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2012.10.19

ストレッサーから思うこと?

特殊講義(健康・組織の心理)でストレスとコーピングについてふれる機会があり、"私のストレス"(正しくはストレッサーですが)をあげてもらいました。種々の調査などで青年期(大学生)の特徴として将来への不安、友人関係、成績などがあげられていますが、今回聞いてみましたら男女学生に共通していたのが、人間関係(クラブでの)、課題が多い、お金がない、バイト上の出来事でした。

この結果と、先の青年期の一般的な傾向と共通している点もありますが、異なっている点で気になるのが、"課題が多い"があげられたことと"将来への不安"についてがなかったことです("お金がない"は学生ですから当然のこととして)。課題が多い=授業時間外に自主的に調べたり、考えなければならない!ということですが、これも至極当然のこと。ここであえて指摘しないといけないのが、文献検索などの情報化社会の恩恵を受け過ぎ、便利さと共に選択することの煩わしさを避け、その価値を十分に吟味すること(=独創性)もなく提出される報告です。

"将来への不安"が少なかった点については、自分なりに今ここでこれをやることが将来にどのようにつながっていくかといったことをじっくり考え、将来の展望を語る"作業"をする必要性を感じていないことなのか、あるいは意識的に避けているのかなどと、妙に気にしつつ澄んだ夜空に皓々と輝く月を仰ぎながら考えたりして家路へ(老ブロガー・ハル)。

 

2012.10.18

読書の秋ですね!

 Hamaです。

実はここ数週間は、研究費の申請書を書き上げるのに時間がとられていて(本来の仕事ですが!)、

本をなかなか読めていないのです。

この申請書を終えたら、読もうとしている本が2冊あります。

 

honhon.jpg

1)「ネアンデルタール人 奇跡の再発見」 

     小野 昭 著 朝日新聞出版



2)「形而上学の可能性を求めて-山本信の哲学-

    佐藤徹郎等 編 工作舎

 



1)は、これまで不可能だと思われていた化石中に残っているDNAの解析が可能となったおかげで、

ネアンデルタール人がヒトの祖先ではないことがわかった、と言う話です。

これから読み進めて行きますので、その内容は後日!

 

2)の本の帯には、こう書かれています。

「二兎を追う」者たちへ

ライプニッツとウィトゲンシュタイン、世界と私、心と身体、時間と無

  「人間であることを廃業しない限り、われわれは哲学し続けなければならない」

 

 さて、何が書かれているか楽しみです!

 

「二兎を追う」ことは普通「禁じ手」ですが、ライプニッツは哲学と物理学、

ウィトゲンシュタインは、数学と建築、哲学の才能を有していた、

と言うことなのでしょうか??


では、本業に戻り、研究申請書を進めます。。。



Hama



2012.10.17

基礎演習 ゼミ大会のテーマ締切日です!

おはようございます。ma34です。

今日は基礎演習の日。
Aクラスはゼミ大会へ向けて、夏休みに調べたこと・今後の課題について
ミニプレゼン大会の日でした。

ぜんぜん準備がなされていなかったらどうしよう・・・と少し不安もありましたが、
どの班も忙しいなか、調べ物にアンケート調査に、
なかなか結構、面白いものに仕上がってきています。

もちろん、まだまだ骨子や方向性が見えてきた・・・という段階でもありますが、
当初の不安はひとまず杞憂だったようです。

小沢先生も書いていらっしゃいましたが、
大学は自らが、自らのために、学ぶところだと私も思っています。
教員として、こちらは皆が学び合えるための機会を設定していますが、
(今日でいえば、ミニプレゼンの日を設定したり、
 コメントを書かせるための付箋を用意したり・・・)
やはり、自分自身で問いを深め、調べ、まとめる、ということを
身につけてほしいと思っています。

あれやこれやと手を出したくなるのをぐっと抑えて
仲間同士の意見を闘わせ、学び合いながら成長してほしいと願っているのですが、
これが結構大変なのです・・・。

口も手も出したくなってしまいます。

今日、廊下で出会ったキムテツ先生にも言われました。
「出来なかった、失敗したことから学んでくれれば、それはそれでいいのじゃないか?」

みんなの成長を楽しみに見守っていきたいと思います。

ma34。

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衣笠にある国際平和ミュージアム主催の「世界報道写真展」がBKCにて開催中です。
エポックホールにて、11月1日までです。(期間中無休)
是非、お立ち寄りください!

2012.10.16

基礎演習でのゼミナール大会

そろそろ秋も深まってきて、特別入試の時期です。
2013年の4月に入学する新入生が決まりつつあって、
まだ後期の授業が始まったばかりなのに、次年度のこと。
なんとなく、不思議な感じです。

さて、本題に入る前に、先日、自分の書いたものがどんな感じで公開されているのか、
ふと見てみました。
ん?字の大きさが違う。。。
と改めて気づいて、なんでなんだろう??と謎に思っています。
ウェブで書きこんでいるのですが、普通に書いているだけなのに。。。

それでは本題に。
スポーツ健康科学部では、1回生を対象としたゼミナール大会をしています。
どこでやるのかと言うと、1回生のゼミに当たる基礎演習。
論文を書いて、それをプレゼンテーションする、という流れで、
決勝戦を12月の半ばに行います。





基礎演習は、入学時にランダムに所属するクラスを決めているので、
中には論文を書いた経験のある人もあれば、ない人もいて、
また、大学入学してから初めて書く論文なので、
落ち着かない感じです。

そんな中で、ちょっと不思議なのは、いつまでに何をするのか、
をマナバフォリオという講義に関するウェブ・ツールで公開しているのですが、
しなければならないこと、に関して、受け身なこと。

講義は、聞いて理解して、覚えて、考え方を理解する、
というのが中心ですが、
演習は、行動して、考えて、内容をアウトプットする、
というのが中心だと思っていたのですが、
どうもどちらも同じに捉えられているようで。。。

こんな状況をちょっと見ながら、
自主性
積極性
主体性
というのが重要なのが大学だ、
というのを改めて理解してもらう必要があるなぁ、と。

ついでに、今していることが何につながるのか、
という先を見る目も身につけて欲しいと思いますが、
これはけっこう難しい。

私はノルマは出しますが、
それをするもしないも本人の責任、
そしてやったこと、やらなかったことに関しての結果について、
人は責任を負うべきだ、と考えていますので、
手とり足とり無理やりやらせる、ということはしないですが。

そんなこんなを思いつつ、
もしうまくできなかったら、できなかったことからも学んでほしい、
と考えています。

散文的ですが、今日はこんなところで。
ではでは。

PS:先日、大学院の留学生OBから近況を報告する手紙が来ていました。
ん?紙じゃないな。
台湾からのAir Mailなのですが、木の日本の関所手形みたいな形をした奇妙な葉書でした。
そうか!昔は木簡だったので、その延長線上かも。
そういえば、この前は香港からブルースリーの絵葉書送ってきたっけ。。。
手紙の返事を返そうと思っても、住所知らんなぁ。。。
Face Bookで返しとこうっと。

2012.10.15

教員紹介 その2

20121015-1.JPG「同じ筋トレ、同じダイエットしても同じ効果は得られない。」なぜでしょうか?「オリンピックの100mの優勝者とマラソンの優勝者の国別分布は?」などの問いかけから、【moto】先生の研究紹介が始まりました。スポーツ生化学・生理学の若手のエース、【moto】先生は、難しい遺伝子の話を非常に分かりやすく解説講義してもらいながら今後の研究とその成果の社会への貢献を話してもらいました。我々大きな個人差を感じることはありますが、遺伝子多型による違いはわずか0.1%。人とゴリラとは1.2%の違い。大半は同じなんです。現在、スポーツパフォーマンスに関する塩基は100個程度有るといわれています。ただし、あくまでも、遺伝子だけでパフォーマンスが決まるのではなく、自分の特性を知ることでトレーニングの仕方、内容をカスタマイズすることができる。そのことが、遺伝子を利用することのメリットである。あくまでもスポーツ選択の自由は個人にあり、遺伝子によって決められるべきではないことも触れていただきました。非常に明快で興味深い話で、さすが「エース!」と内心で叫んでおりました。

 

20121015-2.JPG二人目で登場してもらたのは、スポーツ健康科学部は、ハートも熱い、熱血、熱々の教員ばかりの教員集団ですが、その代表といえる【仁】先生からは、冒頭に「スポーツ」とは何なのか?という観点から話を始めてもらいました。さらには「スポーツマネジメントの分野がどのように社会に活かされているのか」という大きなテーマを短時間で語ってもらいました。その中で、1)スポーツ組織は、「スポーツ振興」にどう貢献できるのか(スポーツ組織、社会システム、地域住民の関係性とスポーツ振興)、2)スポーツ組織の協働と成果に貢献するマネジメント(協働を促し、組織としての成果をあげるための営為)について(コンフリクトマネジメント、やる気・モチベーション、チームの強み、進化する創造的な組織)、3)スポーツマネジメントのレバー(社会、政策、教育、財政、経験、社会的責任、技術革新)について分かりやすく、"熱く"講義してもらいました。

 

冷静かつ論理的で、そして熱い情熱。どんな取り組みにも必要ですね。お二人の先生から再確認できました。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

体育に日に出雲駅伝の応援に行ってきました。島根県の校友の熱い声援に感激しました。母校、後輩を思う「赤き血しお」に心揺さぶられました。

【忠】

 

2012.10.14

ACP初体験

後期の授業が始まり、教養科目の「スポーツ方法実習」でちょっと新たな体験をしています。それは、ACP(アドバンスト・コーチング・プログラム)に参画したスポ健2回生のOK君が「エクササイズ・トレーニング」の実技実習の授業を共に担当してくれることです。ACPとは、「スポーツ方法実習に実習生として参加し、学部で学んだスポーツ指導の理論を実践し、スポーツ・教育現場における指導力を高めるとともに、学びを深め成長してもらうこと」を目的とする、本年度スタートしたプログラムのことです。もちろん申請要件として、複数のスポーツ指導実習で優秀な成績を修めたことが求められます。

 

 先週から始まり、初回は授業の内容と流れを把握し、受講生との対面・交流、8班編成それぞれの班およびリーダー(挌)の特徴を観察することに、彼女には専念してもらいました。受講生の中には経済・経営・理工・情理・生命など他学部生、それにスポ健の1年先輩も複数人います。ちょっと苦労するだろうなという心配と、しっかりやってくれそうだという期待感が入り混じって、私も新鮮な気持ちになりました。

課題提示の補佐をしてくれるとともに、個別グループを巡回して助言する、あるいは適切なKR情報を提供することなど、また授業計画全体の極一部分を限定した指導計画案の作成と実際指導を行う活動プログラムを予定しています。

 

 講義などではすでにTA(ティーチング・アシスタント)あるいはES(エデュケイショナル・サポーター)が教員の教授活動を補佐すると同時に、直接・間接に受講者の学習活動をサポートしています。小クラス授業等ではオリターやAA(アカデミック・アドバイザー)がクラスおよびグループ活動のサポートや「大学での学び方と専門の学びへの動機づけ」などのサポートを行っています。これらは少しずつ活動内容や重点の置き方が異なりますが、大元は立命館大学が唱えている「ピア・サポート・システム」すなわち「学習者中心」「学生参加」による「学びのシステム」だと言えます。

 かつて「学習についての学習」あるいは「学習の仕方を学習する」ということが教育界で議論になりました。現在でもなお、「今行っていることをそのまま再生するのではなく、絶えず新奇な事態に対応する、従って自分自身の考え・振舞いを更新していく」ことが学習の最終目標となるところです。これらすべて「創造的な力量を身につけることの価値」を言い表した表現です。学生が教育に参画することで「より一段進んだ学習の段階にあがる」ことをOKさんとともに追求できれば、私も勉強になると予感しています。

 

 すでに本年度前期では、数名の参加学生がACP を完了しています。その内容が「教育実践フォーラム」で紹介されます。参加は事前の申請が必要です。また、事後の報告記事にも注目する値打ちがあると、私は思います。以下の案内を参考にしてください。

とき:2012 10 30 ( ) 1800 2000

ばしょ:衣笠:至徳館304 西会議室 BKC:アクロス第11 会議室

1830 1855

「アドバンスト・コーチング(実習)プログラム【ACP】の実践

-スポーツ健康科学部から全学へ-」

 空閑佐智子先生(嘱託講師)

栗林環さん(スポ健事務室職員) 

奥野紗織さん(スポ健3 回生)

立命館大学教育開発支援課

525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1

Tel:077-561-2809(内線 515-6308

https://www.ritsumei.ac.jp/acd/ac/itl/teacher/event/20121030forum.pdf

 

【善】

 

 

2012.10.13

プレゼンバトル2012開幕です

私の研究室では、毎週木曜日の昼休みに大学院生と学部のゼミ生が集まり、お昼ご飯を食べながらミーティングを行っています(ランチタイムミーティング)。現在、大学院生と学部生を合わせると20名近くのチームになっていますので、研究室内でのコミュニケーションや全員に一斉に連絡をすることがおもな目的です。ただし、集まってご飯を食べるだけではもったいないと思い、ミーティングの中でいろいろな企画を実行しています。


この一環として、今週からは人前で話をする能力やプレゼンテーション技術を高めることを目的に【プレゼンバトル】をスタートさせています。これは与えられたテーマに対して、5分間プレゼンをするというものです。パワーポイントでのスライド、ホワイトボード、原稿などは使用せずに【喋りのみ】で勝負します(これがなかなか難しい!!)。実は「好きな本の内容を紹介する」という【ビブリオバトル】を最初考えていたのですが、特に学部生の場合そもそもあまり本を読んでいない・・・・ということもあり、もう少し手軽なテーマを用いています。今回のテーマは【都道府県】・・・そう、ビブリオバトルではなく
プリフェクチャーバトルです。指定された都道府県の観光大使になった気持ちで、その土地の特徴や魅力を5分間存分に語ってもらいます。そしてその後、投票を行い最も優れた(心を動かされた)プレゼンテーションを選出します。


さて、このプレゼンバトル、文字通りバトルです。スポーツと同様、真剣にやらないとおもしろくありません。そこで学部生、大学院生が全員参加し、グループAからDにわかれて4週間かけて予選ラウンドを戦います。各グループから上位2名が準決勝ラウンドに進出可能です。そして、準決勝ラウンドを勝ち抜いた上位4名が決勝ラウンドに進出し、今回のプレゼンバトルの優勝者を決定します。


photo1.jpg
今週は予選ラウンドAグループのバトルが繰り広げられましたが、非常に見応えのあるものでした。それぞれが担当の都道府県について十分に下調べをし、おすすめの観光スポットなどを語ってくれました。ちなみに写真は学部3回生Tomoくんのプレゼンテーションの様子です。まるで何かの講演を行っているようですが、実際には5分間【秋田県の魅力】を、おすすめの名所やその名所に関わるエピソードも挟みながら語っています。彼が秋田に行ったことがあるかはわかりませんが(おそらく行ったことはないでしょう)、その姿は観光大使そのものです。大変ウイットに富んだスピーチで私も大満足の内容でした。


来月中旬には優勝者が決定します。豊富なプレゼン経験と圧倒的な実力にもとづいて
大学院生が勝利するか、学部生がフレッシュなパワーで勝利するか、、、毎週楽しみながら観戦したいと思います。

GOTO

2012.10.12

体育の日を迎えて

体育の日を迎えて

いつの間にか青々とした田園風景が、一面黄金色の稲穂の波となり、稲刈りの季節になってきました。効率と機能美を求め整然とした校舎群、そこで学ぶ学生で賑わうキャンパスを出、のどかな刈り取り風景を目にすると妙に懐かしく、ある種の郷愁を覚え(越後平野の真只中に育ちました=エピソード記憶)、一時足を止め、あぜ道を駆け回ったこと、稲刈りの終わった田で草野球を楽しんだことなどを懐かしく振り返ったりしていました。

この季節はまた、運動会シーズン。7日、8日の連休ではどこからともなく音楽と歓声が風に乗って聞こえてきました。筆者には未だ10日体育の日の意識が抜けませんが、1010日が体育の日に制定されたのが8日に変更されすでに10年以上経っているのですね。内閣府の"体力・スポーツに関する世論調査(平成219月調査)"の結果を見るまでもなく、運動→健康・体力の維持、増進→生きがいといった関連性について確実に国民の認識を高め、さらに運動実施へと駆り立てるきっかけとなった点でも、体育の日の制定の意義は大きかったと思っています。しかしながら上記の関連性は"わかっているけど、運動の実施に至っていない人"もかなりいます。もちろん時間がないといった理由もありますが、"運動の楽しさ"を教えてくれる指導者の必要性もあげられています。楽しさと共に、さらに意欲と自信をも高めてくれる指導者を育成するのが本学部の使命の一つでもあると思っています。

 

2012.10.11

今週は何と言っても山中伸弥教授のノーベル医学生理学賞ですね!

Hamaです。

今月8日、スウェーデンのカロリンスカ医科大学が、今年のノーベル医学生理学賞を発表、ノーベル賞受賞は日本人としては、山中教授が19人目、医学生理学賞は2人目となりますね。

 

 皆さんもご存知の通り、山中教授は体の細胞から、様々な細胞に変化することのできるいわゆるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の第一人者としてあまりにも有名です。

 

もともと私達は、母親の卵細胞1つからできているわけで、受精によりその後どんどん細胞が分裂していろいろな臓器が出来てくるわけです。

 

この過程は、"一方通行で決して逆行することはできない"、と思われていました。

 

今回の発見は、大げさに言えば、"逆行"つまり時間を遡ることができることを証明したようなものです。そうです、タイムマシンのような!!ちょっと言い過ぎですが・・・

 

 通常は、卵細胞から皮膚ができるわけですね。でも、山中教授の発見は、皮膚から卵細胞を作ることができるというものです。実際に、京都大学の林勝彦准教授のグループがマウスのiPS細胞から卵子を作ることに成功し(数日前に発表)、その卵子を体外受精させ、マウスの子どもが生まれることを証明したのです。

 

 山中教授の発見を応用すれば、様々な病気の治療に役立つわけで、素晴らしい研究と言えます。ただ、安全性や倫理面での問題点は数多くありますから、今後注視する必要がありますね。

 

まずは、日本人のノーベル賞受賞、おめでとうございます!!ちなみに、同い年の私としても、大変感動しております。

 

Hama




2012.10.10

山中教授のノーベル賞受賞から思う

おはようございます。ma34です。

ここ最近の大きな出来事といえば、やはり大ニュースにもなった
山中伸弥京都大学教授のノーベル生理・医学賞受賞ですね。

私も普段はあまりテレビを観られないものの、
彼に関するニュースは「見たい!」と思うほど
世間のフィーバーに乗っかって見ていました。

今回の受賞のニュースでもっとも興味深かったのは、
マスコミが好きそうな点ですが、
山中教授のこれまでのキャリアや研究面での苦労話。
やはり基礎的な部分の積み重ねや、人一倍努力すること、
そうした土台があって初めて、見えてくるものがあるのだろうなあということです。

ご本人は、「たまたま」とご謙遜されていますが、
そうした「運」をつかみとるのも、努力と創造性と人脈と・・・。
ご自身で培ってきた土台があってこそなのだと思いました。

ちなみに、講演や発表ではかならず「一笑い」が入るそう。
スポ健の先生方も、一笑いも二笑いも入れながら、
とても興味深いプレゼンテーションをなされる方ばかりです。

「iPS」の[ i ] も、流行っていたiPodにあやかって・・・というお話も。

努力の他にも、「笑いのセンス」(関西の方ですしね)も
相乗効果のように働いていくのかなあ、と思いました。

色々と刺激を受けた、今回の受賞のニュース。
研究者のあるべき姿を改めて考え、非常に学びの多いニュースでした。
・・・iPS細胞についてはまだあまり実はよくわかっていないので、
 今後の課題です。

ma34。