2012.09.29
大学生の研究発表
大学院に入学すると普段の授 業もありますが、本格的に研究活動を開始します。実験や調査などを行い、最終的に修士論文を提出して受理されれば、修了となります(もちろん所定の単位を取得することが必要ですが)。大学院では学部と比較して授業数も少なく、時間に余裕がありますので腰を据えて研究に専念することができます。ちなみに、私の 研究室には6名の大学院生がいますが、今日も朝から3Fの実験室では実験を行っています。また、嬉しいことに、大学院生だけでなく、数名の学部生も手伝い として自主的に参加しています。そして、大学院生が学部生に実験の手技などを直接教えていきます。大学院生にとっては、指導を通して自身の研究への理解が深まり、責任感も増すという、いわゆる相乗効果も期待できます。こういった一連の光景を傍から見て「うんうん」とうなづきながら小さな喜びを感じる・・・こういった場面が増えてきています。
さて、今週の木曜日はスポーツ健康科学研究科の修士課程1回生(博士課程前期課程) が大学院での研究計画をポスター発表しました。大学院生や関連する教員が集まり、専門分野を超えた幅広いディスカッションが展開されました。自分の専門分 野に対する深い知識を得ることはもちろん大事、しかし、関連する領域についてもある程度の専門的知識がないと「スポーツ健康科学のプロフェッショナル」になることはできません。その意味で、様々な分野の研究発表を一緒に行うという今回のような企画は大変意味があると感じています。インテグレーションコア1Fの廊下にポスターが掲示してありますので、興味のある人はぜひチェックをしてみて下さい。
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