見込める、
という予測データがあったり、と色々知らないところで、
マーケティング活動が行われています。

というあたりで、今回は終わりかな。

ではでは。

PS:さて人気の小さい字コーナー
飲み会メモを見ていたら、記憶の定かでないメモもあったり。。。
それはさておき、看護師が好きになったゼミ生がいるそうな。
制服を着た看護師ってかわいい、と言っていました。

2012.12.17

教員紹介 その11

20121217-1.jpg中高年になると関心事の一番は、「健康」になります、と講義をスタートさせた【真】先生は、もと民間フィットネスクラブで運動指導をしながら、博士号を取得して研究者の道へ。研究テーマは、「メタボ(メタボリックシンドローム)改善」と「サルコペニア予防」。サルコペニアは、年齢とともに筋肉がやせます。その判定のための日本人基準値づくりを行いながら、健康関連指標の計測をもとに簡易推定式を作成。現場で利用しやすい形にして、サルコペニア予防のために各地で測定会を実施。今後は、運動指導者自らが、体力測定法や運動プログラムの開発に関する調査・研究。研究成果を社会に発信して、世界を健康にすることが願いである。

 

20121217-2.jpg水泳歴15年以上で、泳ぐのが得意な【哲】先生は、1)ヒトの立位制御、2)高齢者の転倒予防のための補助具の開発が研究テーマ。人間の立位は、非常に不安定な状態にあるが、より長時間立位姿勢を維持できる。それは人が特別な制御を持っているのではないか?という観点で研究。さらには無感ノイズを与えると確率共振により筋出力が高まり、身体機能が良くなるという現象を利用した補助装具の開発にも着手。研究に対する考え方は、リスクと社会への貢献をしっかり天秤にかけ、社会への貢献が認められてからはじめるべきことを、レオナルド・ダ・ヴィンチ『まず、はじめに最後を考えよ』を引用して強調してもらいました。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

企業説明会が花盛りです。先日、衣笠キャンパスでミズノ()の説明会に出かけました。担当の方に時間を取ってもらいスポーツ健康科学部の説明をしたところ、「ただスポーツを勉強する学部ではなく、スポーツを多面的に見つめ、様々な面からスポーツを学ぶことの出来る、新しい学部なのだという印象を受けました。『グローバルな視野』を大切にされているということから、今後弊社でも活躍していただける学生さんにお会いすることが出来るのではないかと、楽しみにしております。」とコメントをもらいました。でも人気企業で採用はかなり厳しい。一人でも二人でも、突破して欲しいものです。

【忠】

 

 

 

2012.12.16

高大連携劇場に出合う

昨日、15日(土曜)は久しぶりにダブルヘッダーの仕事をしました。午前中はBKCで「プレ・エントランス立命館デー」、もう一つの午後は大阪市中央体育館(会議室)で「入試説明会+ミニ講義」でした。

 

前者は、早い時期の入試企画で既に立命館大学スポーツ健康科学部への進学を予定している人達に対して、残す高校生活を有意義に送りかつ大学での学びを前提とした準備を確実に行ってもらうべく開催しているイベントです。8割以上の人達がオープンキャンパス企画で既に本学部に訪れています。だから、12回生での学びをより一層深くイメージし、それへの準備を具体的に要請すること、に重点を置きました。学部カリキュラムの概要や学びの流れを私が説明したのち、2回生のヒライ君と1回生のヒビ君が登壇してくれました。

SIMG_7878Hirai.JPG

 特にヒライ君はインターンシップの体験談を、ヒビ君は高校での学びを総復習することが大学での学習伸展にいかに結びついているかについて、様々にチャレンジしたり失敗したりしたことを、ユーモアと少しの厳しさを加えてガイダンスしてくれました。(写真はインターンシップの体験を話してくれているヒライ君です)。

 

後者のイベントは、体育進学センターが体育・スポーツ・健康系の大学・学部に呼び掛けて開催する「大学参加型の入試説明会+ミニ講義のアラカルト」です。大阪会場では本年度3回目、1213の大学から参加、パンフ類や入試願書の配布だけでなく、ブースに分かれて各大学の職員や教員が来訪者に説明する光景が盛況に繰り広げられました。主催者の話ではこの時期、2学期の試験が終わったところで、受験間近の高3生よりも高2生の参加が相対的に多いのが特徴だ、ということでした(写真下は会場の一風景)。

SIMG_7881Taisin.JPG

私のミニ講義「運動の習熟度と二重課題」には25名ぐらいの参加、高2生には少し難しいかなと思いましたが、後で小学生に指導しているという高校生が質問に来たのは少々新鮮な驚きがありました。共に仕事をした事務局の林氏は、入試の仕組みとそれぞれの立命館の入試方式のもつ特徴について、来訪者に鮮やかに説明、来た人に無駄でなかったと真に思わせる仕事ぶりには、本当に感心と頼もしさを感じました。父兄を含めて17名ぐらいの人達がブースを訪れ、ときには15分位聞き入っている人もいました(林さんお疲れ様でした)。

 

この日の経験は年長の私にとっても稀なことでした。そして、いろいろ考えさせられました。それは次のことがらです。既に入学予定の人達、学部・分野と志望大学に希望と迷いを抱いている高校2年生、そして受験間近の高3生、それに午前中に活躍してくれた本学部の2回生、1回生まで、1日の内に矢継ぎ早にめまぐるしく様々な人達に出会いました。いずれも「高大連携劇場」に出てくる場面・登場人物といって差し支えないところだと私は思います。「複雑な発展の道筋」がいくつも交錯するけれども、立命館のスポーツ健康科学部に来て、様々にチャレンジ、切磋琢磨することを通して、私たちが感心・感動する姿に変貌していく映画ストーリーを速巻きにして観た気持ちになったしだいです。

 

【善】

 

 

2012.12.15

仕事をする環境

普段、授業や実験(研究)、会議がある時以外には自分の部屋(研究室)で仕事をしています。自分の研究室は、授業の準備や研究成果を発信する大切な場所ですので、できる限り集中して生産性の高い仕事ができる【オフィス環境】となるよう、自分なりにいろいろとこだわっています。

私の部屋を訪問したことがある学生の皆さんはよくわかると思いますが、部屋にあまり物を置いていません。私の理想は・・・広々としたスペース(机)に大画面のMacのパソコンモニタとキーボート&マウス+必要な書類のみを置く・・・という環境です。では現実は・・・確かにMac製品に囲まれていますが、机に不要な物を置いてしまったり、必要な書類が見当たらずあたふたすることもよくあります。また、書類やカタログ、本などが増える一方です。今、改めて部屋を見渡すと、理想とは異なり、反省点が多いです。

こういったこともあって、実は半年ほど前から【オフィス改造計画】をスタートさせています。まずステップ1:不必要な本棚を撤去し、部屋をすっきりとさせる、ステップ2:机の向きを変え、部屋の中央に大きなスペースを作り、学生とのミーティングやお客様への対応に備える、ステップ3:増える一方のカタログや書籍は裁断した上で電子化し、紙を減らす・・・といった流れです。けれども現実は・・・ステップ1の段階で部屋がすっきりしたこともあり完全に満足してしまい、そのまま半年が経過するというきわめて中途半端な状態になっています。しかし先日、ゼミの学生と話をしたこともあり、ようやく重い腰をあげて次のステップに移ることにしました。仕事のしやすい快適なオフィスが完成した際には、ブログの中でも(?)報告させていただきたいと思います。


GOTO


2012.12.14

奈良マラソンから

 昨日までの寒さも、今日は小春日和のように穏やかで温もりを与えてくれるような何となく優しい陽気となりました。この時期、5年ほど前の想い出ですが、前任校での健康運動実習で、12月中旬としては異常な暖かさに恵まれ、急遽屋内種目(卓球)を変更し、半袖姿で外に出てソフトボールに興じたことを覚えています。日本はもはや温帯地域ではなく、確実に亜熱帯に入ったのだとの思いを持っておりましたが、昨日までの天候を振り返ったら?(ンン-)となりかねません。

 12月には珍しく初雪の降った(奈良)日曜日(9日)朝、第3回目奈良マラソン2012が開催されました。標題からは、さも走ったかのように思われますが、式典に来賓として参加しただけです。17,000人以上の参加者で、いつになく奈良市内は活気づきました。時々雪がちらつき天理市内の山岳コースでは足下が心配されましたが、途中からは雲の切れ目から日がさし、ランナーには先ず先ずの天候ではなかったかと思います。男子の1位の記録は2時間2424秒、女子では2時間4316秒でした。マラソンに限らずすべてのスポーツに通じるかと思いますが、この日、この時、この一瞬のために、可能性を信じ、時には極限を目指し、普段からの心身の鍛練(古い人間でしょうかトレーニングよりもこの言葉が好きなのです)に努め、挑戦し続ける姿には、ストイックな哲学者のような魅力を感じます。なお、後日伺った頃では岡本先生が出場されていたとか。来年ご一緒させてくださいとお願いしました。頑張らないと!(老ブロガー・ハル)

2012.12.13

年末年始のダイエット その2 -肥満予防の重要性について-

 Hamaです。
 寒さも一段と厳しくなり、今週は、冬のシベリア高気圧とアリューシャン低気圧の相互作用を受ける地域は、積雪を記録しました。

 さて、先週から引き続き、体重コントロールの重要性について、お話します。

まず、肥満かどうかの判定は、日本では、日本肥満学会の基準を使います。
計算式は、以下の通りです。

 
体格指数(BMI) = 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) : 25以上で肥満

 例えば、体重70kg、身長170cmの人なら、70÷1.7÷1.7=24.2となります。

 この人は、25未満なので、正常体重となります。もし、体重が75kgに増えれば、BMI26.0となり、肥満完成(??)となります。

 もちろん、多少「ふくよか」な方が、好ましいという場合がありますが、健康上は、やはりBMI25未満にすべきです。
 
 実際に、肥満の人は、そうでない人に比べて、糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病を発症する危険性が高くなります。

 さらには、肥満でも、内臓脂肪が多いタイプの肥満なら、さらにそれらの病気になる可能性が高くなります。

 
ですから、これらの生活習慣病を予防する観点からも、肥満予防や体重の適正化を行う必要があるのです。

 
もうすでに、そんなことは分かってる、という方には、老婆心な情報提供となりました。でも、頭で分かっているのと、実際に行動するのとでは、格段にその難易度は違います!

 では、今日からでも始めましょう!
何から始めるって?もちろん、体重計に乗ることからですよね。




2012.12.12

山崎直子氏講演会 と 基礎演習ゼミナール大会!

こんにちは。ma34です。

今日のブログでは二つも書きたいことがあります。

 まずは、昨日満員のプリズムホールで行われた、山崎直子氏講演会です。

 皆さんご存じの山崎先生(わがスポ健の客員教授でもいらっしゃいます)のお話が聞ける機会を得られるなんて、この学部に居て良かったと思いました。

 さて、私がお話を伺う前から是非聞いてみたかったこと。

 それは、長い訓練生活、もしかしたらかなわない夢に向かって、どのようにメンタル面を維持してきたかということです。

 お話の中では、宇宙飛行士の選抜の中でも、強いチームを作るために多様な心理学的特性を持った人材を選びつつも(組織論ですね!)、宇宙での長い滞在時間や長い訓練過程の中で耐えられるだけの心理的要素を備えているのかということが重要であり、試験項目でもこうしたメンタルの部分を見る比重が高いことを知りました。

 実際、山崎先生も、いつ自分が宇宙に行けるのかわからない、本当にいけるのかもわからないという、ゴールが見えなかったことが一番つらいことであったとお話されました。

 けれども、そこで、手を抜いたらダメ、とどこか信じつつ、今出来ることを一生懸命やるということで前に進んできたとおっしゃっていました。

 また、質疑応答の中で、「運をつかみ取るにはどうしたらよい?」という質問に対しても、「自分はきっとツイているのだ、と常に思いこむのも大事だと思う」「心をオープンに、柔軟にすること」と、メンタルを強く維持する考え方を伝えていただきました。

 会場には、学部生をはじめ、他学部、一般の方々、そして将来宇宙飛行士を夢見る高校生も来られていました。

 みなさん声をそろえて、山崎先生の宇宙飛行士になる勉強法のお話、宇宙のお話、そしてお人柄のスケールの大きさに、感動していた様子でした。私はというと、子育てしながらも夢を見据えて、しっかりと歩むことの大切さを感じ、かみしめておりました。たくさんのことを学ぶ、非常に良い機会となりました。

 

そしてもう一つ。

今日は基礎演習ゼミナール大会分科会(本番)でした★

私はスポーツ教育の分科会の一つを担当しました。

どの班も、論文の内容を踏まえ、視覚的に見やすいスライドを作り、読み原稿を準備し、一生懸命取り組んでいることが見えました。

とくに、質疑応答では、内容を理解したうえでの良い質問も出され、一生懸命答える様子が印象的でした。

それぞれの部門(スポーツ科学、健康運動科学、スポーツ教育、マネジメント、英語)での優秀グループは、明日のお昼に発表となります。

わがAクラスはどうかなあ。。。

ファイナルに進むことができる班はもちろんのこと、今日のために頑張ってきたことがそれぞれの学生にとって有意義で、納得できる学びになったことを願います。

 

 

 

2012.12.11

年末にふと振り返る

ブログ担当も、ふと振り返れば9カ月ほど経ちました。
この間、色々な人から聞いた感想を思い出すと。。。

「小さい字コーナー、毎週チェックしなきゃ」(Byゼミ生)
「今週の小さい字コーナー、面白かったです」(By事務室)
「小さい字コーナーに出ている彼は、誰ですか?」(By教員)

その他、小さい字コーナー多数。

ということで、どうやら小さい字コーナーだけでもいいのかもしれません(笑
今度、実験的に小さい字コーナーを先にして、
「つづく」以降で、普通の話をしてみるとか。
そしたら、誰も「つづく」を押してくれないかもしれない。。。

そんな内輪ネタは置いておいて。。。

そういえば、この先のカレンダーを見ると、クリスマスと正月も担当だ。。。
ネタ考えなきゃ。。。

じゃなくて、年末を振り返った普通の話。




今年は一年間、色々な再会や出会いがありました。
OB・OGとも何名かと会いましたし、
その一部とは(本当に一部ですが)、地方巡業の際に飲んだりしていました。

人とのつながりを増やす年にしよう、と思っていましたので、
ほぼ実行できたかなぁ、と思います。
ただ、慌ただしかったですが。

もう少し(4か月ほど)で不惑の年。
人間的にもっと成長して、惑わぬ人生を送りたいなぁ、と思います。
そして、
安きに流れず、
自らを律して、
自分で自分の存在に満足できるようになりたい、
と思っています。
ふと振り返ると、人生も平均寿命から見ると半分過ぎました。

昔々、ミシマと葉隠に影響されて、後悔せず、いつでも死ねる覚悟を、
と思っていたのが、若かったなぁ、と思ったりもします。
なんか、還暦のメッセージみたい(笑

とりあえず、また一年の計は元旦にあり、
ということで、元旦に続きでも書こうっと。

ではでは。

PS:人気の小さい字コーナー(内輪ネタのコーナーとも言いますが)
ここのところ、ネタが多いので、どれからいこう。。。
古くなる前の前ネタ続き。
幸せを得たゼミ生は、デートでワンピース展に行ったそうです。
今度デートに行くけれど、絶対に当てられない、と自信を持って言っていたのは確かに。
時期が時期なので、ルミナリエでも行くようなライトアップ系でも行くのかと思っていたら、なんとまあ。
ロマンチックさ、というのは、彼にはきっとないに違いない(笑
きっと記念日も何もせずに、怒られるタイプだな。
とりあえず、もっとすっきりした小さい字コーナーのはずが、だんだん長くなっていく。。。(笑

2012.12.10

教員紹介 その10

出張中のためTAN塚君にスポーツ健康科学セミナーの概要を送ってもらいました。その内容にもとづいて各先生を紹介します。

 

20121210-1.jpgポスドクの佐藤先生 イギリス留学中にプロサッカーチームからスカウトが来る程の腕前の佐藤先生。現在は生活習慣病の発症リスクが高まる40歳代になると性ホルモンが減少することに注目し、性ステロイドホルモンの増大が糖尿病を改善させるかというテーマで研究。性ホルモンの元となるDHEAという物質は筋内でも作られることを発見。この物質は肥満の改善が期待でき、運動が健康に効果的であるという新たな根拠となりそうです。今後は運動と栄養の組み合わせでの効果をさらに検討するために、実験を積み重ねて行かれます。実技も旨く格好良く文武両道の先生です。

20121210-2.jpgポスドクの東田先生 いかに安全に持久力を高めるか。東田先生の研究テーマです。ラットの実験では高脂肪食を摂ると持久力が向上したという研究を紹介しながら、持久力向上のメカニズムについて解説していただきました。今後は太らずに持久力を向上させる食事というのが研究課題とのことです。また、女子マラソン選手の記録を参考にしながら、スゴイ記録の裏にはドーピングの危険性があること、そして持久力向上の研究をすることでドーピングの抑止に繋がるという言葉が印象的でした。落ち着きのある洞察力を備えた次世代のホープです。

20121210-3.jpgRAの黒澤先生 クレアチンと言えば、代謝に重要なエネルギー要素です。近年、脳にクレアチンのない患者が認知機能や言語能力等に障害があることが確認さ、脳でもクレアチンの重要性が認められました。黒澤先生の研究は、①動物モデルを遺伝子操作して作成し、②そのモデルがヒトに近いのかを検証し、③そして新薬の投与で効果を見るといった流れで進んでいます。興味深いことにクレアチンを投与するよりも新薬の方の効果が高かったという結果が出ました。将来、認知症の改善にもつながるかもしれない研究内容を紹介していただきました。非常に研究熱心で頭脳明晰なかつ温和な人柄の先生です。

今回の先生方の研究は今後の健康分野を支える非常に興味深い内容です。近いうちに、スポーツ健康科学部から健康分野へ新たな指標が出来るかも知れません。

 

20121210-4.jpg<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

その1 12/1-2 第25回日本トレーニング科学会が無事に開催できました。参加者の皆さん、関係者の皆さん、ご協力いただきありがとうございます。

  http://www.ic.fc.ritsumei.ac.jp/trainingscience2012/

  (当日のダイジェスト映像もあります)

その2 アメリカのUSC(南カリフォルニア大学)に2日ほど滞在してきました。Dr.Kulig先生のラボミーティングで、現在、滞在研究中の【栗H】先生が1時間のプレゼンを行いました。これまでの研究内容のみならず、学部の紹介を交えながら、かつ笑いもしっかり取っていました。ラボの院生、教員スタッフとすっかり溶け込んでいるのが分かりました。今回の滞在で、Dr.Kulig先生、Dr.Gregor先生、Dr.McNitt-Gray先生とディスカッションでき、多くの刺激を受け、研究を含めて多くのアイデアが湧いてきました。

【忠】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012.12.09

私を国立競技場に連れてって

今日、大阪長居スタジアムに行ってきました。ラグビー大学選手権のセカンド・ステージ初戦、福岡工業大学と対戦する立命館ラグビーチームを応援するためでした。試合結果は4217でみごと勝利し、心技体ともに好調を維持している姿を見せてくれました。

 例年とは少し異なった状況に、担当する卒業研究SF(サービス・インス最後の卒研クラス)は直面しています。普通ではこの時期、アメフト部が甲子園ボウルや正月のライスボウルへの出場権と勝利に向けて切磋琢磨しています。ラグビー部は関西Aリーグを4番手辺りで大学選手権へ滑り込むも、初戦突破が難しくて、四回生は、学生選手としての公式試合をすでに終わっていました。本年度はアメフト部が関西リーグ最終戦で関西学院に敗れ、逆の立場になっています。でも、前回の卒研クラスでの集まりで、ラグビーの応援に行こうと誰からとなく声が出て、私も出かけたしだいです。

 この56年間はサービス・インスの演習と卒研クラス生のなかに、アメフト、ラグビー部に所属する学生達の占める割合が相対的に多くなっていました。その中にはキャップテンや副キャップ、あるいは攻防の要プレイヤーになる人もみられ、三~四回生にかけて急速に成長する姿に何回も接することが出来ました。彼ら自身も偉いと思いますが、クラブの指導スタッフの苦労も味のあるチョコレートの表裏の紋様だな、と私は合わせ感じているところです。

 

 2019年ワールドカップラグビー、日本大会の開催決定を受け、ラグビーの統括組織からも学生競技界にちょっとしたてこ入れがなされています。

例年ならば正月三ヶ日の準決勝、半ばの日曜日に決勝と、いずれも国立競技場で開催です。人気、注目度ともに高いこれらのイベントに向け、関東、関西および九州を主とした複数リーグの順位代表によってトーナメントが繰り広げられます。あるリーグの下位校が他のリーグの上位校と初戦で当たれば、そこでもう終わりという結果でした。今年度から、各出場校の試合数の増加、また、実力の接近した大学同士の試合を増やすことで、大学ラグビーの強化をはかるための新方式になっています。

1118日(日)からファーストステージが始まり、中四国や東海その他のいくつかの地区の大学にも参加の道が開かれました。128日(土)からはセカンド・ステージ入り。4チーム4グループに分かれてのプール戦が行われています。立命館は、帝京大、拓殖大、福岡工大と1つのプールを形成しています。強豪の1つ帝京大とは、23日秩父の宮ラグビー場で対戦予定です。

 

上記のラグビー界の1つの改革の動きと、立命ラグビーチームの奮起・努力とが、期せずしてこの時期に一致していると、私には感じられます。キャップのO君には、まだまだ先に年を越してからお疲れさま、と言いたいと思います。そして、「・・をボールパークに・・・」に倣って、「私を国立競技場に連れって!!」と心の内に秘めて応援したいと思います。

 

【善】