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2012.10.09

最近の色んなこと

最近、見ています、ということを、あらためてちらほら聞くようになりました。
これで少し・・・いやますますやる気が出てきます。

さて、今日で後期が開講して2週間が経ちましたが、
毎日バタバタしています。
今年度からの新しい講義があって、その準備があったり、
打ち合わせがあったり・・・色々大変です。
やっていないこと、できていないことも多いなぁ。。。

やっていないこと、できていないことは忘れつつ。。。

先日、サービスラーニングの関係で、草津市の小学校まで、
学生の実習の様子を見に行ってきました。






どんな実習かと言うと・・・
草津市で小学校の6年生全員を集めて、
ジュニア・スポーツフェスティバルKUSATSU(JSF)というものを昨年より開催しています。
その中で、長縄跳びがあるのですが、その指導と練習のお手伝い、をする実習です。

その学生の様子を見ていると、楽しそうだなぁ、と。
ついでに、草津市教育委員会の方に、遠いところは送迎までして頂いて、
ありがたいなぁ、と思っています。

そうそう、そのJSFが10月19日開催で、あと10日。
JSFは、立命館大学BKCのクインススタジアムで開催しますので、
小学校6年生1200人が、もう少しで大学まで来ます。

そしてまた、JSFでは、スポーツの楽しさを知ってもらおうと、
学生のいろんな団体によって、小学生がスポーツを体験する、
またスポーツのすごさを知る、という機会を作っています。

2回目ですので、おおよそやるべきことが形になっていますが、
昨年の第1回目は、草津市教育委員会の担当の方が、
色々と苦労されていました。

しかし、昨年は、天気も良く、また混乱もなく、大成功に終わり、
今年を迎えています。

今年も晴れるといいなぁ。
うん、散文的。

そうそう、話をだいぶ戻すと、
小学校で、小学生の前で「教える」ということに取り組んでいる大学生の姿を見て、
成長している、という実感を持ちました。
6月ぐらいには、まだ不安だらけでしたが、今は、自信を持って送り出せる学生となっていました。
(裏では、草津市の方に色々なご迷惑をおかけして、色々と怒られている、のも知っていますが)

もう少しで集大成。
草津市とのサービスラーニング受講生のみなさん、がんばってね。

では、今週はこんなあたりで。

PS:さて、先日ゼミ生と話をしていますと、やはり恋愛話。
夏の間のエピソードを聞いたみんなから、
それは彼氏になれる対象と思われていない!と言われたゼミ生が、
ちょっと、いやだいぶか。。。へこんでました。
ついでに、何を書かれるかわからないので、ゼミの中で定期的にチェックをしなければならないコーナーのようです(笑

2012.10.08

キャリア形成科目 と教員紹介 その1

日本晴れの日が続いています。まさに天高く! の抜けるような青空です。

後期の科目に、キャリア形成科目として1回生配当の「スポーツ健康科学セミナーⅠ」があります。この学部で学べる専門について、各先生からお話をしてもらいます。先生方の専門と研究内容、そしてその研究成果が社会とどのように結びついているかを講義してもらいます。

 

20121009-1.JPGせっかくですので先生方の紹介を兼ねて、少しだけレポートさせてもらいます。

トップバッターは、やはり学部長の【Izumi】先生です。スポーツ健康科学の分野で知らない先生はいません。この間、ヒトを対象とした研究として、①スポーツに関する研究、競技力向上 最大酸素摂取量、最大酸素借、タバタプロトコールなど。さらには、これらの研究成果を利用した競技力向上に、陸上、中、長距離、水泳、ボートで貢献。②健康に関する研究では、まさに大御所です。エクササイズガイド2006をとりまとめたのも【Izumi】先生です。ヒト以外にも実験動物を対象とした研究によって、メカニズムの解明研究を行っておられます。トレーニングとミトコンドリア、心肥大のメカニズムの解明、運動とGLUT4増加の仕組み、がん、大腸ガンの予防効果の研究など、多数。"我が社(学部)"の社長として、学生に、①スポーツ、②健康、③グローバル、④リーダーシップの徹底を率先垂範していただいております。学生へのメッセージとして、「私のリーダーシップで御社を、スポーツ・運動・身体活動で健康にしてあげますよ、という上から目線で語れる力をつけて欲しい!」

 

20121009-2.JPG2番手で登場してもらったのは、【ippo】先生。我が社のマドンナ的存在です。研究室は学生、院生、教職員で溢れて順番待ちが出ています。今回お話しいただいたのは、大学時代の学びと現在の研究者(組織心理学)になる経過と研究成果との社会とのつながりです。大学生の頃は、小学校教員を目指して勉強。教育実習前後のところで心理学と出会う。お話の中では、信頼/魅力、リーダーシップ、コミュニケーション、チームワークなどの観点から、企業とスポーツチームでの心理学研究の例を紹介してもらいました。「こころ」という眼にみえにくいものを扱う難しさ、おもしろさを追求する醍醐味も語ってもらいました。人間社会は、人と関わる仕事ばかり。どういう場面で、何を介して関わりたいと思えるのか?と学生に投げかけながら、「しっかりとした理論にもとづいて周りを導く立場の人になってほしい!」とメッセージをいただきました。

 

20121009-3.JPGそれぞれの先生方からしっかり学び、スポーツ健康科学部の専門性を身につけてくれるでしょう。3回生はいよいよ卒業後のキャリアに向けて活動が始まりました。写真は、朝8時からの学部別ガイダンスの様子です。体育会クラブなどで授業時間帯に出られない学生用に、同じ内容を朝に行ってもらいました。ありがたいキャリアセンターのサポートです。

 

20121009-4.JPG<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

先週から半年間、【香】先生がメルボルンで在外研究に出発されました。先方で、研究を含め多くの経験と学び、ネットワーク形成など、多くの刺激を受けて帰ってこられるでしょう。写真は、【香】先生たちとたまに登ったキャンパス裏手の牟礼山からの眺めです。

 

【忠】

 

 

 

2012.10.07

信楽陶器まつり行

BKCキャンパス通うようになってから13年になります。湖西、湖南、湖東とそれぞれ、琵琶湖を望むことのできる地区にはおもしろい行事や旧跡があり、年に何ヶ所かはロング・ウォークで訪れるようにしています。その一つに信楽陶器まつりがあります。琵琶湖からは南に外れて三重県・伊賀上野市方面につながり、旧東海道宿場の滋賀県水口市から京都南部および奈良北部方面への結節点として、信楽(現在は滋賀県甲賀市信楽町)はかつて交通の要所にあるところでした。

 

 今年の陶器まつりは10月6~8日の連休に開かれています。信楽高原鐵道/信楽線「信楽駅」から北方へ数百メートルの信楽伝統産業会館まで、その途中信楽地域市民センター周辺特設会場では大展示即売会が行われており、テントの行列、大小種々の陶磁器(整然、雑然)それに老若男女の人々で"ゴッタ返し"でした。

また、滋賀県陶芸の森(信楽駅から歩いて約20分程)では多くの窯元、作家の総合展示会と、屋外の数列のテントブースでは個人作家や個人窯の発表展示販売が行われていました(写真上)。

 

SIMG_toukiichi7819.jpg信楽(現在は甲賀市信楽町)は、奈良、山城などの畿内と東海地方とを結ぶ交通路にあり、茶湯の中核として発展した京都や奈良に近いことから、後に茶陶・信楽焼が発展した大きな要因と考えられています。また、焼き物に良好な陶土が豊富にあり、陶工たちにとっても理想郷だった、と説明書きが教えています。

奈良、平安の時代から明治期まで、生活陶器から道楽・芸術作品まで、様々な「重点商品」の開発とそれを可能にする技術の改良の変遷を読んでいると運動・スポーツに関する技術・文化史の勉強をしている雰囲気を味わいました。

信楽焼と言えば狸が有名ですが、その置物の歴史は比較的浅く、明治時代に陶芸家の藤原銕造氏が作ったものが最初と言われています。「縁起物として喜ばれ、狸が「他を抜く」に通じることから商売繁盛と洒落て店の軒先に置かれることが多くなった・・・信楽焼八相縁起に因んで福々とした狸が編み笠を被り、少し首をかしげて右手に徳利、左手に通帳を持って突っ立っている、いわゆる「酒買い小僧」型が定番」となっています。これも説明書きが教えています。

 

SIMG_teaCup7822.jpg私がBKCに出かけるよりも早く出発したので、陶芸の森周辺のテント列では、まだ準備中のところが多くありました。真っ先に訪ねたのは、3年ぐらい前から気に入っている作家「Yagihashi」氏のところでした。一昨年度はお皿、昨年はコーヒーカップ、本年度は湯呑み茶碗(写真)を購入しました。灰のかぶり、釉薬の広がりと垂れ具合、炎の当たり等々によって色や文様が異なることや、年度によって厚みや溝の幅と深さに違いがあることなどを、同師から教えていただきました。別に狙っていたわけではありませんが、本日第1番目の購入客となり、他にお客さんが居なったことも幸いして、気候と同じぐらいにさわやかな気持ちになることが出来ました。反面、時間の経過に比べていつもより、歩数計の数字が極端に少ないのは当然かもしれません。

 

【善】

 

 

2012.10.06

新しい研究の始まり

今日は研究の話です。

競技スポーツの現場では、「2部練」と呼ばれる1日に2回練習を行うケースがよくあります。私も現役選手だった頃はよく2部練習を経験しました。この2部練習・・・当然何らかの効果があるから伝統的に行っているのですが、その効果を科学的に検討した研究が注目を集めています。海外で行われたこれらの研究では、「1日1回持久性トレーニングを行うよりも、2日1回の頻度で1日に2回トレーニングを行う(2部練)の方が筋グリコーゲン量の増加に対する効果が大きい」ことが示されています。筋グリコーゲンは多くのスポーツにおける最も主要なエネルギー源ですので、筋グリコーゲン量の増加は持久性の運動パフォーマンスの向上に貢献します。


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さて、これまでに実施された研究は「持久性トレーニングの2部練の効果」を検証したのみです。このことをふまえて、現在、「短時間・高強度のスプリントトレーニングを用いた2部練習の効果」を明らかにするための新しい研究を大学院生のIくんが実施しています。先日はこれから始まる実験に備えて、実験で大活躍するハイパワー式自転車エルゴメーター(パワーマックスV3)のメンテナンスを業者さんにお願いしました。あとはトレーニングを開始するのみです。




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大学院生だけでなく、学部生も頑張っています。学部3年生のKさんは「運動による食欲の変化」に関する研究に挑戦中です。写真は運動中における主観的な食欲変化を質問紙を用いて調べているところです(ちなみに室温は36℃。非常に暑いです。。写真では伝わりませんが。。)。スポーツ健康科学は「理論」と「実践」による学問です。講義を通してまず理論や知識を吸収することが大事、けれどもそれだけで終わらず、実践的な活動を通してさらに深い学びを実現できるように心がけています。

GOTO

2012.10.05

1週間が経ち

夏休みが終わり、爽やかな秋風と共に学生達が大学に戻り、早1週間が経ちました。少々疲れが出てきたのか、午後の後半の講義では"船を漕いでいる"学生もチラホラ。

健康的な生活を送るのに欠かせない要素として、医聖ヒポクラテスは「運動」「労働」「睡眠」「休養」「食事」の5要素をバランスよく取ることの大切さを説いています。運動、労働(学生の場合は勉学と言い換えても良いと思いますが)、食事は毎日意識的に、ある意味では努力を要することかも知れませんが、睡眠、休養は無意識の生体の防衛反応でしょうか? 授業中、所かまわず見られる光景でもあります。

 夏休み中の生活から大学での勉学・講義中心の生活に戻るには生活リズムの切り替え、特に,早朝の起床、混む電車やバスでの通学等のストレスを訴える学生がいますが、人間はこのような物理的なストレスには結構適応力があり、慣れるものですが、心理的なストレスには比較的弱い面があります。そのようなコーピングとしては運動(ジョギング)が最も有効であると一人確信しております。(老ブロガー・ハル)*30年前UCSF,医聖の前での写真も添付しました。

2012.10.04

クレアチン摂取の効果

Hamaです。

 

今、最も用いられている摂取の方法は、体重㎏あたり1日あたり0.3gのクレアチンを7日間(少なくとも3日間以上)摂取して筋肉の中のクレアチン/クレアチンリン酸の量を最大に増やし、その後、増えたクレアチン濃度を維持するために、1日当たり35gのクレアチンを摂取するという方法です。

 そうすることにより、多い場合には約40%の筋肉の中のクレアチンリン酸の増加が起こります(増加範囲:0-40%)。 

 

 ただ、0%の増加と書きましたが、増えない人もいるのでしょうか?

 

そうなのです、実は、摂取によっても筋肉の中のクレアチンリン酸が増加しない、いわゆる非反応者(non-responder)が存在することがわかっています。

その場合には運動のパフォーマンスの増加も見られないのです。このnon-responderの特徴は、投与前の筋肉の中のクレアチンリン酸濃度が、もともと高い人に見られるようです。

 

 これまでの研究では、それらの研究のうち、約70%でクレアチン摂取後に運動パフォーマンスが増加するとされています。

 その増加は10-15%程度です。私達は、クレアチン投与後に筋パワーの増加とクレアチンリン酸からのATP再合成率の増加、さらにはその増加量が総ATP増加量と関連することを見出しました。

 トレーニングとクレアチンの長期摂取を同時に行うと、最大筋力、スプリントパフォーマンス、パワーが増加します。

 

【今週の1shot!!

10月号のRUNNERSに、最近行っている研究が紹介されました。
ranners.jpg



















Hama
















2012.10.03

研究入門(2回生)キャリア企画

おはようございます。ma34です。

秋空のもと、先週の土曜日は息子の運動会でした。

忠先生がブログに書かれていらっしゃいましたが、
草津市内の小学校では、スポ健のサービスラーニングを受講している学生が支援に入り、
奮闘する姿が見られたのですね。
残念ながら我が家は京都府内になりますので、みなさんにお会いすることはできず。。。
きっとまたたくさんのことを学ばれたのだろうと思います。

さて。
今日は月曜日に開催された研究入門(2回生)でのキャリア企画について
思ったことを少し書きます。

キャリア企画では、2回生全体をいくつかのグループに分け、
そこで2~3名のゲストの方(企画・営業職の方、専門職の方)と、担当教員がパネルディスカッションをし、その後、学生グループによるディスカッション、という二本立てでした。

私が担当させていただいたところでは、
  植草 宏美さん(株式会社 東レ 岡本先生ゼミの卒業生)
  勝見 壮史さん(朝日新聞社 種子田先生ゼミの卒業生)
にお越しいただき、ご自身の興味関心がどのようにお仕事につながっていらっしゃるのか、
また大学・大学院時代の学びがお仕事にどうつながっていらっしゃるのか、
お話いただきました。

コーディネーターとしてうまく回していくことができなかった・・・・と私自身反省もありますが、

・何か自分の好きなことをとことん突き詰めてみること
・人脈を広げていくこと
・常に「なぜ?」「どうして?」という問いを持ちながら生きること
・目標を立て、そこまでの段階(ステップ)を定め、一つ一つやり遂げていくこと

の重要性を語っていただき、
2回生にとって、まだおぼろげながらも、今すべきことや、将来へのビジョンが
少し具体的になってきたのではないかと思います。

ただ、グループディスカッションを聞いていて思ったこともあります。

2回生の今、「まだまだ足りないこと」が見えてきたり、スポ健生の「強み」がわかってきたことは
今回の大きな成果だと思います。

けれども、
それを「どう具体的に、何をするのか」という、個別具体的な目標、
言い換えれば、
「明日からこれをやってみよう!これだけはやり遂げてみよう!」という
「すぐに行動できる目標」、「自分自身だからこその目標」というレベルまでは
まだまだ具体的に考えられていないのではないか、
ということです。

「コミュニケーション力」「プレゼン力」を高める!という目標を掲げるのなら、
じゃあそのためにはどうすればよい?何をすればよい?というのを
是非自分自身で、具体的に考え、是非行動してみてくださいね!

・・・先週も書きましたが、私も20歳に戻りたい・・・
  戻れるなら、もっと色々な職種を見たり、知識を増やしたり、
  それこそコミュニケーション能力を高め、人脈を広げられたのに・・・と。
  

みなさんがどんどん成長されるのをいつも楽しみにしています。
私も負けないように、今からでも 頑張ります。

≪松生先生、いってらっしゃい≫
 先週、松生香里先生が10月よりオーストラリアへ在外研究に行かれるとのことで、
 キムテツ先生、大塚先生とともに壮行会ランチを開催しました。
 松生先生に半年間もお会いできないなんてさびしいですが、
 どうかお体に気をつけて、頑張ってくださいね~!!
matuosensei.jpg



ma34.



2012.10.02

高校生のプレゼンテーションを聞いてきました

先週の木曜日に、高校生のプレゼンテーションを聞いてきました。
場所は、草津東高校の体育科2年生の生徒40名です。
ただ、時間がないので、うち20名のプレゼンテーション。
今週も20名のプレゼンテーションを聞いてきます。

元々、草津東高校の体育科で、総合的にスポーツを考える力を育成したい、
ということで始まって、1年生から3年生に至るまでに、
スポーツの実践と、実践から得た疑問を解決するための勉強、
この二つをまとめていく、という位置づけのプレゼンテーションです。

緊張している生徒さんも含めて、原稿を読んでいる生徒さんも多かったけれど、
一部には、大学生顔負けのプレゼンテーションをする生徒さんもいたりして。
けっこう楽しく聞かせて頂きました。





その中で、高校生の思う疑問は。。。

もっとうまくなるのに、身体鍛えたていきたい!
もっと実力を発揮するために、心のコントロールができるようになりたい!
身体を作るのに食事が大切なので、食事を変えていきたい!

という三つの話が中心でした。

一生懸命頑張った生徒さんも多くて、内容も盛りだくさんだったのだけれど、
残念なのは、
疑問
検証
結果
の流れの中で、疑問とその一般的な方法、に留まっていたことでした。
好きなスポーツと関わって、この部分をより良くするのに、
いくつか方法があって、その中で自分の状況と合うのはこの部分で、
だからこの方法を選ぶ!
そして、方法を実行してみたら、前の状況からこんなに変わった!
というところまで、なかなか行き切れていませんでした。

毎年、実践して検証して・・・というサイクルを継続させれば、
きっともっと勉強にもなるし、伸びるのになぁ、と思ったり。

とは言っても、前に別の高校で同じようなプレゼンテーションの指導をしたことがありますが、
その時に比べても充分良かったと思います。

将来が楽しみ。

ではでは。

PS:授業が開講したので、書く暇を作り切れていません。。。
いつ書きだめができるのやら。。。

2012.10.01

バッタリ!

昨日は、非常に大きい台風17号が近畿を通過しました。今日は関東から東北に向かっているようです。くれぐれもご注意下さい。 

20121001-1.jpg 先週のブログでアメリカに出かけていたことを書きました。帰りは、ファーゴ(ノースダコタ州)からデンバー(コロラド州)、サンフランシスコ(カリフォルニア州)そして関空へと3つの飛行機を乗り継いで帰国しました。

 デンバーで、スポーツ健康科学部3回生の赤坂友里さんと妹の里奈に、バッタリと遭遇しました。デンバーに暮らしている幼なじみの友達のところへ1ヶ月間滞在していた、と眼をキラキラ輝かせて話してくれました。滞在中には、友達の家族、友人たちと触れあいながらアメリカの文化を十二分に吸収したようです。

  この夏休みに、学部生は思い思いの活動を行ったようです。特に、3回生は、いよいよこれからのキャリアを考える時期に来ています。後期開始早々に、キャリアに関わるイベントが目白押しです。これまでのキャリアとこれからの未来を見据えながら、先輩たち、企業の担当者の話を聞き、『自らのキャリア』についての考えを深めて行くでしょう。一期生に学部の先輩はいませんが、大学には多くのOBOG、在学生の先輩がいます。是非、自らの進路を切り開く相談相手として、キャリアセンターも含めて活用してください。

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<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

運動会シーズンになりました。小6の娘の運動会にでかけました。そこで、バッタリっとスポーツ健康科学部の女子学生に会いました。サービスラーニングで、草津市の小学校で活動して、その一環で運動会の補助をしていました。きびきび明るく動く彼女たちをみて、未来を担うこどもたちと触れあいながら、自分自身もしっかりと成長させているのを感じました。

【忠】

 

 

 

2012.09.30

四季の移ろいと「色」

ジョギング、サイクリング、ウォーキングなど屋外の長距離移動を伴うエクササイズに何とも言えない味わいが含まれています。これは、誰しも感じているところではないかと思います。風を切る顔面や首筋の感覚と、後方へ流れ過ぎる視野が、独特に含まれている中身です。通り過ぎる街並みと庭先、目の前に開けた瞬間にその真只中にいる感じの田園風景、低いけれども勾配のある山々と両脇に大きな土手をもつ河川等々、私が現在住んでいる町(京都府亀岡市)はこれらとすぐに出会える地区です。住めば都と言いますが、私は幼少の頃に育ち、また子育ても行った現住の地をいい所だと再認識しています。かつての先輩・同僚(既に退職された)のK先生からは、「君は郷土愛に満ち溢れている」とよく冷やかされたものでした。当時も今も、そう言われてむしろ「すがすがしい気分」になったのをなぜか覚えています。

 

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後期セメスター開始後初めての週末、4つばかりあるウォーキング・コースの内90分コースを選択しました。田園と河川、それに織りなす山々と急流が創り出す保津峡渓谷が望めるコースです。山手の方に進んでいくと、畑や田んぼの畦道に赤い花々が目につきました。写真の中程から右下にみられる「火事花」です。正式には彼岸花(学名:Lycoris radiata)で、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。広くはユリ科の多年草ですが、3番目の名前が仏教の経典に由来したり、余りに怪しいほど赤いのでよく不吉なことと結び付けられたりしたために、「カジバナ」と呼ばれたのかもしれません。子ども時代、大抵の親は「こんなもの、摘んできてはいけません」と言ったものでした。

 

 さて4つのコースはそれぞれ、四季の移ろいによって様々な「色」を強調してくれます。3月中下旬位からは田園の一面、「蓮華草」の白とピンクが緑の上に散らばっています。少し経てば黄色の「菜の花」が加わってきます。同じ頃、河原の土手や周囲の山に点在する「桜」の白と薄ピンクが目立ちます。4月から5月上旬には、街並みの庭先、ビルの前庭それに山々にみられる「ツツジ」の白、薄ピンク、薄紫、黄色など、花の大きさもちょっと豪華です。

田植え後の幾筋もの「稲苗」の緑色ラインと水田表面の反射光が創り出す画面も見事です。「紫陽花」の白・薄青・薄紫、「向日葵」の黄色はそれぞれ、雨と強い日差しとのセットです。9月になると田んぼの稲穂は緑々と成長し、農家や旧市街の所々には鉢植えや地下植えの「菊」が白や黄色に大輪を咲かせています。

 稲刈りが終わると田園の色は一変します。また、晩秋11月には周囲山々の紅葉で、赤・黄・橙色と地の緑が見事に調和しています。積雪で純白の田園や氷でシルバーに輝く溜め池や河川の表面もまた、四季の移ろいで自然が創り出す色彩風景です。

 

 「ウォーキングやサイクリングなんて、なぜ楽しいのだろうか」と、20歳代や30歳代にはとても不思議な気がしていました。気がつくのが遅かったのかもしれません。四季の移ろいの中での色の変化は、昔からそこに存在したものです。こちらが感じ取り、自分の振るまいとの関わりを深める能力の磨きに私がだいぶ劣っていた結果だ、と今ではおおいに感じています。こうなると、これからまた「歩き、乗り、走る」のが、より一層好きで楽しみになりそうです。

 

【善】