[ ] の記事一覧

2012.11.28

「劣」に重みをかけすぎ、「優」を忘れていないか

こんにちは。ma34です。

このところ、自分の色々を省みる機会があり、ふと手にした本がありました。
教育実践家、とりわけ国語教育では知らない人はいないという、大村はま先生の著書『教えるということ(新編)』(ちくま学芸文庫、1996年)。

戦後国語教育において、単元学習を実践された先生として著名です。

そのなかで、こんな一節がありました。

  「劣」に重みをかけすぎ、「優」を忘れていないか (167頁)

「教室の魅力は、力の弱い子どもを救うことだけでは、半分しか生まれてこないと思います。
力の弱い子どもが張り合いよく学習していると同時に、力のある子どももいきいきとして学び、語り合い、豊かな力を出し切って努力している、頬をほてらせているようでないと、教室に魅力が生まれません。
ところが、これは力の弱い子どもにやりがいを感じさせることより、むずかしいかもしれません。」

色々な授業を担当するなかで、私はいつも「つまずき」を捉えようとし、
丁寧に、分かりやすく授業を編んでいこうと思い、試行錯誤をしています。

けれども最近思い、感じるのは、
そうした試みは、丁寧にやりすぎて、あるいは簡単なレベルに下げすぎてしまって
結局のところ、誰の学びにもなっていないのではないか・・・、ということ。
とくに、力のある学生に対して、もっと働きかけができるものを提示しないといけないのでは、
ということです。

以前、授業研究会でお聞きした元東大教授の佐藤学氏も、
「高校中退者の多くは、高校の授業が難しいからやめていくのではない。
自分にとって学びがいがなかったり、簡単すぎるからやめていくのだ。」
ということをおっしゃっていました。

学生にとって、チャレンジングな課題を提示し、
かつ、分かりやすい授業をいかにつくっていくのか。

修行は続きます。。。

でも、教育は答えが一つではないところが面白くもあります。
そのようなことを思いながら、今日も授業で使えるネタを探しながら生きているma34でした。



2012.11.27

社会の変化

さて、ここのところバタバタ。。。

最近、あちこちで色々と聞いてきてふと思うこと。
日本は、というよりも世界は、そろそろ社会の転換点、
に来ているのでは、ということです。

具体的な証拠なりがあるわけではなく、なんとなくの考えなのですが、
従来の経済成長を求める姿は難しくなってきています。
これは途上国でも同じで、社会の成長のために、
地球環境よりも大量消費を優先するようなことは、
社会的に許されなくなっていますし、生活の豊かさはあるにしても、
消費による豊かさ、は薄くなっているのかな、と思います。

特に日本では、消費による豊かさ、が薄れてきていて、
新しい枠組み、が必要になっているように思えます。




消費の豊かさを求めると言う事は、
ムダを許容していき、むしろムダな部分で豊かさが生じます。
いつでも何でも手に入れたい時に手に入る、
ということでしょうか。
そのためには、在庫が必要ですし、
ロスが出る事を前提に生産をしなければなりません。

しかし、ふと思うと、手に入らなければ別の物で代替が効きますし、
そこまで欲しい物がないような気もしています。
会議資料も含めて、ムダが多いような気はしていますが。

では、何が基本になるのでしょうか。
実は、これはまだ見えていません。
充実した人生、幸福、精神的な満足、
色々な可能性のあるキーワードはありますが、
どれもぴったりとはしません。

かと言って、ムダを省いて効率を上げれば、
良い社会がやって来る、という思想も、
今までの効率を求めてきた社会の延長線上で、
これだけでは難しいと思います。

さてさて、どうすれば良いのでしょう?
多様性、多様さ、がキーワードの一つだとは思いますが、
多様さを前提とした上で成立する何か、が、
おそらく10年以上をかけて、社会の合意として形成されていくのではないか、
とも思います。

さてさて、落ちがつかないような気もしますが、
今日はこのあたりで。

ではでは。

PS:ゼミ生に人気のある小さい字コーナー。
明日はゼミ飲み会です。ネタを仕入れるのに楽しみ。

2012.11.26

教員紹介 その8

20121126-1.jpg人とのであい、競技との出会いが、今の私があると【hama】先生。高校生の頃に新聞でトライアスロンを知る。ハワイのアイアンマンレースにも参加。勉強の方では、スポーツ医学を勉強したい!と東京医科大学の岩根先生、ペンシルバニア大学のブリトン・チャンス先生との出会いによって環境医学研究の道へ。この間行っている、不活動(ギプス固定21日間)による筋代謝の研究について一部紹介。MRIによる筋形態、31PMRSによる有酸素能を計測。ギプス固定すると有酸素能、握力(筋力)、持久力が低下する。最後に、研究を進めるうえでの心得をかたってもらいました。1)原場から研究テーマを拾う、2)人のやっていないことをやる、3)楽しいと思えることはとことん突き詰める、4)日々勉強する。

 

20121126-2.jpg「この子(小学生)は運動が苦手で鉄棒ができなかったんだよね」との台詞を入れながら見せたビデオでは、見事に鉄棒の演技をしていた。「この指導は小学校(中高は、社会の免許)をもった先生が指導したんですよ、と【智】先生の話はスタート。そのうえで、スポーツ指導者には何が求められるでしょうか?その回答の中で、"優れた"スポーツ指導者は、参加している全ての人が、スポーツしている時も、終わってからも、スポーツに積極的に継続的に参加するように、"意図的、計画的に"指導することがかのである。ふつうの指導者ではなく、「優れた指導者」と巣立って欲しい。このことをスポーツ教育コースでしっかり学んで欲しい。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

いよいよ、今週末は、第25回日本トレーニング科学会。金曜日のプレカンファレンスからはじまります。この分野の活性化へ一石を投じる会になるでしょう。

先週、企業周りをしてきました。「食品関係の中規模」の会社でした。OBが対応してくれて細かなところまで教えてくれました。その会社で、リクナビで登録するのが3万名、さらにエントリーシート登録するのは3千名。そこから、面接によばれるのが500名。最終的に採用されるのが5名。選ぶ側も選ばれる側も真剣勝負。これから、本番となる就職活動に突入する一期生を大いに励まし、応援したい。これまでの体育系、スポーツ系とは違う学びを積んだ一期生であれば、自らのキャリアを切り開いてくれるでしょう。

【忠】

 

 

 

 

2012.11.25

高校生への職業ガイダンス

先週木曜日、京都府北部のM高校に行きました。進路指導の一環として行われている「職業ガイダンス」で、スポーツ・健康の分野(あるいは仕事)について、高校1年生を対象に全体的な話をするためでした。職業分野別に15の分科会に分かれて実施、いくつかの他の4年制大学、短期大学、専門学校から講師を引き受けた方々が来ていました。スポーツ・健康分野(仕事)はその内の一つでした。

 「高校1年生に対して、早くも職業の話か!」と最初は奇異に感じましたが、高校の進路指導の先生や他の大学の先生と話してみると事情はより一層鮮明になったという感想をもちました。4年生大学ではちょうど3回生の後期に、進路就職に関して具体的な動きをみせるようになりますが、それまでは深く潜航しているような感じです。

 「自分の適性ややりたいことと同時に、それぞれの職業別分野や企業世界の事情」をより詳しく調べ、かつ「5年後、10年後にかくありたいという自分自身をイメージ」してみよう、と多くの先輩方(企業人)や先生方(どの分野においても)が教えているところです。

 高校1年生にとって5年後の自分は、ちょうど大学3回生の後期に当たります。けれども3年前には既に、進学した大学と学部(学科)を選んでいます。したがって、その選択の前に、職業分野や仕事の話に直接・間接に触れる経験は、プリミティブながら実は極めて大切なのです、と進路指導の先生は、話しておられました。

 

 このような話を事前に聞いていたわけではないのですが、次のようなことがらに重点を置き話しました。それらは、「現在のスポーツが、いかに多様に展開されているか」、また「メディア、企業・ビジネス、他の文化・科学の諸領域といかに結びついて、その多様さが現れてきているか」、さらに「その多様さが、いかにスポーツや健康に関わる仕事の拡がりの可能性をもたらしているか」ということでした。

 近年開設された4年生私立大学「スポーツ・健康系学部」は、すべてその仕事の拡がりをみてカリキュラム設定や工夫を行っています。その雄が立命館なのです、と最後に力説しましたが、現地での話の中心は上記の諸点でした。

 「スポーツを実践し、スポーツに興味・関心をもち、スポーツに関わった仕事をしたい」と、我が学部の学生の皆さんも、新入生の時期には新鮮さをもって多くが語ります。「する・みる・ささえる(かかわる)」が多様に交錯したスポーツの世界に接し、高校1年生が5年後の大学3回生までに、「夢を現実化する」可能性をいかに拡大させるか、ということが「高大連携」のもっとも重要な点なのかもしれません。高校生に優しく、平易に話をする準備をしたおかげで、難しい問題を考える機会に接した、と今回私は感じました。

 

【善】

 

 

2012.11.24

プレゼンバトル2012(結果報告)

先週のブログにて、研究室内で週1回・昼休みの時間帯に行っている【プレゼンバトル2012】の取り組みを紹介しました。先月上旬から6週間にわたり実施してきたこの企画、今週は決勝ラウンドでした。予選、準決勝ラウンドを通過した大学院生2名、学部生2名の4名が【働くということ】というテーマで5分間のスピーチを行いました。これまでのテーマと比較しても難しかったと思いますが、準決勝ラウンド終了後1週間かけて、じっくりとストーリーを練ってきてくれたようで4名のスピーチともに大変聞き応えのある内容でした。そして、優勝者は・・・・学部3回生の
photo2.jpg
shimityくんでした。彼は学部1回生の頃から私の授業を受講してくれていますが、特に2回生で行った小集団の授業内(研究入門)での発言やグループワークでの積極的な取り組みは強く印象に残っています。また、卒業後の進むべき道についてもクリアーな視点(目標)をもっており、それが今回のテーマに対するスピーチにも生かされていたように感じます。






今回の一連のプレゼンを聞いて、私の予想以上に、スピーチのスキルが高いことに良い意味で驚きました。プレゼン力、スピーチ力の高さ、これはスポーツ健康科学部の学生の一つの特徴かもしれません。学部生については、基礎演習、研究入門、英語、専門演習(ゼミ)など比較的少人数の授業の中で数多くのプレゼンテーションを経験しています。また、大学院生についても、修士課程の時点で多くの学生が国内外の学会での研究発表を経験しています。このような日々の取り組みが、本人達も気付かないうちに【人前で話をする】ことのスキルを高めることに繋がっていたのであろうと推察しています。


この企画、これからも続けていきます。今回は座った状態での5分間のスピーチでしたが、より長時間のスピーチ、1枚のみのスライドを使ったプレゼンテーション、英語でのスピーチ、他の研究室との対抗戦などいろいろとアイデアがあります。仲間同士で競いながら、そして楽しみながら自ずと【プレゼンテーション力】【スピーチ力】【自分を考えをアウトプットする力】が高まるような【仕掛け】をこれからも準備していきたいと思います。

GOTO

2012.11.23

小春日和の光景から

つい一月半ほど前はあんなに避けていたのに、今は弱い日差しながらも日向を求め、キャンパスのここかしこに、"地べたリアン"のごとく腰を降ろして談笑する光景を見かけるようになりました。1週間でキャンパス内の木々の紅葉、落葉と自然風景だけでなく、学生たちの行動、服装も変化していっています。その服装などを見て思わず四十数年前の貧しかった学生時代(小生だけではなかったと思いますが?)と比較し、つくづく生活水準が向上し豊かになったんだと思いつつも、昔を懐かしんでおります。

しかしながら、物質的な生活が豊かになるにつれ、こころの豊かさや日々の充足感を求めるようになってきましたが、では何をしたら良いのかといった状態から抜け出せずに藻搔いている人が少なからずいるのではないでしょうか。学生たちの中にも、毎日の空虚感を訴える者もいますが、内省と共に今ここでできることを振り返り、本気になって1歩踏み出す"勇気"とスポーツをやってきた"根気"と本学に入学できたんだという自尊心をもとにした"覇気"といった四つの気を持つことを勧めています。そして何よりも若い!いくらでもやり直しがきく。過去が将来を決めるのではない。将来は今をどう過ごすか、今の自分が決めるんだ、とアカデミック・サイコロジーでなくポップ・サイコロジーを語っています。(老ブロガー・ハル)

2012.11.22

読書の秋・・・小休止

  Hamaです。


   一昨日、共同研究の打ち合わせのため、急きょ日帰りで札幌に行って来ました。

  先日、降った初雪(?)のため、野山はうっすら雪景色、すっかり冬の粧いをみせていました。



hokkaidou.jpg


 そもそも今回の出張は、私が指導している博士課程の大学院生N君が、学会に参加したことがきっかけでした。

 そしてなんと、N君が質問した先生は、私が大学時代に教わったことのある(私よりも20歳も上の)生化学のS先生だったのです!!


 

 若いうちは、N君のように臆することなく、自分の知りたいことのためには、相手がどんな先生だろうと、どんどん質問するくらいがいいですね。


 

 もちろん、まず(自分が何者かを名乗って)礼儀正しくですが・・・

 





 研究打ち合わせ内容を、簡単に説明します。

 

 脂肪細胞には、代謝が低くてエネルギーが余ると、ためこんでしまうタイプ(白色脂肪細胞)と、色々な刺激によってエネルギーを容易に消費するタイプ(褐色脂肪細胞、最近では、ベージュ脂肪細胞と言われることもあります)があります。

 これらの脂肪細胞と運動との関連を研究していこうとするものです。


 この研究内容についても、進展があれば今後、報告します。


 

【褐色脂肪細胞に関する参考論文】

     Is irisin a human exercise gene?
Timmons JA, et al. Nature. 2012 30;488(7413):E9-10.


     Beige adipocytes are a distinct type of thermogenic fat cell in mouse and human.
Wu J, et al. Cell. 2012 20;150(2):366-76.

 

Hama



2012.11.21

大阪市をきっかけとした小学校英語の議論

おはようございます。ma34です。

今日は、先日MBS「ちちんぷいぷい」の特集で
「小学校英語でフォニックスが導入される」ということをめぐって
ちらっと私が登場しましたので(コメントと写真だけですが・・・)その話題を。

橋下氏で注目される大阪市ですが、小学校英語教育についても
注目すべき動きが出てきました。

それは、小学校1年生から英語活動を導入し、
そのなかで「英語の文字と音声についてのルール」である「フォニックス(phonics)」を
教えよう、という動きです。

(2011年4月、新しい学習指導要領の施行に従って、
 全国の5、6年生には週一回の「外国語活動」が導入されています)

そのニュースから、今回のちちんぷいぷいの特集となったのですが、
巷の英会話スクールにて、フォニックスのルールを教わる子どもたちの映像がありました。

フォニックスというのは、先も書きましたが、「文字と音声のルール」のことです。
ただ、その内容は、アルファベット一つ一つの音(例えばbには/b/ , cには/c/, /s/などの音がある)を知るレベルから、それらを組み合わせて単語を読んだり、母音("oo" は「ウ―」だったり「ウッ」だったり)のルールまで覚えたり・・・と色々なレベルがあります。

中1の教科書の入門期(4月はじめ)にも、「フォニックス」を意識した頁が増えました。
(New Horizon 1)


phonics teaching in new horizon.jpg

そして、教え方も、CDやドリルを繰り返して教えるというやり方もあれば、
子どもたちが親しむライムやチャンツを取り入れて教える方法、
あるいは教えずに「気付かせる」ことを狙うやり方・・・と
実は色々と立場もあります。

そのあたりについて、大阪市が具体的にどのようなフォニックス指導を進めていこうとしているのか、
まだよくわかっていないのですが、
このニュースを受けて、全国の小学校外国語活動をめぐる議論も進められるのかと思います。

私としては、フォニックスのルールを「教える」、「覚えなくてはならない」というように
先生や子供たちにとって新たな「負担」になってしまうことはやはり問題だと思いますし、
「ルール」を知っているだけで、意味はわからないけれど読める・・・というのではなく、
実際に英語の絵本や歌、コミュニケーションという文脈のなかで
うまく取り込んでいくことが必要であると思っています。

・・・・ということを含んで電話取材を受けたのですが、なかなかうまく伝えるのは難しいですね。
このブログで、こうやって書くのも、きっと伝わらないのだろうなあ・・・。

結論。

フォニックスの導入が、子どもたちの英語学習の「新たな壁」になるのではなく、
「新たな扉」になることを願います。

ma34.

2012.11.20

ブログの続きものを書く回

過去のブログ記事のタイトルを見つつ、
続きもの、って何があっただろう、と思いつつ、
タイトル見ただけではわからない、という事実に気付きました(笑

そこで、ちょっと中身を見てみると、
どうやらドラッカーについて書きつつあって、
イントロで放置しているらしいことに気付き、
今回は、ドラッカーについて書いていこうと思います。

その前に。。。Movable Typeというソフトでブログを書いているのですが、
色々バグが多くて大変です。。。(独り言)

さて、ドラッカーですが、背景まで簡単に書いてあったところを見つけたので、
そこから先。




私自身が思うのは、ドラッカーは現実に立脚したユートピアを追い求めていたのではないか、
ということです。
特に社会の構造をどのように認識するのか、という点において、
新たなユートピアの姿、そしてそこにおける実践的態度、
について述べたかったのではないか、と。

ついでに言えば、1990年ぐらいになるまで、ユートピアとしては、
マルクスの理念が大きな影響を与えてきました。
細かくは書きませんが(書けませんが)、
社会は不平等であり、この不平等の克服こそが全人類の幸せにつながる、
ということになります。
その上で、資本主義は内在的に不平等な仕組みであり、
この不平等な仕組みを克服し、新しい平等な仕組みを作っていかなければならない、
ということでした。

一方でドラッカーは、社会の変化の中で、
国家に依存しない企業組織、を見出し、
また人間は生涯の多くの時間を働くことに関わる時間に充てている、
と言うことを見ました。
そのため初期は、企業内で人間の生活の一環としての人間性の発揮を見出す必要があり、
そしてそのために投票などによらない企業組織が良識を持って運営する、
ということはどのようなことなのか、について語っていると思います。

これが後期になると変わっていき、
企業組織は働く場でしかない、ということになり、
企業組織が人間としての働きがい、やりがいを提供する、と言うよりは、
多様な非営利組織とそこでの生きがいの実現、というのがテーマになっていきます。

また、併せて組織内で代替可能な労働者としての人間から、
代替が不可能な知識を持つ人間、というように考えが変化し、
テクノロジストと言う表現で個の成長を語っていきます。

つまり、社会生態学者、という言葉をずいぶん前に紹介しましたが、
変化を見ながら、そこに立脚した上で自らの描くユートピアを、
いち早く紹介してきた、という側面を持つでしょう。

さて、長くなりましたので、このあたりで。
これこそ、続く!だな。

そうそう、それとたまに文字の大きさが違うことがありますが、
私は何もしていません。。。ソフトのバグだと思います。。。

ではでは。

PS:最近、色々な飲み会が金曜日の夜になりません。。。つまるところ飲みすぎるな、ということかな。
40を目前にして、飲みすぎないコツをようやく学びましたが(笑
でも、二日酔いにはたまになり、そのたびに飲むのをやめようと思いつつ、そこから学習しないのは同じ(笑

2012.11.19

教員紹介 その7

今回のスポーツ健康科学セミナーは、【mm生】先生と【ab】先生でした。いつもTAをお願いしている【Naka塚】君の学会発表があり、TAともども出張にでかけました。司会は【仁】先生にお願いし、メモは院生の【結】さんにお願いしました。【結】さんのメモをもとに紹介します。

20121119-1.JPG 

健康教育が専門の【mm生】先生は、「社会化」(人とコトとモノとの関係性)の中で健康を考えることをテーマに捉えられている。そうした中では、個人だけで健康を求めても成り立たない。また、常に健康ブームの状態にもある。これは国民全体の健康意識が高い現れであるが、「日本人は自分たちが健康ではない」と思っている。先進国の中でも唯一健康ではないと答える日本人。社会全体(フレームワーク)は変わっていても、『健康』をどう見るかの視点は変わっていないのではないか?贅沢品としての健康から権利としての健康に、そしてまた贅沢品としての健康へ。いろんな物を手に入れないと健康とは思えなくなって生きている。選択肢が多くなりすぎてかえって難しくなって生きている。震災を経て、「食べられること」という普段は意識しないことが健康なのではないかと思えるようになった。

20121119-2.JPG 

今年のオリンピックでは、すべての種目に女性選手が参加するようになった。とりわけ日本のなでしこ、バレー、卓球の活躍に感動したとの話題から【ab】先生の話はスタート。最近の懸念は、「女子力」への不安。運動しない女子、痩せ、朝食欠食。このような女性が日本の母になることへの懸念。「オリンピック女性選手の輝きをモデルにしてほしい、それを担うのが皆さんだと思っている」。研究では、食生活のQOLの向上に欠かせない「おいしさ」の追求。おいしさの構成要因は、科学的、物理的、心理的、生理的、食環境、外部環境、後天的、先天的なものからなる。自分にとっておいしいと思う食べ物、そしてそれはどの様な要因によっておいしいと感じているのかについて考察する。食べるということは栄養素の摂取だけではない!いかに自分がおいしいと思えるものを食べられるかということが大事。

「健康」「食」を中心としてお二人の先生に、研究内容と日本の今後を語ってもらいました。

20121119-3.JPG20121119-4.JPG 20121119-5.JPG

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

スポーツ&ヒューマンダイナミクスという学会で、【Naka塚】君が学会デビューを飾りました。大学院の合同ゼミで鍛えられているので、落ち着いて話せ、質疑応答できました、といえるほどしっかりプレゼンできました。同じく院生の【Kadumi】さんも、堂々とした態度で冷静に聴衆へ語りかけるようなプレゼンができていました。【O塚】先生は、工夫を凝らしたPPT資料、ならびに2,3日徹夜続きを全く感じさせない見事なプレゼンでした。学会でお食事したW大学の先生から、「方々の学会で立命館大学目立ってますね!」と嬉しい言葉を頂きました。本学学部・研究科の学生、教員は内容もさらに磨きをかけて、学会、社会へ貢献できる研究成果を引き続き生み出していきますよ!

 

【忠】