2015.11.18

WCBF少年野球教室。

<RecOだより 137>

 先週末、今季最後のJA全農WCBF少年野球教室開催のため、佐賀県佐賀市に行ってきました。



 WCBF(World Children's Baseball Foundation )は、王貞治(理事長)とハンク・アーロンの提唱により、野球を正しく全世界に普及、発展させ、世界の青少年に友情と親善の輪を広る趣旨から始めた、世界少年野球大会(第一回大会は1990年ロサンゼルス市で開催)を契機に設立された財団です。

 
毎年開催している世界大会にはおよそ15の国・地域から約150名の少年少女が参加。これまでに日本やアメリカ、カナダ、プエルトリコ、台湾で開催されています。

 また財団では、この世界少年野球大会の他、全国各地で少年野球教室や指導者講習会を開催しており、
JA全農共催の野球教室は今年で26年目とのこと。
 私も世界大会期間中の指導者講習会や、このJA全農野球教室等に関わって、20年以上になります。



 今まで、こんなふうに、かわいい球児達と記念撮影へは毎回参加しつつも、自分の写真を撮ったことはほとんどなく、今回初めてあいコアの掲載を相談したところ「どうぞ、どうぞ」と理事長からもご快諾いただき、紹介することにしました。


 
 JA共催の野球教室では、毎回色々な地元の農畜産物の紹介があり、今回は佐賀牛の牛丼や佐賀みかんの試食ブースも出展。上の写真はその関係者の皆様です。
 
 私が担当するのは、球児と一緒に来場した保護者の皆さんを対象に開催する栄養学講座。



「その土地で育った食べ物が、その土地の球児を育てる」
 この意味を、栄養学の視点からじっくりご紹介するセミナーです。
 お母様方にもJA全農よりお茶や卵のサンプリング提供があり、これ程、野球と食を身近に感じる事のできる野球教室は他にないと思います。
 実は、先週ご紹介した「キャリアセミナー」でお世話になっている雪印メグミルクのG部長と最初にお会いしたのもこの野球教室でした。
 スポ健ができるだいぶ前の出会いが、今のRecOに繋がっている事をとてもうれしくとてもありがたく思います。

 今年6月末、この教室は滋賀県大津市でも開催されました。
 こちらの様子は既に財団のHPにレポートが掲載されていますので、是非ご覧下さい

<今週の別腹>
 


 王理事長の誰に対しても丁寧、真摯なご対応、お人柄がにじみ出る立ち居振る舞いに、いつも魅了されています。
 佐賀の幸、佐賀牛のために作られたワインを素敵な会話と共に皆さんといただきながら。
 せいろの湯気のような、ふんわり温かいひととき、ごちそうさまでした。
 ab  

2015.11.17

アメリカ心臓病学会

 先週、アメリカ・フロリダ州オーランドで「American Heart Association Scientific Sessions 2015:アメリカ心臓病学会」が開催され、motoの大学院生が発表しました!心臓や血管といった循環器系の国際学会としては最も大きい学会といってもいいくらいの規模です。レベルも非常に高く、約20,000演題が登録され、採択され、発表できるのは約20%4,000演題です。参加者は、医師やコメディカルを中心に20,000人程度が参加することから会場もかなりビックです。写真にあるように、ポスター会場も広く、ちょっとした迷子にもなります。学会に参加するだけで、115,000歩を超えていました。。。カラダにも非常に健康的な学会です。

 

 その選ばれし研究演題の1つになるのは大変なことですが、よく採択されたなと思います!!研究内容は、体脂肪率が30%もあるような肥満体型の人は動脈硬化が進行しています。その人たちを2か月間有酸素性運動(自転車運動)を行った結果、動脈硬化は改善しますが、そのメカニズムに血管拡張作用のあるホルモンが出ていることを解明した内容です。これは高齢者でも同じ結果で、運動は単に脂肪を燃焼するだけでなく、カラダにメリットのある物質も分泌させる効果あるので、皆さんも是非、運動を!!

Moto

2015.11.16

研究室の整理

 先週の土曜日は、決心をして作業机の周辺を片付けて、スッキリと週明けから仕事ができるようにしようと整理しました。日常から、書類、論文、図書、カタログなど、大量の紙類ならびに、PC、ノートPC、タブレット、カメラ、録音器、USBなどにも囲まれています。出張に少し出かけると、多量の書類がどっかりと机を占領します。処理する前に、目の前のことに追い立てられ、なかなかスッキリと行きません。
 そこで、思い切って片付けはじめました。おかげで机の上の散乱は落ち着きました。その勢いで、書棚の図書に手をつけはじめました。スポ健の先生方の半数以上は、スッキリとした書棚です。たまに研究室をのぞくと、こちらもやらなければ、という気持ちになります。ただ、書棚の整理は、鬼門があります。本を手に取ると、ついつい読んでしまうからです。やはり、読みながらの整理となってしまい、進み具合としては、ホンの少しだけで終わってしまいました。


 写真の本は、これまでお世話になりましたが、研究室から送り出すことにしました。もし、興味があるのが見つかれば持って帰ってもらえると嬉しいです。1週間ほどは、研究室においておきます。遠慮なくみて、持っていってください。これからも、整理を続けますので、そのときにも声をかけます。
 研究室の整理ができて、今日からまたスッキリと仕事できそうです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
スポーツ健康科学部開設以来の快挙が先週ありました。非常に嬉しいニュースです。詳しくは、HPのトップページで紹介されますので、今週は特に注目してHPをご覧ください。
【忠】

2015.11.15

入試相談会 (11/22@東京)

あっという間に11月も半ばですね
京都は、ようやく紅葉が本格的になってきました。

今回は、11/22 (日) に東京で行われる入試説明会について
書きたいと思います。

毎年、立命館大学スポーツ健康科学部は、
この時期に東京で行われるスポーツ健康系大学の
入試説明会に参加しています。
http://ritsnet.ritsumei.jp/event/soudankai.html

会場は、新宿駅から近い「体育進学センター代々木校」
11/22 (日) 10:00-15:00 まで行われます。
http://www.e-taishin.com/school/yoyogi.html

関東地方で行われる、スポ健が参加する入試相談会としては
入試に最も近い時期に開催されますので、
毎年、熱心な受験生並びに保護者の方が
参加して下さっています。

残念ながら私は今年伺えないのですが、
他の教職員が、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
ぜひ参加して、色々な疑問点を直接聞きに来て下さいね。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を

2015.11.14

今日は小ネタから

今日の画像は小ネタ。

Google Mapでインテグレーションコアから、コアステーションまでの距離を測ろうと思ったら、見つけました。
BKCにトレヴィの泉があったとは・・・
ただの噴水かと思っていましたら、違うようです。
検索しても、見つからないので、気づいている人は少ないかも。


で、その小ネタはおいておいてそう
最近テレビ会議が多いのですが、独りで別会場ですと、
まったく会話に加われない・・・さみしい・・・

これも小ネタか。


さて、金曜日は、けっこうハードな一日でした。
10時40分から講義が始まって、18時に会議が終わるまで、
講義時間・・・約3時間
会議時間・・・約3時間半
会議が講義に勝った・・・いったい何をしているのやら・・・

来週こそは自由な時間を増やして、色々やろうっと。

でも、テレビ会議で便利なのは、会議に出ながら内職ができる。

もしかして、授業を受けている学生と同じ??


明日は、BKCの学園祭という事で、けっこう賑やかになっています。
今年から3キャンパスになったので、
KIC→OIC→BKCと1日単位/1週間で、行われています。
なんか、せわしないような、ステージ作るのに高くついているような・・・


なんとなく昔、私が学生時代のことを思い起こすと、
学園祭は、もっとゆったりしていました。
学園祭ウィークがあって、その週は授業がなし。
なんとなく1週間学園祭をしている、という感じでした。

そう考えると、ものすごくせわしなくなっています。
特に今年からは1日になったので、さらに・・・

来年はどうなるのでしょう。。。

と色々思いつつ、今日はこのへんで。

ではでは。
みち。
さて、土曜日のブログを担当していますが、書くのはその前。という事で、だいたい気づいていると思いますが、最後の会議中にこのブログを書いています。長いなぁ・・・

2015.11.13

Word Smart

久しぶりに留学関連の話題を。
私がアメリカの大学院に留学した際にはTOEFLの他にGREという試験を受ける必要がありました。どちらの試験も当時とは少し形態が変わっていますが、現在でも受験する必要があるのは一緒だと思います。TOEFLの正式名称はTest of English as a Foreign Language。つまり「外国語としての英語」です。要するにアメリカへ留学する学生が、大学での講義を理解し問題無く生活する英語力を備えているか?が問われます。それに対してGREの正式名称はGraduate Record Examinationで、ナカナカ適切な日本語訳を思いつきませんが、日本でいうところのセンター試験の大学院版、という感じでしょうか。英語のネイティブスピーカーでない事は全く勘案されず、アメリカの大学生と同じ土俵で受験しなくてはいけません。そしてその中にある「Verbal」の科目、つまりアメリカの大学生にとっての「国語」が、一般的な日本人にとっては最も苦労するところだと思います。

理由は、TOEFLでほぼ満点を取る実力を持っている人ですら一度も見たことの無いような単語が立て続けに出てくるためです。しかも文脈の中から意味を推定する事が難しい問題構成が多く、シンプルに膨大なボキャブラリーが要求されます。

私はこのセクションの攻略のため写真の「Word Smart I, II」を利用しました。GREに頻出する英単語をまとめた単語帳です。高校・大学受験等で使う単語帳のボリュームアップ版と思って頂いて結構です。
最初の2ページに掲載されている単語を列挙してみます。
abase
abet
abeyance
abjure
abomination
aboriginal
abound
abrogate
accede
accentuate
いくつ解るでしょうか(いくつ見たことがあるでしょうか)?
Word Smart I, IIを両方丸暗記すれば、大概の文章は辞書無しで読める様になることを保証します。英語の好きな方、留学を志す方は試してみてください。



2015.11.12

第10回中国体育科学学会参加

 先週、第10回 中国体育科科学学会大会に参加するために中国浙江省の杭州にいってきました。本学会は、4年に一度、開催されるそうです。7000題の発表希望演題から1700題を選定、さらに最優秀賞、優秀賞等を選定し、開会式で表彰を行いました。中国体育総局局長から、これから中国はサッカー、バスケットボール、バレーボール競技を中心に強化していく、それに、学術研究も援助して欲しい、さらに国民の健康増進という観点からも研究を行って欲しい”との発言がありました。この学会では、ポスターの発表場所が所属機関により設定されていて、その広さで争っているような感じでした。

スポーツと健康に関する国際シンポジウムでは、同行していただいた早稲田大学の樋先生が、ボート漕ぎと健康という題で発表をされました。外国人参加者と学会幹部との懇親会では、今年、国士舘大学で開催された第66回日本体育学会に、招待された中国政府体育総局体育研究所の張所長も参加されたということでした(201593日のブログ参照)。多くの研究者を擁する中国との学術的交流は、今後、日本のスポーツ健康科学・体育系の学会にとって、重要なものになると予感しました。

 

その他の話題

 杭州から中国の新幹線で、上海に到着し、その後、合流したTown君と一緒に上海体育学院を訪問し、曹振波教授とカロリーメータを用いた身体活動量測定に関する共同研究打ち合せを同大学で行いました。最初に両大学の代表が、これまでの研究成果の発表を行いました。Town君は高強度・運動後が安静時過剰酸素摂取量及び食事誘発性熱産生に関する研究結果を発表しました。

さらなる話題

 It’s me研究室のJacky君の結婚式にも参加する機会を得ました。大阪で留学生同士として知り合い、長距離恋愛の末、結ばれた二人です。心のこもった素晴らしい結婚式でした。

2015.11.11

キャリアセミナー。

<RecOだより 136>
11月10日(火)16時半より、大阪ガスさんとメグミルクさんのご協力により
第4回RecOキャリアセミナーが開催されました。
大友副学部長ご挨拶の後、第一部の開催です。

大阪ガスY様より、会社説明、RecOスタジオ誕生並びにスポ健との関わりについての説明の後、ご自身の社会人としての実績をお話いただきました。



その後「社会人として必要な力」についてグループワーク。5つに分かれたそれぞれの班には、大阪ガス、メグミルク各社の社員の方々と、既に進路が決まった4回生がファシリテーターとなって参加(なんて贅沢!)



たくさんのキーワードをグループに分けて、その意味について話し合い、各班の発表会。



これからの就職活動に向けて、色々な発見があったようです。

そして第2部「大人のたしなみ〜チーズとワイン」。
メグミルクGさんより、ご持参いただいたチーズと資料を前に、チーズについての深いお話。


さらに、大阪ガスFさん、ワインエキスパートの資格を持つYさんより、ワインについて深いお話。
そして、それぞれのを合わせてのテイスティング。

ワインとチーズに負けない、大阪ガスさんとメグミルクさんの深い深いお心遣いを、今年もじっくりと味合わせていただきました。

今年は、メグミルクから、スポ健の前身とも言える、サービスマネジメントインス(経済/経営学部)の唯一の海老ゼミ、ゼミ長のH君がOBとして参加してくれました!
後輩となるスポ健3回生の熱心な質問に、丁寧に答えている姿、H君、大人になったね(感涙)。

参加者からも「あまり考えずに参加したけど、こんなに内容の濃いセミナーとは!」等々、想像以上の感想が寄せられました。
みなさま、本当にありがとうございました。
ab



2015.11.10

Beyond Borders!「タバタ」トレーニング

  先日、Yahoo のトップニュースに田畑先生が研究されたトレーニング方法:「タバタ」トレーニングに関する記事についてご紹介しましたが、それに続き、今、立命館大学では、Beyond Borders!として、「タバタ」トレーニングが全面的に紹介されています!

https://www.ritsumei.ac.jp/bb/episodes/no_035.html/

さらに、立命館ポスターとして電車の中にも掲示されています!下の写真のように大きく田畑先生が「タバタ」トレーニング指導しているポスターが貼られています!皆さんにもいろんなところで目にすることができると思いますが、是非、探してみてください!!


 それだけではありません!先週、雨上がりの「やまとナゼ?しこ」という深夜番組にも「タバタ式トレーニング」が紹介されていました!たった4分間で多くのエネルギーを消費します、という紹介されていました。欧米ではすでに大ブレイク(You Tubeなどで100万回以上再生)していますが、国内でも「タバタ式トレーニング」がブレイクする日も近いと思います。是非、皆さんも取り入れてみてはいかがでしょうか?

Moto

2015.11.09

朝日健康ゼミナール

 昨日、第35回朝日健康ゼミナールで、お話しをさせていただく機会を得ました。今回は、「健康な生活を送るためのアクティブ・フォー・オール」のテーマで、日常生活に「運動」をどのように取り込み、とけ込ませるかについて、現在のCOIの取り組みも含めてお話しさせてもらいました。

運動は、どうしても三日坊主になりがちです。続かない。では、発想を変えて、三日坊主を3日間おきに続ければ、ずっと続けられるともいえます。つまり、固定的な運動(エクササイズ)ではなく、豊富なメニュー・プランを用意して、三日坊主になっても、次々に新しいもの、飛びつきたくなるものを用意するのもアイデアと考えています。

そのような発想も含んで、運動を積極的に取り入れ、自然な形で継続できるようにするには、「なくてはならないもの、便利なもの、格好良いもの」という意識にまで啓蒙することも大事です。「運動の生活カルチャー化」とネーミングしていますが、このような意識で、さりげなく、格好良く、そしてなくてはならない存在になるように、と考えていますが、さらに一段知恵を絞って大きな広がりになるようにと願っています。


パネルトークでは、健康に非常に気をつけて、アクティブな毎日を送っておられる女優の「丘 みつ子」さんとお話しする機会をもらいました。非常に明るく元気で、側にいるだけで、「元気の充電」をしていただける方です。トライアスロン、ロッククライミングなども経験され、今はヨガを日常に取り入れられています。陶芸、書道なども実践され、食材も自ら育てた健康な食事スタイルなどもご披露いただきました。「好きなものは続けられる」というお話しも聴き、好きなものをするために身体を動かすこと、お芝居、旅行にいくと自然と身体も使うように、日常の中での工夫も教えていただきました。

当日、会場には約800名の来場者があったように聞いています。希望者が多く抽選もあったようです。健康についての意識が年々高まっていますと主催者からも聞きました。本学部の研究成果、人材育成がより強まっていることを実感しました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
大学院のキャリア形成の授業で、この間、ゲスト講師を呼びました。稲葉先生宮尾先生に、この間のキャリアとこれからの目標をお話し頂きました。「人のキャリアを聴く」ということが、自身のキャリア形成に大きく影響することが、院生のまとめた感想からも伺えます。人は人によって刺激され、鍛えられる。まさに教育の原点も再認識させてもらっています。
【忠】